2024年03月06日

黒米のカオニャオマムアン風〜マンゴー葛餅編

先日飲み残した白ワインにドライマンゴーを漬けておきました。

これは相当の頻度で私がよくやる『残り物の先延ばし』のひとつ。
一時は凝ったけれどなかなか減らないドライマンゴーと、飲み残した白ワイン、残り物同士を合わせて使い道は後ほど考えます。
そして今朝、よく分からないけれど形になりました。

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白ワインに漬け込んだドライマンゴーをピュレにして、マンゴーと相性の良いココナッツミルクと合わせて葛餅風にユルッとかためました。

マンゴーの甘さがあるので使用したココナッツシュガーは極少量。
下の層は黒米と緑豆のココナッツミルク煮。
もっちりとした黒米なので、カオニャオマムアン風と言えなくもないかしら、と。

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無理無理な着地ではありますが、主人はとても気に入ってくれたようです。

アガーを使ったマンゴープリン風にするつもりでおりましたが、カサ増しのために急きょ冷凍庫から取り出した黒米との相性を想うと、葛餅風に仕上げたのは賢明だったとにんまり自負しております。

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◆材料と手順


  1. 先ずはマンゴー葛餅から。

    白ワインに漬け込んであったドライマンゴーをワインごと小鍋に移します。
    140g弱ありました。

    ココナッツミルク 85g・オーツミルク 45g・ココナッツシュガー 10gをここに加え、バーミックスでピュレ状に。

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  2. 別容器にオーツミルク 35g・葛粉 20gを合わせ、葛粉のかたまりがなくなるまでよく混ぜ合わせます。

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    小鍋に合わせて混ぜ、中〜弱火にかけてぽってりと練り上げましょう。
    艶やかに練り上がったら、バニラビーンズペーストを加えて仕上げます。

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  3. 葛生地をラップの上に移します。
    形を整えながらぴったりと包み、常温で冷めるまで待ちましょう。

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  4. お鍋をさっと洗い、黒米と緑豆のココナッツミルク煮に進みます。

    黒米は予め炊いた状態で冷凍してあります、84gほど。
    緑豆も同じく冷凍してあるものを使用、40g強です。

    ココナッツミルク 75g・ココナッツシュガー 20g・お塩 ひとつまみを合わせ、中〜弱火にかけてぽってりと煮詰めるだけ。
    黒米だけでは少し物足りなかったので、途中で緑豆も足しました。
    勿論凍ったままで。

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  5. 黒米をジャーの底に詰めて準備は完了。

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    葛餅を適当に切って重ねます。
    バターナッツの白玉団子は以前拵えて冷凍しておいたものを自然解凍して使用しました。
    仕上げに韃靼そば茶をトッピング。

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在庫食材のサラダを添えましょう。

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牛蒡と人参は細切り。
蓮根も繊維に沿った縦切りに。
冷凍ひじきや冷凍むき枝豆・刻んだベーコン・下茹でして冷凍しておいたひじき等をボールに合わせます。

途中まではラップをしてレンジ加熱し、かために火が通ったところでラップを外してレンジ加熱します。

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粗熱をとってから、ゆで卵・塩レモン・すりおろしたペコリーノロマーノ・少量のマヨネーズ・粗挽き黒胡椒を加えて和えれば出来上がり。
千切りレタスの上にたっぷりと。

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朝食です。

最近、体重が増え気味なのを何故だかいつになく気にしている主人。
以前だったら、『大丈夫大丈夫、こんなの誤差だよ』なんて大らかに構えていたのに、しょんぼりと体重をカレンダーに書き込む主人がちょっと可哀そう。
せめて主食をカサ増しのお粥に。
先日炊いた牡蠣ご飯を入れ粥にしてゴボウの醤油漬けを添えました。

水曜日のお魚はイワシです。
次回からは待ち侘びた金太郎イワシになる予定。

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昨日はseesaaさんのメンテナンスで備忘録が出来ませんでしたので、昨日の朝食だけでも画像に残しておきましょうか。

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気付けば明日はもう木曜日。
週末間近です。

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posted by しんさん at 13:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | エスニックなお料理・カレー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月04日

早春の風物詩〜牡蠣の潮煮ご飯

桃の節句が過ぎ、体感的には寒いのだけど気分が春。

日記を見返すと、昨年もこの頃に主人が取り寄せた『冷凍おつまみセット』 ☆彡
今年も届きましたよ、『お刺身わかめ』『お刺身ほや』『炙りつぶがい』『牡蠣の潮煮』
先ずは牡蠣の潮煮を使って、簡単なのに抜群に美味しい牡蠣ご飯。

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いつも通り洗って30分ほどお水を吸わせたお米に、自然解凍した牡蠣の潮煮の煮汁を足して、風味付けにお酒も足して、白だし醤油を極少量、いつも通りの水加減に。
千切り生姜をたっぷり散らしてご飯を炊いたら、ザルにあげておいた牡蠣を散らしてふっくらと混ぜるだけ。

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ふわりとひろがる牡蠣の香り。
幸せな朝ごはんが待っています。

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朝ご飯の前にささっとお弁当の準備も済ませてしまいましょう。
最近よく拵える筑前煮、今日は下味をつけた鶏のせせりで拵えました。
多めに蒸した大豆は切り干し大根・ひじきと合わせて手軽な一品。

ふと思い付きでスナップエンドウを圧力鍋で蒸してみました。
やわらかくなり過ぎた失敗作。
今後は今まで通り茹でると致しましょう。

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月曜日のお魚は鯵の干物。
赤酒をふって干物を焼いて、お味噌汁を作って、納豆にチアシードにキムチ、そして豆乳ヨーグルト。

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今週は朝食のおめざ付きです。

香木実(かぐのきのみ)、福島の会津長門屋さんを代表するお菓子です。
以前イオンさんで見かけて取り寄せて以来、以降イオンさんでは見かけませんが大のお気に入りのお菓子。

長らくお世話になった呉服屋さんがご引退されるとか。
なんのお礼も出来ませんが、かぐのきのみで奥さまとゆっくりお茶でも、そんな気持ちを込めさせていただきました。
私は主人が淹れてくれた蕎麦茶と一緒に。
明日は美味しいほうじ茶と合わせましょう。

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posted by しんさん at 13:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月01日

節分炒り豆のきな粉餅 〜ブルグル、ナッツ、オーツミルクでたっぷりカサ増し編

2月に入ってすぐに迎えるのが立春。
豆まきこそ致しませんが、イオンさんに恵方巻を届けていただき、我が家なりに節分を楽しみました。

そして今朝、あら、今日から3月。
カレンダーをめくってちらり目に入った小さな文字『啓蟄(けいちつ』

豆まきをしない割にはイオンさんに毎年届けて頂く節分の炒り豆、今年も5袋届けていただきました。
ポリポリとおやつ代わり、日本酒の肴にと、我が家では大活躍な季節の風物詩です。
ですがもう春はすぐそこ、炒り大豆もお片付け。

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煎り大豆をきな粉にして、やわらかなお餅にたっぷりとまぶしました。
お昼になってもやわらかなきな粉餅です。

毎年大晦日、実家の母親が持たせてくれる和菓子屋さんのお餅は、届いてすぐに冷凍するのでやわらかなまま。
オーツミルクやブルグル、胡桃を足して、やわらかく練ってから香り良い福豆のきな粉をたっぷりとまぶします。

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ひとつ摘まんでみて、甘さがもう少し欲しいところ。
デーツシロップと緑豆餡を添えて出来上がり。
たまに無性に食べたくなるのです、素朴なきな粉餅が。

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◆作り方(245tのメイソンジャーにふたつ分)

  • 切餅 2個(120g強でした)

  • ブルグル(丸粒タイプ) 20g
  • オーツミルク 65g

  • 胡桃とアーモンド 合わせて25g弱
  • 生砂糖 5g

  • デーツシロップ 適量
  • 緑豆餡 適量



    ◆福豆きな粉(今日使わない分は冷蔵庫で保存します)
  • 節分用の福豆 75g
  • 生砂糖 6g





◆作り方

  1. 先ずは福豆と生砂糖を合わせてミルで粉砕します。
    バットの上に大きめに切ったラップをひろげ、適量をひろげておきます。

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  2. 切餅をさいの目に切って耐熱ボールに移します。
    ブルグルとオーツミルクを合わせ、ふわりとラップをして600Wの電子レンジで先ずは加熱1分間。

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    一旦レンジ庫内から出してよく混ぜ、ここからはラップを外して水分をとばしながら加熱します。

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    先ずは2分加熱して練りますが、まだ少しお餅に芯があるようです。
    更に1分、やわらかく滑らかに練りましょう。

    胡桃とアーモンドは予め予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストして粗く刻んでおきます。
    生砂糖と一緒にお餅生地に加え、滑らかに練り上げます。

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  3. よく練ったら、扱いやすいようそのまま数分おいて少し冷めるのを待ちます。

    用意したきな粉の上にお餅を移し、生地を半分にパタンと折りたたみながら全体にきな粉をしっかりとまぶしましょう。
    カードを使うとボールにこびり付いたお餅も綺麗に取れます。

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    しっかり全体にきな粉をまぶしたお餅を、形を整えながらラップでぴったりと包みます。

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  4. しばらくおいてから包丁で切り分け、断面にもしっかりときな粉をまぶします。

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    ジャーの底に緑豆餡を敷き詰め、きな粉餅をコロコロと詰めましょう。
    デーツシロップをしぼり、きな粉とチロリとふって出来上がり。

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追熟して食べ頃になったアボカドがありましたので、アボカドとお豆腐のサラダを拵えました。

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さいの目に切ったベーコンと人参を胡麻油でじっくり炒め、更に冷凍むき枝豆・下茹でして冷凍しておいたひじきを加えて塩味を添えます。

しっかりと水切りしたお豆腐・アボカド・変色防止のみじん切り玉ねぎをボールに合わせ、ベーコンその他を加えてひと混ぜ。
はい、出来上がり。






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朝食です。

金曜日の主食は伊勢うどんの釜玉風。
そしてお魚はイワシの梅煮、マックスバリュ製品です。

金曜日は少し楽をさせてもらい、週末に備えるのです。
今週は砂肝を赤ワインソースに合わせてワインを楽しむ予定。

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アメリカ土産でいただいたお手製の干し柿。
3世だったか4世だったか、90過ぎの女性の手作りです。

あまりの美味しさに、ふと名案を思い付きました。
今日日本を発って帰国する主人の妹さんに、干し柿のお礼として柳桜園のほうじ茶を託しました。
干し柿とほうじ茶、和んでいただけると嬉しいな。

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posted by しんさん at 13:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | お餅を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする