2010年11月28日

かりんを食そう 後編〜かりんのパート・ド・フリュイ

なんだかのどの調子がよろしくない主人。偶然 農協朝市で出逢った『花梨』 に私の好奇心むくむく。お、これで彼ののどが改善されるんなら儲けものよ。私も楽しめるしね。

『花梨』=のどに良い。そんなイメージと好奇心の下挑戦してみた花梨の水飴
毎朝 くるくるっとお箸に巻いては嬉しそうに舐める主人。これで彼ののども楽になるハズ。

花梨の水飴は、果肉をぐつぐつと煮出して上澄み液を煮詰めて作ります。
で、その煮詰めた後の果肉・・・捨てませんよ、貧乏性の性よ、こんなん作ってみましたよ。

“パート・ド・フリュイ・オ・花梨”・・・って感じかしらね。


パート・ド・フリュイ(Pate de Fruits)。
フルーツ果汁をギュッと濃縮してペクチンで固めたゼリー、別名ペクチンゼリー。
フランスデザート界の巨匠、“ピエール・エルメ” さんとこなんかでも見かけますよね。
キラキラの宝石のようなお砂糖が 女心をぎゅっと捉えてしまうフランスの伝統菓子。


煮出し後の花梨果肉を使い、見よう見まねで作った自称 “パート・ド・フリュイ”。
花梨に含まれるペクチンだけで出来ちゃうって・・・やっぱ花梨、あんたはスゴイよ。
後味にほんのり花梨のえぐみが残りますが、ま これぞ花梨ってことで許せちゃう。

初めて挑んだ『花梨』。
“パート・ド・フリュイ” だなんて高貴な名称を使うたぁあまりに図々しく心苦しい・・・ので、以降ペクチンゼリーと申します。でもまぁ これで今冬ののどは保障されたも同然よ、主人。










【下準備】
  • 皮つきの状態で薄い櫛切りにし、40分〜1時間煮出した花梨。あれだけ硬かった花梨の実ですが、煮出し後はとってもやわらか。皮をふふんっとむいて重さを量ります。
    花梨重量の50〜60パーセント重量のお砂糖を用意しましょう。
  • バットにティッシュ等で極々薄く油をぬり、グラニュー糖をまぶしておきます。

  • 煮出した後の花梨果肉、皮をむくと・・・どぉ見てもタケノコよね これ。



【作り始めましょう、まずは乾燥まで】
  1. 適当に小さく切った花梨果肉をお鍋に移し、計量したお砂糖をまぶします。花梨果肉が500グラムだったので、お砂糖は300グラムに。
    これをやや弱めの中火にかけ、常に混ぜながら果肉がやわらかくなるまで煮ます。
  2. 火から下ろし、ハンドミキサーでピューレ状にしたら再度弱めの中火に。

    同じく常に混ぜながら、ぽってりとするまで煮詰めましょう。

  3. 用意しておいたバットに2を移し、厚さ1.5センチ程になるようにひろげます。
    上にもグラニュー糖をふり、そのまましばらく乾燥させます。完全に冷めたら冷蔵庫に入れ、ラップをしないで2〜3日そのまま放置してしっかり乾燥させましょう。



【しっかり固まったペクチンゼリーを取り出しましょう、そして仕上げましょう】
  1. ペクチンゼリーの表面を指でつついてみます。
    しっかり乾燥していますか?しっかり固まりましたか?ゼリーの縁にナイフを差し込んでくるりと一周させ、バットをまな板の上に伏せてゼリーを取り出します。

  2. これをお好みの大きさにカットします。かなり甘いので、小さめがお勧め。
    バットにグラニュー糖をひろげておき、再度全体にグラニュー糖をまぶして完成です。

  • 本当は、もっともっとたっぷりとグラニュー糖をまぶすべきなんでしょうけど・・・
    だ、ダメだわ!アタシにはこれが限界だわ!!










こぉして見事(?)に使い切った初めての花梨。
ヘタと種からはペクチンを煮出し、花梨エキスを搾取した後の果肉も捨てずにピューレに。

花梨水飴、そして花梨ペクチンゼリー。

ぐぅふぇっ!ぐぅふぇっ!っと騒々しい主人ののども、きっとこれで落ち着くことでしょう。
そして、玉を転がすような美しい声で 得意の替え歌を歌い上げることでしょう。
・・・この主人の替え歌がまたくだらないんだ、そして鬱陶しいんだ。


さ、今日も良いお天気です。
今日は廃品回収の日。主人が古新聞・古雑誌・段ボールを縛ってくれていますよ。
それ持っていったら、ふらりとドライブにでも行きましょうか。車の中で替え歌合戦しながらね。


posted by しんさん at 08:29 | Comment(0) | 保存食・調味料・常備菜等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。