さつま揚げの炊き込みご飯

久しぶり東京に、まだまだ興奮冷めやらぬ様子の主人。

よほど楽しかったのでしょう。

ですが気を引き締めて・・・と、主人の部屋のカレンダーにふと目をやるとまだ２月、お小言が尽きません。

週明けの月曜日は少し楽をさせてもらって、来る１週間に備えるのが私の週間ルーティーン。

今朝は炊き込みご飯を炊きました。

週末に届いたお酒のお供は、昭和のちゃぶ台を彷彿とさせる包み紙に、十文字にかけられた細い金の紐。

今週末は『焼酎強化週間』、そう主人が言っておりました。

包みを開けると、ぎっしり詰まったさつま揚げ。

こんなに食べられるわけないよね、言いながらも随分とお腹に収めてしまいました。

馴染みのあるスーパーのさつま揚げとは一線を画す味と食感、伊七郎(いひちろう) のお湯割りを存分に楽しんだ週末でした。

食べ切れなかったさつま揚げはお料理に使って良いよ、主人からの許可も得ましたからね。

さっと湯通しして炊き込んださつま揚げは存在感ある大ぶりに。

言わずと知れたゴボウや人参等、根菜との相性も文句なし。

コツなし技術なしで、美味しい炊き込みご飯に仕上がりましたよ。

前述の通り、コツも技術も何もなし。

いつも通りに吸水させたお米に、いつものメンバー、蕎麦の実・押し麦・十六雑穀、そしてもち麦。
たっぷりの熱湯を回しかけて油抜きしたさつま揚げは大ぶりに切って、ささがきにした牛蒡、面取りした人参の切れ端、戻して細切りにした干しシイタケ等と合わせます。

いつも通りの水加減の一部を、お酒・お醤油に置き換えてお塩をひとつまみ。



後はいつも通りに炊き上げます。



お弁当用には、ひと口サイズのお結びさんに。
大ぶりさつま揚げを、これ見よがしに見せびらかすのがミソ。

月曜日は１週間分の作り置き料理を準備する日でもあります。
なのでお弁当には確かにいつもの気合こそ込めませんが、別の気迫が朝のキッチンに漂います。

そう言えば、月の頭は早朝の西の空にお月さまが綺麗ですよ。

窓を開けなくても月明りを感じるほどに。

今週も作り置き料理が数点出来上がりました。

イオンネットスーパーさんで目下旬を迎えているスナップエンドウ、たたみいわしを添えたお浸しの彩りに和みます。
いつもの煮なますと思いきや、今週は油揚げの代わりにさつま揚げを使った少々豪華版。

牛蒡は主人お気に入りの醤油漬けに。
コリコリっと食感が残る程度にさっと茹でたゴボウを、豆板醤とお酢を効かせた醤油味に漬け込みます。
ホウレン草は胡麻和えに。

さつま揚げ炊き込みご飯のお結びさんを主食に、お昼ご飯の出来上がり。

主人のお弁当箱にも詰め込みましょう。
主人の大好物、菊芋の味噌漬けもコソっと忍ばせましょうか。

朝は炊き立ての炊き込みご飯を主食に。

月曜日のお魚は、少し甘めのお魚が週間ルーティーン。

新顔の西京漬けは、期間限定の上に大人気、鮭の山椒風味の西京漬けです。

鮭好きの私のためにと、主人が頑張って確保してくれたようですよ。

気合を入れた西京漬け、上々の焼き上がりではありませんか。

東京の名残、銀座ウエストのリーフパイ。

今朝、オーブントースターで数十秒温めてから食卓へ。

美味しい。