毎朝の日課である体重測定。今朝の結果に仰天しておりましたら・・・あら主人、1キロも増?
昨日のお昼のブリのあら煮定食 美味しかったもんねぇ、夜のテリーヌとワイン 最高だったものねぇ、そりゃそぉよねぇ これで痩せていったらそっちの方が問題だわよねぇ・・・
さ、土日で激増した体重戻すわよ!!ってな鼻息で、今週もお弁当作りの開始です。
今週は、年末に向け冷凍庫のお片付けを心がけて参りましょう。まずは根尾の伯母が冷凍しておいてくれた “桑の木豆”。昨日の記事でUPした甘煮

さようでございます。本日の我が家のお弁当、主食はタルトなんでございます。
さつま芋たっぷりのクッキー生地、フィリングは甘さを控えたきな粉クリーム。中には桑の木豆の甘煮がごろごろ、ついでに表面にも桑の木豆ごろごろ・・・ぽろぽろ落ちてやや食べ辛いけどね。
バター・薄力粉・お砂糖の量をうんと控えて多分ヘルシー・・・きっとヘルシー・・・いや、そぉであってほしい・・・そんな勝手な願いが、ぎゅぎゅぎゅっっっと詰まったあり合わせタルト。
なんでもアリの我が家のお弁当、本日の主食でございます。
底径16.5センチ 底が抜けるタイプのタルト型1個分です。
さすがに朝っぱらから全て作るのは無茶ですので、きな粉クリームは前日に。
【きな粉クリームを作りましょう。前日作って冷蔵庫に入れておきます】
- きな粉 30グラム・グラニュー糖 10グラム・スキムミルク 大さじ1・コーンスターチ 小さじ2。以上をレンジOKのボールに全て入れ、泡立て器でくるくる混ぜ合わせます。
- ここに牛乳 150CCを加えてよく混ぜ、ラップをしないでレンジ加熱しましょう。500Wのレンジでまずは30秒加熱し、泡立て器でよく混ぜ合わせます。ここからは20〜30秒ずつ様子をみながら加熱してはかき混ぜる・・・を数回繰り返し、とろりとしたソース状に。
仕上げにお塩をひとつまみ加えて混ぜ合わせれば出来上がり。
- 簡単でしょ?温かいうちはとろとろでも、冷めると幾分かために仕上がります。
かなり甘さを控えてあります。お好みでグラニュー糖の追加をお勧めします。
【今朝はここからスタート!さつま芋たっぷりのタルト生地を作りましょう】
<下準備>
- さつま芋は厚めに皮をむき、2センチ角に切ります。正味150グラム。たっぷりのお水にレモン汁を数滴たらし、さつま芋を15分程浸けておきます。
- 薄力粉 60グラム・片栗粉 40グラムは合わせてふるっておきます。
- 無塩タイプの醗酵バター 20グラムを湯せんで溶かしておきます。
- 型に刷毛で丁寧に溶かしバター(分量外)をぬり、全体に小麦粉を薄くはたいておきます。
- 煮豆はザルにあけて煮汁を切っておきましょう。
- 桑の木豆の煮汁を牛乳とお湯で割ってお鍋で温め、無糖ココアふるい入れてよく溶き混ぜれば濃厚で美味しいココアになりますよ。主人も大好き!あぁなんて貧乏性・・・
<作り方・生地>
- さつま芋を軽く水切りし、お水で湿らせたキッチンペーパーに包みます。これをふんわりラップで包み、レンジ弱(200W)で5分程加熱してそのまま蒸らします。後は串がすっと通る程に様子を見ながら少しずつレンジ加熱してザルに。軽く水分をとばします。
- 1のさつま芋が熱々のうちにボールに移してつぶします。ここにお砂糖 20グラム・溶かしバター・グランマニエ 小さじ1・お塩 ひとつまみを加えてよく混ぜ合わせましょう。
- 2にふるった粉類を加え、ゴムべらで切るように混ぜ込みます。さつま芋生地が細かくなったら、今度は両手のひらですり合わせるようにしながらなじませましょう。
- 全体がさらさらで細かなそぼろ状になったら 冷たい牛乳 大さじ3を加えます。生地をボールに押し付ける感じでなじませ、ひとつにまとまったところでひろげたラップの上に。
- めん棒でのばして3つ折り→90度向きを変えて再度めん棒でのばして3つ折り・・・を生地のぱさっとした感じがなくなるまで 数回繰り返します。生地を正方形にまとめ、ぴったりとラップで包んで冷蔵庫へ。最低でも30分は休ませてあげましょう。
- さつま芋の水分量によって、加える牛乳の量を加減して下さいね。
【休ませた生地を型に敷き込みましょう!そして仕上げましょう!】
- オーブンを190度に予熱しておきます。
- 休ませておいたさつま芋生地をラップで挟み、めん棒で4ミリ程の厚さにのばします。上側のラップを外してこの上にタルト型をかぶせ、一気にえいやっ!とひっくり返します。指先でそっと押さえながら、生地をぴったり型に密着させましょう。めん棒を転がして余分な生地を切り落とし、そっとラップを外してフォーク等で満遍なくつついてピケします。
- きな粉クリームを底に薄くぬり、桑の木豆の甘煮をたっぷりと敷き詰めます。この時 きな粉クリームがかたいようなら、牛乳でのばして扱いやすいかたさに。
- 上にたっぷりきな粉クリームを流し入れ、軽く底を数回打ち付けて空気抜きをします。
- 190度に予熱したオーブンに素早く入れ、温度を180度にして35〜40分。
きな粉の香ばしい香りがキッチンいっぱいに・・・
- あれ?ちょっと焦げ過ぎちゃったかしら?
熱いうちに、上にもたっぷりと桑の木豆の甘煮を散らして軽く押さえつけます。
完全に冷めたら型からそっと外し、茶こしで粉砂糖をたっぷりとふりかけましょう。 - タルト生地のから焼きが不要だから楽々よ!・・・ってそんなワケありませんよね。
毎度毎度の長い長い記事、ここまで読んで下さってありがとうございました。
じゃ、主菜・副菜・スープに参ります!・・・え・・・?
どこかの石ころじゃありません。
ホウレン草たっぷりのハンバーグ・・・お肉なしだけどね。
お肉の代用は はんぺんで。
もっちりした生地は蓮根で。
たまぁ〜にしゃきっとした蓮根の食感が楽しい野菜もりもり貧乏家のハンバーグ・・・風。
主菜との相性なんざどこ吹く風。ちょっと不気味?・・・同感よ。
下茹でしたホウレン草の水気をしっかり絞り、ざっくり刻みます。この状態で70グラム程。
薄い半月切りの蓮根(正味60グラム)・角切りはんぺん(60グラム)・卵1個と共にハンドミキサーでざっと攪拌し、刻んだシイタケ・小麦粉 大さじ1を加えて混ぜ合わせます。
この桑の木豆、フレッシュな緑の莢の頃でも 莢ごと食べられます。そして絣模様が出てくると乾燥して保存するのですが、それでも莢ごと戻して食べられるっていう珍しい豆なのです。
伯母が、若い桑の木豆をさっと茹でて冷凍しておいてくれましたよ。 近頃 お気にいりの酒粕和えで。さくっとした莢、ほっこりした豆、美味しいんだ、これ。
伯母が冷凍しておいてくれた桑の木豆。
必要な分だけをお塩を加えた熱湯でさっと茹で、ザルにあけて水をしっかり切っておきます。
酒粕 30グラムをすり鉢にちぎり入れます。熱々の鰹だし大さじ2を加え、しばらくふやかしてから滑らかに擂り混ぜます。ここに乾煎りした白胡麻 大さじ2を加え、更に擂り混ぜます。
薄切りにした玉ねぎをじっくりオリーブオイルで炒め、薄切り人参→薄切りリンゴの順に同じくじっくりと炒めましょう。
ひたひたのお水・コンソメスープの素を加えてやわらかくなるまで煮込み、少量の白味噌を煮溶かして火を止めます。少量の牛乳を加えてハンドミキサーでピューレ状に。
再度弱火にかけて牛乳でお好きな濃さにのばし、ハーブ塩・シナモンパウダーを加えて軽く温めます。お皿に盛り、シナモンパウダー・キャラウェイシードをふって出来上がり。
あり合わせタルト、出来たよ!
・・・ってどんなお弁当ですか!!
“桑の木豆” の甘煮・きな粉・さつま芋が主材料。
得意のあり合わせ料理、あり合わせタルト・・・意外と美味しいのよ、これでも。
ちょっとねぇ、見た目がねぇ、のホウレン草ハンバーグ。えぇ肉なしですけどね。
蓮根のもっちり感としゃっきり感がなかなかよろしい。ヘルシーよぉ、これ。
“桑の木豆” のもうひとつの顔。
若い桑の木豆で、酒粕和え。これは美味しい!
本日のスープは、人参とリンゴのポタージュです。
シナモンとキャラウェイシードがふんわり香ります。
その割には、目標である 『冷凍庫のお片付け』 は、さほどなされていないわねぇ。
明日は何をやっつけようかしら、塩漬けして冷凍保存されている筍?それとも冷凍茄子?それとも里芋?冷凍ホウレン草もやっつけないと・・・
誰か家に来て宴会でもしてくれないかしら。冷凍野菜食べ放題よ。