2023年11月30日

お米パン〜よもぎ風味のお米丸パン

木曜日なのでパンを焼きました。

前日の夕方にお米、今はバスマティライスを使っておりますが、お米をお水に浸してひと晩おき、ミルでペースト状にしてパンを焼きます。
毎朝食べる手作り豆乳ヨーグルトから出た水分も使って、特別な材料を使わない在庫食材で焼くお米パン。
今週はよもぎ風味のお米丸パンを焼きました。

20231130 00004.png

以前焼いていたオーバーナイト発酵スタイルの全粒粉パンと比べると、全粒粉強力粉 100gとお米 100gとでは、随分とパンのボリュームに差が出ます。
お米パンは随分小ぶりな焼き上がり。

そのもっちりとした断面からも、ああ、この子の材料はお米なんだな、そう実感致します。

20231130 00002.png

全粒粉パンの時のように、生地でフィリングを包んだりもしてみましたが、どうやら強力粉とお米とでは同じパンとは言いつつ別物だと割り切った方が良さそうです。
少なくとも今の私の技量では。

しばらくは、お米丸パンを軸に週いちどのパン焼き作業を楽しみたいと思います。

20231130 00001.png






◆材料(小ぶりな丸パン4つ分)

  • お米(今はバスマティライスを使っています) 100g

  • はちみつ 10g
  • 白湯 15g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(豆乳ヨーグルトから出る水分です) 33g
  • 甘酒(伊豆フェルメンテの純甘酒を使いました) 30g

     ※水分量は、お米が吸収した水分量・イーストに合わせた白湯・ホエーを含み、普段は103gになるよう計量しています。
      今回は濃厚な甘酒を使用したのでいつもより少し多めの水分量、34g・15g・33gに甘酒 30gで112g


  • ココナッツオイル 10g
  • よもぎパウダー 2g
  • フルール・ド・セル 1g

  • サイリウム 3g

  • 成形時・仕上げ時用の米粉・ココナッツオイル 各適量





◆作り方

  1. 前日の夕方、お米をお水に浸しておきます。
    バスマティライスをさっと洗い、たっぷりのお水に浸してひと晩冷蔵庫へ。

  2. 今朝はここからスタートです。
    先ずはお米をザルに移してざっとひろげ、しばらくおいてしっかり水を切っておきます。

    はちみつ・白湯・イーストを合わせてよく混ぜ合わせておきましょう。

    20231130 00008.png

  3. お水を切ったお米をミルに移します。
    この状態で134g、34g分お水を吸収していました。

    ホエー・甘酒・ココナッツオイル・よもぎパウダー・お塩を加え、お米の粒々感がなくなるまで丁寧に撹拌しましょう。
    途中で合わせておいたイースト液も加え、時々ミルの内側をスパチュラで綺麗にし、うんと滑らかになるまで撹拌します。

    20231130 00009.png

  4. 滑らかになった生地をボールに移し、サイリウムを加えて素早く混ぜ合わせます。

    20231130 00010.png

    ぽってりとしてきたらカードに持ち替え、成形出来る状態になるまで丁寧に捏ねましょう。

    20231130 00012.png

  5. 手の平に薄くココナッツオイルをぬり、生地を4分割して空気を抜きながらそれぞれ丸めます。
    お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で20分発酵を促しましょう。

    20231130 00011.png

  6. オーブンの予熱を開始すると共に、茶こしを通して生地の表面に米粉をふります。
    切り込みを入れ、少量のココナッツオイルを切り込みに押し込みましょう。

    オイルがかたまった状態の方が意外と簡単です。

    20231130 00013.png

    予熱したオーブン庫内へ移し、設定温度を220℃にして12〜13分。

    20231130 00007.png

    今回はいつもより焼き色を淡くしたかったので、高温で短めに焼きました。
    小ぶりで少々のお腹の物足りなさは否めませんが、主人はこのお米丸パン、気に入っている様子です。

    20231130 00014.png






line77-thumbnail2.gif




お米丸パンにバターナッツのポタージュを添えましょうか。

20231130 00005.png

我が家の小さな小さなまな板からはみ出してしまうバターナッツは、旬の野菜セット定期便でお世話になっております北八ヶ岳のGOLDEN GREENのもの。
なので皮ごと使ってスープにします。

20231130 00015.png





  1. 薄切り玉ねぎ・ニンニク・発酵バターを圧力鍋に合わせ、弱火でじっくりと炒め合わせましょう。
    ここに薄切りにしたバターナッツとじゃが芋も加えてなじませます。

    20231130 00016.png

  2. スープストックを注ぎ、加圧すること3分弱。
    ミルで撹拌してピュレ状にしたらお鍋に戻し、オーツミルクでのばしてお塩・極少量のナンプラーで味付けします。

    昨日のスープの具が少量残っておりましたので、それも加えてひと煮たち。
    バターナッツかぼちゃのポタージュに、押し麦とさいの目に切ったバターナッツが飛び入り参加。
    美味しいスープに仕上がりました。



皮ごと安心して食べられるバターナッツは、GOLDEN GREENさんだからこそ。
使用したニンニクもじゃが芋もGOLDEN GREENさん出身のもの。

20231130 00003.png





line77-thumbnail2.gif




お待ちかねの朝食です。
夫婦ふたりともが毎朝お腹が空いて朝食を楽しみにしている、これってもしかしてとても幸せなことなのではないかしら。

今朝のお魚は金華サバ。
ご飯は炊きたてを食べてほしかったのですが、時間不足により急きょ冷凍ご飯となりました。

20231130 00006.png

お味噌汁に入ったGOLDEN GREENさんのキタアカリがホコホコでとても良いお味でした。

2018-06-27T13_23_19-52bb8-thumbnail2-1d2f8-thumbnail2.gif





posted by しんさん at 13:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | お米パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月29日

はじめの一歩◆米粉のカヌレ

全粒粉も含め、小麦粉の使用量を徐々に減らしていく計画の我が家。
毎週木曜日に焼くパンも、全粒粉から今はお米パンに切り替えて、なかなか定まらないパンに一喜一憂しております。

全粒粉強力粉の在庫を使い切った今、全粒粉の薄力粉が少量残った状態。
薄力粉は近々何かに使うとして、前々から試してみたかった『米粉のカヌレ』、焼いてみましたよ。

20231129 00002.png

小麦粉から米粉のパンに切り替えよう、そう決めた時、勢いで注文してしまった一般的な米粉。

興味を持って調べれば調べるほど、どうやら『ミヅホチカラ』が向いていることが分かってきましたが自業自得。
インスタントドライイーストも慌てて以前使っていたものを買ってしまい、毎回モヤモヤとした気分が否めません。

今回使用した米粉は、カルディオンラインで購入したこちらの米粉。
そして、先日拵えた柚子ピール。
柚子ピールは乾燥し過ぎてかたくなり、短絡的にブランデーに漬け込んだものを米粉生地に混ぜてみました。

20231129 00005.png

ピールの水分量なのか、米粉の力不足なのか、そもそも私の楽観的作業が災いしたのか、兎にも角にもカヌレとは言い難い佇まい、そして断面。

ですが米粉作業は始まったばかり。
はじめの一歩ということで備忘録です。

20231129 00001.png






◆材料(直径約56×H52mmのカヌレ型に6個分です)

  • オーツミルク 250g
  • 無塩タイプの発酵バター 15g
  • てんさい糖 50g

  • 米粉 50g

  • 卵 1個
  • ラム 15g
  • バニラビーンズペースト 適量
  • 柚子ピールのブランデー漬け 適量(大さじ3ほど入れました)


  • 太白胡麻油・バター(型の空焼き用) 各適量




◆作り方

  1. 先ずはカヌレ型の空焼きをします。
    太白胡麻油を型に薄くぬり込み、予熱なしのオーブン 180℃で15分空焼きします。

    キッチンペーパーの上に伏せておき、完全に冷ましておきましょう。
    完全に冷めたところで、室温に戻したバターをぬります。

    20231129 00008.png

  2. オーツミルク・バター・てんさい糖を小鍋に合わせ、60℃程度まで加熱します。

    米粉を入れたボールに少しずつ加え、泡だて器ですり混ぜましょう。
    泡立てないようそっとそっと。

    卵・ラム酒も加えてそっと混ぜたら漉します。

    20231129 00009.png

    漉した生地に、バニラビーンズペースト・柚子ピールを加えてそっと混ぜます。
    優しく底から混ぜながら、用意したカヌレ型に分け入れましょう。

    20231129 00007.png

  3. 生地は型の8分目ほどの高さまでになりました。
    理想的。
    予熱したオーブン庫内へ移します。

    20231129 00010.png

    設定温度をまずは220℃にして20分。
    その後190℃にして40分。

    ・・・うーん。

    20231129 00011.png

    ひとつは型から出す際に、ゆるい生地が飛び出てきてしまいました。
    熱々の時点で型から出していたら火傷していたかも。
    不幸中の幸い。

    20231129 00012.png




il-plants5-thumbnail2.gif





米粉のカヌレ初挑戦、ということは、失敗したらお昼ご飯に悪影響を及ぼすということです。
その対策として、添えるスープはボリュームのある具沢山スープにしました。

圧力鍋で玉ねぎを丸ごとゴロン、お箸で崩せるほどにやわらかく煮た玉ねぎと押し麦のスープです。

20231129 00006.png





  1. アンチョビ・干し貝柱・干しエビを合わせて刻み、圧力鍋に合わせてオリーブオイルでじっくりと炒め合わせます。
    ここにお尻部分に切れ目を入れた丸ごと玉ねぎを加え、なじませましょう。

    20231129 00013.png

  2. スープストックを注ぎ、押し麦を加え、加圧すること3〜4分。
    もう少し長く加圧しても良かったかしら。

    お塩で味を整えたら、隠し味にオイスターソース。
    オーツミルクで少しのばし、彩りにバターナッツも加えひと煮たち。
    スープジャーに移して黒胡椒を挽きます。

    20231129 00014.png




初めての米粉カヌレ、課題がまだまだと理解しつつ、主人は相当お気に召した様子。
柚子フレイバーには気付かなかったようですね。

20231129 00003.png





il-plants5-thumbnail2.gif




朝食です。
今朝はお魚の代わりに、お味噌汁にイワシのつみれをプラスして。
善人になれそうな美味しさです。

20231129 00004.png

主食はおぼろ昆布をたっぷり添えた鴨蕎麦。
12月が近付き、朝の納豆に白菜キムチが添えられる頃合いになりました。

今年は初めてイオンネットスーパーで購入した白菜でキムチを漬けました。
うん、悪くない。


illust-moon-thumbnail2.gif





ラベル:米粉のカヌレ
posted by しんさん at 13:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 米粉を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月28日

ブルグル大福〜黒米プラス・おまけの『ながらういろ』編

今週末は12月。
そろそろ冷凍庫のお片付けがちらり頭を過る頃合いとなりました。

冷凍した切り餅がまだ数回分残っていることですし、今日のお昼はブルグル大福に致しましょう。
最近お気に入りの黒米も入れて、いつもより随分と大ぶりなブルグル大福が出来上がりました。

20231128 00001.png

大ぶりなのは、ブルグルに黒米まで混ぜ込んだお餅生地のせいだけではありません。

週末に家族で出かけた長良川温泉一棟借りの一泊旅行。
お部屋にあったお茶菓子が可愛らしくて、帰宅したらば温かなお茶と一緒にひと息つこうと荷物の中にこっそりと。
もちろん帰宅したらすぐに反省会という名の宴会が始まってしまい、お茶菓子の出る幕なし。

20231128 00006.png

ブルグル大福のフィリングとして、緑豆餡と一緒に入れたらどうかしら。
いつものそんな好奇心が疼き、今日のお昼と相成りました。

求肥よりどちらかというとさっくりとした食感、『ながらういろ』入りのブルグル大福もたまにはどうぞ。

20231128 00002.png




◆材料(大ぶりなブルグル大福4つ分)

  • 細挽きブルグル 25g
  • 濃いめに淹れたはちみつ紅茶 65g

  • 切餅 2切れ(119gでした)
  • 濃いめに淹れたはちみつ紅茶 35g

  • 黒米(炊いて冷凍しておいたものです) 43g

  • 緑豆餡 適量
  • ながらういろ 2切れ
  • コーンスターチ 適量




◆作り方

  1. 先ずはブルグルを乾煎りします。
    ここに濃いめに淹れたはちみつ紅茶を注いで煮立て、すぐに火を止めて蓋をします。
    しばらく蒸らしておきましょう。

  2. 切餅を適当に切って耐熱ボールに移し、濃いめに淹れたはちみつ紅茶を注ぎます。
    ふわりとラップをし、600Wの電子レンジで加熱すること1.5分。

    20231128 00008.png

    お餅を滑らかに練り、1のブルグル・冷凍してあった黒米(凍ったままです)を加えます。
    再度ふわりとラップをし、レンジ加熱1.5分。

    20231128 00009.png

    よく混ぜ、カードでまとめておきましょう。

    20231128 00010.png

  3. 熱々のお餅生地は扱い辛いので、少し冷まします。
    その間に緑豆餡等、フィリングの準備。

    凍ったままの緑豆(お砂糖なしで茹でて冷凍してあったもの)をお鍋に移し、残った蜂蜜紅茶と合わせて加熱します。
    お砂糖を適量加えて煮詰め、仕上げにお塩をひとつまみ。

    冷まして4等分し、2等分した『ながらういろ』と合わせておきます。

  4. お餅生地をひろげたコーンスターチの上に移します。

    20231128 00007.png

    カードで半分に折り、更にそれを4等分してフィリングを包みましょう。
    ワックスペーパーを敷き込んだアルミカップに入れて出来上がり。

    20231128 00012.png






w-line81-thumbnail2.gif




今週末は家族旅行等で食材調達を後回しにしてしまいました。
そして買いに行くつもりもありませんので、当然食材は貧困な状態。

そんな状態でどうにか形になった時の満足感が大好きなのです。
在庫食材のヨーグルトスープ、力づくでまとめ上げました。

20231128 00005.png





刻んだアンチョビと一緒に玉ねぎ・人参を炒め、スープストックを注いで冷凍ミニトマト・冷凍ひじき・冷凍おくら・冷凍ひよこ豆・冷凍むきアサリ等々。
最後に毎朝食べる手作りの豆乳ヨーグルトを加えてひと煮たち。
葛粉でとろみを添えます。

ほのかなヨーグルトの風味が美味しい。




明日のお弁当はどうなることやら。

20231128 00003.png





w-line81-thumbnail2.gif




朝食です。

食材が貧困だと分かっているのに、昨晩、つい調子にのって貴重な『人参の白和え』と『アボカドと銀杏のかき揚げ』を日本酒のお供にしてしまいました。
さて、困った。

20231128 00004.png

困った結果、生姜煮イワシの横には温泉卵を添えてみました。
主人、嬉しそう。

主食はじゃが芋入りの炊き粥。
根尾の伯母が持たせてくれたきゃらぶきがこれで最後になりました。
12月の迫りをそこかしこに感じるのです。


mono137-thumbnail2.gif






posted by しんさん at 14:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記〜ブルグルを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月27日

銀杏ご飯 2023 ◆ 週末の備忘録

今年も銀杏をいただきました。
そして早速の銀杏ご飯。

20231127 00001.png

金曜日に頂いた銀杏は、これであと粉吹き銀杏をいちど拵えたらおしまい。
収穫して綺麗にして下さったばかり、瑞々しいもちもちの状態のまま銀杏の箱は空っぽになりそうです。

20231127 00007.png

折角の銀杏ご飯ですもの。
今日は黒米は雑穀ミックスにはご遠慮していただいて、押し麦・もち麦だけをお米に混ぜて炊きましょう。

にんにくを絞ったことのない我が家のにんにく絞り。
銀杏を縦に入れて殻を割るのがコツです。
殻を除いた銀杏を、お塩・少量のお水と一緒に火にかけて、コロコロ転がしながら薄皮を剥きましょう。

20231127 00008.png

立派な藤九郎銀杏ですもの、割れてしまった銀杏は別のお料理に使いましょう。

20231127 00009.png

洗って吸水したお米の水切りをしたら、赤酒とお醤油、お塩を少量合わせて水加減。
薄皮を剥いた銀杏をたっぷり散らして火にかけます。

20231127 00005.png

銀杏ご飯の香りに、主人も私もうっとり目を閉じます。

20231127 00006.png

お昼用には、軽く握ってお結びさんに。
大きめの海苔をふわりと巻きます。

20231127 00004.png

ストウブに入れてもらえなかった割れ銀杏は、アボカド・ひじき・セロリの葉っぱ、皮つき人参と一緒にかき揚げになりました。
お塩を程よく効かせ、米粉と冷凍卵白の衣を薄く絡め、太白胡麻油で揚げます。

20231127 00011.png

かき揚げに使った人参はGOLDEN GREENさんのもの。
なので皮ごと安心していただきます。
安心人参でもう一品、白和えも拵えましょう。

皮つきのまま細切りにした人参を胡麻油で炒め、軽く味付けをしてしっかり水気が飛ぶまで炒りつけます。
火を止める直前に細切りにしたセロリを加え、和山椒をミルで挽いて、後はお豆腐と胡麻の和え衣で和えるだけ。
抜群に美味しい。

20231127 00010.png

お弁当箱を開けると黒々とした海苔のお結びさん。
拵える側も何故か心が躍ります。

20231127 00003.png

銀杏ご飯になぜかイワシを合わせたくなりました。
イワシの干物は水曜日のメンバーなのですが、今日は特別、イレギュラーな月曜日に。

20231127 00002.png





il-plants5-thumbnail2.gif





週末、実妹の招待で近場の温泉旅館に家族で宿泊しました。

20231127 00012.png

寄り道はやはりいつもの松花堂さん。
ちょうど良いタイミングでぎんな餅をいただけました。
しみじみ美味しい。

20231127 00019.png

母と妹、兄とその子ら(姪っ子甥っ子)、そして主人と私、義姉だけはオーストラリア旅行のため欠席。
計7名のご近所宿泊の備忘録です。

岐阜では誰もが知る老舗の温泉旅館が『いとう旅館』を引き継ぎ、大規模なリノベーションを経て『お宿いとう』と言う名で一棟貸しの離れのお宿をオープンしたか。
勤続何年かやらのご褒美金を使って妹が招待してくれました。

火打ち梁(ひうちばり)を従えた立派な梁の迫力に圧倒され見惚れるばかり。

20231127 00014.png

見事な調度品より何よりこの梁にうっとり。

20231127 000013.png

若い柱に支えられた年配者の梁。
至る所に見られる以前の建築物の名残りが誇らし気です。

20231127 00020.png

ふるい釘までどこか自信ありげ。

20231127 00017.png

お宿自慢の無双窓(むそうまど)より、梁の迫力に魅了された私です。
わたし、そんなに梁好きだったかしら。

20231127 00015.png

愛おしさすら感じるこの名残り。

20231127 00016.png

早朝、主人とふたり車で本館に朝風呂を頂戴しに行きました。
帰ったらチャイムを押してね、と母に言われ。

お宿に戻ると、皆がお宿の露天風呂に輪になり足湯に浸っておりました。
チャイムの音をかき消すほどの盛り上がりのなか、我々は扉の外で湯上りの火照った気分も消沈。
甥っ子だけが気付いてカギを開けてくれました。

前夜まではだれにも浸かってもらえなかったお宿自慢の露天風呂。

20231127 00018.png

チェックアウト時には、何故だか湯船の底に浅くお湯を残す状態。
お掃除の方はさぞや不思議に思われたことでしょう。

twig-thumbnail2.gif
posted by しんさん at 14:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行とお出かけの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月24日

最高に不格好な全粒粉ジャムクッキー

とても不格好な全粒粉クッキーを焼いてしまいました。

ひび割れた生地の中央には、冷凍ミックスベリーで拵えたジャム。
週末のプロテインに添えるつもりで拵えたのですが、何となく使うことなく随分と冷蔵庫の中で鎮座しておりました。
ジャムのお片付けも兼ねて焼いた全粒粉ジャムクッキーです。

20231124 00002.png

大変不格好なのは重々承知しておりますが、味と食感ならば今まで焼いたクッキーの中でいちばん私好み。
甘さはもう少し控えたいところですが、サクサクの食感、ココナッツオイルの風味、素朴な全粒粉、何が功を奏したのかは存じませんが美味しい。

バターの代わりにココナッツオイル。
週末に作ったじゃが芋ピュレの材料、生クリームを少々使用。
かき揚げを近々作る時のための冷凍卵白欲しさ故、卵黄も使用。
偶然の食材事情が功を成した全粒粉クッキー、次回は器量良く焼けるように備忘録。





◆材料

  • 全粒粉薄力粉 120g
  • アーモンドプードル 20g

  • ココナッツオイル 80g
  • てんさい糖 50g
  • フルール・ド・セル ひとつまみ

  • 生クリーム 20g
  • 卵黄 1個分

  • 冷凍ミックスベリージャム 適量





◆作り方

  1. ココナッツオイル・てんさい糖・生クリーム・フルールドセルをボールに合わせ、泡だて器でしっかり撹拌します。
    ココナツオイルは中途半端に液状になった状態。

    20231124 00006.png

  2. 予め室温に戻しておいた卵黄も加えて泡だて器で撹拌します。
    残った卵白は、ラップで茶巾に包んで冷凍保存しておくと、揚げ物のバッター液に重宝いたします。

    20231124 00007.png

  3. 全粒粉薄力粉とアーモンドプードルは、予めビニール袋に合わせて振り混ぜておきます。
    2のボールに2回に分けて加え、スパチュラでさっくりと混ぜ込みましょう。

    20231124 00008.png

  4. 生地はこんな感じ。

    20231124 00009.png

    ラップで棒状にまとめ、1時間弱冷蔵庫で冷やしておきます。

    20231124 000010.png

    それを包丁で切り分け、くり抜き器を押し当てて中央に窪みを作りましょう。
    ここで生地が割れてしまうのが改善点、成形方法を見直さなければ。

    20231124 00011.png

    窪みにジャム(相当ゆるめです)をたっぷり流し入れ、予熱したオーブン庫内へ。

    20231124 00012.png

    設定温度を180℃にして15分。
    次回のためにと言いましたが、わずかに残った全粒粉薄力粉が我が家の最後の小麦粉です。
    米粉でも同じように出来ると良いのだけれど。

    20231124 00013.png






onpu.gif





少量残った生クリームを使って、ペンネのスープ。

20231124 00003.png

人参・玉ねぎ・セロリ等の香味野菜を炒めたところに、スープストックを注ぎます。
茹でて冷凍しておいた緑豆・半分に切ったミニトマト・冷凍アサリ等々加え、程よく加熱したところでペンネを茹でずにそのまま加えます。

生クリームを加え、お塩やナンプラー・オイスターソース等で味付けをしたら、予め熱湯で温めておいたスープジャーに移して刻んだセロリの葉を添えます。

お昼、ペンネが少しやわらかくなり過ぎてはおりましたが、まぁこれが好きという主人ですので。
スープジャーをお湯で温める工程は端折っても良いかしら。





味が良いから、というレベルではない不格好なクッキー。

20231124 00005.png





onpu.gif




朝食です。
金曜日ですが、相変わらず食卓に伊勢うどんの姿はありません。
イオンネットスーパーさんでは品切れ続き。

仕方がないので、全粒粉薄力粉同様買い置き中止となった乾麺のうどんを釜玉うどんにして。
あと1回分となった小麦粉のうどん、主人から購入要求案が提出されました。

20231124 00004.png

伊勢うどんは品切れですが、昨日イオンさんが届けて下さった立派な金目鯛。
予約商品として購入したのですが、自宅で扱うには立派過ぎる金目鯛。
フライパンを以てしても収まらなかったので、半分に切って煮付けました。

主人が愛してやまない菊正宗と一緒に。

20231124 00001.png

良い休日でした。

2018-06-28T14_19_54-fb2ae-thumbnail2-78ff6-thumbnail2.gif




posted by しんさん at 12:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする