2009年04月12日

筍に囲まれる

私の生涯、まれに見る熱い1日でありました・・・昨日の土曜日は。
先に申し上げておきますが、本日は 普段に増して、嫌がらせの如く長編であります。
さぁ、気合いを入れて参ります。付いてこれるかな?




夫婦揃ってお誘いいただいた、初の筍堀り。
『採れないかもよ・・・』と、何度も前置きをして 心配していたマダムは、素敵に裏切られて・・・

ぃやっほぉ〜っっっ!!!の大収穫。食卓事情が係わってくると、主婦は強いのであります。
大きいのも小さいのも、はたまた途中でざっくりと折られたものも・・・様々ですが、10本以上。

か弱いマダムを助けて 筍を掘る主人・・・って、主人が助けられてるのか? おいおい。

で、私は何をしていたかと申しますと・・・

花見ぃ〜っ!!! 桜吹雪ぃ〜っ!!! 風流ぅ 風流ぅ〜っ!!!

10本以上の大収穫の筍・・・1本だけを 自ら掘り起こし、もぉ我がもの顔。あぁ無邪気。








筍堀りの後は、 まずは筍を茹でないとね。

筍は、根元の硬い部分をそぎ切って、穂先を斜めに少し切り落とし、しっかりと茹でられるように、皮に縦1本切れ目を入れます。

筍がすっぽりと入るお鍋に、たっぷりのお水と米ぬか、唐辛子を入れて火にかけ、弱火で1時間程。根元にすっと串が通るまで茹でます。

筍が浮いてしまうので、落とし蓋をして。途中、アクをせっせせっせとすくいながら。
茹であがったら そのまま冷まして下茹で完了。

実家から、大きな鍋をあるだけ借りてきて、大量の筍を茹でます。
料理したものをよこせと言う、見下げ果てた・・・いゃいゃ ちゃっかり者の母親。
へぃへぃ・・・分かりましたよ。皆の分、料理すりゃぁいいんでしょ、すりゃぁ








そぉそぉ、マダム。筍の長期保存法、見つけましたよ。ビン詰めですって!

上手くやれば、1年以上 楽々もつそうですよ。
ビンは、蓋がしっかりと閉まるもの。出来れば 新品を使うのが良いそうなんですが・・・


煮沸消毒したビンに、筍を入れます。
筍は、大きいビンならそのまま。私のように切って入れてもOKです。

ここに、ビンいっぱいの白湯と ほんの数滴のお酢を加えて 軽く蓋をします。軽くね、軽く。
ちなみに・・・白湯(さゆ)とは、一度 沸騰させて冷ましたお湯のことであります。
主人が知らなかったので 一応ね、一応。

大きなお鍋に たっぷりのお湯を沸かし、まずは蓋を上にしてビンを入れて1時間程。
ビンの中のお水に、小さな気泡が出てくるくらいまで ことこと煮ます。

普通は ここで完了なのですが、私は更に もう1時間・・・ビンの蓋をきゅっと閉めて、今度は蓋を下にして煮ます。ビンがものすごく熱いので、気をつけて。

左端のクリップで密封するタイプのビンは、あまりお勧め出来ません。普通のビンが良いです。

このまま冷暗所においておけば、お塩も大量に使わず、筍の長期保存が出来るのであります。
保管中、ビンの中の水が白く濁ってきたら それは空気が入ってしまっている可能性が・・・大急ぎで食べてしまいましょう。







10本以上の筍を頂いたのです。生半可な量ではありません。まだまだあります。お次はこれ。

干し筍を制作中であります。これで、メンマを作る予定なのであります。

本来メンマは、中国の発酵保存品。発酵させた筍を、乾燥または塩漬けにしたもの。
なので、私が作ろうとしているのは 略式メンマなのですが、ま、いいでしょ?許されるでしょ?

筍は、繊維に沿って切りましょう。下の方の 固い部分を使って。
5センチ程の厚さの輪切りにてから 更に幅5ミリ程に切り、ザルにひろげてお魚干し網に。

数日干して、乾燥して繊維が浮き出てきた筍を 手で縦に裂いてから、お醤油とお砂糖、そして甜麺醤等で味付けをして、ゴマ油かラー油で仕上げます。
完成の暁には またUPしますので、よろしければ覗いてみてくださいね。







そしてそして。
せっかくの新鮮な堀りたて筍・・・保存ばっかりしてたんじゃぁ、マダムに失礼極まりなし。

そりゃぁ、これでしょう・・・筍と言ったら。筍ご飯にしないテはないでしょう、ね。

土鍋で作る筍ご飯。
油揚げも入れず、筍と鰹節のみ・・・シンプルいちばん!って、油揚げがなかっただけか

お焦げさんもばっちり・・・すっごい上出来!さすが あたし!すごいぞ あたし!



土鍋で炊く筍ご飯・・・意外と簡単であります。

お米は1.5合。もち米が余っていたので、ほんの少しもち米を加えて炊いてみました。
洗ってざるにあげ、30分程おいておきます。

土鍋に、お水をきったお米、鰹だし、お醤油、お酒、みりんを加えて 軽く混ぜます。
鰹だしの量は、お米と同量から 後で加える調味料をマイナスした分。
お醤油とお酒、みりんをそれぞれ大さじ1加えたので、鰹だし270CC(1合は約180CCなので)から大さじ3杯分を減らします。


上に 薄切りにした筍をたっぷりと並べ、蓋をして 強火にかけます。
5分ほどで、土鍋の淵から 小さな泡がふくふくとたってきます。
吹きこぼれないよう、素早く火を弱め8〜10分。

最後に もう一度強火にして1分程。ぴちぴちと小さな音がしてきたら火をとめます。

蓋をしたままで このまま10分程蒸らしてから、軽くひとつかみ分の鰹節を素早く加えて 更に5分蒸らして出来上がりです。

気になるのは分かります・・・が、途中 決して 蓋をあけて覗いたりなさいませんよう。








筍と一緒に、ワラビも収穫。

ワラビは、バットに並べて 上から木灰をたっぷりとまぶし、熱湯をまわしかけて、ワラビが浮かないように落とし蓋をして5〜6時間。
これを水洗いし、塩を加えた熱湯で さっと下茹でして味付けを・・・が、下茹でまでで昨日は終了。
アク抜きしたわらびがかぶる位のお水に浸けて冷蔵庫に。でも、早く使い切りましょう。









そぉなんです。
昨日は、筍堀りの後 即効お家に帰り 筍の下茹でだけを済ませて、『手力雄神社の火祭り』へ。
主人の実家のすぐ近く・・・手力雄神社で行われる岐阜県の重要無形民俗文化財であります。

毎年、一応ちらっとは足を運ぶのですが、観覧席をとって見るのは初めて。
お弁当と、樽酒 飲み放題・・・という殺し文句につられ行ってきたのであります。

・・・き、君ら。熱くないんですか、熱く。上半身裸の彼ら。何が彼らを駆り立てるのですか?

トーマスも火の海に。去年は、ドラえもんが燃えておりました。








ここまでお読み下さった方・・・本当にお疲れ様でありました。〆です。心よりお労い申し上げます。

かように 忙しい土曜日だったのであります、昨日は。

筍を掘り、下茹でをして、早々に火祭りへ。樽酒をたっぷり振る舞われ、酔っぱらって帰宅。
そして筍ご飯を作って食べ、翌朝 パジャマ姿のままで筍の保存に取りかかる。


明日から始まる5日間・・・我が家のお弁当は、そんなワケで 筍づくしなのであります。

下茹でした筍は、たっぷりのお水につけて密封容器に。毎日お水を変えて、1週間はOK。

ふと気付けば もぉこんな時間。
農協に行って今週分の食材を調達してこないと・・・って、その前にパジャマ着替えようか、私。


最後に マダムご夫婦へ。とっても楽しかったです。ありがとうございました!また遊んでね



posted by しんさん at 13:59 | Comment(2) | 保存食・調味料・常備菜等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
やってますネェー。保存法ありがとうございました。
案の定、後遺症でましたよねー。でませんでしたか?私だけかー?
一生懸命掘ってくださったご主人に感謝とともに、ひ弱な体力を知ったこととともに、それでも少し男として見栄を張って頑張ってくださった気持ちを感じたとともに、あの後のビールが飲めなかった無念さ、ことごとくおもしろかったです。
筍堀りにこうゆう楽しみ方もあるんですね。
失っ礼言いました。
色々、お料理作ってみてください。
週末は、すこし真面目な仕事をします。主人はメニューで頭を悩ませてますが、私と言えば、のほほーんと・・・真に、女は楽なり・
Posted by Y at 2009年04月13日 11:40
えぇ・・・未だに 筍堀り後のビールの恨みを 聞かされております。
あれは、本当に心底 飲みたかった形相でありましたから。運のない彼・・・

彼は、『男の自分にしか出来ないんだ』というシチュエーションに酔いしれる傾向があるので、筍さんには 体力の限界まで挑んだのでありましょう・・・労っときます。口先で。


えっっ?今回は後遺症まだ来てないですよ、私。
ってことは、もう少ししてからか?やって来るのは。げっ!!

筍を、いとも簡単にスピーディーに掘るご主人に、我が家のダイエッターは 男の師を垣間見たようです。
楽しい筍堀り学習、ありがとうございました!
劣等生ですが、またご指導 よろしくであります。

真面目な仕事・・・気になります。

Posted by イズミ→Y様 at 2009年04月13日 14:43
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