2023年11月16日

バスマティライス丸パン、もっちり・こんがり・上手に焼けました

木曜日なのでパンを焼きました。

もともとは毎朝食べる豆乳ヨーグルトのホエーを有効利用するために始めたオーバーナイト発酵スタイルの全粒粉パン。
それが主人の提案で米粉パンにシフトチェンジする予定が、米粉でなくお米を使う『生米パン』に目下のところ落ち着いております。

そしてふと思いつきました。
インドのお米、バスマティライスでパンを焼けないかしら、と。

バスマティライスパン、焼けましたよ。

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日本米とほとんど変わらないもっちりとした焼き上がり。
強いて言えば、日本米よりもっちり感は控えめ、甘さも控えめかしら、そんな特徴です。

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ですが、カレー好きの主人が取り寄せたバスマティライスが我が家にはたくさんありますからね。
購入して随分と日が経つバスマティライスを早々に使って、新しいバスマティライスを購入するにもこれは嬉しい発見です。

バスマティライスで作るお米パン、バスマティブレッドとでも言うのでしょうか、しばらくこれで楽しむことといたします。

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材料も手順も、お米パンとほぼ同じです。
が、今回は先に蜂蜜・白湯・インスタントドライイーストを別容器に合わせておきました。



◆材料(小ぶりなバスマティブレッド4つ分です)

  • バスマティライス 100g

  • はちみつ 10g
  • 白湯 15g
  • インスタントドライイースト 1g


  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です、今日はちょっと少なめ) 19g
  • 白湯 ホエーとあわせて54g計量しました
     ※ホエー・バスマティライスが吸水したお水・イーストに合わせたお水と合わせ、計103gが水分量です

  • ココナッツオイル 10g
  • お塩 1g


  • サイリウム 3g


  • 成形・仕上げ用のココナッツオイル 適量
  • 米粉 適量





◆作り方

  1. 前日の夕方にバスマティライスをお水に浸しておきます。

    軽く洗ったバスマティライスの水を切り、たっぷりのお水に浸してひと晩冷蔵庫へ。

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  2. 当日の朝、出来るだけ早いうちからバスマティライスをザルに移し、しっかりとお水を切っておきます。

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  3. はちみつと白湯(15g)を合わせてよく混ぜ、ここにインスタントドライイーストを加えてよく混ぜ合わせます。

  4. ミルに水切りしたバスマティライスを移しましょう。
    この状態で134g、34グラム分お水を含んでいました。

    ココナッツオイル・お塩・ホエーと白湯(双方合わせて103g−34g−15g=54g分)をミルに合わせて撹拌しましょう。
    ココナッツオイルはかたまった状態でも問題なさそう。

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    幾分滑らかになったところで、3のイースト液も加えて撹拌を続けます。
    お米の粒々感がなくなって滑らかになるまで、小刻みに数回、時折スパチュラで内側を綺麗にしながら撹拌します。

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  5. 滑らかになったバスマティ液をボールに移します。
    サイリウムをふり入れ、素早く混ぜ合わせましょう。
    ぽってりとしてきたら、カードに持ち替えます。

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    ボールの壁にこすりつけるようにしながらよく混ぜましょう。
    言うほど混ぜなくても大丈夫、滑らかになればそれでOKです。

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  6. 生地をひとつにまとめ、4分割します。
    ひとつ53〜54gになりました。

    手に極少量のココナッツオイルをつけながらそれぞれまとめ、空気をぬきながら丸く成形しましょう。
    作業中も乾燥しないよう、ラップとお水で湿らせたキッチンペーパーは忘れずに。

    丸めた生地にお水で湿らせたキッチンペーパー・ラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で20分間発酵を促します。

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  7. 茶こしを通して米粉をふります。
    ナイフにココナッツオイルを少しつけて切れ目を入れましょう。
    切れ目の中にもココナッツオイルを少し押し込みます。

    寒くなってココナッツオイルがかたまっていますが、この方が好都合な気がいたします。

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    予熱したオーブン庫内へ移し、設定温度を190℃にして先ずは10分。
    その後250℃にして6〜7分。

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    お米パン、バスマティライスでもぷっくり可愛らしく焼き上がること、只今判明いたしました。

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バスマティライスでも日本米でも、主人はお米パンがとてもお気に召したご様子です。
但し、何もフィリングが入っていないシンプルな丸パンが良いのですって。
作る側からしてみればあまり面白くないのだけれど。

小ぶりではありながら、しっかりとお腹を満たしてくれるのがお米パンの良いところなのでしょうが、何だか物足りない。
具沢山スープでその物足りなさを補います。

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材料をざっくり挙げると、にんにく・玉ねぎ・人参・じゃが芋・蕪・ベーコン・むきアサリ・カボチャ・赤水菜の茎・・・
チーズや米粉等の調味料類を加えるとキリがありません。

先ずは香味野菜をオリーブオイルで炒めたら、米粉をふり入れてなじませます。
オーツミルクをダマにならないよう少しずつ注いでなじませ、薄めのベシャメルソースに。
じゃが芋等、火の通りにくい野菜からさいの目に切って加えて味付けをし、最後はむきアサリや水菜の茎。

スープジャーに分け入れ、ペコリーノロマーノと粗挽き黒胡椒を添えて出来上がり。




スープジャーが嬉しい季節の到来。
ベランダに閉めだされた日が月曜日で良かった。
昨日や今日ならば凍えていました。

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朝食です。
木曜日のお魚は焼き鯖、しばらくは金華さばが楽しめそうです。

ご飯の上には、根尾の伯母が以前持たせてくれたきゃらぶき。
美味しいんだな、これ。

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バスマティパン、我ながら上手い利用法を思いつきました。

そうは言っても、昨日、特定健診の帰りに最近近所に出来たパン屋さんに寄って食パンを買ってきました。
可愛らしいクマの焼き印付きの小ぶりな食パン。
週末、こんがりトーストして、はちみつと発酵バターを添えて、主人が淹れてくれるコーヒーに添えましょう。



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posted by しんさん at 13:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | お米パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする