木曜日なのでパンを焼きました。
『オーバーナイト発酵スタイルの全粒粉パン』から路線を変更し、目指すは普段食べているお米から作る『お米パン』
当初の予定では『米粉パン』に挑戦するつもりでおりましたが、材料をあれこれ揃えて満足する段階でもないでしょうと今に落ち着いております。
先週まで使っておりました『バスマティライス』の在庫も先が見えてきたことですし、そろそろ本当に普段食べているお米、京都丹後産コシヒカリを使ってパンを焼きましょう。
今週は『よもぎフレイバーなお米あんぱん』です。
しっとりやわらか、モチモチなお米生地に蓬パウダーを混ぜました。
色白に焼き上がるお米パンなので、よもぎカラーが顕著です。
中には、たっぷりの小豆餡、そして甘栗、バターナッツ入りのお豆腐白玉団子。
以前焼いた時は、白玉団子が勢いよく生地を突き破って飛び出てしまったのですが、今回はギリギリ止まってくれました。
餡子がチロッと舌を出したり、クープから派手に白玉団子が頭を出したり。
小麦粉のパンでは想像できないお米パンの焼き上がり。
器量良しのお米パンにはまだまだ到着出来そうもありませんが、週にいちどのお米パン作り、大らかに続けていきたいと思っております。
◆材料(小ぶりなお米パン4つ分です)
- お米 100g
- はちみつ 10g
- 白湯 15g
- インスタントドライイースト 1g
- ココナッツオイル 10g
- お塩 1g
- ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 36g
- 白湯 21g
※加える水分は、お米100gに対して103gです。
お米が吸った水 31g・インスタントドライイーストと合わせた白湯 15g・ホエー 36g
ここに白湯 21gを合わせて103g計量します。 - サイリウム 3g
◆フィリングその他 - 小豆餡 100g前後
- バターナッツ入りのお豆腐白玉団子 4個
- 甘栗 適量
- 成形時用のココナッツオイル 適量
- 仕上げ用の全粒粉クラッカー 1枚
◆作り方
- お米は前日の夕方からお水に浸しておきます。
当日の朝いちばんにザルに移し、ひろげて水を切っておきましょう。 - 小豆餡は甘酒とデーツシロップで甘さを添えました。
茹でて冷凍しておいた小豆(お砂糖不使用)をお鍋に移し、甘酒とデーツシロップを加えてぽってりと煮詰めます。
冷ましておきましょう。 - はちみつ・白湯・インスタントドライイーストを合わせてよく混ぜ合わせておきます。
水を切ったお米(この状態で131gでした)をミルに移し、お塩・ココナッツオイル・ホエー・白湯を合わせて撹拌します。
途中でイースト液も合わせ、お米のザラザラ感がなくなるまで丁寧に撹拌しましょう。 - お米液をボールに移します。
サイリウムをふり入れ、素早く混ぜ合わせましょう。
すぐにぽってりとした状態になります。
カードに持ち替え、ボールに内側に生地をこすりつけるようにしながらよく捏ねましょう。 - 生地をひとつにまとめ、ラップを密着させます。
フィリングの準備をしましょう。
小豆餡を丸め、自然解凍した白玉団子と合わせておきます。
甘栗も4等分して準備完了。 - 生地を4分割し、手のひらにココナッツオイルを薄くぬりそれぞれ丸めます。
用意しておいたフィリングを包み、綴じ目を下にして並べましょう。
お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で20分発酵を促します。 - オーブンの予熱を開始します。
その傍らで、生地に切り込みを入れてココナッツオイルを隙間に垂らします。
ミルで粉砕したクラッカーをふりましたが、これは米粉の方が良かった感じ。
オーブン庫内へ移し、設定温度を190℃にして先ずは10分。
その後250℃にして5分。
焼き過ぎるとフィリングが派手に飛び出してしまうので要注意。
笑ってしまう程に立派な長芋をいただきました。
長過ぎて、画像でその長さを表現できないのが残念なところ。
我が家のテーブルは随分大きめなのですが、その空間をフルに有効利用出来るほどの長さ。
我が家のテーブルは随分大きめなのですが、その空間をフルに有効利用出来るほどの長さ。
自分の語彙力のなさが不甲斐ない。
そんな長い長芋を惜し気もなく包丁で切り、長芋のスープを拵えました。
里芋・大根を厚めのいちょう切りにし、お出汁と一緒に圧力鍋で3分間。
ミルで粉砕した長芋を加え、オーツミルクでのばします。
お塩・ナンプラー・オイスターソース等で味付けをしたら、冷凍おくらを加えてひと煮たち。
スープジャーに盛り、刻みネギを添えます。
ミルで粉砕した長芋を加え、オーツミルクでのばします。
お塩・ナンプラー・オイスターソース等で味付けをしたら、冷凍おくらを加えてひと煮たち。
スープジャーに盛り、刻みネギを添えます。
とろとろ山芋のスープにもっちりお米パン。
日本人の精神がこっそり詰まったお昼ご飯です。
朝食です。
長い長い長芋、長芋を頂いたならば、これを拵えなければ申し訳が立ちません。
そう、麦とろご飯。
そう、麦とろご飯。
いつもは十六雑穀やら何やら入れて炊くご飯ですが、今朝は押し麦だけ。
すりおろした山芋をすり鉢に移して、卵黄・温めた鰹だしを加えてもうひと擂り。
温泉卵と切り海苔を添えて、そうそう、主人に指摘されて山葵も。
温泉卵と切り海苔を添えて、そうそう、主人に指摘されて山葵も。
ルレクチェの追熟が進み、更に美味しくなりました。
キッチンの電灯が寿命を迎え、今、少々薄暗いなかでお料理をしております。
それでも先々週、実兄が変えてくれたメインの電灯のおかげでさほどの負担ではないのですが、やはり少々手元が心細い。
先ほど届いた段ボールはきっと電灯でしょう。
兄の手順を見てしっかり頭に叩き込んだと、主人は自信あり気。
ちょっと楽しそうなのは私の気のせいでしょう、多分。