天気予報によると、来週からはこの寒さも落ち着くとか。ホントね?本当にホンとなのね?
寒い寒いとボヤきつつハトより早起き、今朝はいつも通りの起床時間。
今週最後のお弁当、さて本日の主食は!
ははぁっ!寒さを倍増させるその姿。
無骨ではありますが “水ようかん” にてございます。夏のお菓子 “水ようかん” であります。
寒い冬に水ようかん。いや、お弁当の主食が水ようかんってことが根本的に誤りなのかしら。
もちろん嫌がらではありません。事の起こりはいつもの食材消費。根尾の伯母にもらった冷凍桑の木豆を眺めつつ、『そろそろこれも使い切ったほうが良いやなぁ・・・』 なんてひと言から。
桑の木豆を小豆みたいに甘く煮てみましょう。これにほうじ茶を足して寒天を作ればきっと美味しいわ。そして薄い生地をつけてきんつばを作るの。上にはわずかに残ったポメロ・ピールを飾りましょう。みりんで煮てふっくら戻したポメロ・ピール、きっと良いアクセントになるわ。
・・・寒天までは上々の出来でしたの。ほうじ茶を入れて大正解!でしたの。
ところがぎっちょん。
つるんっとした水ようかん故、焼くと生地がはがれてフライパンにくっついてしまうの!
寒天でかためてあるんですもの。生地を厚くつけてじっくり焼くと、今度は溶けてしまうの!!
“きんつば” になり損ねた “真冬の水ようかん”。
本日の我が家のお弁当、主食でございます。嫌がらせでないこと、お分かり頂いたかしら。
桑の木豆の水ようかん・・・ってことで。15×15センチの角型セルクル1個分。
【下準備】
- 桑の木豆は、前日に煮ておきます。桑の木豆の煮方はこちらをご参照
今回は桑の木豆150グラムに対してお砂糖は90グラム。
お醤油の代わりにお塩をひとつまみ加えて仕上げました。 - ポメロ・ピールは大型の柑橘系フルーツ “ポメロー”の皮をドライフルーツにしたもの。
ひたひたのみりんと共に弱めの中火にかけ、しばらく煮立てます。そのままひと晩おいてふっくらと戻しましょう。みりんに火が入る可能性もあります。気をつけて!
『ドライフルーツを紅茶で煮るとふっくら戻るの』・・・素敵なお知恵をご伝授下さったM奥様。悲しいかな、我が家には紅茶の在庫が皆無でしたのでみりんで。おぉっ!ふっくら!
【さぁ作るぞ!水ようかん作るぞ!!】
- 戻したポメロ・ピールは、みりんをよく切って適当な大きさに切ります。
桑の木豆+煮汁にポメロ・ピールを浸けておいたみりん・濃いめに煮出した番茶を加えて500CCにし、粉寒天4グラムをここにふり入れます。中火にかけて優しく混ぜながら粉寒天を煮溶かし、沸騰したら弱火にして混ぜながら2分程煮立てましょう。 - 大きめのバットにクッキングシートを敷き、その上にセルクル型をのせて寒天液をそっと流し入れましょう。バットや型が歪んでいなければ漏れてきませんよ。
- 寒天は常温でかたまります。何となく表面に膜がはった感じになったらポメロ・ピールを軽く押し込むようにして飾り、冷めたら冷蔵庫でしっかりと冷やしましょう。
- ほら!涼やかだわねぇ〜水ようかんの出来上がりよぉっ!!
暖かいお部屋で・・・切り分けてさぁどぉぞ・・・
・・・ちなみにきんつばを作るのであれば、ですが。
白玉粉 10グラム・お水 60CC・お砂糖 小さじ1・お塩 ひとつまみをよく混ぜ合わせます。ここに薄力粉 30グラムをふるい入れ、ダマにならないよう混ぜ合わせて20分程休ませます。
切り分けた寒天の一面をさっとくぐらせて衣を薄くつけ、弱火で温めたフライパンで一面ずつ押し付けるようにして焼きます。これを全面繰り返しましょう。
仕上げに、はみ出した余分な部分を切り落として出来上がり!
・・・となるハズだったんですけど、当初は。粉をふってから衣をつければ良かったのかしら。
冷蔵庫の中を綺麗に一掃する日ですよ。
半分残っていたはんぺん・おから・充填絹ごし豆腐、これらをがぁ〜っとバーミックスで攪拌し、白菜で巻いてじっくりじっくり焼きあげた焼きロール白菜ですよ。
白菜はしんなりするまでレンジ加熱しましょう。
ひろげた白菜の上に、大好きなおぼろ昆布をたっぷり!はんぺん生地もたっぷり!
手前から途中まで巻き、片方の端を中に折り込んで最後まで巻き切ります。もう片方の端を中にねじ込むようにして形を整え、極々薄くティッシュ等で油をぬったフライパンでじっくり弱火で全体に焼き色がつくまで焼けば出来上がり。仕上げに少量のお醤油をじゅっとたらしても。
近頃お気に入りの酒粕入りですよ。
小さくちぎった酒粕をみりんと共に弱火にかけ、少し煮立ててそのまま冷まします。
白胡麻は乾煎りしてすり鉢に移し、しっとりするまで丁寧に擂りましょう。
すり鉢にふやかした酒粕・白味噌を加え、丁寧にすり混ぜます。充填絹ごし豆腐も加えてよくすり混ぜ、和え衣を作ります。
千切りにした人参に少量のお塩をふり、しばらくおいてしんなりさせます。これをキッチンペーパーに包んでぎゅっと水気をしぼり、すり鉢に加えて少量の胡麻油をたらして和え衣で和えます。味をみながら昆布茶を少々加えて出来上がり。
舞茸・しめじ・エノキダケ・・・要するに野菜室のお片付けですけどね。
つぶしたニンニクをじっくり炒めます。
ニンニクの香りがたったところで薄切り玉ねぎを投入し、じっくり炒めます。
ほぐしたきのこをがっつり加えて炒め、全体がしんなりしたらひたひたのお水・コンソメスープの素を加えてしばらく煮ます。
再度弱火にかけ、牛乳でお好みの濃さにのばします。軽く温め、塩コショウで仕上げます。
前代未聞だわ!
水ようかんよ!お弁当の主食が!!
絶対おかしいわ、主食が水ようかんって。
主人、今度はちゃんときんつば作るからね!まだ懲りていないわよ、アタクシ。
でもまぁ、これでポメロ・ピールは使い切ったわ!
ふわふわフィリングの焼きロール白菜。
じっくり焼いた甘い甘い白菜って大好きなのさ。
今日も酒粕使います。美肌になるもの使います。
人参の白和え、酒粕風味。
本日のスープは3種のきのこのポタージュです。
いや、全然無事じゃぁないんだけどね。ははっ、反省しておりますってば主人。
並々ならぬ深い深い懐を持った主人は、『どぅみぃ(私のこと)疲れているんだよ・・・』と。
仕事から帰ったその手には、大大好きなPierre Precieuse (ピエール プレシュウズ)の箱。
うんうん、ここのケーキは買ったらすぐに食べなくっちゃね。
食べよう食べよう、すぐ食べよう、いま食べよう!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今夜のおでんは、こんにゃくばっかりでもいい?主人。