2011年06月17日

ヘミングウェイのサンドイッチ

名作と言われる書籍の中には、しばしば魅力的な食べ物が登場いたします。

古くは 『ちびくろサンボ』 のホットケーキ、 『ぐりとぐら』 の大きな卵で作る大きなカステラ。
そうそう、村上春樹氏のビールとサンドイッチも忘れられぬ存在感を醸し出しておりました。

そして今。
自家製玉ねぎが大豊作だった今年、新玉ねぎのこの季節にこれを作らぬ手はないわよね。
ヘミングウェイの短編集 『ニック.アダムス物語』
Big Two-hearted Riverの中でちらりと登場する “玉ねぎだけのサンドイッチ” ですよ。

ちょっ、ちょっ、ちょっ・・・ちょっとだけ キャベツ も入っておりますけど。

極々普通のスーパーに並ぶ食パンを軽くトーストして。
じっくりと焼き色をつけてから、バルサミコ酢で味つけした玉ねぎをもりもりと挟んでみました。

キャ・・・キャベツ?これは致し方なかったのです。
キャベツがないと、きっと玉ねぎだけがつるつるすべって食べ辛いのですもの。
食べやすさも大切なのよ、お弁当って。小説のようにはなかなか参りませんのよ、現実は。

さぁ主人。
3枚重ねのワイルドなサンドイッチよ。ニックな気分で、がぶりっとワイルドにどうぞ。










【ニックな気分のサンドイッチ/まずは玉ねぎを焼きましょう】
  1. 玉ねぎは縦半分に切ってから、爪楊枝を中心部まで真っ直ぐ等間隔にさしましょう。爪楊枝に沿って、厚さ1センチ強に切りそろえます。

  2. ティッシュ等で極薄くオリーブオイルをぬったフライパンを温め、中火で1を両面こんがりと焼きます。次いで氷を1個投入し、ぴったり蓋をして3分程蒸し焼きにしましょう。

    この氷を使うアイデア・・・どなたに聞いたのかは忘れてしまいましたが、素晴らしい!

    蒸し焼きにしているこの間に、バルサミコ酢とハチミツ 各大さじ1・お醤油 大さじ1弱をアルミのボールに入れて蓋の上に置いておきましょう。ハチミツをとかす為にね。

    合わせ調味料をまわしかけ、やや火を弱めてとろりとするまで少し煮詰めましょう。
    玉ねぎの両面に充分に味をからめ、そのまま冷ましておきましょう。




【ニックな気分のサンドイッチ/仕上げましょう】
  1. 食パン 3枚は軽くトーストし、室温に戻した発酵バターを薄くぬっておきます。
    真ん中になる食パンだけには、バターを両面にどうぞ。

    キャベツはざっくり千切りに。お塩をひとつまみふってしんなりするまでおき、キッチンペーパーに包んでしぼります。ひとつまみのお砂糖・少量のレモン汁をまぶしておきましょう。
  2. パンの上にキャベツをひろげ、爪楊枝を除いた玉ねぎをたっぷりお行儀よく並べます。
    パンを重ね、更にキャベツと玉ねぎを。3枚のパンを重ね、ラップでぴっちり包みます。

    水平な場所に置き、本やまな板等で重石をしてパンと具がなじむまでしばらくおきましょう。
    パンナイフでラップごとお好みの形に切り分け、ラップを外せば出来上がり。











黒豆・・・大好きなんだけど、お弁当にすると色がねぇ。
でもこれくらいの色合いなら許容範囲じゃないかしら。

大好きな黒豆で作るハンバーグもどき。我が家のお弁当の定番、肉なしハンバーグ。

黒豆を軽くつぶし、里芋と合わせてみました。
味付けは韓国海苔です。
あら、良いんでない?これ。


  1. ひと晩たっぷりのお水に浸けた黒豆は、浸け水ごと中火にかけましょう。アクを丁寧に除き、煮立ったら弱火にしてやわらかくなるまで20分程茹でます。
    そのまま冷ましてザルにあけ、軽く水を切りましょう。
    栄養もりもりの煮汁は捨てちゃぁダメですよ。

    里芋は冷凍里芋を使用。沸騰したお湯に凍ったまま投入し、串がすっと通るまで茹でます。
    ザルにあけ、水を切っておきましょう。
  2. 1の黒豆をボールに移し、マッシャーでざっくりとつぶします。ここに里芋も加え、マッシャーで丁寧につぶして混ぜ合わせましょう。
    みじん切り玉ねぎとシイタケ・しらす干し・揉んで細かくした韓国海苔・少量の小麦粉を加え、丁寧に混ぜ合わせます。

  3. 2をひと口サイズのハンバーグ型にまとめ、薄く胡麻油をぬったフライパンで片面に焼き色をつけます。裏返して火を弱め、蓋をしてじっくり裏側も焼きましょう。 仕上げに極少量のお醤油をスプーンでたらして裏返し、軽く焼き色をつけて出来上がり。











大好きな千切り人参のサラダ。
本日はキャベツと一緒に、茹で卵ドレッシングで和えてみました。

茹で卵の黄身が水分を吸収してくれるので、水分が出づらいのです。
お弁当向きよね、これ。


  1. 人参は千切り、キャベツはざっくり千切りに。
    それぞれお塩をひとふりして軽く揉み、しんなりするまでしばらくおきましょう。

  2. 茹で卵の卵黄のみをボールに移し、泡立て器で軽くほぐしてぱらぱらにします。
    ここにマヨネーズとヨーグルト 各大さじ1・白ワインビネガー 小さじ1・お塩と黒コショウ 適量を加え、滑らかに混ぜ合わせましょう。
    オリーブオイル 大さじ2程度を少量ずつ加えながら混ぜ合わせてドレッシングを作り、それぞれキッチンペーパーに包んで水気をしっかりしぼった1を加えます。
    刻んだ卵白も加え、丁寧に和えれば出来上がり。











真っ黒な黒豆の茹で汁・・・真っ黒で、見た目的にはちょっとねぇ。

でも、ほんのり甘くて美味しいのよねぇ。
栄養もありそうだし。

雑誌だか何だったか。
レモン汁をプラスすると、真っ黒な茹で汁が葡萄ジュースのような鮮やかな紫色に変化すると聞きかじりました。



・・・・・・・・・・・確かに色は薄まりました。しかし、これを美しいと言うのかどうか。
これはこれで不気味だと思うのですが、黒豆の茹で汁で作る鶏手羽先肉のスープです。


鶏手羽先肉はザルに並べ、たっぷりの熱湯を回しかけます。

鶏手羽肉をお鍋に移し、黒豆の茹で汁を注ぎます。大さじ1程度のレモン汁を加えて混ぜ、たっぷりのスープストックを足して中火にかけましょう。アクを丁寧に除き、煮立ったら弱火に。
キッチンペーパーの中央に穴をあけて落とし蓋代わりにし、鶏肉が充分やわらかくなるまでことこと煮込みます。仕上げに少量のナンプラーを加え、塩コショウをして出来上がり。






ヘミングウェイのサンドイッチ。
本当にこんなんだったのかしら・・・


軽くトーストした食パンで作りましょう。
我が家の定番になりつつある野菜オンリーのサンドイッチ。
ヘミングウェイの “玉ねぎオンリーのサンドイッチ” を意識したのだけれど・・・

黒豆と里芋のハンバーグ風。
完全に定番となりました、肉なしハンバーグ。

茹で卵のドレッシングで。
人参とキャベツのサラダ。

黒豆の茹で汁で作る鶏手羽先肉のレモンスープ。
真っ黒ではないのだけれど・・・うぅ〜ん。でも、この味は好き。

お昼に飲むボルドー、朝のんびり浸かるお風呂、ミミ付きパンのサンドイッチ。
いえ・・・なんとなく私の大好きなものを、つらつらっと挙げただけですけどね。

さて。
明日は “ 休日高速道路 ETC特別割引料金1000円” となる最後の土曜日。
主人も、御多分に漏れず高速道路に乗ってお出かけする気満々の模様。

・・・私、まだ夜が明けきらぬ未明の高速道路も好きなんですけど。
無理よね、主人・・・
えぇえぇ・・・言ってみただけですよ、はぃはぃ。へぇへぇ、当初の予定通りの時刻ってことで。


posted by しんさん at 13:21 | Comment(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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