我が家?えぇ勿論!ご近所さんに頂いた大量の柚子・・・の一部を湯船に浮かべましたとも!
たくさん頂いた柚子、ほんの数個しかお風呂に浮かべず何をしとったかと申しますと・・・ 『柚子練り』 なるものを作っておりました!
『柚子練り』・・・少なくとも東海地方では聞き馴染みのない言葉でございます。
柚子と言えば大分、なんでも大分に昔から伝わる柚子皮のお菓子なんだとか。
各家々で作り方が少しずつ違い、それぞれの家庭にそれぞれの柚子練りが・・・ってことは!
柚子を煮詰めて、『これが我が家の柚子練りよ!』って言い切ってしまえばOKってことよね?
茹でこぼしなんてしません。柚子の白いワタも全部使います。種だって無駄にはしません。
柚子ペクチンが良い具合に溶けだして、とろぉ〜っとした美味しい柚子練りが出来ましたよ。
そのままお茶うけに、ケーキに、柚子茶として・・・これ、ものすごく使えるわ!
柚子を丸っと使い切ろう!多分これで良いんじゃないかなぁ・・・の 『自称柚子練り』。
マーマレードよりうんと簡単!何より大好きな柚子を無駄にしないって所が気に入ったわ!!
【材料】
- 柚子・・・・・お好きなだけ
- お砂糖・・・柚子重量の1/2量
【作り方】
- 柚子はヘタをとりのぞき、お塩で表皮をよく洗います。布きんでしっかりと表面の水気を拭き取りましょう。この状態で490グラム。お砂糖は250グラム用意しました。
- 柚子を縦4等分し、皮・果肉(ワタ等も含む)・種に分けます。皮は更に縦2〜4等分してお好みの大きさに。果肉はひと房ずつに分けて開き、種を取り除きます。もちろん果汁も無駄にしませんよ。ボールの上にザルを重ね、この上で作業して果汁をとっておきます。
- ゴムべらで果肉を軽く押さえ、果汁を絞ります。この時種があれば除きます。
椅子を持ってきてテレビなんぞ見ながらのんびりのんびり・・・
- ゴムべらで果肉を軽く押さえ、果汁を絞ります。この時種があれば除きます。
- 種をお茶パックに詰め、皮・果肉と共にお鍋に入れます。要は果汁以外ってことですね。ひたひたのお水を注いで弱めの中火にかけ、アクを除きながら煮立ったら弱火に。取り切れなかった小さな種が浮いてくるので、お箸でつまみ取ってあげましょう。
- 焦げやすいので気をつけて。ワタや袋が透き通ってくるまで40〜50分ことこと煮ると、ペクチン効果で全体がとろぉ〜っとしてきます。種の入ったお茶パックを取り除き、とっておいた果汁を加えます。計量しておいたお砂糖を2〜3回に分けて加え、しばし煮詰めます。
- じっくり煮詰めるも良し、さらりとした仕上がりがお好みなら軽く煮詰めるもよし・・・ほんのりと柚子の苦味、これまた柚子好きにはたまりませんの。
柚子を丸っと無駄なく使った “自称柚子練り” の完成です。
柚子皮の苦味が苦手!って方は、やはり面倒でも皮の茹でこぼし・ひと晩お水に浸ける等の処理をした方が良いかも・・・何にしろ、このとろぉ〜っとした柚子練りはお気に入りです 年賀状、大掃除、その他諸々・・・やらなきゃいけないことは山盛りです。
ついつい柚子の香りに寛いでしまいました。のんびり構えてしまいました。
ま、いいか。かりかりしたって始まらないしね。
折角の祝日だもの、お出掛けしたそぉ〜にしている主人に付き合ってあげようかしらね。
年末へのカウントダウン・・・少し恐ろしくもあり、少し楽しみでもあり。
全て無駄の無いこのゆず練りを教えて頂き、感謝致します。
ゆず練りは本当に優れた保存食ですよね。
作っては香りに癒され、食べて満足その後体はポカポカ・・・美味しい美味しいゆず練りが完成しますように^^