2010年11月22日

久しぶりね、ご飯のキッシュ

主人に言わせると、私のスペシャリテは “ご飯のキッシュ” なんだとか。
来客がある時、ポットラックスタイルの集まりがある時・・・『ねぇ、お料理何にしようか?』 なんて彼に相談しようものなら、答えは明確 “ご飯のキッシュがいい!!”

そぉ分かっていても、なかなか登場しない私のスペシャリテ (・・・らしい) ご飯のキッシュ。
あら?本日11月22日、『いい夫婦の日』 ですって。じゃ、作ってあげようかしら 彼の大好物。

いつだったかしらね、ご飯のキッシュを最初に作ったのは。結婚してすぐの頃だったかしら。
過剰に喜ぶ彼を見て、私の方がびっくりした記憶が・・・いや、そんな大そうなモンじゃないし。

めったに作らないのは、面倒でも食材がないわけでもないのよ。
すっごく簡単だし、材料なんて卵があればどぉとでもなるしね。

理由は簡単、だって君が喜ぶって分かってるんだもの。反応がお見通しでつまんないもの。
『うわっ、これ何?初めて食べたよ こんなん・・・』 って驚く顔が見たいんだもの。

『いい夫婦の日』 本日11月22日のお弁当。
主食は、主人が大好きなご飯のキッシュ。もちろんご飯には大豆を炊き込んでね。
フィリングは自家製ホウレン草と卵、醗酵バターとお醤油をほんのり焦がして仕上げます。

妻のスペシャリテは忘れた頃にやって来るのよ、ねぇ主人










本当に簡単です。以下の分量で、直径18.5センチの底が抜けるタイプのタルト型1個分。

【下準備】
  • 無塩タイプの醗酵バター 20グラムを溶かします。刷毛を使って丁寧に型にぬり、パン粉を全体に薄くふっておきます。残ったバターは仕上げに使います。

  • オーブンは200度に温めておきます。
  • ホウレン草は お塩を加えたたっぷりの熱湯でさっと茹でて冷水にとり、根元を揃えて引き上げます。巻きすで包み、ぎゅっと水気を絞っておきましょう。



【作り方・大豆ご飯を炊きましょう】
  • お米を洗う時 一緒に乾燥大豆も加えて洗います。普通の水加減にほんのちょっとお水を足し、油をほんの数滴たらして普通に炊き上げましょう。

  • 炊き上がったら全体をさっくりと混ぜておきます。



【作り方・ご飯のキッシュに参りましょう】
  1. 卵 1個をよく溶きほぐして小麦粉 大さじ1・極少量の昆布茶をここに加えます。ダマが残らないようよく混ぜ合わせたところに、大豆ご飯 250グラムを混ぜ込みましょう。
  2. 1をタルト型に敷き詰め、ゴムべらで幅1〜1.5センチ程の壁を作るように形を整えます。これを200度に予熱したオーブンに入れ、10分下焼きしましょう。

  3. ご飯クラフトの下焼きをしている間に、フィリングの用意をしましょう。

    油とみじん切りニンニクを極々弱火にかけ、じっくり炒めます。細かい泡がたってニンニクの香りがしてきたら、刻んだシイタケ→ざく切りホウレン草の順にさっと炒めます。
    極少量の顆粒鰹だし・極少量のお醤油を加え、強火でさっと水分をとばしましょう。
  4. これを下焼きしたクラフトに平らに敷きつめます。

  5. 卵 1個・牛乳とマヨネーズ 各大さじ1/2・ナツメグ適量を、もったりするまで混ぜ合わせます。ホウレン草を覆うように4の上にまわしかけ、軽く底を打ちつけて空気抜きを。

  6. 残った溶かしバターを全体にまわしかけ、その上にスプーンでお醤油をちろり・・・
    200度に予熱したオーブンで17〜20分。

・・・もぉね、醗酵バターって何故にこぉ美味しいのかしらん。こんがりご飯の美味しいこと!
ホウレン草を炒める時、ベーコンやツナなんかを入れても。ダイエッターさんでなければね。

粗熱がとれたら型からそっと取り出します。包丁で切り分けて、はい どぉぞ










My畑にて間引いた大根。
大根葉の消費に追われたのは、先週までのお話です。

今週からは大根葉はひと休み。間引いた白菜に追われましょう。

まだ巻いていない若い白菜、ロール白菜で消費しましょ。

煮ると中身が出てきちゃいそうな小さな白菜。でも、最初にこんがり焼いておけばなんとかなるもの。焼きロール白菜ですよ。



My畑の白菜は、無農薬なので虫喰いもすごいの!レンジでチンはあり得ません。
お塩を加えたたっぷりの熱湯で茹でてから、ザルにひろげて水を切ります。
白い軸の部分に繊維と直角になるよう2〜3本横に切れ目を入れ、ひろげておきます。

干しシイタケは戻してから刻みます。鶏挽肉・干しシイタケ・刻んだセロリと人参・極少量の充填絹ごし豆腐・片栗粉をよく混ぜ合わせ、白菜の上にのせて軸の方から途中まで巻きます。
片方の端を中に折り込んで最後まで巻き切り、もう片方をねじ込むようにして形を整えます。

ティッシュ等で極々薄く胡麻油をぬったフライパンを中火で温め、これを並べ入れます

こんがり全面を焼いたら、軽くレンジ加熱した人参・下茹でして殻と薄皮をむいた銀杏も加えます。干しシイタケの戻し汁・お酒・みりん・お砂糖・だし醤油・たたいた梅干しをよく混ぜ合わせ、鍋肌からじゅっと回しかけましょう。とろりとなるまで少し煮詰め、よくよくからめて出来上がり。











副菜は、さつま芋とパセリの白和え。

パセリ、脇役なんかじゃないですよ。
がっつり入れて、さつま芋と同等の堂々たるお立場ですよ。

甘いさつま芋にパセリ独特の風味が意外と合うの・・・まぁ、パセリ好きでないと絶対こぉは思わないでしょうけどね。


パセリはやわらかな葉先部分だけをつまみ、しっかり水切りをします。


さつま芋は皮つきの拍子木切りにします。しばらくお水に浸けてアク抜きをしてから、じっくりレンジ弱でやわらかくなるまで加熱してザルにひろげ水分をとばします。

白胡麻を乾煎りし、すり鉢でしっとりするまで丁寧に擂ります。ここに充填絹ごし豆腐・白味噌・ハチミツ・少量の白醤油を加えて更にすり混ぜて和え衣を作ります。
パセリ・さつま芋を加えて和えれば出来上がり。











本日のスープは、カリフラワーと里芋の真っ白なポタージュです。

カリフラワー、軸の部分まで綺麗に消費しますよ。

貧乏性スープだけど、とっても美味しいのよ これ。



カリフラワーの軸部分は、表面のかたい皮を包丁でひっかけるようにして剥きます。
縦半分に切り、お塩を加えた熱湯でさっと茹でて薄切りにしておきましょう。
花の部分は普通に小房に分けて茹でておきます。

つぶしたニンニク→薄切り玉ねぎの順にじっくり弱火で炒めたところにカリフラワーを投入。

油が全体になじんだら、ひたひたのお水・コンソメスープの素・薄切り里芋を加えます。里芋がやわらかくなったら少量の白味噌を煮溶かして火を止め、牛乳を少量加えてハンドミキサーでピューレ状にします。再度弱火にかけ、お好みの濃さになるよう牛乳でのばしましょう。
ぐらぐら沸騰させないよう軽く温め、味をみて薄いようなら塩コショウで仕上げます。





“いい夫婦の日”
主人、君はどぉ愛を表現してくれる?


主食は、主人の大好物 兼 彼曰く私のスペシャリテ。
自家製ホウレン草たっぷり、ご飯のキッシュです。
醗酵バターを使って、以前よりぐっとグレードアップしましたよ。

畑で間引いた白菜。
小さな白菜で作るひと口サイズの焼きロール白菜。梅味でさっぱり。

さつま芋とパセリの白和え。
パセリの風味が意外とさつま芋と合うのよね。

本日のスープは、カリフラワーと里芋のポタージュ。
カリフラワー、軸がほとんどだけどね。

最近、醗酵バターの魅力にすっかりハマってしまいました。
何はなくとも醗酵バター、これさえあれば何とかなるわ!ってくらい信頼しきっております。

何と言っても香りが好き!香りが主張するので繊細な優しいお菓子には不向きかもしれませんが、今日みたいなご飯のキッシュには断然醗酵バター!焼きたてのあの香りったら!!

・・・そして太っていくのね、アタシたち。



posted by しんさん at 13:17 | Comment(0) | お米消費メニュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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