木曜日なので今週もパンを焼きました。
随分と長らく週にいちど、米粉パンを焼いてきましたが、その手軽さ故すっかり気に入ってしまった米粉リュスティックを今週も。
今週はトマトたっぷりの米粉リュスティック。
米粉生地にトマト缶を混ぜ込み、更にセミドライにしたミニトマトも混ぜ込んだダブルトマトの米粉リュスティックです。

リュスティックとは謳っておりますが、その定義を満たしているかは不明、いえ、おそらく否でしょう。
満たしている定義と言えば、生地の水分が多くて成形不可、その点くらいでしょう。
ですが、見た目はリュスティック。

今回、オーツミルクがいつもの分量に満たずトマト缶でかさ増ししました。
故に特に水分量が多く、成形時に少々難儀もいたしました。
ですがそこは嬉しい失敗知らずの米粉リュスティック。
表面カリっな食感は毎度叶いませんが、もっちり食感が美味しい自称リュスティックなのです。

◆材料(小ぶりなリュスティック4つ分)
- ホエー(手作りの豆乳ヨーグルトから出た水分です) 65g
- オーツミルク 40g弱(いつもならホエーと合わせて120g計量します)
- トマト缶 ホエー、オーツミルクとあわせて135g軽量しました
- 白神こだま酵母 2g
- 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 85g
- もち麦パウダー(もち麦をミルで粉砕し、更にザルでふるったもの) 8g
- スキムミルク 15g
- てんさい糖 5g
- サイリウム 3g
- ゲランドの塩 2g
- セミドライミニトマト、冷凍むき枝豆 各適量
- 成形時、その他用の米粉、こめ油 各適量
- ホエー、オーツミルク、トマト缶を合わせて計量し、60℃程度の湯煎にかけます。
ここに分量のイーストを振り入れ、湯煎にかけたまま自然に溶けるのを待ちましょう。 - イーストが溶けるのを待つ間に、ボールに粉類をすべて合わせ、スパチュラで混ぜ合わせておきます。
もち麦パウダーは今日でおしまい。
来週からはコーンスターチか何かを使いましょうか。
スキムミルクをいつもの倍量以上加えてみました。
この頃には、イーストがプクプクと発酵しています。 - 合わせた粉類にイースト液を一気に加えてスパチュラで混ぜます。
いつもより相当緩い生地です。
少しぽってりとしてきたらそれでOKとし、ラップをしてオーブンの発酵機能 35℃で25分発酵させましょう。
その間に、セミドライミニトマトと枝豆を室温に戻しておきます。 - 生地をスパチュラで底から大きく返すように軽く捏ねます。
セミドライミニトマトと枝豆も加え、崩さないよう混ぜ込みます。 - 両手のひらとカードにこめ油を薄くぬり、生地をオーブンシートの上に移します。
形を整え、カードで4分割しましょう。
茶こしを通して米粉を多めに振り、切り込みを入れます。
切り込みにこめ油をやや多めに垂らして準備は完了。 - 霧吹きでお水を吹き、予熱したオーブン庫内へ。
250℃で先ずは10分、その後 200℃に下げて更に5分、合計15分の焼成時間。
表面カリカリに見えますが、いえいえ、とてもソフトな自称リュスティックなのです。

昨日届いた農園NaZemiさんのお野菜たち。
中にあった小松菜がとても綺麗だったので、出来るだけ食感を活かしたサラダにしました。
シャキシャキの食感、ペコリーノロマーノの風味、そして温泉卵。
相性抜群です。
相性抜群です。

- 小松菜は綺麗に洗ってざく切りにし、少量のお塩を揉み込みます。
10分ほどおいてザルに移しましょう。
熱湯をたっぷりと回しかけ、冷めたらギュッと絞っておきます。 - 新玉ねぎはスライスします。
オレンジピール、ミルで粉砕したペコリーノロマーノ、アンチョビ、オリーブオイル、にんにくピュレを合わせてよく混ぜておきましょう。 - 小松菜を加えます。
かさ増しに、昨日拵えたポテトサラダも。
和えて、温泉卵と粗挽き黒胡椒を添えて出来上がり。
トマト色した米粉リュスティック。
なんとなく春色サラダ。
気分躍ります。
気分躍ります。


朝食です。
木曜日のお魚は塩サバなのですが、最近たまにサンマが加わるようになりました。
サンマの干物、塩味ほどよく美味しいのです。

ちょっと暗めの画像に真っ白なご飯、海苔の佃煮が映えます。
