2024年04月26日

ほろほろ玉露の米粉クッキー

大型連休は目前です。
1週間以上の連休ですが、予定らしい予定と言えば日中ご近所のイタリア料理屋さんで開催される気楽な仲間内のワイン会、そのひとつだけ。

しばらくはお弁当もお休み。
休日中、たまにはお酒でなく香り高いお茶で和むこともあろうかと、あれば良いなと、今朝はクッキーなど焼いてみました。

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自慢ではありませんが、クッキーはどうも苦手な分野。
ですが、今まで焼いたクッキーのなかでいちばん私好みのクッキーがここに焼き上がりました。

前回京都を訪れた際に購入し、不本意ながらすっかりその存在を忘れておりました、柳桜園茶舗の水出し玉露『高瀬川』
このお茶、じっくり飲むには本当に美味しい、まるで良質なお出汁のようです。

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ですが残念ながら今はじっくりと冷たい玉露を楽しむ雰囲気ではありませんので、とりあえず多くをこうしてお料理に使用しております。
出来るだけお砂糖の量を控えた米粉生地に、この玉露茶葉をたっぷり混ぜ込んでみました。

コーヒーと言うよりより、韃靼そば茶や黒豆茶等香ばしいお茶に合わせたい美味しい米粉クッキーが焼き上がりましたよ。

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◆材料

  • 米粉(製菓用ミズホチカラ使用) 100g

  • 無塩タイプの発酵バター 50g
  • てんさい糖 25g
  • 蜂蜜 5g
  • 卵黄 1個分
  • 水出し玉露『高瀬川』 5g

  • 中ざら糖 適量




◆作り方

  1. バターと卵黄は室温に戻しておきます。
    今日使わない卵白はラップに包んで冷凍し、後日揚げ物や練り物、メレンゲ等に有効利用。

    茶葉は指で軽く崩しておきます。
    物に寄っては指に刺さることもあるので要注意、経験者です。

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  2. バターをスパチュラで軽く練ったら、てんさい糖と蜂蜜を加えます。
    泡立て器でしっかりと撹拌しましょう。

    更に茶葉と卵黄も加えて撹拌します。

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  3. 米粉を加え、スパチュラに持ち替えて混ぜ込みます。
    ここだけが頑張りどころ、スパチュラを押し付けるようにしながら馴染ませます。

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  4. 全体が馴染んだら、更に手のひらを使ってしっかりとまとめましょう。

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    大きめに切ったラップの上に移して形を整えます。
    ラップでぴったりと包み、冷凍庫で30〜45分ほどしっかりと冷やします。

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  5. 仕上げに使用したのはお土産でいただいた島ざらめ。

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    ラップの上にひろげ、冷やした生地にたっぷりとまぶしてから切り分けます。

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    オーブンシートを敷いた天板に並べ、予熱したオーブン庫内へ。

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    設定温度 180〜170℃で20分。

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    食感良い美味しい玉露風味の米粉クッキーが焼き上がりましたよ。

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最近頻繁に購入する『お米で作ったうどん風麺』、イオンさんの製品です。
段ボールにいっぱい届いた納豆もあることですし、一緒にスープジャーに詰めてお昼ご飯に。
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これがその麺。
朝食で食べる時はしっかりとした食感、スープジャーに詰めるとちょっと頼りない食感にはなりますがそれはそれで美味しい。

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裏書きより軽めに茹でてしっかりと流水で洗い水気を切ります。
きのこ類を使ったスープにパクチーの茎部分を刻んで加え、お米麺と一緒にスープジャーに。

よく練った納豆にミニトマト、パクチーの葉先部分をたっぷり添えて、胡麻をひねって出来上がり。





納豆うどんに米粉のクッキー。
どのタイミングでどちらを食べるか、センスを要する組み合わせです。

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朝食です。
金曜日の伊勢うどん、そしてイオンさんの生姜煮イワシ、このふたつが並ぶと週末を実感致します。

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それに加え、大型連休の入り口。
タイヤ交換やクーラー清掃、ブラックキャップの設置等、そんな予定ばかりの大型連休です。


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posted by しんさん at 13:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 米粉を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年04月25日

米粉テーブルロール〜夏野菜とチーズ編

木曜日なので今週もパンを焼きました。
今週は米粉のテーブルロール、バターの代わりにオリーブオイルを使った軽めの焼き上がりです。

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以前、全粒粉パンを焼いていた頃にはよく拵えた夏野菜とチーズのテーブルロール。
米粉パンに移行してからは、期待していたより生地がゆるくて成形が難しく、なかなか出来ずにおりました。

今日、いつもより少し加える水分量を減らしてみたら、難なく成形可能な生地に。

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毎朝食べる手作り豆乳ヨーグルトから出た水分、ホエーにオーツミルクを合わせて混ぜた米粉生地に、冷凍むき枝豆とセミドライミニトマト、そしてミルで粉砕したペコリーノロマーノを乗せてくるりと巻きます。

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理想を言えば、もう少しふんわりした食感に仕上げてみたいものですが、まぁそれもいずれ。

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◆材料(4つ分)


  ■ 米粉ペースト
  • 米粉(パン用ミズホチカラ) 6g
  • お水 20g

  ■ 米粉生地
  • 米粉(パン用ミズホチカラ) 135g
  • スキムミルク 15g
  • コーンスターチ 10g
  • てんさい糖 8g
  • インスタントドライイースト(マックスバリュ製品) 2g
  • ゲランドの塩 2g

  • ホエー(手作りの豆乳ヨーグルトから出た水分です) 36g
  • オーツミルク ホエーと合わせて115g計量します(いつもより15g少なくしました)

  • オリーブオイル 7g
  • サイリウム 5g


  • ミルで粉砕したペコリーノロマーノ・冷凍むき枝豆・冷凍セミドライミニトマト 各適量
  • 成形時・仕上げ用のオリーブオイル 適量




◆作り方

  1. 米粉ペーストの準備をします。

    分量の米粉とお水を合わせてよく混ぜ、ラップをしないで600Wの電子レンジで加熱すること20秒。
    糊状になるまでよく混ぜ合わせておきます。

  2. 米粉・スキムミルク・コーンスターチ・てんさい糖・インスタントドライイースト・お塩を合わせ、泡だて器でさっと混ぜ合わせておきます。
    いつもは電動泡だて器を使うのですが、メレンゲ等のように電気の力を借りずとも、と今日は自力で。

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  3. ホエーとオーツミルクを合わせてボールに加え、泡だて器でよく混ぜましょう。
    オリーブオイルと米粉ペーストも加えて更に混ぜます。

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  4. サイリウムをふり入れ、スパチュラに持ち替えて混ぜます。
    ボールに壁にこすりつけるようにしながら、少しぽってりしてきたら、ボールの底から返すようにしながら。
    この工程がいちばん体力を使うところです。

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  5. 生地を4分割し、それぞれ艶やかに丸めてから成形します。

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    綴じ目を下にして天板に並べましょう。
    生地を巻く際にこぼれ落ちてしまったペコリーノロマーノは生地の上に散らします。
    お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 30℃で25分間発酵を促します。

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  6. 発酵が終わり、オーブンの予熱完了間近になったら表面にオリーブオイルをぬります。

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    霧吹きでお水をたっぷり吹きかけてから、予熱したオーブン庫内へ。
    設定温度を190℃にして20分。

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    もう少しふっくら焼き上がるのが理想です。

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先週、主人が川越市から取り寄せたYoShiDaファームさんの蕪。
数日経って、スライスして食べるのには少々辛みを感じるようになりました。
ならば、そろそろ念願のポタージュの出番。

甘くて滑らかな蕪のポタージュ。
更にさいころ状に切った蕪を加え、そのとろけるような食感と甘さも楽しみます。

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生クリームとバターを使った濃厚なタイプは、間近に迫った大型連休中に楽しむとして。
今日のお昼はあっさり仕上げた蕪とお豆腐のポタージュです。




  1. にんにく、薄切りにした玉ねぎを合わせ、オリーブオイルでじっくり炒めます。

  2. スープストックを控えめに注ぎ、皮をむいて切った蕪・崩したお豆腐・ひらたけの軸の部分・お塩を加えて加熱します。
    蕪が十分にやわらかくなったら白味噌を加え、バーブレンダーで滑らかに撹拌しましょう。

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  3. オーツミルクで程よくのばし、さいの目に切った蕪を加えてひと煮たち。
    スープジャーに移して白胡椒を挽きます。

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沢山あった蕪も残り4つか5つになりました。
連休中の濃ゆいポタージュ、キジ鍋、蕪のフムス風・・・足りないくらいです。

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朝食です。

木曜日のお魚は塩鯖、今日も抜群の焼き上がりです。
蕪の千枚漬けを添えて。

主食は冷凍してあったご飯に黒米を添えて。

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黒米のプツプツしながらももっちりとした食感が好きで、敢えて混ぜずに存在感を前面に押し出してみました。
隣で主人も、同じように黒米だけを噛みしめてその食感を楽しんでいるようでしたよ。

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posted by しんさん at 13:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 米粉を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年04月24日

オートミールライスバーガー〜蕪の甘酢漬けと金平ごぼう編

少々肌寒い雨模様の水曜日。
今日のお昼はオートミールライスバーガーにしました。

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フィリングは、極細の金平ごぼうをたっぷりと。
先日拵えた蕪の甘酢漬けと大葉でふわりと覆った、いつも通りのオープンサンドスタイルです。

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いつもならばあれやこれやとフィリングを欲張ってしまうのですが、たまにはこんなシンプルな組み合わせも大ありです。
食後感が良いだけでなく、何より食べやすい。
そしてピリ辛の金平ごぼうは、やはり大葉にも、程よい酸味の甘酢漬けとも相性抜群なのでございます。

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いつもの材料、いつもの手順。

  1. 先ずはオートミールライスバンズの準備。

     ● オートミール 30g(ロールドオーツとクイックオーツを各15gずつ)
     ● 蕎麦の実 15g
     ● オーツミルク 85g

    以上を耐熱ボールに合わせ、ふわりとラップをして600Wの電子レンジで加熱すること1.5分。

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  2. いちどレンジ庫内から取り出してざっと混ぜたら、炊いて冷凍しておいた黒米を加えます。
    1キューブで37g。

    再度ふわりとラップをして、600Wの電子レンジで1.5分。

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  3. 黒米がまだ解凍されていない部分が少々ありましたので、ラップを外して追加の加熱を少々。
    程よく水分がとんだところで、目玉焼きリングにラップを敷き込んで成形します。

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    成形したオートミールライスバンズの表面に白味噌をぬり、ほんのり焼き色がつくまでオーブントースターで焼いて冷ましておきましょう。

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  4. 金平ごぼうを拵えます。
    今日はアクセントに粗く砕いた胡桃を加えました。

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    冷ましたオートミールライスバンズの上にたっぷりと。

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    甘酢漬けはキッチンペーパーの上に並べて水気を切ってから並べます。
    大葉も重ね、ワックスペーパーでふわりと包んで出来上がり。

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丸粒ブルグルのサラダを添えます。

小粒タイプに比べると少々戻すのに時間はかかりますが、食べ応えがあるのはこちらでしょうか。
鶏のブロスでふっくらと炊いたブルグルに、存在感あるパクチーをたっぷり合わせました。

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  1. ブルグルと同量の鶏ブロスを合わせ、蓋をして煮立てます。
    弱火にし、蓋をしたまま10分間。

    途中でヒラタケや冷凍グリーンピース等、加熱食材を加えます。
    しばらく蒸らせば、野菜の旨味を味方につけたふっくらブルグルの誕生。

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  2. 人参は千切りにし、お塩をふってしんなりするまでしばらくおきます。
    ブルグルが冷めたら合わせましょう。
    半分に切ったミニトマト、ざく切りにしたパクチー、粗くほぐした茹で鶏等も加えて和えます。

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    鶏のブロスにお塩がしっかり効いているので、特に味付けは不要。
    味変に温泉卵とハリッサを添えます。





極細の金平ごぼうは私の好み。
主人は歯応えのある大ぶりなゴボウの方が好きなようですが、ライスバーガーにするなら断然この極細タイプ。
食べやすさも重要です。

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お待ちかねの朝食です。

主食は炊き粥。
ブルグルにも使った鶏のブロスで炊いた鶏粥は、主人の大好物。
ここにゴボウの醤油漬けと自家製の梅干しを添えて、更にご機嫌です。

水曜日のお魚は金太郎イワシです。

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昨日の夕方は、ツバメらが忙しそうに飛び交っておりました。
彼らにも何かしらの生活リズムがあるようで、日中は姿をあまり見かけません。
夕方、私たちが飲み始める頃になると、視線の脇を黒い影が横切り始めるのです。




今日は朝から雨。
ツバメらはどこまで遠征しているのやら。
そして夕方、また忙しく飛び回るのでしょうか。


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2024年04月23日

黒米のカオニャオ・マムアン風

冷凍して常備してある食材のひとつ、黒米。
古代米とも呼ばれる日本米のルーツのような黒米ですが、黒米100%で炊いたあの艶やかな存在感にはいつもうっとり致します。

冷凍してある分を使い切ってしまったので、その補充のため今朝黒米を炊きました。
炊いた黒米を少し残して、ココナッツミルクとココナッツシュガーを足して、黒米のカオニャオ・マムアン風、今日のお昼ご飯ですよ。

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黒米だけでは少々量が足りませんでしたのでブルグルでカサ増し。
上には冷凍マンゴー、白ワインでコンポートにしたドライドアプリコット、そして冷凍してあったバターナッツの白玉団子をトッピング。

主人からのメッセージには、『カオニャオマムアンみたいだね』と。
意図が伝わるって楽しいものです。

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しっかりと前日の夕方から浸水させた黒米をザルに移し、水を切ってからいつもの水加減より少し多めにお水を合わせます。
いつもならば10分で終わる弱火時間を、黒米の場合はしっかり30分。
ですが朝の30分はあっという間、10分蒸らせば艶々漆黒の炊き上がりに高揚すること請け合い。

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冷凍する分は速やかに冷凍し、残った黒米にココナッツミルクとココナッツシュガー。
画像にはありませんが丸粒タイプのブルグルを加え、ぽってり煮詰めること数分。

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粗熱をとってジャーに移します。
冷凍しておいたお豆腐とバターナッツの白玉団子は、前日から冷蔵庫に移して解凍済み。

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冷凍マンゴーやアプリコットのコンポートと一緒にトッピングして出来上がり。

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アクセントには韃靼そば茶。






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ココナッツミルクが少し残りました。
相性の良いパクチーが野菜室にあることですし、ココナッツミルクとチキン、コリアンダーのスープを作りましょうか。

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蕪や人参、コリアンダーの根部分等、根菜類をさっと油で炒めたら、鶏のブロスを控えめに注いでしばらく加熱。
根菜に火が通ったらココナッツミルクを注ぎます。
足りない分はオーツミルクでカサ増し。

ミニトマト、蕪の葉(下茹で済み)等を加え、お塩と少量のオイスターソースで味を整えます。
葛粉で少しとろみを足し、ほぐした茹で鶏を加えます。

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スープジャーに盛り、刻んだコリアンダーと白胡麻を添えて出来上がり。




冷凍庫に黒米があると何かと応用できるのです。
慌ただしくも今日補充が出来てひと安心。

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朝食です。
主食は、最近頻度急上昇中の米粉うどん。
甘辛お醤油味の油揚げ、茹で鶏、温泉卵を添えた賑やかなうどんです。

火曜日のお魚はしめ鯖・アボカド・新玉ねぎの組み合わせ。

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細かな雨が降っています。
ヒナが孵化したのか、ツバメがダイナミックな滑空を披露していますよ。

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posted by しんさん at 13:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 〜 お米消費メニュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

黒米の炊き方

黒米100%の炊き方。
ストウブで炊いて、小分けにして冷凍しておくのですが、その都度所説ある炊き方に翻弄されることが多いので備忘録。

画像は1.5合程度の黒米を炊いた際のもの。
先ずは前日の夕方からお水に浸して冷蔵庫へ。
いつものお米とは異なり、さっと優しく洗って吸水させるのが良いようです。

翌朝、吸水させた黒米をザルに移し、水を切ってからストウブへ。

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2合分弱のお水を注ぎ、お塩をほんのひとつまみ。いつも通り蓋をして強火にかけます。
煮立つ頃合いでいちど全体をざっと混ぜ、再度蓋をして弱火に。
蓋をしたまま30分加熱したら10分以上蒸らします。

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艶々もっちりな黒米が炊き上がります。
posted by しんさん at 11:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 基本調味料、食材の覚書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする