木曜日なので、今週も週間ルーティーンに則ってパンを焼きました。
手作り豆乳ヨーグルトから出た水分、ホエーを有効利用して焼く米粉パン。
今週は発酵バターを使った米粉バターロールです。

ほんのりとエルヴゥドプロバンスを効かせた米粉生地の中央にはプロセスチーズ。
最近は成形不要のチャパティが続いていたのですが、やはりこのコロンっとした膨らみは愛らしいもの。
私にしてはやや珍しい食材、プロセスチーズ。
主人がちょっと口寂しい時にちまちまと摘んでいたもの。
以前は冷蔵庫に常備してあったのですが、最近になって不要になった、と主人。
ならば早々にお片付けをしてしまいましょうと、こうして米粉生地で包み込んでみました。
うん、良い感じ。

◆材料(4つ分)
◇イースト液
- ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 83g
- オーツミルク ホエーと合わせて120g計量します
- 蜂蜜 8g
- 白神こだま酵母 2g
◇米粉ペースト
- 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 6g
- お水 20g
◇米粉生地
- 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 135g
- スキムミルク 15g
- コーンスターチ 10g
- ゲランドの塩 2g
- エルヴゥドプロバンス 1g
- 無塩タイプの発酵バター(湯煎にかけて溶かしておきます) 10g
- サイリウム 5g
◇仕上げ、その他用
- 発酵バター(湯煎にかけて溶かしておきます)3g程度
- プロセスチーズ 三角のものをふたつ
- 米油 適量
◆作り方
- 先ずはイースト液の準備をします。
ホエーとオーツミルクを合わせ、人肌程度の湯せんにかけて温めます。
ここに蜂蜜を加えてよく混ぜ合わせましょう。
湯せんにかけた状態のまま、分量の白神こだま酵母をふり入れます。
自然に溶けるのを待ちましょう。 - イーストが溶けるのを待つ間にその他の準備。
先ずは米粉ペースト。
分量の米粉とお水を合わせてよく混ぜ、ラップをしないで600Wの電子レンジで加熱すること20秒。
糊状になるまでよく混ぜ合わせます。
米粉生地用の米粉・スキムミルク・コーンスターチ・お塩・エルヴゥドプロバンスをボールに合わせて泡だて器で軽く混ぜ合わせておきます。
この頃には、イーストが沸々と発酵してきています。
空いたお湯で、生地に混ぜ込むバターと仕上げ用のバター、双方を湯煎して溶かしておきましょう。 - 混ぜた粉類にイースト液を加えて混ぜます。
電動でしっかり混ぜ合わせたら、米粉ペーストと溶かしバターも加えて撹拌を続けます。
滑らかになったらサイリウムを振り入れ、スパチュラに持ち替えて混ぜ込みましょう。
パン生地らしくない緩い生地ですが、ラップをして10分休ませます。
その間に、カードを出したりオーブンシートを天板にひいたりと次の準備を。
プロセスチーズはひとつを4等分しておきます。 - 10分経つと、緩かった生地が成形可能な状態になります。
両手とカードに極薄く米油をぬり、生地をまとめて4分割します。
しずく型に伸ばした生地の表面に、刷毛で溶かしバターを塗って幅の広いほうにプロセスチーズを置きます。
プロセスチーズを生地でしっかり包んでから、自然に巻いて成形します。
巻き終わりを下に並べます。
お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 35℃で20分。 - 刷毛を使って、表面に極々薄くこめ油をぬります。
予熱したオーブン庫内へ移し、220℃で15分。
器量の良い子がひとつ。

4月になり、ほとんどの農家さんが野菜セットの販売を開始しています。
ですが、まだ本格的にではないようで、我が家の野菜事情は決して豊かではありません。
届いて2週間になる農園NaZemiさんのキャベツをチマチマ使って今日のスープを仕上げます。
春キャベツとたっぷり玉ねぎ、茹で鶏のスープです。

- ざく切りキャベツと粗みじん玉ねぎをオリーブオイルでじっくり炒め合わせます。
- 鶏のゆで汁、茹でて冷凍しておいたひよこ豆、冷凍むきグリーンピース、冷凍えのき等々加えてひと煮たち。
トマト缶に見えるものは、先日拵えたロールキャベツの煮汁を有効利用。
オイスターソースやナンプラー漬けにしたパクチー等で味を調えて出来上がり。
スープジャーに移し、ミルで粉砕したペコリーノロマーノと粗挽き黒胡椒を添えます。
我流だろうがいい加減だろうが、やはり米粉パンは作っていて楽しいのです。


朝食です。
木曜日のお魚は塩サバ。
炊き立てのご飯には岡崎おうはんの卵。

今日も湯飲みスレスレのほうじ茶。
主人が毎朝淹れてくれるお茶は、蕎麦茶もどれも美味しいのだけどやっぱりほうじ茶がいちばん。
そして、何度言っても湯飲みいっぱい、たまに思い出したように適量になってもやっぱり数日後には湯飲みすれすれいっぱいなお茶、これがまた嬉しくもあるのです。
