2025年04月30日

タコスブーム到来

明日からの大型連休を前に少々浮かれ気味の我が家。
どこかに出かける予定は従来通りありませんが、お昼のメニューはほぼ確定致しております。

1週間に近い連休中、先日拵えた『タコス』が再現されるのは火を見るよりも明らか。
そのためにしっかりと備忘録しておきます。

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元々は、昨年日本を訪れた甥っ子たちがタコスを振舞ってくれたのがきっかけのタコスブーム。

  2024年06月18日の備忘録 ☆彡

今年はどうやら彼らの来日はないようなので、じゃ、元から作ってしまおうということに相成りました。
シラチャーソースも取り寄せました。
おちびさんたちがご披露してくれたタコスは牛肉でしたが、そこはあっさり予算の関係で鶏肉。

タコスに詳しい方の動画で、『チキンティンガ』なるものを聞きかじり早速実践。
もちろん、いつもの材料ありき、脱線ありきですけどね。

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ですが脱線しなかったのはこの道具。
トルティーヤプレスまで主人が取り寄せてしまったものだから、私ももう後には引けなくなってしまった、という訳です。

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そして、見様見真似とは言いつつ意外とチキンティンガなる料理は応用自在であることが判明。

何なら、時間のある時に鶏肉を煮込んでおいて、また時間のある時に細かく裂いておいて、時間のあるときにピュレ状にしたソースに合わせる、当日はワカモレやらなんやらを準備するだけ、なんて時間差料理も可能。
うん、良いんじゃない?タコス。

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チキンティンガは時間のある時に準備しておきます。
オレガノが欲しいところではありますが、在庫がないのならば仕方がない、そこはあり合わせで。

  1. みじん切り玉ねぎとニンニク、さいの目人参、鷹の爪、クミンシード、ついでにフェネグリークをフライパンに合わせ、油でじっくり炒め合わせます。

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  2. トマト缶を1/2缶程度加え、ベルガモット・ウスターソース・タマリンド・ケチャップ・塩等々加えてしばし加熱。

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    良い感じになったところで、皮を除いた鶏胸肉と鶏もも肉をそっと加えます。

    鶏もも肉って裂けるの?
    当初の疑問はあっさり解消されました。
    胸肉とは異なる感触ではありますが、気持ちよく裂けます。
    それはまた後程。

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  3. 時々上下を返しながら、ぴったりと蓋をして20分。

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  4. この日はここまでにして、保存容器に移してひと休み。

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  5. 思い付いたときに双方の鶏肉を細かく裂きます。
    乾燥しないようラップを密着させておきましょう。

    そして煮汁はミルでピュレ状に。

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  6. また思い付いたときに、ソースと鶏肉を合わせてひと煮たち。
    これでチキンティンガの準備は完了。

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タコス当日。
先ずは初めてのトルティーヤプレスを使ってみましょう。

  1.  ◆ マサハリナ 130g
     ◆ ぬるま湯 170g
     ◆ お塩 小さじ1/2

    これが基本的な材料らしいのですが、お塩はこれより少なめにしました。
    ぬるま湯は少しずつ様子を見ながら追加していくのが賢明かと存じます。

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  2. ひとつ20gずつに丸めます。
    ですが、ちょっと小さめかな?って気も致します。
    他の方のご経験では、27gとのご意見も。

    丸めた生地が乾燥しないようラップをふわりとかけ、ルティーヤプレスの登場。

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    オーブンシートを使い、生地を薄くのばします。

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    思いっきりプレスしても大丈夫、いえ、思いっきりプレスすべきです。

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    のばした生地は、お互いがくっつかないようラップを間に挟んで重ねていきます。

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  3. 鉄製のフライパンをしっかり熱し、油をひかずに両面焼きます。
    ひっくり返すとぷくっと膨らみます。

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    数枚はチーズを添えましたが、主人曰く以降はチーズはなしで、とのこと。
    焼きあがったトルティーヤは、キッチンペーパーを敷き込んだビニール袋に重ねておきます。

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後はサルサヴェルデやワカモレなどを準備して、お好きな具、お好きなソースで楽しむだけ。
そして、パクチーとライムは必須。

主人が気に入っておりましたサルサヴェルデとワカモレの材料も軽く備忘録しておきましょうか。

  • ビーマン 2個
  • 玉ねぎ
  • お塩
  • ニンニク
  • パクチー
  • ライム果汁
  • ビネガー
  • タバスコ
  • お水少々


  • アボカド
  • 玉ねぎ
  • ライム




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明日からはお弁当の備忘録もしばらくお休みです。
今日拵えたありあわせのカオニャオ・マムアンもさらっと備忘録しておきましょう。

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先日、イオンさんがアジアンフェアを開催されており、タイ産のナムドクマイ種マンゴーを予約致しました。
それがびっくりするほど美味しくて、まるでセブで食べた旬のマンゴーのような風味。

ちょうど少し残っておりましたジャスミンライスを甘く味付けして、ありあわせのカオニャオ・マムアンに仕上げました。

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使用したのは、ココナッツミルクとココナッツシュガー。

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お鍋に合わせて加熱し、炊きあがったジャスミンライスに結構な量加えます。
蓋をして十分に蒸らせば、甘いジャスミンライスの出来上がり。
残ったココナッツミルクは更に煮詰め、とろりとしたシロップに。

カットしたマンゴーとジャスミンライスを合わせ、煮詰めたココナッツシロップをとろり。

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もう少し甘味が欲しかったので、ナッツの蜂蜜漬けをジャスミンライスに足しました。
うん、良い感じ。





全粒粉クスクスのサラダを添えて、連休前のお昼ご飯。

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このスタイルの朝食も来週半ばまではお休みです。

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連休中、お魚を焼くことこそないでしょうが、タコスと並ぶ我が家のブームは"ほうとう"
カボチャがなくても、なんでも在庫野菜をたっぷり加え、ひらぺったい"ほうとう"と合わせるのです。

あの味噌風味、煮詰まって角がとれたほうとう・・・
休日の朝の"ほうとう"、早速明日の朝にでも登場しそうです。

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2025年04月28日

大和さんへ 〜 晩春の山菜、コシアブラご飯

盛り沢山な週末が明け、本日月曜日。
美味しいものをいっぱい食べ、いっぱいお料理し、そして存分に楽しんだ金・土・日でした。
先ずはこちらの立派なコシアブラ。

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ご縁があって我が家にやってきたこの子たち。
そうか、コシアブラの香りってこうなのか、これがコシアブラの味なのか。

いつもはタラの芽だかコシアブラだか分からない、なんて言っているのですが、袋いっぱいのコシアブラで鼻腔が刺激された意義ある週末を過ごしたのです。




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金曜日に向かった先は、もちろん三重県は桑名市、多度にあります季節料理の大和さん。
晩春の山菜尽くしをいただきにお邪魔致しました。





ですが、その前にいつもの寄り道。
大和さんとは逆方向ではありますが、和菓子の松花堂さんでお抹茶と和菓子をいただきます。





この季節ですもの、主人も私も柏餅を選びます。
おかあさん曰く、『谷川製』と『道明寺粉』とどちらにします?

え?『谷川製』?ナニソレ?
和菓子の皮、ツルっとしてモチっとして・・・おかあさんの説明が美味しそうで、とにかくひとつずつ食べ比べることとなりました。

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設えも鯉のぼり。

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谷川製谷川、調べると色々と分かりましたよ。
和菓子ってつくづく面白いな、そう思います。

さ、それほどゆっくりともしていられませんものね。
大和さんへと向かいましょう。

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タケノコに木の芽味噌、ウルイにフキ味噌。
大和さん、ウルイのことをなんて言っていたっけ。

『瓜菜(うりな)』でも『オオバギボウシ』でもない呼び方だったと思ったのだけど。
山菜や野菜の地方の呼び名、なんだか惹かれるのです。

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手前から、ヤブカンゾウにフキ、山わさび。

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トロリ半熟卵とわらびの福袋。
山人参・・・じゃ、ないですよね、これ。
いつも、大和さんが説明してくださるのをササっと箸袋の裏にメモするのですが、何分食欲優先で。
あと、走り書きの自分の字が解読不可能な場合も多々。

・・・なんて書いてあるのかしら。
『たきい』???『やまにんじん』・・・違うよなぁ。これ。
奥の淡い山菜が『あまどころ』かしら。

大和さんのお庭の玄関近くで、小さなスズランのような可愛らしいお花を携えていました。
立派な斑入りが自慢のあまどころだそうですよ。

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風のつよい日でした。
早めに田植えを終えた水田を遠くに眺めていると、大和さんのお庭を小柄な女の子が探検していましたよ。
私たちの方を一瞬じっと観察してから、どうやら害なしと判断したのか、足を進めて強風を楽しんでいました。

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手前はイタドリ。
梅肉で和えてあるのかと思いきや、イタドリは酸味の強い山菜だそうです。
鰹節で和えてあるだけで、梅肉は使っていないとのこと。

酸味が苦手な人は長時間水に晒すことで酸味を抜くのだそう。

奥のちょっと紫がかった山菜は・・・はて?
私のメモには、『おにぎり』だの『新芽』だの不思議なワードが並んでおります。

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サクサクの天ぷら。
タラの芽にゆり根、そして・・・あ、これが何かの新芽かしら。

分かりました!思い出しました!
『おにぎり』ではなく『おにゆり』です。
ゆり根って、鬼百合のゆり根なんですって。

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そしてお待ちかねのコシアブラご飯。
土鍋の蓋を大和さんが持ち上げると、同時にふわり蒸気と香り。
真っ白なご飯に細かく刻まれたコシアブラ。

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もう無言です。

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大和さんでお吸い物仕立ての汁物をいただくのは初めてなのではないかしら。
『モミジガサ』とのメモがありました。
具沢山のお吸い物にコシアブラご飯、体が浄化されていきます。



   後になって気づいたのですが、『モミジガサ』というのはキノコの類ではないようです。

   『葉が開く前は傘のように折りたたまれていること、葉が開くとモミジ葉の形に似ていることから「モミジガサ」と名付けられた。秋田ではシドケと呼ばれ、最も人気が高い。

   山菜のようですね。『イタドリ』と同じお皿の子がそうかもしれません。

   

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そしてわらび餅。
きな粉の香ばしい香り。

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そして翌日。
湿らせた新聞紙にふわりと包まれ、更にお野菜保存袋に入れられ、野菜室でひと晩過ごしたコシアブラたち。
青々とした麗しい佇まいに再びうっとり見惚れます。

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『タコス』の予定でいたのをあっさり変更し、コシアブラ尽くしのお昼ご飯。
いつもよりこめ油を多めにストウブに注ぎ、たっぷりの揚げ油で天ぷらにします。
今まででいちばん、もちろん私が揚げた中で、ですが、最高の天ぷらに仕上がりましたよ。

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やはり油の量だったのね、天ぷらって。

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そしてもちろんコシアブラご飯。

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熱湯にお塩、さっと湯がいたコシアブラを冷水に軽く晒し、醤油洗いをして刻みます。
炊き立てのご飯に『日比野さんの山椒ちりめん』、そしてコシアブラ。



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ふふふ、コシアブラの香りが鼻から抜けます。





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そして本日月曜日。
少し残しておいたコシアブラ、そして炊き立てのご飯。

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刻んだコシアブラに白胡麻、少々のお塩。
胡麻油なんて要りません、炒めるなんて不要です。

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甘辛く煮た油揚げに、小さく握ったコシアブラご飯を詰めます。
いくつか破れてしまった子は私の分。

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お弁当用には日比野さんの昆布を添えて。

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もちろん朝食もコシアブラご飯。
お魚はハマチの西京焼き。
イオンさんが届けて下さったタイ産マンゴーが飛び切り甘くておいしいのです。

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ついでなので、大和さんにお邪魔した金曜日の朝食も。
久しぶりにイオン産イワシでなく、私が煮た生姜煮イワシ登場。

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明日はお休み。
本当に主人は今日お酒を控えられるのかしら。

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2025年04月24日

米粉バターロール 〜 グリルマッシュルーム編

木曜日なので週間ルーティーンに則り今週もパンを焼きました。

手作りの豆乳ヨーグルトから出た水分で米粉生地を混ぜる米粉パン。
今回は発酵バターを混ぜ込んだ米粉バターロールです。

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もっちりとした米粉生地で包んだマッシュルーム。
最近頻繁に拵えて常備してあるお気に入りのお惣菜です ☆彡

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そして、今回冒険したのは使用したイースト。
いつもは白神こだま酵母を使用するのですが、訳あって在庫があったこのイースト。
もう使用することもないでしょうし、折角なので一か八か米粉パンに使ってみようかな、と。

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ちゃんと焼きあがって胸をなでおろした、という訳です。

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◆材料(4つ分)

◇イースト液
  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 84g
  • オーツミルク ホエーと合わせて120g計量します(今回油断して124gになってしまいました)

  • 蜂蜜 8g
  • イースト 2g


 ◇米粉ペースト
  • 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 6g
  • お水 20g


 ◇米粉生地
  • 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 135g
  • スキムミルク 15g(こちらも油断して17gに)
  • コーンスターチ 10g
  • ゲランドの塩 2g


  • 無塩タイプの発酵バター(湯煎にかけて溶かしておきます) 10g
  • サイリウム 5g

 ◇仕上げ、その他用

  • グリルしたマッシュルーム(☆彡) 適量
  • 米油 適量





◆作り方

  1. 先ずはイースト液の準備をします。

    ホエーとオーツミルクを合わせ、人肌程度の湯せんにかけて温めます。
    ここに蜂蜜を加えてよく混ぜ合わせましょう。

    湯せんにかけた状態のまま、分量のイーストをふり入れます。
    自然に溶けるのを待ちましょう。

    いつもの白神こだま酵母は"お味噌"のような香りがするのですが、うん、違います。

  2. イーストが溶けるのを待つ間にその他の準備。

    先ずは米粉ペースト。
    分量の米粉とお水を合わせてよく混ぜ、ラップをしないで600Wの電子レンジで加熱すること20秒。
    糊状になるまでよく混ぜ合わせます。

    米粉生地用の米粉・スキムミルク・コーンスターチ・お塩をボールに合わせて泡だて器で軽く混ぜ合わせておきます。
    この頃には、イーストが沸々と発酵してきています。

    空いたお湯で、発酵バターを湯煎して溶かしておきましょう。

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  3. 混ぜた粉類にイースト液を加えて混ぜます。
    電動でしっかり混ぜ合わせたら、米粉ペーストと溶かしバターも加えて撹拌を続けます。

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    滑らかになったらサイリウムを振り入れ、スパチュラに持ち替えて混ぜ込みましょう。
    パン生地らしくない緩い生地ですが、ラップをして10分休ませます。

    その間に、カードを出したりオーブンシートを天板にひいたりと次の準備を。


  4. 10分経つと、緩かった生地が成形可能な状態になります。

    両手とカードに極薄く米油をぬり、生地をまとめて4分割します。
    しずく型に伸ばした生地の幅の広いほうにマッシュルームを散らし、そっと生地で包みながら巻きましょう。

    巻き終わりを下に並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけます。
    オーブンの発酵機能 35℃で20分。

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  5. 刷毛を使って、表面に極々薄くこめ油をぬります。
    予熱したオーブン庫内へ移し、220℃で15分。

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    いつもよりちょっと生地が緩めだったかな?
    でも、ま、使う当てのなかったイーストがどうやらお片付け出来そうです。

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在庫野菜と釜揚げしらすのサラダを添えます。

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  1. レタスは適当にちぎり、極少量のてんさい糖とお塩を軽く揉み込んで10分ほどおきます。
    しっかりと絞り、パプリカやグリルマッシュルームと合わせておきます。

  2. 茄子と人参は輪切りにし、オリーブオイルと極少量のお塩を全体にまぶし、お魚グリルで10分ほど。
    冷ましておきます。

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  3. 釜揚げしらすやペコリーノロマーノ、抜き菜の胡桃和え等々、加えて和えれば出来上がり。
    黒胡椒を挽きます。

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そろそろ保冷剤が必須となる気温です。

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朝食です。
今朝のお魚はサンマにしました。

少し残っていた釜揚げしらす、たっぷりの大根おろしと日比野さんのポン酢を添えて。
サンマに合わせるも良し、主食の炊き粥に合わせるも良し。
もちろんそのまま食べるも良し。

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明日は晩春の山菜尽くし。
こしあぶらご飯が何より楽しみなのです。

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posted by しんさん at 13:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 米粉を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月23日

おから蒸しパンのチキンサンド 〜 鶏胸肉のしっとりローストチキン編

今朝はおから蒸しパンを焼きました。

じっくりと湯煎焼きで仕上げるおから蒸しパンに、鶏胸肉のローストチキンをたっぷり、そしてパリパリのレタス。
何となくリーフレタスの方が売り場面積も広いし市民権も得ているイメージですが、この食感は玉レタスならでは。

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そして今日の自慢は、この鶏胸肉のローストチキン。

最近は湯煎で仕上げることが多かった鶏胸肉ですが、鶏皮が大好きな主人とやや苦手な私、湯煎で仕上げた鶏皮はどうも食べづらいのです。
調理法には関係なく、とにかく鶏皮を付けてほしいという主人です。
ローストした鶏皮ならば私も抵抗なく食べられる、ってわけ。

お値段もお手頃な鶏胸肉のレシピ、多く身につけるに越したことはありませんものね。

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◆材料(おから蒸しパンは野田琺瑯のレクタングル浅型Sサイズにひとつ分)

  • おからパウダー(生おからから作った手作りです) 20g
  • パン粉 8g(極少量残っていたもの)
  • サイリウム 5g
  • てんさい糖 3g
  • ベーキングパウダー 2g
  • お塩、エルヴゥドプロバンス 各ひとつまみ程度


  • 卵 2個
  • オーツミルク 85g
  • こめ油 10g



  【鶏胸肉のローストチキン】
  • 鶏胸肉 1枚

  • 塩麴
  • マーマレード
  • 蜂蜜
  • にんにくペースト
  • 粒マスタード 
  • チリパウダー





  1. 先ずはおから蒸しパンから。

    生おからは、100gずつ小分けにして冷凍してあります。
    凍った状態のまま、オーブンシートをひろげた上に乗せ、予熱なしのオーブン 110℃で1時間35分。

    前日の夕方にオーブンに入れて加熱し、翌朝まで庫内に放ったらかしです。

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  2. ここからが今朝の作業。
    カラカラに乾いたおからをミルで粉砕し、
    更にザルで漉しておからパウダーの出来上がり。

    20g計量し、パン粉・サイリウム・てんさい糖・ベーキングパウダー・お塩・エルヴゥドプロバンスと合わせます。
    パン粉は、数日前に揚げ物をした時の残りです。
    ビニール袋で振り混ぜておきます。

  3. ボールに卵・オーツミルク・こめ油を合わせて泡だて器でよく混ぜ合わせます。
    ここに2の粉類も加えてよく混ぜましょう。

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  4. 容器のオーブンシートを敷き込み、生地を流し入れます。
    予熱したオーブン庫内へ移し、天板にお湯を張って設定温度 180℃でゆっくり湯煎焼き30分。

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    容器のまま粗熱をとりましょう。

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  5. オーブンが空いたところでチキンをローストしましょう。

    鶏胸肉は予め1時間ほどマリネしてあります。
    キッチンペーパーで鶏胸肉の水気をしっかり抑え、皮面をフォークで突いてビニール袋へ。
    調味料をしっかりと揉み込み、1時間ほど冷蔵庫へ。

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  6. 焼く20分ほど前に冷蔵庫から出して室温に戻しておきます。
    皮面を上にし、予熱したオーブン庫内に移して200℃で先ずは20分。

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    一旦オーブン庫内から取り出し、ビニール袋に残った漬け汁を上から回しかけます。
    更に200℃で15分。

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    お塩をちろっとふって焼いた人参もホクホクっとロースト完了。

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  7. この頃にはおから蒸しパンも完全に冷めています。
    厚みを半分にし、ひよこ豆のフムスとマヨネーズを表面に満遍なくぬりましょう。

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    サクサクのレタスとチキンをサンドして出来上がり。

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主人からは"デザート"と評された謎のお菜。

実はこれ、茄子とフムスと水切りヨーグルトのサラダです。
"ババガヌーシュ"っていうペースト状のお料理に引っ掛けてみたのだけど・・・
現物も材料も知らないから何とも、ねぇ。

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香ばしく焼いた茄子の皮をむいて作るのが一般的なようですが、私は兎に角茄子の皮をむくのが嫌なのです。
ただでさえ栄養価に期待できない茄子、皮をむいたらお気の毒ってだけのことなのですが・・・





  1. おから蒸しパンサンドで使用した簡略版フムス。
    茹でて冷凍しておいたひよこ豆を、ペコリーノロマーノ・レモン果汁・ニンニクペースト・アンチョビ・オリーブオイル等と一緒にミルで撹拌しただけ。

    これを少し残しておいて、蒸した茄子を加えて更に撹拌。
    簡略版 ババガヌーシュ の素が完成。

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  2. 1に水切り豆乳ヨーグルトを加えてペースト状にします。

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    オーブンでじっくりローストした人参は、断面が大きくなるようフォーク等ざっくりと切ります。
    パプリカも彩りに。
    意外とハニーナッツの食感と甘みが好相性でした。

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ババガヌーシュに粗挽き黒胡椒を多めに添えて、お昼ご飯の出来上がり。

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朝食です。
水曜日のお魚は金太郎イワシ。

忙しい朝でしたが、ちょっと頑張ってご飯を炊いたのはこれが食べたかったから。
釜揚げしらす+海苔+温泉卵。

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ふわふわな釜揚げしらす・・・あぁなんて美味しいの。





食べ始めてから、いそいそと主人が山葵を持ってきてくれましたよ。
必須ですね、山葵。
たとえチューブでも。

梅雨時のような雨のなか、清々しくツバメが飛び交っています。

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2025年04月22日

ライスペーパーのポテトサラダパイ

今朝はライスペーパー生地のパイを焼きました。
卵液をしっかり含んだライスペーパーを2枚重ね、フィリングをたっぷり包みます。

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そのたっぷり包んだフィリングがこちら。

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薄墨桜渋滞も落ち着き、いつもの静かな根尾に戻った先週末。
久しぶりにお邪魔した根尾の伯母宅で存分にお喋りを楽しみました。

盛り上がっている最中にご近所さんが届けて下さった作りたてのポテトサラダ。
まだほんのりと温かくて、ご近所さんらしく"練り物"がたっぷり入ったちょっと甘めのポテトサラダです。

食べきれない分をいつものように持たせてもらい、今日、こうして主人と私のお昼ご飯に。
時々顔を出す"竹輪"に、ついご近所さんの大らかで豪快な笑い声を思い出してしまうのです。

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ライスペーパーのリメイクパイ、簡単で応用は自在なのです。
以下でふたり分。


  1. 先ずは卵液の準備。

     ◇ 卵 1個
     ◇ オーツミルク 20g
     ◇ オリーブオイル 5g
     ◇ ミルで粉砕したペコリーノロマーノ 5g
     ◇ ベーキングパウダー 1g
     ◇ エルヴゥドプロバンス・ナツメグパウダー・お塩 各適量

    以上をボールに合わせてよく混ぜ合わせます。

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  2. ライスペーパーはひとり分で2枚使用します。

    大きめに切ったラップの上にライスペーパーを1枚のせ、卵液をスプーンで適量垂らして全体にぬり広げます。
    そっと裏返して裏面も。

    もう一枚同様に両面卵液をぬって2枚重ね、これでひとり分。

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  3. 2枚重ねたライスペーパーの1/3辺りにポテトサラダを落とします。

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    ポテトサラダを包み込むように下線を折り込み、更にその上にもポテトサラダ。
    上線からポテトサラダを包み込むように折り込みます。

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    両端を折り込んでポテトサラダをしっかりと包みましょう。
    そして更に上にもポテトサラダ、そしてとろけるチーズ。

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  4. 予熱したオーブン庫内へ移し、設定温度 180℃で20分。
    ひとつでお腹いっぱいになるポテトサラダいっぱいのライスペーパーパイ。

    根尾の伯母のご近所さんの味です。

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トマトとパクチー、ナンプラーの組み合わせが好きです。

ちょうど今週はイオンネットスーパーさんに届けていただいたトマトがあります。
ナンプラーと干しエビに漬け込んでおいたパクチーも少し残っています。
在庫食材をどんどん加えて具沢山サラダに仕上げましょう。

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トマトやレタスから出る水分を、少しでもクスクスが対処してくれないかな・・・なんて淡い期待を以て合わせてみました。

冷凍むきあさり、茹でたひよこ豆と一緒にクスクスをブロスで戻します。
アボカド・みじん切り玉ねぎ・レタス・パプリカ等々合わせ、ナンプラー漬けにしたパクチーとハニーナッツも少々。
温泉卵とフライドオニオンを添えて出来上がり。

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朝食です。
火曜日のお魚はしめ鯖、アボカド、玉ねぎスライスの組み合わせ。

主食は大根おろしをたっぷり添えたおろし蕎麦にしました。
そろそろ冷たいお蕎麦が嬉しい季節。

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根尾の伯母が持たせてくれた巻き寿司と稲荷寿司。
これも近所の人が届けてくれたけど食べられないから、と。
人気者だな、伯母。

伯母は心配していたけれど、ふたりで半分こして美味しくお腹に収めました。
冷たくなったお寿司は蒸し寿司にするのがいちばん。
ふっくら美味しく、無駄なく不満なく平らげました。

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posted by しんさん at 13:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | リメイク料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする