一般家庭で保持しているのは極めて稀・・・いや!まず皆無であろうモノを頂きましたよ。
あ、でも・・・もしかして男爵やY氏なら分かるのかしら。
色白になる石鹸とかじゃないですよ、もちろん新種のホワイトチョコなんかでもないですよ。
これね、フォアグラの脂なんです。
フォアグラを焼いた時に出る脂は相当な量なんですって。それを丁寧に漉して固めたものがこれ。
フォアグラ脂・・・食材をとことことんとん (ん?) 大切にするYシェフならではの逸品。
シェフ&マダム曰く、『炒飯とかに少し入れると美味しいのよ』
・・・いいえっ!そんな勿体ない!!ありとあらゆるものに入れましょうぞ!!!
ウェイパーなんぞ足元にも及ばぬコク出し調味料のキングですよ、これはっ!!
ご飯を炊く時、バターライスみたくほんの少しフォアグラ脂を足すのは もはや我が家の定番。
先日、お肉なしのロールキャベツ・・・もとい!ロール白菜をした時もこのフォアグラ脂が大活躍。
ちゃちゃっと作ったのがこのロール白菜。この美しい澄んだスープの美味しかったこと!
材料はしんなりレンジ加熱した白菜とネギ・フォアグラ脂。
白菜とネギを冷まし、ネギ・フォアグラ脂を白菜で巻きます。お鍋に並べ少量のお水を加えて中火にかけ、煮立ったら弱火に。だし醤油を加えて煮汁を回しかけながらしばらくことこと煮込みます。
ものすご〜く食材極貧な料理なのに、ふぅふぅ熱々で心も体もぽっかぽかになったのさ。
もぉいっちょ。主人のお気に入り・・・フォアグラ脂を使った目玉焼き丼。
フォアグラ脂をほんの少し加えて炊いたご飯の上にネギ&目玉焼き。究極の貧乏性ご飯。
フライパンに残ったフォアグラ油にお醤油と極少量のバルサミコ酢を足してソースに。
フォアグラ脂効果は計り知れず・・・侮るなかれフォアグラ脂・・・恐るべしフォアグラ脂。
こうしてYシェフの手を離れたフォアグラ脂は、我が家で大活躍しております。
安心して!シェフ (・・・何をだ?)
我が家のほそぼそとした食卓をぱっと華やか (・・・か?) に演出して下さっております。