先週は、大阪旅行のために週にいちどの米粉パンが一回やすみと相成りました。
2週間ぶりのパン作り。
米粉を憧れの『ミズホチカラ』に切り替えてから、どうも焼き上がりが今一歩、いえ、不本意続き。
何だか以前のような期待感もやる気も消沈気味で、はてさてどうしたものかと朝を迎えました。
あら、良い感じ。
ふっくらと焼き上がった米粉パン。
テーブルロールの層な感じも愛らしく、断面も上々、これだからパン作りって止められない。
今まで、いちどで使用する米粉は100g、なんとなくこう自分で規制をかけておりました。
そうは言っても小麦粉のパンと比べると、以前焼いておりました全粒粉パンにも届かぬほど、米粉パンのふくらみは今のところ貧相です。
それで100gしか使わないとなると、当然焼き上がりはちんまりとしたサイズ。
気分が華やぐハズもありません。
今回は『おゆずさん』の米粉ロールパンのレシピに従い、使用する米粉は150g。
片栗粉をコーンスターチに替えたり、ホエーを使用したりと多少の融通は随所に見られますが、嬉しいこの焼き上がり。
今日のレシピを軸に、来週からまた少しずつ脚色していくと致しましょう。
◆材料(4つ分)
- 米粉(ミズホチカラ) 150g
- コーンスターチ 10g
- てんさい糖 15g
- インスタントドライイースト(マックスバリュ産です) 小さじ1/2(2.5g)
- お塩 2g
- ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 29g
- お水 ホエーと合わせて140g計量します
- ココナッツオイル 6g
- サイリウム 5g
- 成形時用のココナッツオイル 適量
◆お米ペースト - 米粉 6g
- お水 20g
◆作り方
- 先ずはお米ペーストの準備をします。
容器に分量の米粉とお水を合わせてよく混ぜましょう。
ラップをしないで、600Wの電子レンジで加熱すること20秒。
とろりとした糊状になるまでよく混ぜ合わせておきます。 - 米粉・コーンスターチ・てんさい糖・インスタントドライイースト・お塩をボールに合わせ、泡だて器でそっと混ぜ合わせます。
ホエーとお水をよく混ぜ、先ずは110g分を加えて泡だて器で混ぜ合わせましょう。
まだまだ水分不足な状態。
小さじ1ずつお水を足しながら泡だて器で混ぜ合わせます。
結果として、用意した140g分を足してよい感じになりました。
とろとろと跡も残らない緩い生地です。 - ココナッツオイルと米粉ペーストも加え、泡だて器でよく混ぜ合わせます。
次回からは最初から電動泡だて器を使うと致しましょう。
兎にも角にもしっかり混ぜるのが米粉パンのコツなのだそう。 - サイリウムをふり入れ、スパチュラで混ぜ合わせます。
うん、しっかりまとまってくれました。 - 生地をまとめて4分割し、手の平にココナッツオイルを薄くぬって成形します。
綴じ目を下にし、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 30℃で20〜25分間発酵を促しましょう。 - オーブンの予熱完了間近になったら、生地の表面に刷毛で薄くココナッツオイルをぬります。
準備が出来たらオーブン庫内へ。
設定温度を190℃にして20〜25分。
お米ペーストの力なのか、米粉を150gにしたからなのか、はたまたコーンスターチのおかげか。
おゆずさんの器量良しなもっちり米粉パン、今後も参考にさせていただきます。
週末も近付いてきたことですし、そろそろ冷蔵庫の中の食材一掃スープ。
アンチョビのオイルごと使って根菜を炒め、お豆腐やブルグル、冷凍食材、色々加えてオーツミルクでまとめます。
冷凍おくらでとろみを添えて、隠し味は白味噌とペコリーノロマーノ。
キリッと粗挽き黒胡椒でしめます。
今後はもう少しお砂糖を減らして、出来れば米粉の量も減らしてフィリングでカサ増しを図りたいところ。
コーンスターチをスキムミルクに替えたり、在庫食材でいろいろと試してみる予定です。
引き出しはいろいろと多い方がお料理も楽しいものね。
朝食です。
木曜日のお魚は塩鯖、今日も見事に皮はパリパリ身はふっくら。
根尾の伯母が育てたオレンジ色の白菜、キムチの発酵が進んで良い酸味を醸しておりました。