2024年11月29日

大穴シフォンケーキ 〜 冷凍バナナとココアとシナモン編

最近、頻繁に焼く米粉シフォンケーキ。

シフォンケーキって、バター不使用、ベーキングパウダーも不使用、使用するこめ油は控えめな量ですし、何よりその日食べない分を冷凍しておくと本当に重宝するのです。
パウンドケーキ程は重くないし、自然解凍してちょっとお腹を満たしてくれるのに丁度な食後感。

冷凍バナナがありましたので、ふんわりバナナの香りの米粉シフォンケーキを焼きましたよ。
今日は黒糖を使ってみました。

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・・・立派な穴もご同行。

型から出した直後は、ちょっとその佇まいにうっとりとも致しました。
が、カットしようと触れた途端に嫌な感触。

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想像以上に大きな穴ぼこを拵えてしまいました。

どうも原因は、メレンゲの混ぜ不足だそう。
メレンゲの塊が残っている状態で流し入れて焼いてしまうと、こうした大きな穴ぼこに直結するのだとか。

まぁ、それでもほろ苦いココアの風味、バナナとの相性抜群のシナモンの風味。
主人とふたりで食べる分には何の支障もない米粉シフォンケーキなのです。

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前回焼いた同じタイプのシフォンケーキ、ここまでの穴ぼこではなかったのですが・・・☆彡 2024年11月15日


◆材料(直径約17センチのシフォンケーキ型使用)


  • 冷凍バナナ 1本分(正味111gでした)

  • 卵 3個


    ◇メレンゲ用

  • お塩 ひとつまみ
  • 黒糖 20g


    ◇米粉生地

  • 米油 30g
  • メープルシロップ 15g
  • 米粉(製菓用ミズホチカラ使用) 90g
  • シナモンパウダー 適量

   ◇ココア生地

  • バンホーテン ピュアココア 15g
  • オーツミルク 30g






◆作り方

  1. オーツミルクを20秒ほどレンジ加熱して温めます。
    ココアを合わせてよく混ぜ合わせておきましょう。

    冷凍バナナは半解凍程度で生地に混ぜ込みます。

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  2. 卵を卵白と卵黄に分けてメレンゲから始めます。

    よく冷えた状態の卵白にお塩をほんのひとつまみ。
    軽く泡立てたところで、分量の黒糖を3回に分けて加え、その都度しっかりと撹拌します。

    ユルッとお辞儀するくらいになったら泡立てストップ。
    出番まで冷蔵庫へ。

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  3. 泡だて器のアタッチメントを洗わずそのまま使って卵黄生地へと進みましょう。

    先ずは卵黄・米油・メープルシロップを合わせ、とろっとするまで撹拌します。
    ここに半解凍状態にした冷凍バナナ、シナモンパウダーも加えて撹拌しましょう。
    滑らかになるまで泡だて器でしっかりと混ぜ込んだら、米粉を加えて泡だて器で混ぜ込みます。

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  4. 冷蔵庫から卵白を出し、卵黄生地と合わせていきましょう。

    まずは卵白をひとすくい、卵黄生地に加えて泡だて器で混ぜ込みます。
    次いでもうひとすくい、今度はスパチュラで卵白生地をつぶさないよう混ぜ込みましょう。

    最後に卵白生地のボールに戻し入れ、ふわりと混ぜ込みます。
    いつもよりほんの少し手前で一旦手を止め、ココアペーストにふわふわの生地を適量加えて混ぜ込みましょう。
    バナナ生地をしっかりと仕上げます。

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  5. 型の芯部分にはあらかじめオーブンシートを巻き付けておきます。

    バナナ生地を適量流しいれたら、ココア生地を3か所程度に流し入れましょう。
    竹串で生地をぐるぐるっと慣らしたら、もう一度同じようにバナナ生地を流し入れ、ココア生地をポテっと適当に流し入れます。
    再度竹串でくるくるっと慣らしてマーブル模様にしましょう。

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  6. 予熱したオーブン庫内へ移し、設定温度 まずは170℃で20分、その後160℃に下げて更に20分。
    焼きあがったらすぐに逆さにして冷まします。
    完全に冷めてから型抜きします。

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    メレンゲの混ぜ方、ここを克服しないと次に進めない訳ですね。






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具沢山のお豆腐ポタージュ。

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胡麻油でじっくり炒めた玉ねぎ。
ここにスープストックを控えめ量流し入れ、お豆腐を崩し入れて加熱します。
白胡麻も一緒に。

玉ねぎが十分やわらかくなったところで、バーミックスで撹拌してピュレ状に。

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オーツミルクでのばし、冷凍しておいた冬瓜を加えて再加熱。
銀杏、冷凍しておいたひじきやもち麦も一緒に加えてひと煮たち。
お塩でシンプルに味付けし、火を止めてから『ニンニク生姜麹』でまとめました。

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ふわふわのバナナ生地に対し、ココア生地の食感も課題かな。

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課題は盛りだくさんではありますが、朝食です。

最近お気に入りの『ひさ枝』さんのうどん。
冷たいうどんが好きな私ですが、こちらのうどんに関しては温かくして食べるのがお気に入り。
今日は温泉卵とおぼろ昆布を添えました。

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ちらほらと雪の予報も聞くようになりました。
ストーブは出しましたが、まだ灯油は入っていません。



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2024年11月28日

酒粕米粉パン・・・これは何?

木曜日なので今週もパンを焼きました。
焼きました、が・・・これは何?

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いつもの米粉生地に、酒粕をたっぷり混ぜ込んでみました。
そして甘くない小豆に甘栗、酒粕風味のほんのり甘い米粉パンを期待していたのですが・・・

断面の気泡のなさからも分かるように、ふんわりとは程遠い食感。
だからと言って『餅化』しているわけでもなく、よく言えば新食感、悪く言えば『なんだこれ?』

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調べてみると、意外と酒粕のパンは難しいようで。
それでも今後のために備忘録。


◆材料(4つ分)


◇イースト液
  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 61g
  • オーツミルク ホエーと合わせて120g軽量します
  • 蜂蜜 8g
  • 白神こだま酵母 2g

 ◇米粉ペースト
  • 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 6g
  • お水 20g


 ◇米粉生地
  • 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 125g
  • スキムミルク 15g
  • コーンスターチ 10g
  • ゲランドの塩 2g

  • 酒粕 30g

  • こめ油 10g
  • サイリウム 5g

  • 小豆(お砂糖なしで水煮にしたもの) 適量
  • 赤酒 適量
  • 甘栗 適量


  • 成形時用のこめ油 適量




◆作り方

  1. 小豆は甘味のない、水気もない、まるで蒸したような状態のもの。
    ひたひたに赤酒を合わせてひと煮たちさせ、そのまま冷ましておきます。

  2. イースト液の準備をします。

    ホエーを人肌程度の湯せんにかけて温めます。
    ここに蜂蜜を加えてよく混ぜ合わせましょう。

    湯せんにかけた状態のまま、分量の白神こだま酵母をふり入れます。
    自然に溶けるのを待ちましょう。


  3. イーストが溶けるのを待つ間にその他の準備。

    先ずは米粉ペースト。
    分量の米粉とお水を合わせてよく混ぜ、ラップをしないで600Wの電子レンジで加熱すること20秒。
    糊状になるまでよく混ぜ合わせます。

    生地用の米粉・スキムミルク・コーンスターチ・お塩をボールに合わせて泡だて器で軽く混ぜ合わせておきます。
    この頃には、イーストがとけて沸々と発酵してきています。

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  4. 粉類にイースト液を加え、泡だて器で軽く混ぜ合わせます。
    少しなじんだところで酒粕を細かく切って加えます。
    電動に切り替え、しっかりと撹拌しましょう。

    明らかにいつもと異なる生地です。

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  5. 米粉ペーストとこめ油も加え、しっかりと撹拌します。
    艶やかなのは嬉しいけれど、やっぱりいつもと全然違う生地です。

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  6. サイリウムを振り入れ、スパチュラに持ち替えてなじませます。
    なんとなくぽってりしてきたところで、小豆と粗く刻んだ甘栗も加えて混ぜ込みましょう。

    べたっとした生地ですが、それなりにまとめます。
    ラップをして10分休ませましょう。

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  7. 両手の平とカードに薄くこめ油をぬって生地をまとめ、4分割してそれぞれ丸めます。
    いつもよりずっと扱いやすい、と言うよりかための生地。

    お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 35℃で20分。

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  8. 表面に極薄くこめ油を塗って切り込みを入れます。
    切り込みの間にもこめ油をほんの少したらしましょう。

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    予熱したオーブン庫内へ移し、設定温度 190℃で17〜20分。
    いつもとは異なる佇まいですが、しっかり膨らんでおります。
    しかも今までにないやわらかさ。

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    そしてちょっと目を離した瞬間、生地はへにゃりと崩れ込みました。
    酒粕パンの道はまだ始まったばかりです。

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水切りヨーグルトと人参のサラダを添えます。
金柑の爽やかな風味がよく合います。
ちょっと甘味を添えたかったので『やきいもころころ』も一緒に。

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人参は皮ごと千切りに。
お塩を軽く揉み込んでしんなりさせます。

水切り豆乳ヨーグルト、種を除いて刻んだ金柑をよく混ぜ、人参と合わせます。
『やきいもころころ』も切って加え、たっぷりのオリーブオイルで和えましょう。

ちょっと物足りなかったので、ローストした胡桃と薄切り玉ねぎを加えました。
トッピングは蕎麦茶です。

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不思議な食感、酒粕米粉パン。
擬音化してみると『ネチョ』かしら。

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朝食です。
木曜日のお魚は金華サバの焼き鯖。
ちょっと焼き方のコツをつかんできたようです。

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そしてちょっと昨日を振り返ります。
昨日は年にいちどの特定健診、朝食抜きでした。

もちろん主人にも付き合わせ、朝食は以前焼いたシフォンケーキとお茶。
私の目が届かない仕事部屋でお腹に収め、出勤していきました。
お昼になったら、義母を誘って最近できた『スリランカ料理』を食べに行くんだ、これだけを楽しみに。

そしてお昼。
スリランカ料理 『BLACK LION』さんに到着です。
結局、自分の分だけでなく義母の分も私の分も主人がオーダーする運びと相成りました。
義母のカレー。

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鉄板の上でロティを刻みながら野菜となじませる、その『カンカン音』も楽しいコットゥ。
これ、私の。

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そして、上のふたつと共に主人が気になって仕方がなかったバナナの葉っぱに包まれたスリランカカレー。
・・・なんて言ったっけ?

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ホカホカの湯気の奥に、主人の嬉しそうな顔。
気になっていた3種でお腹を満たした主人。

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その後は実家に寄って義母から着付けのレッスン。
充実した一日でした。

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2024年11月26日

お砂糖なしで良いんじゃない?ライスペーパーアップルパイ

最近SNSでよく見かけるライスペーパーレシピ。
なんだか面白そうと、私もいそいそ便乗しております。
今朝はライスペーパーのアップルパイ、焼いてみましたよ。

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卵液をしみこませたライスペーパーを3枚重ねて、リンゴのフィリングをたっぷり。

ですが、今日の主役はこのリンゴ。
先日今シーズン初の白菜キムチを拵えた際、3/4個分残ったリンゴで拵えたフィリングです。
毎回毎回、リンゴを煮る度その使用するお砂糖の量に恐怖を感じておりました。
思い切って今回はお砂糖なし、もちろん代用の蜂蜜等も不使用です。

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さいの目に切ったリンゴをコトコト煮て、仕上げに少々のブランデー、ひとつまみのお塩。
煮た当日は『あれ、ちょっと塩が勝っているかな?』とも思いましたが、翌日、翌々日と日を置いた結果、『あれ?これで良いじゃん』と。

レーズンの甘味をちょっと借りて、水切りヨーグルトと一緒にライスペーパーで包みます。
仕上げにちろりと振りかけたてんさい糖は、ほんのひとつまみ。

ちょっとライスペーパーの食感に改善の余地はあり、ですが全体的には良い感じ。

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◆材料(2本分) ※次回、牛乳は下記の半量で良いかも

  • ライスペーパー 6枚

  • 卵 1個
  • 牛乳 60g
  • 蜂蜜 5g
  • お塩 ひとつまみ
  • 無縁タイプの発酵バター 10g

  • リンゴのコンポート 
  • レーズン
  • 水切り豆乳ヨーグルト
  • てんさい糖




◆作り方

  1. コンポートは予め用意しておきました。

    きれいに洗ったリンゴをさいの目に切り、シナモンスティック・縦半分に切ったカルダモン・小さくなったナツメグ等のスパイスと一緒にストウブに移します。

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    ぴったりと蓋をし、弱火でことこと30分弱。
    仕上げにブランデーとほんのひとつまみのお塩。
    冷めたら保存容器に移し、冷蔵庫で保存します。



  2. ここからが今朝の作業。

    レーズンはオイルコーティングしていないものを使っております。
    ひたひたに白湯を注ぎ、しばらく置いてふやかしましょう。
    漬け汁ごと1のリンゴに加えてひと煮たちさせ、冷ましておきます。

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  3. バターを湯煎にかけて溶かします。
    卵、牛乳、蜂蜜、お塩を合わせてよく混ぜ合わせましょう。

    ライスペーパーの両面に手で卵液を丁寧に塗り広げ、大きめに切ったラップの上にきっちりと3枚重ねます。
    水切り豆乳ヨーグルト、リンゴのコンポートを中央に置き、ライスペーパーできっちりと包みます。
    両端を折り込んだら、フォークでしっかりと押さえて密着させてからオーブンペーパーの上に移します。

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  4. 表面に残った卵液をぬり、てんさい糖をちろりと振りかけましょう。

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    180℃に予熱したオーブンで17〜18分。
    発酵バターの香りにうっとりします。

    時間が経つからなのか、お昼になってももう少しサクッとしていてくれると嬉しいのですが。

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ルッコラのサラダを添えましょう。
ルッコラに金柑、洋ナシ、そして甘くない小豆、キャラメルコーティングしたピカンナッツ。

小豆とピカンナッツの組み合わせ、気に入っています。

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ルッコラはしっかり水切りをしてざく切りに。
小豆はお砂糖を加えず水煮にし、しっかり水気を切ってあります。
洋ナシは皮をむいて変色防止のためお砂糖水にくぐらせてから、しっかり水気を押さえます。
金柑は半分に切って種を除き、それを更に半分に。
ピカンナッツはざく切りに。

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全部合わせてオリーブオイルを回しかけ、塩レモンを極少量。
この組み合わせ、想像以上の美味しさです。

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ピカンナッツと小豆のちょこっと残るほろ苦さがお気に入り。
甘くない小豆のレシピを習得したいのです。

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朝食です。

火曜日のお魚はしめ鯖・アボカド・薄切り玉ねぎの組み合わせ。
今朝、ボーっとしていて玉ねぎのスライスを忘れていました。
急きょお皿に割り込んだ玉ねぎスライス、ぎゅうぎゅう詰めがちょっと可笑しい。

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ほんのちょっと残ってしまった卵液、冷凍野菜を加えて、甘くないお醤油を少し足して、オーブンの予熱で茶碗蒸し風に。

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今日から我が家のお布団が冬仕様になりました。
先ほど届いたバスエッセンスはカモミール。
冬を楽しむ準備が着々と整っています。

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2024年11月25日

晩秋の金目鯛 2024

昨年、イオンネットスーパーの予約販売で購入した金目鯛。

想像していたよりはるかに立派な金目鯛。
しかも下処理も申し分ない程に丁寧で、主人とふたり大いに楽しみました ☆彡2023年11月24日

さすがに今年はないだろうと思っていたのですが・・・

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今年も予約販売してくださいました。
しかも今年は鯛と金目鯛、2種類のお魚が予約可能。
もちろん迷うことなく金目鯛を選び、カレンダーにも配達日を書き込んで心待ちにしておりました土曜日。

早速届いたその数時間後にはキッチンに甘いお醤油の香り。
動画からの画像ですので、あまり鮮明ではありませんが今年はしっかり備忘録。

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まずは届いた金目鯛をさっと洗い、キッチンペーパーでしっかり水気を押さえます。

フライパンの底にはゴボウをしっかり敷き詰めて、たっぷりの日本酒、そしてそこそこたっぷりの赤酒を加えて煮立てます。
この上に半分に切った(立派過ぎてフライパンに入らないのです、主人に切ってもらうのが賢明)金目鯛。
お醤油を注ぎ、薄切り生姜をたっぷり散らし、お魚焼きホイルで落し蓋をし、フライパンの蓋を少しずらしてしてことことことこと20分。

金目鯛だけをお皿に取り出し、残った煮汁をとろり煮詰めて上に回しかけます。

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もちろん今年も菊正宗。
ですが昨年の金色の紙パックではなく、『菊正宗 超特撰 嘉宝蔵 極上』でした。
主人もこの金目鯛、相当楽しみにしていたご様子です。





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そんな充実した週末が明け、今週も月曜日を迎えました。

今週は私の特定健診の都合で朝食とお弁当は1日お休みです。
もちろんその後、主人はスリランカ料理の予定をしっかりと押さえてありますが。
在庫の食材を使って、今週も作り置き料理を準備しましたよ。

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兎にも角にも食べることに貪欲な主人。
タコスに凝った際に取り寄せた『シラチャーソース』、もう良いでしょ?
お片付けしちゃいますからね。

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下味をつけた鶏もも肉に米粉をしっかりまぶし、多めの米油でじっくり両面焼きます。
しっかり油をきって、シラチャーソースをマヨネーズを合わせたソースに絡めれば、主人好みのジャンク風チキン。



先週拵えた豚の角煮。
その煮汁で五目豆を拵えます。
お水でひと晩戻した大豆に、ゴボウ、人参、里芋、昆布、そして干しシイタケ。

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昨日の金目鯛の煮汁は、卵の巾着になりました。
しっかりと煮凝り状態になっていた煮汁、金目の旨味をしっかりと油揚げにまとわせます。

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ひと晩赤酒に浸したスルメと一緒に煮た里芋。
根尾の伯母が育てた里芋ですもの、小ぶりでいびつな里芋でも丁寧に皮をむいて丁寧にお料理します。

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極少量残った『ぽんがる有機農園』さんの春菊は、定番の胡麻和えにしましたよ。





炊き立ての生姜ご飯と一緒にお弁当箱に詰めます。

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朝食です。

今日のお魚はアジの干物。
主食は生姜ご飯です。

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そう、生姜ご飯です。
今シーズンは、ぽんがる有機農園さんのおかげで初めて『露地栽培された新生姜』というものを味わうことが出来ました。

旬を迎えて頻繁に届く新生姜。
ふと、甘酢漬けばかりでなく他の料理をと思い、ぽんがる有機農園さんのお手紙にあった『新生姜の炊き込みご飯』を試してみました。
そして現在、我が家ではそのお料理が新生姜料理のなかでいちばんのお料理と相成りました。

ならばともっと気楽に、届いたばかりの生姜を千切りにし、お醤油に漬け込んでおけば食べたい時に新生姜の炊き込みご飯が食べられる、と。

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洗ったお米に、油抜きした油揚げ、生姜の漬け汁と一緒に炊き込むだけ。
前回は白だし醤油に漬け込みましたが、今回は色のついただし醤油に漬け込んでみました。
うーん、素朴。

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今日のお昼、主人からメッセージが届きました。
『藤九郎銀杏をもらったよ』

今朝スルメと一緒に煮た里芋とはまた別の品種、根尾の伯母自慢の『まいも』を洗って干しておきました。
今夜は藤九郎銀杏の粉吹き、そして根尾里芋の衣被と致しましょう。
日本酒が抜群に美味しい季節です。


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2024年11月22日

角煮とルッコラのサンドウィッチ

今日のお昼は、ボリューム満点のサンドウィッチにしました。

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先日『ぽんがる有機農園』さんから届いた野菜の中に、青々としたルッコラが入っていました 2024年11月20日 ☆彡

ビニール越しでも香るルッコラ独特のあの香り。
畑でよく育てては、もりもり食べていたっけね、今思えばとても贅沢だったんだな、と。
どうしても生のまま頬張りたくて、ならばと、とろとろに煮込んだ豚の角煮を合わせてみました。

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ルッコラと豚の角煮、そして軽くトーストしたパンにぬったディジョンマスタードはいつもよりちょっと多め。
主人もきっとお口いっぱいに頬張って目を細めることでしょう。

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  1. まずは豚の角煮から。
    今日は金曜日ですものね、夜のお酒用に多めに煮ておきましょう。

    豚バラブロックは冷凍庫から冷蔵庫に移して解凍してあります。
    キッチンペーパーでしっかりと水気を押さえておきましょう。

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  2. 大きめに切り分け、油をひかずに脂面からじっくり全面焼き付けます。
    しっかりこんがり焼き色をつけたら、一旦キッチンペーパーの上に並べて脂を切っておきます。

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  3. 圧力鍋に移し、ひたひたのお水・赤酒・お酒・お酢(いえ、私は甘酢らっきょうの漬け汁を有効利用します)を合わせます。
    ネギの青い部分と薄切り生姜を散らし、加圧すること15分。

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  4. 圧が抜けたら蓋を開け、お醤油・オイスターソース・ナンプラー等々で味付けします。
    軽く3分加圧したら、以降は圧をかけず、落し蓋をして煮汁を煮詰めましょう。

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  5. 食パンを軽くトーストし、片方には発酵バター、もう片方にはマヨネーズ。
    ディジョンマスタードも忘れずに。

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    しっかりと水気を切ったルッコラをたっぷりその上に。
    後ほどカットする位置を考えながら、ざっくりとほぐした角煮を重ねてパンで挟みます。
    ぴったりとラップで包み、パンとフィリングが落ち着いたところでワックスペーパーで包みなおしましょう。

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    ワックスペーパーごとパンナイフで切り分けて出来上がり。

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主食だけでお腹いっぱいになりそうなボリュームですもの。
軽いデザートを添えましょう。

冷凍しておいたよもぎ白玉団子、冷凍しておいた小豆を使った簡略版餡子、そしてホイップして冷凍しておいた生クリーム。
美味しくな訳がない組み合わせです。

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水煮にして冷凍しておいた小豆に、赤酒、酒粕、お水を適量合わせて練り上げます。
酒粕が滑らかになったところで生砂糖を控えめに加え、お塩できっちり甘味を引き立たせましょう。

オートミールクランブル、白玉団子、ホイップした生クリームを添えて出来上がり。





生クリームの冷凍、意外と便利なことが判明致しました。
今まではホイップせず冷凍し、加熱して何かのソースの材料にすることが多かったのですが、うん、これは便利。

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朝食です。
金曜日のお魚はマックスバリュの梅煮生姜。

主食は伊勢うどん・・・がまだまだ在庫切れ。
いつものように在庫のうどんにする予定でしたが、せっかくですもの、届いたばかりの春菊を使いましょう。

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ご飯の上にたっぷりの春菊、その上に温泉卵と釜揚げシラス。
胡麻油を煙が出るくらいしっかりと熱し、春菊めがけて回しかけます。
海苔を散らして、はい、召し上がれ。





・・・・・はぁ、美味しい。

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