2011年02月26日

岐阜では “おばこ煮”、京都では “ぜいたく煮”

白いご飯がもりもりすすんでしまうお総菜。
幼少の頃、スーパーのお総菜コーナーで見かけると真っ先に母におねだりしていたっけね。

岐阜では “おばこ煮” と呼びます。塩抜きした大根の古漬けを甘辛く炊き上げたもの。
スーパーのお総菜コーナーでは、ひじきなんかの横に地味ぃ〜に鎮座しています。


見た目や味付けに多少の差はあれど、あらゆる地域でしっかり根付いているこのお料理。
京都では、“大根の炊いたん” とか “ぜいたく煮” なんて上品な呼ばれ方をしている様子。

岐阜じゃ “おばこ” だけどね。岐阜の一部では、“いかれ” なんて呼び方をする人も。
・・・・・はぁ、私の伯母です。母親の妹です。 “イカレポンチ” のコトなの?これって。


幼少の頃より大好物なのに、自分で作ってみるのは初めて!
根尾の伯母が持たせてくれた大根の古漬け。私、初挑戦の “おばこ煮” でございます。
ふんふん、なかなか良いんじゃなくって?主人が大好きな、濃ゅ〜い味のお総菜ですよ。










これが、根尾の伯母が持たせてくれた大根の古漬け。しっかり漬かっております。
軽く塩抜きして、このまま食べても美味しいのだとか。




【下準備 ・ 何はともあれ、まずは塩抜きを】
  • 大根についた糠を綺麗に洗い流し、厚さ1センチ強の輪切りにします。太いものは半月に。たっぷりのお水に浸け、数回お水をかえながら丸っと1日〜2日間。

    ひとつつまんでみて、しっかりと塩気が抜けているのを確認したら次の工程に。



“おばこ煮”・・・胡麻油で炒めてから味付けをする方法がいちばん一般的なようですが、今回はじっくりやわらかく煮て最後に胡麻油をちろりと回しかけるって方法で。
これだと、食感を楽しみたい時・うんとやわらかく仕上げたい時、自由に加減出来ますもの。

【おばこ煮を仕上げましょう】
  1. 塩抜きをした古漬けをお鍋に移し、たっぷりのお水を注ぎます。極少量のお酒を加えて中火にかけ、煮立ったら弱火に。
    キッチンペーパーの中央に穴をあけて落とし蓋にし、ことこと20分程茹でましょう。

    歯応えの残るおばこ煮に仕上げたい場合は、ここで軽く煮て次の工程へ。
  2. キッチンペーパーを取り除き、ひたひたよりやや少なめの茹で汁を残してお湯を捨てます。小口切りにした鷹の爪・お砂糖・お酒・少量のお醤油を加え、時々お鍋を揺すりながら味を煮含ませます。煮汁が少なくなってきたら、味をみてお好みの味加減になるようお醤油を足し、煮汁が殆どなくなるまで焦がさないようじっくりと炊き上げましょう。

    最後に胡麻油をちろりと回しかけ、お鍋を揺すって全体になじませて火を止めます。











いかにも白いご飯がすすみそうな、甘辛お醤油風味のおばこ煮。
日持ちするので、常備菜にも最適。

うんうん、初挑戦でこれならまずまず合格点でしょう。
根尾の伯母がくれた古漬けは、まだ半分以上残っています。そう、これはお試しだもの。

伯母の言いつけ。

『上手に炊けたら、ちゃんと旦那さんの実家に持って行ってあげるんやよ。』

うん、そぉするよ。早速残りの古漬けの塩抜きに取りかかるよ。
もちろん次回は鷹の爪控えめ、辛さ控えめにしてね。お義母さん、待っててね。


posted by しんさん at 16:21 | Comment(2) | 保存食・調味料・常備菜等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます、しんさん。

土曜日はいつも朝早くから出かけるのですが、
今日は珍しくウチにいるので
しんさんのところに遊びに来ました。

はじめてです、おばこ煮。
そして、もしかするともうバレているかもしれませんが(笑)私も王子さんと同じで
こういうごはんのすすむ濃い味のお惣菜が大好きなのです。
おいしそう!
しかしこれを幼少の頃にお母様におねだりされていたとは、
しんさんって渋い女の子だったんですねぇ^^

ところで眠いのが体の不調ではなくて安心しました。
王子さんのイメージだって、大丈夫、崩れてません。
きっとお仕事で毎日ものすごーーくお疲れなのですね。

それからそれから、銀座で飲み歩くタヒチ帰りに遭遇したらぜひ声をかけてあげて下さいませ。
そして梅*からのハグをかわりにしておいて下さいませ。

また長々と失礼しました。
Posted by 梅* at 2011年02月26日 19:17
こんにちは、梅*さん。

まだまだ寒い日はやって来るのでありましょうが、こちらは春の気配がいたるところで漂っておりますよ。
ころっころの愛らしい梅の花も今が見頃です。

ふふふっ、かなりの激辛レディってこともちゃぁ〜んと存じておりますよん^^

白いご飯がもりもりすすんでしまう濃い味のお総菜。
これからの季節は、フキやらつくしやらぜんまいやらの山菜が顔出す季節ですもの。お味噌味・お醤油味がどんぴしゃな食材ばかりですもの。
濃ゅぅ〜い味のお総菜、きっといっぱいお見せ出来るのではないかしら・・・春ですね。

えぇ、もちろんですとも。丁寧に自己紹介をさせていただき、思いっ切りぎゅっとハグ挑みます。
そんなご褒美サプライズがあってもおかしくないと思う昨今なのです。

それにしても・・・魅力的な方には魅力的なお友達が集まるものですね。
Posted by しんさん→梅*さんへ at 2011年02月28日 16:18
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