とっても美味しいんだけど、足の速い桃・・・
主人も私も、桃は大好きですが、8月はちょこちょこと家を空けたりして、なかなか桃を食べる機会がなく・・・
傷む前に、コンポートにして、美味しく食べられる期間を、ちょっと引き延ばしたりしてみました。

ラーモニーでも、夏場はよくデザートでお目にかかる、桃のコンポート。
パティシエ兼、ソムリエール兼、セルヴーズのくぼたさん直伝のコンポートです。
彼女いわく、コツはひとつだけ。
するっと皮が手でむける状態の、そのまま食べても美味しい桃を使うこと。
大きさは、ちょい大き目のLサイズがお勧めとか。
材料は、白ワインにお水、レモンの輪切り(1センチ幅くらい)、バニラビーンズ(使用後の使い回しのもので十分)、お砂糖です。
桃は、煮る前に、さっと洗って産毛をとってから、優しく水気を拭いておきます。
普通は、皮をむいてから煮るのですが、皮つきのまま煮ると仕上がりも奇麗だし、何と言っても楽ちん。
食べる時に、皮をむいて頂きます

量は、桃全体が浸かるくらい。
更に、レモンと、バニラビーンズ、お砂糖を加えて煮立てます。
お砂糖の量は、お好みで。味をみて、ちょっと甘いかな?くらいが彼女のお勧め。
甘さを控えめにする場合でも、コンポートを作る場合のお砂糖は、最低でも桃の20%は必要だそう。
煮立ったシロップの中に、皮ごとの桃をごろんっと投入。
桃を煮ますが、煮る時間が彼女らしいと言えば彼女らしい・・・
何でも、Lサイズの桃、2個で、9分20秒なんだそう。
10分でもなければ、9分でもない・・・しかも20秒って・・・
彼女は、お子さんのお弁当にも持たせるそうです。
お弁当に持たせる時は、放射線状に一口サイズに切ってから皮をむいて、煮汁をちょっと入れて、タッパーで持たせるそうです。
桃のコンポート、作っておくと、保存期間が多少引き延ばされるだけでなく、タルトに使ったり、カップケーキ等にちょこっと加えてみたり・・・
いつぞやのお弁当にも、コンポートを使ったカップケーキ

ついでに、煮汁も有効に。煮汁を使ったフレンチトースト

今回作った時は、白ワインがなかったので、ロゼで代用しましたが・・・
仕上がりには、何の支障もなし。美味しく仕上がりました
