2024年、今年最後のお弁当です。
最後に何かしら華やかなものを拵えたいのは山々ですが、それより何より、年末年始に向けての食材お片付けが私の重要課題。
『30日配達で下仁田ネギを1キロだけ買ったよ』
そう満面の笑みが伝わるような主人からのメッセージですもの。
いつも通り、今年最後とは言え木曜日なのでパンを焼きましたよ。
最近は、発酵バターを米粉生地に混ぜ込む『塩バター米粉パン』が主流でしたが、今回は久しぶりにこめ油を使用。
うーん、バターに比べると米粉らしいもっちりとした生地に仕上がりました。
そして米粉生地で包んだのは胡桃バター。
先日のワイン会用に拵えた(☆彡)のですが、皆様にお披露目することなく自宅に持ち帰ってきた胡桃バターです。
先日のワイン会用に拵えた(☆彡)のですが、皆様にお披露目することなく自宅に持ち帰ってきた胡桃バターです。
ほんのり甘い、それでいて塩麴を効かせた濃厚な胡桃バター。
今年最後のお弁当にしては地味ですが、うん、これはこれで私の好きな味に仕上がりました。
◆材料(4つ分)
◇イースト液
- ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 59g
- オーツミルク ホエーと合わせて120g計量します
- 蜂蜜 8g
- 白神こだま酵母 2g
◇米粉ペースト
- 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 6g
- お水 20g
◇米粉生地
- 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 135g
- スキムミルク 15g
- コーンスターチ 10g
- ゲランドの塩 2g
- こめ油 10g
- サイリウム 5g
◇成形、仕上げ用
- 胡桃バター 6g×4つ
- ゲランドの粗塩 適量
- 成形時・仕上げ時用のこめ油 適量
◆作り方
- 先ずはイースト液の準備をします。
ホエーとオーツミルクを合わせ、人肌程度の湯せんにかけて温めます。
ここに蜂蜜を加えてよく混ぜ合わせましょう。
湯せんにかけた状態のまま、分量の白神こだま酵母をふり入れます。
自然に溶けるのを待ちましょう。 - イーストが溶けるのを待つ間にその他の準備。
先ずは米粉ペースト。
分量の米粉とお水を合わせてよく混ぜ、ラップをしないで600Wの電子レンジで加熱すること20秒。
糊状になるまでよく混ぜ合わせます。
米粉生地用の米粉・スキムミルク・コーンスターチ・お塩をボールに合わせて泡だて器で軽く混ぜ合わせておきます。
この頃には、イーストが沸々と発酵してきています。 - 混ぜた粉類にイースト液を加えて混ぜます。
電動でしっかり混ぜ合わせたら、米粉ペーストとこめ油も加えて撹拌を続けます。 - 滑らかになったらサイリウムを振り入れ、スパチュラに持ち替えて軽く混ぜ込みましょう。
パン生地らしくない緩い生地ですが、気にせずラップをして10分休ませます。
その間に、胡桃バターを6gずつ軽く丸めておきましょう。
10分経つと、緩かった生地が成形可能な状態になります。
両手とカードに極薄くこめ油をぬり、生地をまとめて4分割します。
しずく型に伸ばした生地の広い側に胡桃バターを乗せ、しっかりと生地で包みましょう。
生地を引っ張らないよう優しく巻きます。 - 巻き終わりを下にして並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけます。
最終発酵はオーブンの発酵機能を使って、40℃で20分。
刷毛を使って表面に極々薄くこめ油をぬり、粗塩をほんのちょっとチロリ散らしましょう。 - 予熱したオーブン庫内へ移し、220℃で15分。
ちょっと肌理の詰まった焼き上がりですが、餅化というほどでもなし。
うん、良しとしましょう。
今年もよく頑張りました。
食材が限られる週末近くの年末。
繰り返しになりますが、それでも今年最後のお弁当、無理矢理感は出来るだけ抑えたいところ。
色々と考えた結果、蒸し野菜のサラダになりました。
丸ごとじっくりと蒸したジャガイモと人参を美味しく食べるためのサラダです。
- ぽんがる有機農園さんから届いたジャガイモ、その名も姿も可愛らしい『デストロイヤー』
人参と一緒に、包丁を入れず皮ごとストウブに並べます。
お水をちょっと、大さじ1ほど回しかけ、粗塩をちろりとふって火にかけ、煮立ったらぴったり蓋をし弱火で20分。
途中、時々様子を見て必要ならばお水を少し足してじっくり蒸しましょう。 - 蒸している間にドレッシングの準備。
水切り豆乳ヨーグルト、ディジョンマスタード、蜂蜜、白胡麻、たっぷりの刻みピクルス。
ボールに合わせてしっかりと混ぜ、半分に切って種を除いた金柑、ドライアメリカンチェリーを加えます。 - 蒸し野菜の火を止める直前に冷凍むき枝豆を散らし、再度蓋をしてしばらく蒸らします。
人参とジャガイモが十分やわらかくなっているのを確認したら、ざるに移して自然に水分を飛ばしておきましょう。 - 粗熱が取れたジャガイモと人参は、キッチンペーパーで挟んで粗くつぶします。
茹で卵と一緒にドレッシングで和えれば、はい、出来上がり。
安心して皮ごと食べられる野菜、この出会いが2024年の我が家の台所を大きく変えてくれたんだな、と。
朝食です。
曇りや雨の日って、なんだかテーブルの画像が暗く写るのです。
主食は随分と前に根尾の伯母が持たせてくれた栗ご飯。
冷凍してあったものを解凍しても、やっぱり大きな栗がゴロゴロ、伯母の味だな。
木曜日のお魚は塩サバですよ。
フルメンバーの朝食も2024年はこれが最後かな。
なんとなく気分的には忙しいけれど、反面しんみり今年を振り返る年末らしい感情にも浸るのです。