前日の夕方にお米、今はバスマティライスを使っておりますが、お米をお水に浸してひと晩おき、ミルでペースト状にしてパンを焼きます。
毎朝食べる手作り豆乳ヨーグルトから出た水分も使って、特別な材料を使わない在庫食材で焼くお米パン。
今週はよもぎ風味のお米丸パンを焼きました。
以前焼いていたオーバーナイト発酵スタイルの全粒粉パンと比べると、全粒粉強力粉 100gとお米 100gとでは、随分とパンのボリュームに差が出ます。
お米パンは随分小ぶりな焼き上がり。
そのもっちりとした断面からも、ああ、この子の材料はお米なんだな、そう実感致します。
全粒粉パンの時のように、生地でフィリングを包んだりもしてみましたが、どうやら強力粉とお米とでは同じパンとは言いつつ別物だと割り切った方が良さそうです。
少なくとも今の私の技量では。
しばらくは、お米丸パンを軸に週いちどのパン焼き作業を楽しみたいと思います。
◆材料(小ぶりな丸パン4つ分)
- お米(今はバスマティライスを使っています) 100g
- はちみつ 10g
- 白湯 15g
- インスタントドライイースト 1g
- ホエー(豆乳ヨーグルトから出る水分です) 33g
- 甘酒(伊豆フェルメンテの純甘酒を使いました) 30g
※水分量は、お米が吸収した水分量・イーストに合わせた白湯・ホエーを含み、普段は103gになるよう計量しています。
今回は濃厚な甘酒を使用したのでいつもより少し多めの水分量、34g・15g・33gに甘酒 30gで112g - ココナッツオイル 10g
- よもぎパウダー 2g
- フルール・ド・セル 1g
- サイリウム 3g
- 成形時・仕上げ時用の米粉・ココナッツオイル 各適量
◆作り方
- 前日の夕方、お米をお水に浸しておきます。
バスマティライスをさっと洗い、たっぷりのお水に浸してひと晩冷蔵庫へ。 - 今朝はここからスタートです。
先ずはお米をザルに移してざっとひろげ、しばらくおいてしっかり水を切っておきます。
はちみつ・白湯・イーストを合わせてよく混ぜ合わせておきましょう。 - お水を切ったお米をミルに移します。
この状態で134g、34g分お水を吸収していました。
ホエー・甘酒・ココナッツオイル・よもぎパウダー・お塩を加え、お米の粒々感がなくなるまで丁寧に撹拌しましょう。
途中で合わせておいたイースト液も加え、時々ミルの内側をスパチュラで綺麗にし、うんと滑らかになるまで撹拌します。 - 滑らかになった生地をボールに移し、サイリウムを加えて素早く混ぜ合わせます。
ぽってりとしてきたらカードに持ち替え、成形出来る状態になるまで丁寧に捏ねましょう。 - 手の平に薄くココナッツオイルをぬり、生地を4分割して空気を抜きながらそれぞれ丸めます。
お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で20分発酵を促しましょう。 - オーブンの予熱を開始すると共に、茶こしを通して生地の表面に米粉をふります。
切り込みを入れ、少量のココナッツオイルを切り込みに押し込みましょう。
オイルがかたまった状態の方が意外と簡単です。
予熱したオーブン庫内へ移し、設定温度を220℃にして12〜13分。
今回はいつもより焼き色を淡くしたかったので、高温で短めに焼きました。
小ぶりで少々のお腹の物足りなさは否めませんが、主人はこのお米丸パン、気に入っている様子です。
お米丸パンにバターナッツのポタージュを添えましょうか。
我が家の小さな小さなまな板からはみ出してしまうバターナッツは、旬の野菜セット定期便でお世話になっております北八ヶ岳のGOLDEN GREENのもの。
なので皮ごと使ってスープにします。
- 薄切り玉ねぎ・ニンニク・発酵バターを圧力鍋に合わせ、弱火でじっくりと炒め合わせましょう。
ここに薄切りにしたバターナッツとじゃが芋も加えてなじませます。 - スープストックを注ぎ、加圧すること3分弱。
ミルで撹拌してピュレ状にしたらお鍋に戻し、オーツミルクでのばしてお塩・極少量のナンプラーで味付けします。
昨日のスープの具が少量残っておりましたので、それも加えてひと煮たち。
バターナッツかぼちゃのポタージュに、押し麦とさいの目に切ったバターナッツが飛び入り参加。
美味しいスープに仕上がりました。
皮ごと安心して食べられるバターナッツは、GOLDEN GREENさんだからこそ。
使用したニンニクもじゃが芋もGOLDEN GREENさん出身のもの。
お待ちかねの朝食です。
夫婦ふたりともが毎朝お腹が空いて朝食を楽しみにしている、これってもしかしてとても幸せなことなのではないかしら。
今朝のお魚は金華サバ。
ご飯は炊きたてを食べてほしかったのですが、時間不足により急きょ冷凍ご飯となりました。
お味噌汁に入ったGOLDEN GREENさんのキタアカリがホコホコでとても良いお味でした。