月曜日です。
夏日になるとの予報もちらと耳にしましたが、いえいえ、気持ちの良い風がリビングの洗濯物を揺らしております。
気持ちの良い月曜日。
月曜日はご飯メニュー、炊き込みご飯を拵えましたよ。

いつものようにお米、十六雑穀、押し麦、もち麦、蕎麦の実を合わせた中に加えたのは、市販の鯖味噌煮。
我が家では、曜日によって大体のメニューが決まっております。
金曜日の朝食は伊勢うどんの釜玉風。
そしてその横に添えるお魚は市販のイワシ生姜煮、イオンネットスーパーさんに届けて頂いていたものです。
が、突然それが販売中止と相成りまして、代用品を色々と探しておりました。
そこでこちらの、久慈の小袖屋さんのお品にも辿り着いたのですが、1パック残ってしまったこの鯖の味噌煮、エイヤッとご飯に炊き込んだ、そう言う訳です。

洗って30分ほどお水に浸したお米に、雑穀その他を合わせます。
味噌煮の煮汁、お酒を足していつも通りのお水を計量し、鯖と一緒にお米に合わせて準備は完了。
味噌煮の煮汁、お酒を足していつも通りのお水を計量し、鯖と一緒にお米に合わせて準備は完了。

いつも通りに炊飯し、十分蒸らして出来上がり。
鯖をざっくりとほぐして混ぜ込みながらお茶碗に盛ります。
胡桃を入れても良かったかしら。
鯖をざっくりとほぐして混ぜ込みながらお茶碗に盛ります。
胡桃を入れても良かったかしら。


今週も茄子の揚げ浸しを拵えました。
たとえ主人の言いつけとは言え、茄子を揚げるだけで太白胡麻油を処分してしまうのはあまりに心外。
茄子を揚げるついでに、必ず他に揚げ物を1品拵えるのが常です。

今回は冷凍むきアサリのかき揚げを拵えました。
そしてこのかき揚げの揚げ衣に、こっそりと『ブルグル』を混ぜ込んでみましたよ。

茄子の素揚げ、スポンジ状の茄子の肉質故、吸油の良さに躊躇しがち。
なのでほんのひと手間。
茄子の水気をしっかり拭き取り大ぶりな乱切りにした後で、お塩を少量ふって全体になじませます。
その間に漬け汁の準備をしておきましょう。
戻した干しシイタケ、結び昆布、お水、お酒、みりん、お醤油、オイスターソース、魚醤、鷹の爪等を合わせておきます。

漬け汁をゆっくりと加熱し始めるその傍らで、茄子の水気を丁寧にふき取りながら素揚げスタート。
鮮やかに艶やかに揚がる茄子のこの色、茄子紺とは本当によく言ったものです。
菜箸でつまんでふっくらやわらかくなった茄子から、しっかり油を切って煮立った漬け汁に移します。
茄子が全部揚げ終わって煮汁に移動したら火を止め、はい、出来上がり。
茄子が全部揚げ終わって煮汁に移動したら火を止め、はい、出来上がり。
ちなみに、茄子を食べてしまった後の煮汁は、お砂糖を少量加え、重曹もほんのひとつまみ加え、しっとり高野豆腐の煮汁となるのが我が家の流れ。

茄子が終わったらかき揚げに移りましょうか。
冷凍卵白は、木曜日のパン作りの際、艶出しに使用した水溶き卵黄の残りです。
半解凍の状態でラップを除いてボールに移し、細挽きタイプのブルグル・米粉・ほんのひとつまみのお塩・レモン汁を合わせます。
冷水を足して緩めのホットケーキ生地程度になるようよく混ぜ合わせましょう。
冷水を足して緩めのホットケーキ生地程度になるようよく混ぜ合わせましょう。

戻した干しシイタケ・人参・冷凍むきアサリ・大葉をビニール袋に合わせ、少量の米粉・韃靼そば茶を加えて振り混ぜましょう。

揚げ衣に加えて全体になじませたら、後は揚げるだけ。

さっと油にくぐらせた金属製のスプーンを使って生地をまとめ、カリッと両面揚げていきます。

煮汁をたっぷり含んだ高野豆腐と茄子の揚げびたし。
双方の下には、おぼろ昆布が潜んでおります。
双方の下には、おぼろ昆布が潜んでおります。
煮汁をしっかりと受け止めたおぼろ昆布、お昼には、ご飯によく合う素敵なおかずに成長しているのです。


ちょっと甘めの炊き込みご飯。
鯖がもう少し主張するかとも案じましたが、いえいえ、炊き込み飯としての相性もなかなかです。
今朝のお魚は鯵の干物に致しました。

お魚が鯵の日は主人が無口です。
