お魚の干物でぎゅうぎゅう詰めになった我が家の冷凍庫。
酒粕の次はバゲットを買って冷凍するのだと無邪気に話す主人。
先ずは今ある酒粕を使いましょうと、今朝は酒粕スイーツ、拵えてみましたよ。
酒粕風味の葛湯?それとも酒粕風味の葛プリン?
ぐっと甘さをおさえた酒粕風味の冷やし葛湯を、ココナッツシュガーを使った緑豆餡と一緒に崩しながら召し上がれ、とまぁそんな感じでしょうか。
酒粕風味ですので、トッピングも和風に。
時々イオンネットスーパーさんにお目見えするお気に入りのおやつ、『やきいもころころ』と甘栗、そして香ばしい蕎麦茶をトッピングしてみました。
葛粉なので冷蔵庫で冷やしてしまうと食感が残念なことになります。
フルッとした食感のほの甘い酒粕風味、そしてココナッツシュガーの穏やかな甘みをまとった緑豆餡、うん、私好みの味に仕上がりました。
一応の備忘録。
◆ざっくり材料と作り方
- 緑豆餡は気軽に圧力鍋で。
茹でこぼしも端折って実にお気楽。
半カップ程度の緑豆をさっと洗ってしっかり水を切ります。
圧力鍋に移し、先ずは中〜弱火で乾煎りしましょう。
全体がさらっとした状態になったら、緑豆の上3〜4センチまでお水を注ぎ、加圧すること15分。
十分にやわらかくなった緑豆に、必要ならばお水を足してココナッツシュガーで甘みを添えます。
程よく煮詰めたところで、仕上げにお塩をひとつまみ。 - 酒粕葛湯に移りましょう。
板状の酒粕 30gを適当にちぎり、熱湯でしばらくふやかしておきます。
酒粕がやわらかくなったら熱湯を捨て、滑らかに練ってクリーム状にしておきます。 - 葛粉 15g・てんさい糖 5g・お水 200g・2の酒粕をお鍋に合わせてよく混ぜます。
しっかりと混ぜ合わせてから、徐に中〜弱火で加熱しながら滑らかに練りあげます。
常温で冷ますとフルッとした状態になります。 - ジャーに緑豆餡と酒粕葛湯を交互に入れます。
甘栗やサツマイモ、そば茶等をトッピングして出来上がり。
今週は生鮮食品がやや不足しております。
野菜室に心躍る食材がない、そんな時に頼りになるのが『乾物』
唯一野菜と呼べる『わさび菜』の彩りを頼りに、乾物サラダ、拵えてみましたよ。
- 緑豆餡を拵えるのに圧力鍋を出しました。
ならば、圧力鍋を使ってチョちょいっと『干瓢』の下茹でも済ませてしまいましょう。
塩もみしなくても良いタイプの干瓢、さっと洗って長いままお湯を沸かした圧力鍋に。
錘が揺れ始めたら火を止め、圧が抜けるまで待って下茹で完了。
切りそろえて、お出汁・お酒・みりん・お醤油等を煮立てた中に加えます。
落し蓋をして、煮汁がなくなるまで煮含めましょう。 - 圧力鍋にもうひと頑張りしてもらいます。
お酒を吹きかけて半戻しにした昆布を結び、かぶる量のお水で加圧すること7分間。
茹で汁は捨てずに朝食に使用します。
十分にやわらかくなった昆布を干瓢のお鍋に加えて一緒に煮れば、今宵の肴の出来上がり。 - 干瓢を少しボールに移しましょう。
ざく切りにしたわさび菜、戻してからさっと湯通ししたひじき、切り干し大根は少量のお水で揉み洗いする感じで加えます。
胡桃はローストして。
蒸して冷凍してあるひよこ豆はそのまま。
胡麻油を回しかけてお塩をほんのひとつまみ、胡麻をひねります。
器に詰めて少し真ん中に窪みを作り、そこにお醤油をほんのひと垂らし、温泉卵と胡麻を添えて出来上がり。
・・・温泉卵、火を止めたと思っていたら極々弱火のまま12分放置してしまいました。
程よい茹で卵になってしまいましたが、ま、これもよい経験。
さ、朝食です。
今朝は久しぶりの金太郎イワシ、程よい焼き色。
主食は、昆布の茹で汁を使ってへしこ茶漬けと致しましょう。
そしてケーキを2種類、主人と半分こ。
昨日のホワイトディの名残です。
サクサクのミルフィーユ。
キルシュが別添えにされたケーキは、サバランかババ・オ・ラムかと思っておりましたら、『ポロネーズ』というお菓子なのですって。
備忘録、おしまい。