一端のお百姓さんを気取り、長袖長ズボンは当たり前。大きな大きなフラップ付きの麦藁帽子に、UVカットグッズで全身完全防備。あ・・・暑い。これは痩せる・・・百姓エクササイズ。
そんな努力の甲斐あって、今年はキュウリが大豊作。
数回日曜が雨に祟られており、しばらく行かぬ間に武器の如く成長したキュウリがごろごろ。
見事に育ったキュウリで、皆大好き “きゅうりのキューちゃん” はいかが? 一般的なキューちゃんは、キュウリの水気をぎゅっとしぼってから漬け込むのよね。 でも、このしぼる作業って意外と大変。実際我が家でも、主人が大活躍してくれるもの。
そうしたらね、農協さんが “しぼらないキューちゃんの作り方” を教えてくれましたよ。
要はひと煮立ちさせた漬け汁にキュウリを漬け込む。冷めたらもういちど・・・を数回繰り返すだけ。
力を込めてしぼる必要もなくて、本当に簡単。しかも歯応えはしっかり残っています。
主人のつまみ食いがとまりません。みんな大好き “きゅうりのキューちゃん”
ピリ辛、ニンニク風味と味のバリエーションも自由自在。
青紫蘇も一緒に漬けて、夏の食欲減退を防ぎましょうぞ・・・いや、我が家は必要ないか。
【キュウリをしぼらないキューちゃん・作り方】
- キュウリは800グラム強。かなり太いサイズですが、皮つきのまま漬け込んで平気。
綺麗に洗ってしっかり水気を拭き取り、厚さ2〜2.5センチの輪切りにします。
うんと厚めに切った方が、歯応えが楽しめて美味しいですよ。 - 生姜 1欠は繊維にそった千切りに。
鷹の爪 (お好み量)は小口切りに。辛いのが苦手な方は種を除いて下さいね。
- お醤油 200CC・お酢 80CC ・ お砂糖 80グラム ・ お酒 みりん たまり醤油 各大さじ1 ・ 顆粒の鰹だし (お好みで入れても入れなくても)
小さじ1 ・ 生姜・鷹の爪。
以上を中火にかけてひと煮立ちさせ、すぐに火からおろして鍋敷きの上に移します。
ここにキュウリを加えてひと混ぜし、そのまま冷めるまでおきましょう。蓋はしません。 - 1が完全に冷めたら、キュウリをザルにあけます。漬け汁は捨てないで下さいね。
漬け汁を再度お鍋に移し、同じく中火にかけて煮立たせキュウリを加えましょう。
これを3回繰り返します。3回繰り返す頃には、キュウリの水分が抜けて良い感じに。 - 4回目に漬け汁を煮立たせてキュウリを加えますが、この時漬け汁が冷めて保存容器に移し替える時 一緒に青紫蘇も漬けてしまいましょう。
しっかり水気を拭き取った青紫蘇を容器の底に好きなだけ並べ、漬け汁ごとキュウリを移し入れます。そのままひと晩おけば出来上がり。 青紫蘇はおむすびさんの海苔代わりにしたり、刻んで薬味や炒飯・パスタの具等に。
ちょっと火にかけて煮汁を煮立たせ、キュウリを漬け込む・・・を繰り返す。
じっくりじわじわキュウリの水分が抜けていき、楽々うんと美味しいキューちゃんに。 あっと言う間に鷹の爪をぴりりと効かせた第一段がなくなり、第二段はニンニク風味で。
漬け汁に薄切りニンニクを加えるだけで、これまた美味しい妻の味に。
さて、日曜も17時を過ぎました。そろそろ夕食の支度でも・・・って、あら?
あらあら、主人。今日はカレーですか。え?カレーとピクルスに挑戦するの?
市販のルーを使わない主人のスパイスを効かせたカレー。さて・・・どうなることやら。