2011年03月01日

くちなしご飯 “黄飯” を食べよう!

3月になりました。今週の木曜日は、ひな祭りですね。

昨日、冷凍ピザ・ドゥを取り出そうと覗きこんだ冷凍庫。おや?こんなところに冷凍栗が・・・
そぉだ!根尾の伯母がくれたんだ!栗きんとん作ろうと思いつつ、使いそびれていたんだ!

むむっ!待てよ。そぉ言えば、もち米ももらったっけ・・・黒豆、うん常備してあるわよね・・・用途の定まらぬくちなしの実、早くなんとかしたいなぁなんて思っていたところなのよねぇ・・・

時はひな祭り間近。ふと思いたって、こんなご飯を炊いてみましたよ。

黄飯です。大分県の臼杵市や、静岡方面の郷土料理としても知られているご飯。
文字通りの黄色いご飯で、 『おうはん』 とか 『きめし』 とか 『きいはん』 なんて呼ばれます。

呼ばれ方も様々なら、その食される季節も実に様々。お赤飯の代用として慶事に出される地方があれば、おひな祭りに出される地方、はたまた端午の節句に食するという地方も。

黄色いご飯の正体はくちなし。くちなしの実の色素が溶け出たお水でご飯を炊きます。
くちなしの実の黄色い色素が女の子の身を守るとか、男の子の邪気を払う等の言い伝えも。

我が家にかかれば、郷土料理であるこの “黄飯” だって型破りのもりもり具沢山。
栗も黒豆もどっさり入った色鮮やかな “黄飯”。本日の我が家のお弁当、主食でございます。










作り方はいたって簡単。我が家は、もち米とうるち米を半々で。


【下準備】
  • もち米 1/2合は、洗ってひと晩たっぷりのお水に浸けておきます。
  • 黒豆 50グラムも軽く洗い、500CCのお水にひと晩浸けておきましょう。


【栗入り・黒豆入りの具沢山黄飯を炊きましょう】
  • もち米は炊く30分前にザルにあけ、水を切っておきます。
  • 黒豆が吸収した分お水を補い、浸け水ごと中火にかけます。煮立ったら弱火にし、丁寧にアクを除きながら20分程茹でましょう。茹で汁に浸けたまま冷ましておきます。
  • くちなしの実 (1個) をビンの底等で砕き、ぬるま湯に30分程浸けておきます。



  1. 普通に洗ったうるち米 1/2合・水を切っておいたもち米を合わせて炊飯器に入れ、お酒 大さじ1・お塩ひとつまみを加えます。
    鮮やかな山吹色に染まったくちなし水を漉し、炊飯器の目盛り通りに注ぎましょう。

  2. 凍った状態のままの冷凍栗を加え、全体を大きく混ぜて炊飯スイッチをオン!
    この間に冷めた黒豆をザルにあけ、炊飯中にしっかり茹で汁を切っておきましょう。

  3. ご飯が炊き上がったら、ざっくりと全体をほぐすように混ぜましょう。
    しっかりと水切りをした黒豆を加え、さっくり混ぜ込めば出来上がり。

    本当に鮮やかな黄色いご飯、“黄飯”。黒豆とのコントラストがまた鮮やか。
    ほんのりした黒豆と栗の甘味も美味しいのです。











本日はおかずも和風で。

いつぞやの“おばこ煮”。
ほんの数切れ残っていたのを使ってひと品。

つぶした里芋におばこ煮を混ぜ込み、シイタケに詰めてとろりとした煮物に。

梅人参と菜の花で、無骨なシイタケ詰めがなんとなく春らしく・・・なったでしょ?ね?


  1. 極少量のお塩を加えた熱湯に、冷凍里芋を凍った状態のまま加えます。やわらかくなったらお湯を捨て、中火で軽く水分をとばして火から下ろしましょう。
  2. 里芋をマッシャーでつぶし、刻んだおばこ煮を加えます。軸を除いたシイタケのカサ部分に茶こしで片栗粉を薄くふり、里芋をお団子にしてのせて形を整えます。

  3. 厚めの輪切りにした人参を軽くレンジ加熱し、梅型で抜いてお鍋に並べ入れます。鰹だし・お酒・みりん・お醤油を加え、中央に穴をあけたキッチンペーパーを落とし蓋にして充分煮含めましょう。
  4. 2全体に薄く片栗粉をまぶし、さっと茹でた菜の花と共に3に加えます。スプーンで煮汁を回しかけながらシイタケに火が通るまで軽く煮て火を止め、そのまま冷まします。

    長時間煮ると里芋が崩れてしまいます。軽く煮て火を止め、煮浸し風に。










梅人参の切れっ端、ホウレン草と一緒にして大好きな白和えに。



白胡麻を乾煎りしてすり鉢に移し、しっとりするまで丁寧に擂ります。

ここに充填絹ごし豆腐を崩し入れ、白味噌やらこぼれ梅やら菊芋の味噌漬けの味噌やらを加えてすりこ木で滑らかに擂り混ぜます。
やや薄めに味付けを心がけて。
これで和え衣の出来上がり。


ホウレン草は、お塩を加えた熱湯でさっと茹でて冷水にとります。すぐに根元を揃えて引き上げ、巻きすに包んで水気を絞り、少量のお醤油をまわしかけましょう。
もういちど巻きすに包んでぎゅっと絞り、食べやすい長さに切り揃えましょう。

切れ端人参 (軽く加熱済み) は千切りにし、ホウレン草と共に和え衣で和えれば出来上がり。










黄飯で使った黒豆。
茹で汁、もちろん捨てませんよ。今日もスープに使いますよ。


他の大豆と違って、黒豆の茹で汁って見た目がねぇ・・・真っ黒だから味はともかく加工するとなるとねぇ・・・なので、真っ黒な海苔を合わせてみましたよ。



黒豆の煮汁で作る大根と乾海苔の黒々ポタージュです。

包丁の腹でつぶしたニンニクを胡麻油でじっくり炒めます。次いで薄切り玉ねぎを加え、ねっとりした感じになるまでじっくり弱火で炒めましょう。

薄いイチョウ切りにした大根も加えてさっと炒め、油がなじんだら黒豆の茹で汁・顆粒の鰹だし・極少量のウェイパーを加えます。沸騰したら冷凍里芋を加え、やわらかくなったら少量の白味噌・全形乾海苔1枚をちぎって加えます。

軽く煮て火を止め、少量の牛乳を加えてバーミックスでピューレ状に。
再度弱火にかけ、牛乳でのばして軽く温めれば出来上がり。





まずはお弁当から春!
一気に春らしくなりましたよ


初めての “黄飯”は、栗入り・黒豆入りの豪華版。
あら、これなかなか美味しいわ!気に入ったわ!

最後少しだけ残った “おばこ煮” を使って。
おばこ煮と里芋のシイタケ詰め。片栗粉をまぶして、とろりの煮物。

大好きな白和え。
ホウレン草の醤油洗いは必須です。

本日のスープは黒豆の茹で汁・大根・乾海苔のポタージュ。
真っ黒でやや不気味ですが、味は非常に優しいのです。

暖かくなってきたので、冬の間中サボっていた畑仕事も再開しました。
何はともあれ、まずは土を起こさないとね!これをしなきゃ、何も始まらないわよね!

備中鍬を振りおろして土を起こし、細かい雑草をちまちまちまちま取り除きます。
おっ!どこからともなく小さなカエルが・・・冬眠中のおチビさんを起こしてしまったか?

ぼけぇ〜っとして、逃げる足取りもなんだかオボつかない。
仕方がないので、手頃な穴に入れてふんわり土をかぶせておいたが・・・良かったのかしら。

あと1週間経たずしてで啓蟄だってのに。スマナンダ。


posted by しんさん at 13:18 | Comment(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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