2011年01月11日

簡単♪鏡餅で作る揚げないおかき風

のんびりとしたお正月気分、そろそろきっぱりさっぱりざっくりお別れを告げないと!
主人も本格的な仕事始めを迎えました本日1月11日。良くしたもので、本日鏡開きであります。

我が家にも、略式ながら小さな小さなお鏡餅が飾ってありました。もちろんプラスチックパックに入ったアレですけどね。でもお鏡餅はお鏡餅・・・鏡開き気分を楽しまぬテはないわよね、うん。

そこで本日のお弁当。ささやかながら、こんな感じで鏡開き。本日の主食ですよ。

お鏡餅で小さな小さなひと口サイズの “おかき” を作ってみましたよ。
手前はほんのり甘いきな粉風味、奥は甘辛お醤油風味の黒胡麻おかき。

“おかき”ったって、それは我が家のそれはそれ。
油で揚げないおかき風、いんちきおかきが本日我が家のお弁当。

鏡開きだってのに包丁は使うわ、その上まぁこぉも小さく小さく切ってしまうわ・・・
お武家さんに切られてしまうわねアタシってば。










ものすごぉ〜く簡単です。まずはオーブンを150度に予熱しておきましょう。

鏡餅 (もちろん普通のお餅でも) を7センチ角程度に切り、クッキングシートをひろげた鉄板の上に並べます。ふくらんでお餅がひとかたまりになってしまわないよう、充分間隔をあけて。
150度のオーブンで15分程焼きます。


お餅を焼いている間に、のんびりタレの準備を。

黒胡麻・きな粉をそれぞれビニール袋に入れておきます。
黒胡麻風味の方はお醤油とお砂糖、きな粉風味の方はお砂糖とお水をそれぞれ1:1の割合でお鍋に。これを弱火にかけ、焦がさないように混ぜながらとろりとするまで煮詰めます。
ちなみに今朝はふたり分でそれぞれ小さじ2ずつ。

ぷっくりと愛らしくふくらんだお餅。お餅もタレも双方が熱々のうちに素早くからめましょう。

そして素早くそれぞれのビニール袋に移し、たっぷり黒胡麻・きな粉をまぶします。

クッキングシートの上に間をあけて並べ、乾かせば出来上がり。
きな粉の方は乾かさなくてもOKですけどね。

朝食は、残り1/2個分のお鏡餅で作ったカボチャ汁粉。
残るお鏡餅はあと1個。来週の左義長で焼いて食べるんだ、お神酒と一緒にね。ふふふ。










主菜・副菜は苦し紛れの2品。


やわらかく煮た冷凍カボチャ・型抜き人参の水分をとばして、極少量のお醤油で風味づけをしたこちらのブツ。

“フォアグラ脂” をバター代わりに煮汁に加え、お砂糖・お塩を少々。キッチンペーパーで落とし蓋をしてじっくり煮ます。


グラッセ風に仕上がると思いきや、カボチャが崩れ崩れてかような姿に・・・
ま、いいや。カボチャ好きだもの、人参好きだもの。











型抜き人参の切れっ端を使って。
苦し紛れのもうひと品。



やわらかくレンジ加熱した里芋に、溶き卵・だし醤油を混ぜてハンドミキサーでピューレ状に。

ここに刻んだ人参の切れっ端・シイタケを加えて2枚の全型海苔でサンドし、フライパンでじっくり両面を焼いて仕上げました。


主人の為、油をひかずに仕上げましたが、油ありの方が手際よくいったかも・・・
完全に冷めてから切り分けます。熱々を切ろうとすると、海苔がはがれちゃいます。











先日日曜日、農協朝市で “菊芋” を見つけましたよ。

“菊芋”・・・別名 エルサレム・アーティチョークなんて小洒落た名がついていると思えば、ブタイモなんて気の毒な呼ばれ方も。ぱっと見、雑草のようなその背格好。大きいものになると、セイタカアワダチソウのように草丈3メートルにもぐんぐん成長する繁殖力の強いヤツです。

ところがこの “菊芋”。
芋って名乗っておりながらキク科の植物で、デンプン質はほとんど無し。“天然のインスリン”と呼ばれる程、糖尿病を患う方には嬉しい “イヌリン” を多く含むことでも知られています。


中性脂肪や体脂肪の減少、コレステロール弊害の防止、体内に吸収される脂肪量の減少・・・とまぁ実に様々な効果を持つ菊芋。まさに美味しいとこ取り。

本日は、そんな菊芋効果をポタージュでお気楽摂取しましょう。

作り方はいつもと同じ。


つぶしたニンニクをオリーブオイルでじっくり炒めたところに、薄切り玉ねぎを加えて同じくじっくり弱火で炒めます。ここに薄切りにした菊芋を加えて軽く炒めましょう。

菊芋はアクが強いので、薄切りにしたらさっと酢水にくぐらせて変色を防ぎます。
菊芋特有のクセが苦手な方は、皮をむいた方が食べやすいかも・・・

油が全体になじんだらひたひたのお水・コンソメスープの素を加えてしばらく煮ます。充分やわらかくなったら少量の白味噌を煮溶かして火を止め、牛乳を加えてピューレ状に。

再度弱火にかけ、お好みの濃さになるよう牛乳でのばします。
味をみて、薄いようなら塩コショウで仕上げます。

これが菊芋。生姜みたいでしょ?
泥を落とした菊芋は日持ちしないので、出来るだけ早くお料理しましょう。





さ、お正月気分はおしまい!
鏡開きで気持ちの引き締め


鏡開きだもの、当然主食はお鏡餅で。
揚げないヘルシー、ひと口おかき(風)。包丁使っちゃったけど勘弁ね。

カボチャ・人参・銀杏をフォアグラ脂とお醤油で仕上げました。
む〜ん、グラッセ風のつやつや仕上げになるハズだったんだけど・・・

具沢山の里芋ピューレを全型海苔2枚で大胆にサンド。
地味ですが意外と美味しいです。あ、立派な乾海苔のおかげね。

本日のスープは菊芋のポタージュ。
とろりとした食べ心地の奥に、ほんのり菊芋特有の風味。
菊芋初体験の主人・・・これは吉かしら凶かしら?

菊芋。そのお料理でいちばんメジャーなのは、やっぱり味噌漬けじゃぁないかしら。

岐阜県は恵那市岩村町。
山に囲まれた城下町として栄えたここ岩村町に、“およねさん” なる有名な菊芋の味噌漬けがあります。しゃくしゃくっとしたその食感は、中華料理なんかでよく供されるクワイのよう。

只今、その “およねさん” を目指して菊芋のアク抜き中。
昨晩、主人がひとつひとつ丁寧に洗ってくれた菊芋を塩水に漬けること4〜5日。
早く食べたいなぁ・・・なんて菊芋の入った容器を覗く主人。

主人、待っていてちょうだいね!美味しい味噌漬け作ってみせるから!!
そしてうんとうんと健康になりましょうね!!!菊芋健康法を実践しましょうね!!!!

・・・何はともあれ、3キロ痩せないと・・・あ、いや、主人だけじゃなくってね・・・私もね・・・


posted by しんさん at 12:51 | Comment(0) | お弁当日記 お餅を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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