期待に胸を膨らませてお迎えした『冷凍おつまみセット』
つぶ貝やお刺身わかめ等々、日本酒に合いそうな食材が1食分ずつ冷凍されていて酒好きならば高揚するであろう詰め合わせ。
ですが、その中で『お刺身ホヤ』だけはどうしても食べ辛かった。
3つのうち、ひとつは開封してお刺身としていただきましたが、どうにもこうにも箸が進まない。
主人も『来年はやめようね』と。
先週はホヤを磯辺揚げにしました ☆彡2024年03月11日
今週はホヤの炊き込みご飯ですよ。
開封した途端にひろがる強烈な磯のかおり。
好き嫌いがはっきりと別れる、そう表現されるのも納得です。
正直、今回の炊き込みご飯もあまり期待はしておりませんでした。
その証拠に、いつもならば2合弱炊くご飯ですが今日は1合強。
多めに炊いて冷凍しておくと、何となくその先が見えてしまいそうで。
ところがぎっちょん、ホヤの炊き込みご飯、美味しいのです。
特別なことはしておりません。
生姜すら加えておりません。
でも美味しい。
来年はやめようね、本当にそれで良いの?
そう主人に問いたくなる美味しさでした。
作り方は極々シンプル。
いつも通りお米を洗って30分ほど吸水させます。
ザルに移してしっかり水切りをしたら、押し麦・もち麦・蕎麦の実・十六雑穀と合わせて圧力鍋へ。
ホヤのパックに残った水・お酒・みりん・白だし醤油を合わせていつも通りの水加減にし、お塩をほんのひとつまみ加えてお米に合わせます。
昆布と干しエビを加え、加圧すること3分間、十分蒸らして炊き上がり。
さっくりと混ぜたらお茶碗によそい、千切り大葉とひねり胡麻。
残りは熱々のうちに三角お結びさんにし、白味噌と白だし醤油を合わせてたっぷり上に。
オーブントースターで軽く焦げ目がつくまで焼けば、お昼用の焼きお結びも出来上がり。
白味噌をぬって焼きお結びにしたホヤご飯がまた美味しい。
卵が残っていたので、油揚げに全卵詰めてさっと甘辛お醤油味で煮含めてみました。
素朴でなんだか懐かしい味。
主人には小ぶりな焼きお結びをふたつ。
このホヤ料理ならば美味しく食べられたでしょ。
ホヤの苦手な強烈な磯フレイバーが程よく和らいでいました。
朝食です。
目の端で主人が恐る恐るホヤご飯を口に運ぶのが見えます。
美味しいよね。
アジの干物は今日で最後ですよ。
さ、今日は忙しい主人にご指導いただいて、色々と手続きをしないと。
まさか自身がフィッシング詐欺に遭遇するとは、とほほ。