2023年11月21日

今年のタルトタタンは変則版で

イオンネットスーパーさんに『名月りんご』が並んでいました。

種類の多いりんごの中で、特にこの『名月』がタルトタタンに適しているという訳ではないのでしょう。
ですが名月りんごを手にすると、作りたくなるのが『タルトタタン』
数年前に主人と出かけた先で購入した名月りんご、以降名月りんごのタルトタタンが我が家の晩秋の風物詩になり、今に至るといったところでしょう。

ですが今年はタルトタタンを断念せざるを得ませんでした。
理由は簡単、りんごが1個しかなかったから。
なので『りんごのジャースイーツ』と相成りました。

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最高に地味なりんごのデザート。
ジャーの底には、タルトタタンを焼く時と同じようにポッテリ煮た甘い甘いりんご。
今年は生クリームも少し使った主人好みのキャラメリゼりんごとなりました。

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まるで干し柿のようなぽってりりんごの上には、オートミールのクランブル。
ナッツとオートミールのカリカリ食感がやわらかなりんごとよく合います。

が、クランブルがちょっと甘過ぎたかしら。

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りんご1個で拵えるタルトタタンの代替品。
目の付け所はまずまずだと思うので、老後のためにも備忘録。

◆材料


 ◆りんごのキャラメリゼ
  • 名月りんご 1個

  • てんさい糖 40g(20g・20gに分けておきます)
  • お水 小さじ1

  • 無塩タイプの発酵バター 20g
  • シナモン 1本
  • 生クリーム 適量


 ◆オートミールのクランブル(お砂糖はもう少し控えた方が良し)
  • ロールドオーツ 50g
  • ココナツオイル 40g
  • アーモンド(粗く刻みます) 20g
  • 胡桃(粗く刻みます) 20g
  • アーモンドプードル 15g
  • てんさい糖 10g




◆作り方

  1. 先ずはりんごのキャラメリゼ。
    りんごは皮をむいて縦4等分し、それぞれを更に横2等分します。

    お鍋にてんさい糖 20gとお水を合わせ、じっくり中火で煮溶かしましょう。
    沸々と泡立って色づいてきたら、バターを加えてなじませます。

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    少しとろりとしてきたところで、りんごを一気に加えてなじませましょう。
    残り半量のてんさい糖を加えて全体になじませます。

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  2. りんごをお行儀よく並べ、シナモンを加え、オーブンシートで落し蓋をします。

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    更にストウブの蓋をぴったりとして、弱火でことこと30分弱。
    途中で上下を返し、程よいキャラメリゼを目指します。

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  3. ぽってりと仕上がったりんごをジャーに移します。

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    お鍋に残った煮汁を弱火にかけ、生クリームを少量ずつ加えてなじませます。
    緩い生キャラメルを作るイメージでしょうか。
    りんごの上にとろり回しかけておきましょう。

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  4. オートミールのクランブルへと進みます。

    材料を全て合わせ、両手で擂り混ぜるように混ぜるだけ。
    面倒でなければココナツオイルを湯せんしてから合わせると、手を洗う手間が省けます(断然こちらが賢明)

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    オーブンシートの上にひろげ、予熱したオーブンに移して180℃で15分。
    冷ましておきます。

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  5. クランブルをほぐし、りんごの上にたっぷりと。
    柚子のピールを添えてみました。

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こってり甘いりんごのデザート。
あっさりとした柿と蕪のサラダを添えましょうか。

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  1. 蕪は皮をむき、イチョウ切りにしてお塩をふります。
    しんなりしたらしっかりと水を絞ってボールに移します。

  2. 柿・小口に切ったセロリ・すりおろしたペコリーノロマーノ・自家製柚子胡椒を加えて和えれば出来上がり。
    この組み合わせ、大好きなのです。

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朝食です。

主食は極細素麺の白髪をにゅう麺で。
温泉卵と甘辛く煮た油揚げ、干しエビを添えてみました。

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美味しいしめ鯖が我が家の食卓に上がるのは、まだまだ先のお話のようです。
イオンさんが届けてくださった梅煮イワシでしのぎます。


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