2010年12月23日

我が家の柚子練り、出来ました!

昨日は冬至。柚子湯にのんびり浸かりましたか?
我が家?えぇ勿論!ご近所さんに頂いた大量の柚子・・・の一部を湯船に浮かべましたとも!

たくさん頂いた柚子、ほんの数個しかお風呂に浮かべず何をしとったかと申しますと・・・

『柚子練り』 なるものを作っておりました!

『柚子練り』・・・少なくとも東海地方では聞き馴染みのない言葉でございます。
柚子と言えば大分、なんでも大分に昔から伝わる柚子皮のお菓子なんだとか。
各家々で作り方が少しずつ違い、それぞれの家庭にそれぞれの柚子練りが・・・ってことは!

柚子を煮詰めて、『これが我が家の柚子練りよ!』って言い切ってしまえばOKってことよね?

茹でこぼしなんてしません。柚子の白いワタも全部使います。種だって無駄にはしません。
柚子ペクチンが良い具合に溶けだして、とろぉ〜っとした美味しい柚子練りが出来ましたよ。
そのままお茶うけに、ケーキに、柚子茶として・・・これ、ものすごく使えるわ!

柚子を丸っと使い切ろう!多分これで良いんじゃないかなぁ・・・の 『自称柚子練り』。
マーマレードよりうんと簡単!何より大好きな柚子を無駄にしないって所が気に入ったわ!!










【材料】
  • 柚子・・・・・お好きなだけ
  • お砂糖・・・柚子重量の1/2量




【作り方】
  1. 柚子はヘタをとりのぞき、お塩で表皮をよく洗います。布きんでしっかりと表面の水気を拭き取りましょう。この状態で490グラム。お砂糖は250グラム用意しました。
  2. 柚子を縦4等分し、皮・果肉(ワタ等も含む)・種に分けます。皮は更に縦2〜4等分してお好みの大きさに。果肉はひと房ずつに分けて開き、種を取り除きます。もちろん果汁も無駄にしませんよ。ボールの上にザルを重ね、この上で作業して果汁をとっておきます。

    • ゴムべらで果肉を軽く押さえ、果汁を絞ります。この時種があれば除きます。
      椅子を持ってきてテレビなんぞ見ながらのんびりのんびり・・・
  3. 種をお茶パックに詰め、皮・果肉と共にお鍋に入れます。要は果汁以外ってことですね。ひたひたのお水を注いで弱めの中火にかけ、アクを除きながら煮立ったら弱火に。取り切れなかった小さな種が浮いてくるので、お箸でつまみ取ってあげましょう。

  4. 焦げやすいので気をつけて。ワタや袋が透き通ってくるまで40〜50分ことこと煮ると、ペクチン効果で全体がとろぉ〜っとしてきます。種の入ったお茶パックを取り除き、とっておいた果汁を加えます。計量しておいたお砂糖を2〜3回に分けて加え、しばし煮詰めます。

  • じっくり煮詰めるも良し、さらりとした仕上がりがお好みなら軽く煮詰めるもよし・・・ほんのりと柚子の苦味、これまた柚子好きにはたまりませんの。
    柚子を丸っと無駄なく使った “自称柚子練り” の完成です。










柚子皮の苦味が苦手!って方は、やはり面倒でも皮の茹でこぼし・ひと晩お水に浸ける等の処理をした方が良いかも・・・何にしろ、このとろぉ〜っとした柚子練りはお気に入りです

年賀状、大掃除、その他諸々・・・やらなきゃいけないことは山盛りです。
ついつい柚子の香りに寛いでしまいました。のんびり構えてしまいました。

ま、いいか。かりかりしたって始まらないしね。
折角の祝日だもの、お出掛けしたそぉ〜にしている主人に付き合ってあげようかしらね。
年末へのカウントダウン・・・少し恐ろしくもあり、少し楽しみでもあり。



posted by しんさん at 14:46 | Comment(2) | 柚子をとことん使いましょう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ゆず練りに昨年からハマっております。食べ終り残ったソースはなお煮詰めてジャムにしました。
全て無駄の無いこのゆず練りを教えて頂き、感謝致します。
Posted by MINIひとみ at 2011年12月13日 20:18
この時期、たわわに実る柚子の木をお持ちのお宅についつい釘づけになってしまいます。
ゆず練りは本当に優れた保存食ですよね。
作っては香りに癒され、食べて満足その後体はポカポカ・・・美味しい美味しいゆず練りが完成しますように^^
Posted by しんさん→MINIひとみさんへ at 2011年12月16日 12:09
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