2011年07月24日

我が家では今 『mashed potato』 が熱い

週末はお家でごろごろ、クーラー (私は自然の風が好きですが) きいたお部屋でごろごろ。
近頃すっかり出不精になってしまいました。

お手頃なシャルドネをお昼ご飯とともに1〜2杯たしなんで、ごろごろ。気付けば夕方。
残ったワインをちびちびやりながら、ふたり並んで夕食支度。
出来上がった夕食を並べ、腰を落ち着けてもう1本ゆっくり飲むってのが我が家恒例の週末。

そうそう、お昼はこんな感じ。
卵とトマトだけのシンプルなゴーヤチャンプルーにたっぷりの鰹節。気楽なシャルドネ。
もちろん主食は、薬味たっぷりの素麵でつるつるっとね。

ただ横着をしてるってだけでもなくってよ。山程の鰹節はしっかり削りたて。
鰹節削り器の扱いにも随分と慣れましたよ。

近いうちにまた “有次さん” に行かないとね。
壊れてしまった裏ごし器を新調して、ついでに鰹節削り器のメンテナンスもお願いしなきゃ。










こうして正に文字通りごろごろしていると、あら・・・あっというまに早夕方ってのが常。
主人、今週はいつもに増して張り切っております。

今週末、僕は絶対に マッシュポテト を作るんだと。
なめらかな絹のような食感の最高のマッシュポテトを作るんだと。

今我が家ではマッシュポテトが熱い。
ほらほら・・・控えおろぉ〜!そんじょそこらのレシピじゃぁなくってよ。

分かる人にしか分かるまい。
この手書きのレシピ。仰々しく色紙にしたためられたこのレシピ。

古き良き時代のがっつり伝統的フレンチ、Le Mange-Tout(ル マンジュ・トゥー)
オーナーシェフであらせられる 谷昇氏 による、直筆マッシュポテトレシピでありますぞぉ!
ミシュランふたつ星、谷昇シェフの直筆レシピでありますぞぉ!主人の名前入りですぞぉ!

男爵、好きです。男爵のこのセンスがとても好き。










で、素直な王子は即実行。
ふんふん・・・じゃが芋は日本の品種ならば “キタアカリ” が良い、と。

さぁ主人、妻が汗水流して育てたこのじゃが芋。
最高のマッシュポテトを作るため、この中から “キタアカリ” を選び出してごらんなさい!
そして裏ごしよ!横着言っていては、最高のマッシュポテトになんかならなくてよ!
フードプロセッサー?時短?・・・寝とぼけたこと言っていてはなりませんよ。

様々な品種のじゃが芋がごっちゃになったじゃが芋ボックス。キタアカリはこれとこれと・・・
裏ごしは力を入れれば良いってものじゃぁなくってよ。こぅ、す〜っす〜っとなでるように・・・

・・・・って!全てアタクシの仕事ですか?

『・・・僕、買い物行ったら草臥れちゃってさぁ。洗い物係やるからさぁ。僕だと時間かかるし。
どぅみぃ (私のこと) 、ちゃっちゃかちゃと作ってよ。あ、ついでにチキンソテーもね。』

『谷シェフのチキンソテーはね、鶏から出た脂をスプーンでかけながら仕上げるんだよ。
あ、味付けは塩コショウだけでね。余計な味付けはしなくていいから。塩コショウオンリー。』

見よ!このなめらかな絹のようなマッシュポテト。
見よ!近所のスーパーの大衆的もも肉、このかりりとした皮の仕上がり具合。

発酵バターとたっぷりの生クリームで練り上げたマッシュポテト。味付けは塩のみ。
脂をまわしかけながらかりりと焼いたチキンソテー。味付けは塩コショウのみ。
シンプルなお料理ですもの。仕上がりを左右するのは、やっぱりお塩よ。お料理は塩。

近頃お気に入りのフルール・ド・セル。トングは100均ショップ品だけどね。










こうして完成した昨日の夕ご飯。
食卓に着く時、すでにほろ酔いなのは我が家にとっては日常茶飯事。

ほぉほぉ、良いんでない?

マッシュドポテトは滑らか、そしてがっつり多め。
チキンソテーは皮ぱりぱり、そして中はふっくらジュースィー。
・・・彩り野菜は皆無だけどね。

谷シェフ風マッシュポテト+チキンソテーのお供に、と主人が選んだワイン。Domaine Coillot (ドメーヌ・コワイヨ) のMarsannay Les Longeroies (マルサネ・レ・ロンジュロワ) の2009年。

それまで非常にマイナーだっだマルサネ村のワイン。一気に有名せしめたのがこのドメーヌ。
まだまだお若い09ですが、素晴らしいヴィンテージになることを予感させる質の良さ。

こうして我が家の土曜日は更けていくのであります。
男爵、素敵なプレゼントをありがとうございました。
来月あたまのマダムんとこのワイン会にて自慢しときます・・・と主人がホザいておりました。

posted by しんさん at 11:42 | Comment(2) | ワイン・チーズ・お酒に絡む日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
きゃーーーっ!!
こんがりときつね色に焼けた鶏もも肉に
黄金色のなめらかなマッシュドポテト!
食いしん坊の私、ハートを射抜かれた気分です。(ほんとうに!)

先日のスコーンもとってもおいしそうでした。
何を作っても上手なしんさんにつくづく感心するばかり。
海苔巻きのコツも、教えて下さってありがとうございます。
気合、ですね。
心を落ち着ける、ですね。
ごはんを盛り上げて溝を作るというのもとても参考になりました。
こちらにいて海苔巻きがうまくできると得することが多い気がします。
イギリス人にはまだまだ日本食というとスシだと思っている人が多く、
教える機会も、作ってふるまう機会も多々ありました。
そのたびに、あ〜もっとうまく巻けたらいいのにと。。。
しんさんの具も参考にさせていただいて、美味しくて美しい海苔巻き目指し練習します。
Posted by 梅* at 2011年07月24日 21:06
生クリームをたっぷり使ったマッシュポテト。
カロリーの高いものは美味しい、というお料理の定説を再確認した夕食でありました。
でも実際、本当に美味しかった!

今でこそ海苔巻きのコツなんぞを声高に申し上げている私ですが、いえいえ・・・王子と結婚してからです、海苔巻きに見えるモノが何とか出来るようになったのは。
何せ私の母親は、海苔巻きというお料理を回避して生きてきた女性ですので・・・かつて見た彼女の海苔巻きは、本当に見事な程・・・ここからは口に出すのも恐ろしい。

人が巻いているのを見ると、あぁ何だ!こんなことか!と意外とすんなりコツが分かったりするものなんですよね。
私の場合、それが義母であったり、お寿司屋さんの若い見習いさんであったり。

遠くイギリスで皆の眼差しを一身に受けて太巻きを巻く梅*さん・・・
想像するだけで惚れなおしてしまいそうです^^
Posted by しんさん→梅*さんへ at 2011年07月26日 15:02
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