Mシェフの色気もそっ気もない鳥料理が好きです。要領のあまり良くないところも好きです。
そんなMシェフが、今のお店から離れることとなりました。お疲れさまでした、シェフ。
じゃ、最後にお店でシェフのお料理食べさせて下さいな。私たちに何か作って下さいな。
どどぉ〜んと岩ガキ。
色鮮やかなカラーピーマンのソースに、ニンニクをぴりりと効かせたアンチョビ風味のソース。
あら、二皿目はMシェフらしからぬ盛りつけね。
鹿肉のパイ皮包みとフォアグラ、バンケット風ってとこかしら。
・・・悪戦苦闘したであろうシェフの姿を想像してニヤリとしたのは私だけかしら、ねぇ主人。
Mシェフのフォアグラは、もぉ何も言うことはありません。花マルをあげます。特大の。
優しい甘さのトウモロコシのガレット+フォアグラ。更に大きな花マルをあげます。
そしてMシェフの小鳩。
砂肝等がほいほいっと爪楊枝にさしてあるあたり・・・そうそう、これこれ。これが好き。
もぉね、口のまわりべったべたにしてライオンみたいに食べたい!
そいでもって、食べ終わった骨がら寸胴にブチ込みたい!煮込んでダシとりたい!
・・・あら、今後はそれが出来るじゃない。お家でハト焼いてもらえば良いんでしょ?シェフに。
デザートはサクランボのクラフティ。
ブルゴーニュを選ぶイメージだったMシェフが、今回はサン テミリオン。
お料理とワインの味?感想?
シェフを真ん中に記念写真。我々の満面の笑みを見れは、その答えは火を見るより明らか。
誰が誰だか、何処の誰だか分かるまいよ。良いの良いの、これで良いのよ。
Mシェフ、今度またお家に来てね。鳥持って来てね。Kistler用意しておくから来てね。
【ご報告】
O奥様、シジミが良い感じに漬かりました。情け容赦なくヘヴィーに仕上げてみましたよ。
さすがのシジミ、さすがの風格です。有難うございます。
朝こっそりつまみ食いしたら、確実に酔っぱらいました。ぷへぇっ〜・・・
ラベル:エルミタージュ・ドゥ・シエン