2024年12月26日

胡桃バターの米粉テーブルロール

2024年、今年最後のお弁当です。

最後に何かしら華やかなものを拵えたいのは山々ですが、それより何より、年末年始に向けての食材お片付けが私の重要課題。
『30日配達で下仁田ネギを1キロだけ買ったよ』
そう満面の笑みが伝わるような主人からのメッセージですもの。

いつも通り、今年最後とは言え木曜日なのでパンを焼きましたよ。

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最近は、発酵バターを米粉生地に混ぜ込む『塩バター米粉パン』が主流でしたが、今回は久しぶりにこめ油を使用。
うーん、バターに比べると米粉らしいもっちりとした生地に仕上がりました。

そして米粉生地で包んだのは胡桃バター。
先日のワイン会用に拵えた(☆彡)のですが、皆様にお披露目することなく自宅に持ち帰ってきた胡桃バターです。

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ほんのり甘い、それでいて塩麴を効かせた濃厚な胡桃バター。
今年最後のお弁当にしては地味ですが、うん、これはこれで私の好きな味に仕上がりました。





◆材料(4つ分)


◇イースト液
  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 59g
  • オーツミルク ホエーと合わせて120g計量します
  • 蜂蜜 8g
  • 白神こだま酵母 2g

 ◇米粉ペースト
  • 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 6g
  • お水 20g

 ◇米粉生地
  • 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 135g
  • スキムミルク 15g
  • コーンスターチ 10g
  • ゲランドの塩 2g

  • こめ油 10g
  • サイリウム 5g



 ◇成形、仕上げ用

  • 胡桃バター 6g×4つ
  • ゲランドの粗塩 適量
  • 成形時・仕上げ時用のこめ油 適量




◆作り方

  1. 先ずはイースト液の準備をします。

    ホエーとオーツミルクを合わせ、人肌程度の湯せんにかけて温めます。
    ここに蜂蜜を加えてよく混ぜ合わせましょう。

    湯せんにかけた状態のまま、分量の白神こだま酵母をふり入れます。
    自然に溶けるのを待ちましょう。



  2. イーストが溶けるのを待つ間にその他の準備。

    先ずは米粉ペースト。
    分量の米粉とお水を合わせてよく混ぜ、ラップをしないで600Wの電子レンジで加熱すること20秒。
    糊状になるまでよく混ぜ合わせます。

    米粉生地用の米粉・スキムミルク・コーンスターチ・お塩をボールに合わせて泡だて器で軽く混ぜ合わせておきます。
    この頃には、イーストが沸々と発酵してきています。

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  3. 混ぜた粉類にイースト液を加えて混ぜます。
    電動でしっかり混ぜ合わせたら、米粉ペーストとこめ油も加えて撹拌を続けます。

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  4. 滑らかになったらサイリウムを振り入れ、スパチュラに持ち替えて軽く混ぜ込みましょう。
    パン生地らしくない緩い生地ですが、気にせずラップをして10分休ませます。
    その間に、胡桃バターを6gずつ軽く丸めておきましょう。

    10分経つと、緩かった生地が成形可能な状態になります。
    両手とカードに極薄くこめ油をぬり、生地をまとめて4分割します。

    しずく型に伸ばした生地の広い側に胡桃バターを乗せ、しっかりと生地で包みましょう。
    生地を引っ張らないよう優しく巻きます。

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  5. 巻き終わりを下にして並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけます。
    最終発酵はオーブンの発酵機能を使って、40℃で20分。

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    刷毛を使って表面に極々薄くこめ油をぬり、粗塩をほんのちょっとチロリ散らしましょう。

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  6. 予熱したオーブン庫内へ移し、220℃で15分。
    ちょっと肌理の詰まった焼き上がりですが、餅化というほどでもなし。
    うん、良しとしましょう。

    今年もよく頑張りました。

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食材が限られる週末近くの年末。
繰り返しになりますが、それでも今年最後のお弁当、無理矢理感は出来るだけ抑えたいところ。

色々と考えた結果、蒸し野菜のサラダになりました。
丸ごとじっくりと蒸したジャガイモと人参を美味しく食べるためのサラダです。

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  1. ぽんがる有機農園さんから届いたジャガイモ、その名も姿も可愛らしい『デストロイヤー』
    人参と一緒に、包丁を入れず皮ごとストウブに並べます。
    お水をちょっと、大さじ1ほど回しかけ、粗塩をちろりとふって火にかけ、煮立ったらぴったり蓋をし弱火で20分。

    途中、時々様子を見て必要ならばお水を少し足してじっくり蒸しましょう。

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  2. 蒸している間にドレッシングの準備。

    水切り豆乳ヨーグルト、ディジョンマスタード、蜂蜜、白胡麻、たっぷりの刻みピクルス。
    ボールに合わせてしっかりと混ぜ、半分に切って種を除いた金柑、ドライアメリカンチェリーを加えます。

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  3. 蒸し野菜の火を止める直前に冷凍むき枝豆を散らし、再度蓋をしてしばらく蒸らします。
    人参とジャガイモが十分やわらかくなっているのを確認したら、ざるに移して自然に水分を飛ばしておきましょう。

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  4. 粗熱が取れたジャガイモと人参は、キッチンペーパーで挟んで粗くつぶします。
    茹で卵と一緒にドレッシングで和えれば、はい、出来上がり。

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安心して皮ごと食べられる野菜、この出会いが2024年の我が家の台所を大きく変えてくれたんだな、と。

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朝食です。

曇りや雨の日って、なんだかテーブルの画像が暗く写るのです。
主食は随分と前に根尾の伯母が持たせてくれた栗ご飯。
冷凍してあったものを解凍しても、やっぱり大きな栗がゴロゴロ、伯母の味だな。
木曜日のお魚は塩サバですよ。

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フルメンバーの朝食も2024年はこれが最後かな。
なんとなく気分的には忙しいけれど、反面しんみり今年を振り返る年末らしい感情にも浸るのです。

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2024年12月25日

ALL-FREEで煮る豚の角煮

なんとなくクリスマスイブが過ぎ、なんとなくクリスマス当日を迎え、いよいよ年の瀬を意識し始めました。

イオンネットスーパーのお買い物でも、いつもの食材の間にお正月食材がふいに現れたり。
今年は何もしないぞ、なんて毎年思いつつちょっと焦るこの時期。
せめて冷蔵庫のお片付けくらいはしようかな、なんて。

先ずは、在庫食材をまとめたデザートを拵えました。

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お正月に向けて、茹で小豆は冷凍しておくと何かと便利ですもの。
多めに圧力鍋で一気に茹でて冷凍しておきます。

茹でこぼしすのが一般的な小豆調理ですが、なんだか栄養まで流してしまいそうで。
洗った小豆の水をしっかり切って、全体がサラッとするまで乾煎りすることで私は下準備完了と致しております。

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乾煎りした小豆の上3センチ程度までお水を注ぎ、圧力鍋で加圧すること15分。
私好みのちょっと固めの茹で小豆の出来上がり。

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冷凍しておいたさつま芋は、ゆっくり時間をかけてオーブンで焼いたもの。
期待していたほどの甘さがなくて、ちょっとがっかりしたのだけど。
先日のワイン会(☆彡)で出番がなかった『胡桃バター』と合わせてペースト状にして、小豆と一緒にジャーに詰めます。

軽く温めたさつま芋をマッシャーでつぶし、熱いうちに胡桃バターを加えてよく混ぜます。
オーツミルクで程よくのばして、はい、出来上がり。

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毎週毎週中途半端に残ってしまう木綿豆腐は、半量分の白玉粉と合わせて白玉団子に。
蓬フレイバーに仕上げます。

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順にジャーに詰め込み、仕上げに干しイチゴとクコの実を飾って、お片付け和風デザートの出来上がり。
今年のお弁当も明日が最後になりました。

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そして今日いちばんのお片付けがこちら。
ノンアルコールビールで煮込んだ豚の角煮です。

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今年の夏、サントリー主催の神泡サーバーオンラインイベントに当選致しました。
神泡サーバーが楽しめるよう何種かの缶ビールをいただいたのですが、そのなかの1本、ノンアルコールビールのALL-FREEが冬になってもセラーの中にチョンっと鎮座。

今年のうちに片付けてあげないとね。





  1. 豚バラブロックは大きめにカットし、キッチンペーパーでしっかりと水気を押さえます。
    油をひかずに全面をしっかりと焼き付けたら、キッチンペーパーの上に移して油をしっかり切っておきましょう。

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  2. お肉を圧力鍋に移し、ノンアルコールビールをひたひたに注ぎます。
    350のひと缶で丁度な量でした。

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    ネギの青い部分、生姜を散らし、加圧すること15分。
    炭酸を加圧するのに少々躊躇し、先ずは蓋をせずに加熱してしっかり炭酸感が抜けてから加圧に進みました。

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  3. 一旦蓋を開け、在庫野菜を加えます。
    ぶつ切りにしたゴボウに、その名も愛らしいジャガイモの『デストロイヤー』

    ちょっと残っていたゴボウの醤油漬けは、漬け汁ごと加えます。
    加圧すること2分弱。

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  4. 後は加圧をしないで、味付けをしながらことこと煮詰めます。
    丁度根菜の煮ものが余っていたので、保存していた琺瑯容器に移し替えてコトコトコトコト。

    琺瑯容器って本当に頼りになる道具です。
    そしてノンアルコールビールで煮た角煮は、ほろほろ柔らか、格段の美味しさでした。

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今宵はこのほろほろな角煮で熱燗ですね。

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朝食です。
圧力鍋から角煮を早々に引き上げたのは、朝食のお粥がのちに控えていたから。
炊き立てのおかゆに釜揚げシラス、そして平飼いたまごの温泉卵。

この温泉卵、初めての双子ちゃんでした。
主人のも私のもふたつともが双子ちゃん、なんだか嬉しい。

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金太郎イワシも我ながらお見事な焼き具合。
熱々の焼きミカンで、うっすら汗ばんだ年の瀬の朝でした。

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2024年12月24日

米粉シフォンケーキ 〜 干しイチゴ編

週末のワイン会で、つい高揚してしまった主人のその後の体調不良も完全に癒え、いつも通り空腹を感じながらキッチンに立ちます。

前回、信じられないくらい不器量な米粉シフォンケーキを焼き上げてしまった(☆彡)記憶も未だ鮮明ではありますが、気にせず負けず、米粉シフォンケーキを焼きました。

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大きな穴ぼこに怯えながらナイフを入れます。
あら、嬉しい誤算、なかなか上手く着地できたのではないかしら。

年明けに決まった実母の腹腔鏡手術の検査等の関係で、近頃、兄や妹やらとのライン頻度が上昇中。
なんとなく信頼関係も深まるのか、休日に道の駅など出かけた兄夫婦がちょっと珍し気な食材を届けてくれることもたまに。

届けてくれた干し柿と一緒に、初めての食材、干しイチゴ。

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いわゆるサクサクっとした食感のフリーズドライのイチゴではありません。
もっとねっとり、むっちり、そう、レーズンのイチゴ版といった感じの干しイチゴ。
お砂糖を使わず、本当に干しただけのイチゴだそうです。

米粉生地に混ぜたら沈殿してしまうかな?とも思いましたが、結果はまさにその通り。

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ですが、これはこれで無理無理クリスマスっぽいと思い込むことと致しました。

確かにイチゴは沈殿してはおりますが、今日は派手な大穴は回避できました。
なんとなく、本当になんとなくですがコツをつかんできたようですよ。
甘いイチゴの分、いつもよりちょっと減らしたてんさい糖の甘さも良い感じです。

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◆材料(直径約17センチのシフォンケーキ型使用)

  • 卵 3個


  • 干しイチゴ 50g
  • ブランデー 15g



    ◇メレンゲ用

  • お塩 ひとつまみ
  • てんさい糖 20g


    ◇米粉生地

  • こめ油 30g
  • 蜂蜜 15g
  • オーツミルク 50g
  • 米粉(製菓用ミズホチカラ使用) 90g




◆作り方

  1. 先ずは、ドライイチゴを包丁で刻みます。
    分量のブランデーを加えて浸しておきましょう。

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  2. 卵を卵白と卵黄に分けます。

    よく冷えた状態の卵白にお塩をほんのひとつまみ。
    軽く泡立てたところで、分量のてんさい糖を3回に分けて加え、その都度しっかりと撹拌します。

    ユルッとお辞儀するくらいになったら泡立てストップ。
    出番まで冷蔵庫へ。

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  3. 卵黄・こめ油・蜂蜜を合わせ、泡だて器でトロッとするまで撹拌します。
    卵白を先に泡立ててあるので、この順番ならば泡だて器のアタッチメントを洗わずそのまま使用して平気。

    トロッした卵白にオーツミルク、米粉も加えて泡だて器でしっかり撹拌しましょう。

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  4. 冷蔵庫からメレンゲを取り出し、卵黄生地・イチゴと合わせていきましょう。

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    先ずはメレンゲをひとすくい、卵黄生地に加えて泡だて器で混ぜ込みます。

    次いでもうひとすくい。
    今度はブランデーに浸してあったイチゴも加え、スパチュラに持ち替えて底からすくうように。
    もちろん容器の底に残ったブランデーも残さず加え、メレンゲをつぶさないよう混ぜ込みましょう。

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  5. 最後にメレンゲのボールに戻し入れます。
    スパチュラでメレンゲのふわふわ感を残すよう、ですが大穴対策で混ぜ不足がないようしっかりと混ぜ込みます。

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  6. 型には予め芯部分にオーブンシートを巻き付けてあります。
    高い位置から生地を流し入れたら、竹串でくるくるっと全体を混ぜて慣らしましょう。

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    予熱したオーブン庫内へ移し、最初の20分は180℃、その後170℃で20分、計40分焼きます。

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  7. 焼きあがったらすぐに逆さにして冷まし、完全に冷めてから型抜きします。

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    表面に散らばったイチゴが可愛い。
    技術的には失敗だけど、私はこれで満足なのです。
    そして味も私好み。

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キャベツと金柑のスープを添えます。

そろそろ金柑の旬も終盤ですが、私、とにかく金柑を加熱して食べるのが好きなのです。
お砂糖は蜂蜜を使ったものではなく、サラダやスープにした金柑が。

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人参・玉ねぎ・ニンニク・ベーコンをお鍋に合わせ、オリーブオイルと本の隠し味程度のエルヴゥドプロバンスを加えてじっくり炒め合わせます。

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ここにスープストックをひたひた程度に注ぎ、大ぶりなざく切りにしたキャベツをたっぷり加えましょう。
煮立ったらお塩をひとつまみ加えて蓋をして、弱火で5分ほど煮ます。

半分に切って種を除いた金柑、茹でて冷凍しておいたもち麦も加え、弱火でことこと10分弱。

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オーツミルクでのばし、ごく少量のオイスターソース等で味を調え出来上がり。
スープジャーに移して白胡椒を挽きます。





まるで意図があって上部に集中したかの意志を感じる干しイチゴ。
今まで焼いた米粉シフォンケーキの中でいちばん好きな味。

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朝食です。

来週の今日はもう大晦日なんだな、なんて他人事のようなのんびり感。
今日の主食は鴨蕎麦です。
平飼い岡崎おうはんの温泉卵を添えて。

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そうか、来週の今日・・・とかでなくて、今日はクリスマスイブなんだなぁ。
先ほど、英語のラジオプログラムを聞いていたら、なにやらいつもと違う選曲に違和感を感じたのだけど、そうかそうか。




クリスマスソングに違和感を感じるって。

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posted by しんさん at 13:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 〜 米粉を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月23日

年末ワイン会

昨日、クリスマス直前の日曜日にいつものメンバーが集うワイン会が開かれました。


翌日になり、心あるメンバーのおひとりが画像をくださいました。
画像追加してここに残しておくと致します。

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ワイン会と言いつつ、ウエルカムシャンパンか石田屋かの選択を迫るあたり、いつも通り気の置けない気楽なワイン会が。
気前よく抜栓されるワインはどれも超を従える高級ワインばかりなのですが。
そんなワイン会に持参した気楽なお供たち。

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前日が『冬至』であったことですし、皆さま、ちゃんとカボチャを召し上がったのかしら。
そんな老婆心がむくっと沸き上がり、カボチャのスノーボールクッキーを焼きました。

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ただし、カボチャは『実より皮の方が多くない?』というアンバランスなカボチャクッキー。
スノーボールクッキーと言いつつ、粉糖のない我が家ですので『きな粉+生砂糖』での仕上げとなったのですが。




材料(天板に余裕の1枚分程度)

  • カボチャ 70g

  • 炊いて冷凍しておいた黒米 50g弱

  • 無縁タイプの発酵バター 50g
  • てんさい糖 30g
  • お塩 ひとつまみ

  • 米粉(幸田商店の 新潟産『米の粉』)使用 60g
  • アーモンドプードル 30g
  • コーンスターチ 10g

  • 成形時用のココナッツオイル
  • きな粉 適量
  • 生砂糖 適量




◆作り方
  1. 粉類(米粉・アーモンドプードル・コーンスターチ)はビニール袋に合わせ、口をしっかり持って振り混ぜておきましょう。

    カボチャ(皮、面取りカボチャの切れ端も入っています)は耐熱ボールに入れ、ラップをしてやわらかくレンジ加熱します。
    出来るだけ細かくつぶして冷ましておきます。

    冷凍してあった黒米(加熱済み)もレンジ加熱して解凍し、冷ましておきましょう。

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  2. 予め室温に戻しておいた発酵バターを泡だて器でクリーム状に撹拌します。
    ここにてんさい糖を加え、白っぽくなるまでしっかりと撹拌しましょう。

    カボチャも加えて泡だて器でよく撹拌します。

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  3. 黒米も加え、スパチュラでさっくりと混ぜ込みます。
    これで生地の完成。

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    大きめにカットしたラップの上に移し、棒状にまとめて冷凍庫へ。
    30分ほどしっかりと冷やします。

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  4. ラップを外して包丁で切り分け、手の平にココナッツオイルを少量つけながらそれぞれ丸めます。
    予熱したオーブン庫内へ移し、170℃で25分。

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    焼きあがったら、オーブンシートごとそっと網の上に移して粗熱をとります。

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  5. きな粉と生砂糖をビニール袋に合わせ、まだ少し温かい状態のクッキーをここに加えて全体にきな粉をたっぷりまぶしましょう。

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    しっかり冷ましてもう一度。
    甘さ控えめ、黒米の食感楽しいカボチャのスノーボールクッキーです。

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前回のワイン会で好評だったひよこ豆スナック。
美味しいかったのだけど、かた過ぎて食べる人を選ぶところが改善点でした。

今回は誰でも食べられるようサクッとソフトな食感に・・・と思ったのですが、なかなか難しい。
まるで湿気ってしまったかのような仕上がりになってしまいました。

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  1. 今回は、乾燥ひよこ豆を1日たっぷりのお水に浸してから圧力鍋で茹でました。
    加圧蒸し 15分。
    ざるに広げてしばらくおき、自然に水分を飛ばしておきます。

    その間に、ビニール袋にガラムマサラパウダー・グリーンコリアンダーパウダー・ガーリックパウダー・チリパウダー・お塩・ミルで粉砕したペコリーノロマーノを合わせて振り混ぜておきます。

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  2. ひよこ豆をビニール袋に移して全体にまぶしたら、更にオリーブオイルを回しかけてなじませます。

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  3. 予熱したオーブン庫内へ移し、設定温度 180℃で35分。

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    ・・・カリッとしていたのですが、シナッとなってしまいました。
    残念。






ワイン会でお披露目する機会ないまま終わってしまいましたが、ひそかに胡桃バターも仕込んでおきました。

胡桃 100gを予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストし、ミルでしっとりするまでひたすら撹拌。
塩麴 10g・レモン果汁 5gも加えて更に撹拌します。
蜂蜜も20gほど。
もう少しスプレッド状にしたかったので、生クリームも30g強。

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一緒にローストした器量の良い胡桃は、干し柿と合わせました。

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開いた干し柿をふたつ組み合わせ、ラップで包んで平らに伸ばします。

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水切りヨーグルトと胡桃、発酵バターを包んで形を整え、冷凍庫で冷やします。

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切ってワインと合わせましょう。
これは我が家のクリスマス用に。

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そして翌日。
飲み過ぎてあまり本調子でない主人。
お弁当はお家で食べるとメッセージがありました。

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だというのに朝食はしっかり、しかも美味しそうにペロリ平らげた彼。
・・・うん、大丈夫。
じきに復活するでしょう。

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昨日のカボチャクッキーの残りは、立派な煮つけとなって朝食にもお弁当にもメンバー入りしておりました。
今日はゆっくり湯船につかって早く就寝しましょうね。

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2024年12月19日

塩バター米粉パン 〜 第2段

木曜日なので今週も焼きましたよ、米粉パン。

いつも通り、手作り豆乳ヨーグルトのホエーを有効利用して、オーツミルクとスキムミルクをたっぷり米粉生地に混ぜ込んで、見様見真似で焼く米粉パン。
今週は、先週と同じ『塩バター米粉パン』です。

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先週も焼いた『塩バター米粉パン』。
コロンとした見た目が愛らしかったのと、その美味しさに俄然興味を持ってしまいました。
しばらくはこの『塩バター米粉パン』を焼き続けることになりそうです。

ですが、毎週毎週それではちょっと飽きてしまうと自己判断。
今回はほんのちょっと、バターにエルヴゥドプロバンスを忍ばせてみました。

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バターの穴ぼこにちらっと見えるエルヴゥドプロバンス。
うん、うん、穴ぼこ位置も中心近くになったことだし、だんだんとパンらしくなってきたのではないかしら。

サクッともカリッともパリッとも表現できる独特な食感に、きりっと塩味。
やっぱり美味しい、とても私好みの米粉パンです。
手順、材料はほぼ前回と同じではありますが今回も備忘録。

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◆材料(4つ分)


 ◇イースト液
  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 43g
  • オーツミルク ホエーと合わせて120g計量します
  • 蜂蜜 8g
  • 白神こだま酵母 2g

 ◇米粉ペースト
  • 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 6g
  • お水 20g

 ◇米粉生地
  • 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 135g
  • スキムミルク 15g
  • コーンスターチ 10g
  • ゲランドの塩 2g

  • 無塩タイプの発酵バター(湯煎にかけて溶かしておきます) 10g
  • サイリウム 5g


 ◇成形、仕上げ用

  • よく冷えた発酵バター 棒状で4g×4本
  • エルヴゥドプロバンス 適量(うんと控えめがお勧め)
  • ゲランドの粗塩(バジル塩にしてありました) 適量
  • 成形時・仕上げ時用のこめ油 適量





◆作り方

  1. 先ずはイースト液の準備をします。

    ホエーとオーツミルクを合わせ、人肌程度の湯せんにかけて温めます。
    ここに蜂蜜を加えてよく混ぜ合わせましょう。

    湯せんにかけた状態のまま、分量の白神こだま酵母をふり入れます。
    自然に溶けるのを待ちましょう。



  2. イーストが溶けるのを待つ間にその他の準備。

    先ずは米粉ペースト。
    分量の米粉とお水を合わせてよく混ぜ、ラップをしないで600Wの電子レンジで加熱すること20秒。
    糊状になるまでよく混ぜ合わせます。

    米粉生地用の米粉・スキムミルク・コーンスターチ・お塩をボールに合わせて泡だて器で軽く混ぜ合わせておきます。
    この頃には、イーストが沸々と発酵してきています。

    空いたお湯で、生地に混ぜ込むバターを湯煎して溶かしておきましょう。

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  3. 混ぜた粉類にイースト液を加えて混ぜます。
    電動でしっかり混ぜ合わせたら、米粉ペーストと溶かしバターも加えて撹拌を続けます。

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  4. 滑らかになったらサイリウムを振り入れ、スパチュラに持ち替えて軽く混ぜ込みましょう。
    パン生地らしくない緩い生地ですが、気にせずラップをして10分休ませます。

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  5. 生地を休ませている間に、棒状に切ったバターにエルヴゥドプロバンスをそれぞれチロリと振っておきます。

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    10分経つと、緩かった生地が成形可能な状態になります。
    両手とカードに極薄くこめ油をぬり、生地をまとめて4分割します。

    しずく型に伸ばした生地の広い側に、よく冷えたバターを置いてしっかりと生地で包みましょう。
    生地を引っ張らないよう優しく巻きます。

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  6. 巻き終わりを下にして並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけます。
    最終発酵はオーブンの発酵機能を使って。
    いつもは35℃で20分ですが、今朝は一段と寒かったので40℃で20分発酵させました。

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  7. 刷毛を使って表面に極々薄くこめ油をぬり、バジル塩をほんのちょっとチロリと散らしましょう。

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    予熱したオーブン庫内へ移し、220℃で15分。
    流れ出たバターの量を見ると、前回よりぐっと改善された気が致します。

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    オーブンシートごと網の上に移して冷ますのですが、発酵バターの風味はパン生地にしっかりと留まってくれたようですよ。

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今日も温かなスープを添えます。

体が内側から温まりそうな豚肉とキャベツのスープ。
ちょっとその独得な風味が苦手よりなヤーコンも、薄切りにして一緒に。
うん、キャベツの芯とよく似た風味、美味しい。

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  1. スープストックとお塩をほんのひとつまみ。
    ゆっくり煮たてて豚薄切り肉をほぐしながら加えます。

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  2. 軽く灰汁をすくったら、人参・ヤーコン・玉ねぎ等加えましょう。
    蓋をしてしばらく煮たところで、ざく切りキャベツを覆うようにたっぷり加えます。
    蓋をしてコトコト10分ほど。

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    オーツミルクを加えてひと煮たち。
    隠し味に白味噌を溶かし入れて出来上がり。
    スープジャーに移して胡麻をひねります。




地味な佇まいの塩バターパンですが、毎回ちょっとずつアレンジ出来そうで心は踊るのです。

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朝食です。

木曜日のお魚は塩サバ。
主食は平飼い岡崎おうはんの卵かけご飯ですよ。
いつもなら木曜日は冷凍ご飯のお世話になるのですが、せっかくの岡崎おうはんですもの、炊き立てです。

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折角なので、昨日の画像も。
前々日より出来が悪化してしまったグジェール。

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スープは柚子を効かせた根菜酒粕スープ。

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朝食のお魚は金太郎イワシ。
主食は生姜の醤油漬けを効かせた炊き粥に、釜揚げシラスをたっぷり添えた温泉卵。

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先ほど、母親が馴染みのお店の『シュトーレン』を持ってきてくれました。
母の説明でブッシュドノエルだと思い込んでおりました我が家においては、ワインとも好相性なシュトーレンは嬉しい誤解。

外の冷気にあたり、この季節の本気の寒さを思い知った次第です。
今宵は柚子風呂ではありませんが、薬湯にゆっくり浸かってぐっすり眠ることに致しましょう。


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posted by しんさん at 13:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 〜 米粉を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする