何となく拵えた紅はるかの焼き芋が兎に角美味しくて、あぁこれが『蜜』なのかと今更ながら感動致しました。
なので、拵えてみました。
紅あずまの焼き芋に甘酒、お砂糖不使用の濃厚プリンを。
北八ヶ岳の農場『GOLDEN GREEN』さんが先シーズンで休業、何とも悲しい思いを致しました。
ですが、主人が『にじのわファーム』さんを見つけてくれたおかげであっさり復活。
応援したい農園さんに巡り合えて、春野菜のシーズンが楽しみになってきましたよ。
しばらくは今あるセレベスとさつまいもをお料理しながら、春の到来を楽しみに鼻歌まじりのキッチン作業。
前日の夜にさつまいもをオーブンに入れたら、じっくりじっくり低温で焼き芋に。
ベッドに入る頃には、キッチンは甘い香りに満ち満ちておりました。
トッピングのビスケットクランブルには、少量とは言え蜂蜜もバターも使用しております。
ですが、クランブルなしでも十分に美味しい焼き芋と甘酒のアガープリン。
甘みは十分。
本来のプリンのように卵を加えて蒸したり、葛粉を使ってかためたりすると更に濃厚に仕上げられそうですが、しっかり加熱することによる甘酒の栄養流出が惜しくてアガーを選びました。
栄養にまで貧乏性が及ぶのです。
◆材料(245tのメイソンジャーをふたつ使用)
- 焼き芋 正味100g分
- 甘酒(伊豆フェルメンテ 金太君印の純あま酒を使用) 100g
- オーツミルク 180g
- アガー 3g
◆トッピング - ジェルブレビスケット・胡桃・アーモンド・蜂蜜・バター 各適量
◆作り方
- 先ずは、前日の夜に焼き芋の準備をします。
綺麗に洗ったサツマイモの水気をふき取ります。
オーブンの天板にアルミホイル、お水で濡らしてクシャッと軽く揉んだオーブンシートを重ね、その上にサツマイモをおきましょう。
予熱なしのオーブン 160℃で90分、そのまま朝まで放置しましょう。
朝には、蜜が溢れたトロトロの焼き芋がオーブン庫内に。 - 焼き芋の皮をむき、100g分を計量して小鍋に移します。
甘酒とオーツミルクを加え、バーミックスで滑らかに撹拌しましょう。
サツマイモの皮が少々入っていても気にしません、返って誇らしい気分になります。
ここにアガーをふり入れ、更にバーミックスで滑らかに撹拌します。
中〜弱火にかけ、沸騰させないよう優しく混ぜながら加熱して火を止めます。
容器に分け入れ、室温でフルッとかためましょう。
残った焼き芋は、皮をむいて冷凍保存。 - ビスケットのクランブルへと進みます。
ビスケットを細かく砕いてフライパンに移しましょう。
粗く刻んだ胡桃とアーモンド、蜂蜜、発酵バターも加え、焦がさないようゆっくりとなじませるだけ。 - クランブルが完全に冷めるのを待って、手でざっくりほぐします。
今日使用しない分は冷凍保存。
フルッとかたまった焼き芋生地の上にトッピングして出来上がり。
数日前、作り置き料理としてブロッコリーのお浸しを拵えました。
その時の軸部分を残しておきましたので、今日はこれを使ってスープを作りましょうか。
ブロッコリーの軸のスープです。
- 先日拵えたにんにくコンフィ、このオリーブオイルを使って玉ねぎ・輪切りにしたブロッコリーの軸を炒めます。
圧力鍋を使いましたので、ブロッコリーの軸は皮をむかずそのまま輪切りに。 - スープストックをひたひたより控えめに注ぎ、冷凍しておいた里芋とエノキタケも加え、加圧すること2〜3分。
- 白味噌とオーツミルクを加え、バーミックスで撹拌します。
中〜弱火にかけ、冷凍むき枝豆・フルーツパプリカ・冷凍むきアサリ等を加えてひと煮たち。
お塩で味を整えてスープジャーに移し、黒胡椒を挽いて出来上がり。
今度は甘酒なしで、にじのわファームさんの紅あずま・ミルク・卵だけで本当のプリンを拵えてみようかしら。
・・・と言うより興味深々、作ってみたい。
朝食です。
水曜日のお魚はイワシの干物、最高の焼き上がりです。
主食は甘辛い油揚げと温泉卵を添えたお蕎麦ですよ。
お昼のスープで使用する前の圧力鍋でちょちょいと仕上げた甘辛油揚げ。
今日の日本酒にも合うよう小ぶりに煮ました。
昨日から、朝食の小さなおやつが久しぶりに登場しております。
ちょっと、いえ、随分と早めのバレンタイン。
昨年はトリュフコニャックでしたが、今年は3種のフレイバーが楽しめるトリュフパルフメをプレゼント。
もちろん私も主人と一緒になって楽しんでいます。