2023年03月07日

プンパニッケルサンド〜ゴルゴンゾーラとクリームチーズ・チキン編

今日のお昼は、ボリューム満点のプンパニッケルサンドですよ。

20220307 0003.png

胸肉ならではのこのボリューム、この立体感。
さいころのような存在感ある鶏胸肉の間には、ドライフィグと胡桃がごろごろ。
ゴルゴンゾーラとクリームチーズ、柑橘系の風味を加えた蜂蜜を合わせたソースが脇をかためます。

20220307 0004.png

プンパニッケルは、たとえお昼に食べるものであってもいちどトーストするのが大のお気に入り。
もっちりとした食感が楽しめます。

20220307 0005.png
しっとり焼き上げた鶏胸肉は、週末ワインのお供に焼いたもの。
フルール・ド・セルで塩味をしっかり効かせ、発酵バターの風味を添えて弱火でじっくり焼きました。
ベンジャミン氏のグルナッシュ・ブランと共に楽しんだ後は、こうしてサンドウィッチのフィリングとして最後まで効率良く楽しみます。





◆作り方

・・・と言っても、チキンは既にアルミホイルに包まれた状態で冷蔵庫でスタンバイ。

今日やることと言ったら、先ずはプンパニッケルをトーストして冷ましておく、胡桃を予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストして冷ましておく、ドライフィグをさいの目に切っておく、そして今朝いちばんお料理らしい作業といったら、ゴルゴンゾーラソースくらいでしょうか。

ゴルゴンゾーラとクリームチーズを合わせて室温に戻しておき、蜂蜜(今回は金柑を漬け込んであった蜂蜜+赤酒(☆彡)を蜂蜜状に煮詰めたものを使用)をちろり、ほんのひとつまみのフルール・ド・セル、よく混ぜ合わせればソースの出来上がり。
あっという間に準備は完了。

20220307 0007.png

大きめにカットしたラップの上で、ゴルゴンゾーラソースをプンパニッケル2枚の表面にたっぷりぬります。

20220307 0008.png

厚切りチキンを並べたら、隙間を埋めるように胡桃とドライフィグ。

20220307 0009.png

プンパニッケルを重ねたら、ラップできっちり包みましょう。

20220307 0010.png

程よい重石をしてしばらくおき、フィリングとプンパニッケルがなじんだところでラップからワックスペーパーに包みなおしましょう。

20220307 0011.png

ワックスペーパーごとパンナイフで2等分して出来上がり。

20220307 0012.png







w-line81-thumbnail2.gif




開封済みのディジョンマスタードがあったので、これを使ったサラダを添えましょうか。
在庫食材をジャーに詰め込んで、マスタード風味の卵ソースをたっぷり添えるだけ。

20220307 0006.png




  1. マスタードのソースは、ディジョンマスタード・すりおろしたペコリーノロマーノ・ほんのひとつまみのフルール・ド・セル・レーズン・オリーブオイルを合わせて混ぜるだけ。

    様子を見て、必要ならばオーツミルクでのばします。

    20220307 0013.png

  2. ジャーの底には、ビーツのピクルスと蒸したひよこ豆、アボカドとみじん切りにした玉ねぎ。

    色移りしやすいビーツのピクルスは底に詰めるのが常です。
    レモン汁をまぶさなくても、たまねぎを添えればアボカドの変色を防いでくれます。
    その上相性も良いので一石二鳥。

    20220307 0014.png

  3. ゆで卵の卵黄を粗く崩して上に散らし、白身は粗く刻んでマスタードソースで和えましょう。
    卵黄の上にたっぷりソースを添えて、黒胡椒をカリッと挽いて出来上がり。

    20220307 0015.png





温かなスープが嬉しかった季節もそろそろ終幕でしょうか。
心なしかサラダが春めいて見えます。

20220307 0001.png





w-line81-thumbnail2.gif




火曜日のお魚はしめ鯖・アボカド・玉ねぎの組み合わせ。
今の季節限定の新玉ねぎが誇らし気です。
新玉ねぎにたっぷり回しかける香酢、今朝は開封したてで更に気分が高揚致します。

主食は久しぶりの釜玉うどん。

20220307 0002.png

東京名残の銀座ウエストのリーフパイは、今朝もオーブンでホロ焼きに。

幼少の頃に食べていた訳ではないのに、何故だか懐かしい、それでいて似たものにはなかなかお目にかかることのない特別感。
表面のざらめ糖がまた良いのです。

col36-thumbnail2.gif




posted by しんさん at 13:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 〜 市販のパンで | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月06日

さつま揚げの炊き込みご飯

久しぶり東京に、まだまだ興奮冷めやらぬ様子の主人。
よほど楽しかったのでしょう。
ですが気を引き締めて・・・と、主人の部屋のカレンダーにふと目をやるとまだ2月、お小言が尽きません。

週明けの月曜日は少し楽をさせてもらって、来る1週間に備えるのが私の週間ルーティーン。
今朝は炊き込みご飯を炊きました。

20220306 0004.png

週末に届いたお酒のお供は、昭和のちゃぶ台を彷彿とさせる包み紙に、十文字にかけられた細い金の紐。
今週末は『焼酎強化週間』、そう主人が言っておりました。

20220306 0006.png

包みを開けると、ぎっしり詰まったさつま揚げ。

こんなに食べられるわけないよね、言いながらも随分とお腹に収めてしまいました。
馴染みのあるスーパーのさつま揚げとは一線を画す味と食感、伊七郎(いひちろう) のお湯割りを存分に楽しんだ週末でした。

20220306 0007.png

食べ切れなかったさつま揚げはお料理に使って良いよ、主人からの許可も得ましたからね。
さっと湯通しして炊き込んださつま揚げは存在感ある大ぶりに。

言わずと知れたゴボウや人参等、根菜との相性も文句なし。
コツなし技術なしで、美味しい炊き込みご飯に仕上がりましたよ。

20220306 0005.png





前述の通り、コツも技術も何もなし。

いつも通りに吸水させたお米に、いつものメンバー、蕎麦の実・押し麦・十六雑穀、そしてもち麦。
たっぷりの熱湯を回しかけて油抜きしたさつま揚げは大ぶりに切って、ささがきにした牛蒡、面取りした人参の切れ端、戻して細切りにした干しシイタケ等と合わせます。

いつも通りの水加減の一部を、お酒・お醤油に置き換えてお塩をひとつまみ。

20220306 0008.png

後はいつも通りに炊き上げます。

20220306 0009.png

お弁当用には、ひと口サイズのお結びさんに。
大ぶりさつま揚げを、これ見よがしに見せびらかすのがミソ。

20220306 0010.png







onpuy.gif





月曜日は1週間分の作り置き料理を準備する日でもあります。
なのでお弁当には確かにいつもの気合こそ込めませんが、別の気迫が朝のキッチンに漂います。

そう言えば、月の頭は早朝の西の空にお月さまが綺麗ですよ。
窓を開けなくても月明りを感じるほどに。

20220306 0003.png

今週も作り置き料理が数点出来上がりました。

イオンネットスーパーさんで目下旬を迎えているスナップエンドウ、たたみいわしを添えたお浸しの彩りに和みます。
いつもの煮なますと思いきや、今週は油揚げの代わりにさつま揚げを使った少々豪華版。

牛蒡は主人お気に入りの醤油漬けに。
コリコリっと食感が残る程度にさっと茹でたゴボウを、豆板醤とお酢を効かせた醤油味に漬け込みます。
ホウレン草は胡麻和えに。





さつま揚げ炊き込みご飯のお結びさんを主食に、お昼ご飯の出来上がり。

20220306 0011.png

主人のお弁当箱にも詰め込みましょう。
主人の大好物、菊芋の味噌漬けもコソっと忍ばせましょうか。

20220306 0001.png





onpuy.gif




朝は炊き立ての炊き込みご飯を主食に。

月曜日のお魚は、少し甘めのお魚が週間ルーティーン。
新顔の西京漬けは、期間限定の上に大人気、鮭の山椒風味の西京漬けです。
鮭好きの私のためにと、主人が頑張って確保してくれたようですよ。
気合を入れた西京漬け、上々の焼き上がりではありませんか。

20220306 0002.png

東京の名残、銀座ウエストのリーフパイ。
今朝、オーブントースターで数十秒温めてから食卓へ。

美味しい。

2018-06-27T13_23_19-52bb8-thumbnail2-1d2f8-thumbnail2.gif



posted by しんさん at 13:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月03日

東京に行ってきました。すぐに帰って参りました。

旅行に行かない生活にもすっかり慣れてしまって2023年も早3月。

外出がままならないのならばお家で楽しみましょうと、日用品や食材はイオンネットスーパーさんをはじめオンラインを利用し、お家の一部を改装し等しておりましたら、いつの間にかお家が快適になり過ぎてすっかり出不精。
そんな我が家に小さな異変、主人が突如東京行きを提案してきました。

ただこの方に合うためだけの東京です。

20220303 0001.png

Benjamin Silver氏。
インポーターさん主催によるベンジャミン・シルバー氏のワインイベントに参加致しました。

ひょっとしたら、インポーターさんより彼のワインを買っているのではないかしら、それほど主人の気を引く彼のワイン。
ですが、折角なので。
いくら彼に合うためだけの東京だとは言いつつ、主人はオーセンティックバーも気になるご様子で。
東京でバーと言えば、という訳で銀座 TENDERさんで上田さんのマティーニを頂いて会場に向かいます。

案の定マティーニだけには止まらず、ギムレットも頂いてからバーを後にします。

20220303 0017.png

そしてベンジャミン氏との再会もはたし、イベントスタート。
以降は備忘録として。

20220303 0002.png

さわらにキャラメルとゴルゴンゾーラのソース。

20220303 0003.png

ゴロゴロッと存在感あるベーコン。
菜の花のリゾット。

20220303 0004.png

カベルネ・フラン

20220303 0005.png

鴨のロースト。

20220303 0006.png

意外とお喋りな主人。
普段の私相手のベンジャミン・シルバーワイン談では相当つまらなかったのでしょう。
嬉しそうにテーブルメイトの方々と盛り上がる姿が印象的でした。

今回のイベントではグルナッシュ・ブランをお気に召したようですよ、主人。

20220303 0007.png




line60-thumbnail2.gif



自身が楽しんだのならば、相手にも良い思いをしてもらってこそのパートナー。
翌日はもちろんと言わんばかりの『資生堂パーラー』

主人ほど東京への情熱はないけれど、資生堂パーラーだけは別。

20220303 0008.png

3月とは思えないほどの温かい、を超越して暑いほどだった昨日の東京。
昨日ほどではないとは言え、銀座をウロウロして少々汗ばむほどの気温。

私にしては珍しく冷たいノンアルコールカクテルでほっとひと息、なんて可愛らしい。
主人もノンアルコールビールで。

20220303 0009.png

冷たいコンソメの下にはアスパラガスのクリームスープ。

20220303 0012.png

資生堂パーラーにお邪魔したならば頂きたいシーザーサラダ。
ロメインレタスを食べると眠くなるのは私だけでしょうか。

20220303 0010.png

『名店の味をご自宅で』
なんて考えては失礼と言うもの。

名店の味は名店で。
家庭の味は各家庭で。
雰囲気も整ってこそのお料理ですもの。
お家でこのシーザーサラダは作れません、私には無理。

20220303 0011.png

薬味がテーブルにセットされた時の高揚感と言ったら。

20220303 0013.png

ベンジャミン氏の来日が2月でしたら、これが頂けないところでした。
私の大好物、牛タンシチュー。
3月のマンスリーメニューが牛タンシチューと聞き、迷うことなく即決。

20220303 0014.png

牛タンシチューに即決はしたものの、主人のオムライスを少々シェアしていただきました。
取り皿にチンっと小さなオムライス。
さ、東京駅へ向かいましょうね。

20220303 0015.png





line60-thumbnail2.gif




こうして久しぶりの東京は24時間にも満たずに終了。
ですが意外とストレスなく遊びに行けることがこれで実証されました。
羽島駅から『こだま』を使ってね。

ベンジャミン氏のサイン入りグルナッシュ・ブラン、付箋、そしてプレゼントのTシャツ。

20220303 0016.png

大好きなウエストのリールパイを頂きながら、またしばらく出不精を楽しむと致しましょう。
そしてもちろん、私の帯留めは誰の目にも止まることなくまた箪笥の中に戻されたのでした。



posted by しんさん at 15:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行とお出かけの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする