2023年03月31日

お豆腐白玉団子〜春の三色編

今週最後で今月最後のお弁当です。

お彼岸もとうに過ぎ、お隣の小さな満開の桜もちらほら散り始め、大好きなスナップエンドウも旬を過ぎ、当然季節は春なのですが、畑作業をしていないとどうも春を存分に満喫できていない気がするのです。
なのでお弁当で春を楽しんでしまおう、そう、こじつけてみました。

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我が家の定番、お豆腐白玉団子を3色に。
少々ピンクが濃いのはいつものご愛敬。

先日拵えた切り餅よもぎ餅の緑豆餡が残っておりましたので白玉団子の脇に添えてみました。

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下のゼリー層は、ナタデココと甘いはちみつ紅茶。
ナタデココのシロップとはちみつ紅茶を合わせてアガーでフルッとかためてみました。
ゼリー層にも3色の白玉、うんうん、春を楽しんでいる気になってきましたよ、多分。

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お豆腐と白玉団子は、だいたいかための木綿豆腐2に対して白玉粉は1の割合。
食紅は極々少量にしないと今日のようなどぎついピンクになってしまいます。

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よもぎ粉同様、白玉粉としっかり混ぜ合わせてからお豆腐に合わせて捏ねます。
3色のお豆腐白玉団子生地、心躍ります。

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これらを棒状にのばして包丁で等分して丸め、たっぷりのお湯を沸かして茹でましょう。

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ぐらぐらと煮立たせない程度の火加減で、ふわりとお団子が浮いてきたらひと呼吸おいて氷水にとります。
・・・楽しい。

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ナタデココのシロップとお水を合わせて煮立て、はちみつ紅茶を濃いめに入れましょう。

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冷ましてからアガーをふり入れ、再度沸騰させない程度に温めてアガーをしっかりと溶かします。

ジャーに注ぎ入れ、ナタデココとお豆腐白玉団子を散らして室温でかためます。
上にもお豆腐白玉団子を飾り、緑豆餡とドライブルーベリーを添えて出来上がり。

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イワシの水煮缶がお買い得価格になっていたので購入。
少量残っていたトマト缶と合わせて、気楽な具沢山スープを拵えました。

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このシリーズの『鯖の水煮缶』が使いやすくて、そして何より見た目が可愛らしくて常備しておりました。
ですがどうやら製造中止になってしまった様子。
おそらくイワシが安くなっていたのもそんな理由なのでしょう。

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粗みじんにした玉ねぎとさいの目人参、ニンニク、エルブ・ド・プロヴァンス、刻んだアンチョビを合わせ、オリーブオイルでじっくり炒めたところに、イワシの水煮缶を缶汁ごと加えます。

トマト缶にひよこ豆、冷凍むき枝豆、マイタケに玄米パスタも少量。
必要ならばスープストックも足して暫し加熱。

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フルール・ド・セルと極少量のナンプラー、オイスターソースで味付けして出来上がり。
スープジャーに盛り、ペコリーノロマーノと粗挽き黒胡椒を添えます。





時間が経ってももっちりやわらか、冷凍も可能なお豆腐白玉団子。
時にはパンに入れたり、朝のプロテインに添えたり、お豆腐が少し余ればコレってほどに登場頻度が高いのです。

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金曜日の主食は釜玉風の伊勢うどん。

日本文化に大変お詳しいインフルエンサーさんが、お伊勢さんのお土産に購入してご自宅でお召し上がりでしたが、どうもこの食感はお口に合わなかったご様子。
京都のうどん、綺麗であか抜けていて美味しいものね。
週にいちどの伊勢うどん、我が家はとても楽しみにしているのですが。

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復活したと喜んでおりましたイオンブランドのイワシの生姜煮が再度廃盤に。





そして今朝のお楽しみはこちら。

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昨日、主人がダイナミックな道草をして購入して参りましたトルコのお菓子、バクラヴァです。

昨晩はお酒を控える日でしたので、カモミールティーと一緒にいただきました。
そして今朝は主人が淹れてくれる蕎麦茶と一緒に。
濃いめのコーヒーやほうじ茶の方が合いそうですけどね。

ピスタチオがふんだんに使ってあって、噂で聞く『甘い甘い』だけのお菓子ではないとても我が家好みの味。
それでいて、このお菓子を食べるならば人格者で居なければならないような気にさせる、そんなお菓子。

主人曰く、お店にはトルコの震災寄付金ボックスがそっと置いてあったそうです。
『僕、初めて募金したよ』と主人。

ATMで硬貨が入金できなくなったとボヤいておりました私。
今度こちらのお店にお邪魔することがあれば、硬貨をお持ちしてささやかな募金を致します。


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2023年03月30日

おから多めの全粒粉パン〜ベーコンと枝豆とエルブ・ド・プロヴァンス編

木曜日なのでパンを焼きました。

私の週間ルーティーンに則り、毎週木曜日に焼くパンはいつも全粒粉100%の見た目も味も素朴な色黒パン。
手作りの豆乳ヨーグルトから出た水分を使って前日の夕方に生地を準備し、当日の朝に焼き上げるオーバーナイト発酵の全粒粉パンです。
今週は決して少なくない量のおからを混ぜてみましたよ。

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おからサラダを拵えようと、数日前に100gずつ小分け冷凍してあるおからを解凍しました。
余った分を後日スープに入れたりして使っておりましたが、週末も間近、『ええぃ、パン生地に使ってしまえ!』と。

エルブ・ド・プロヴァンスを混ぜ込んだハーブ香る全粒粉おから生地。
細かく刻んだベーコンと、色鮮やかな枝豆をたっぷり生地で巻いて焼き上げました。

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いつもの全粒粉パンより幾分やわらかな食感は、おからの吸水性を何となく考慮して多めにオーツミルクを合わせたからでしょう。

ところどころ生地が裂けていたって気にしません。
カンや在庫食材事情が頼りのお気楽なお料理が我が家の身上なのですから。






今後のための備忘録。

◆材料(4つ分)

  • 全粒粉強力粉 75g
  • 生おから 25g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g
  • エルブ・ド・プロヴァンス 1g


  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 40g
  • オーツミルク 55g(ホエーと合わせて95g計量しましたが、ちょっと多過ぎました)


  • フルール・ド・セル 1g
  • 無縁タイプの発酵バター 10g(湯せんで溶かしバターにしておきます)

  • 冷凍むき枝豆 適量
  • ベーコン 適量

  • 水溶き卵黄 
  • 打ち粉用の強力粉




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    ホエーとオーツミルクを合わせて95g計量しておきます。
    が、この量は少し多過ぎました。

    全粒粉強力粉・おから・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイースト・エルブドプロヴァンスをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜておきましょう。

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  2. 合わせた粉類の半量をホエー液に加え、よく混ぜ合わせます。
    更に、お塩と溶かしバターを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせましょう。

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  3. 半量残った粉類に2を加え、ビニール袋をふりながらなじませます。
    何となくひとまとまりになったら、形を整えてビニール袋内の空気を抜いて端のほうで縛ります。

    いつもより比べ物にならないくらいゆるい生地。
    それでもいつも通り、ヨーグルトメーカーに移して40℃で1時間発酵させましょう。

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  4. 微かに膨らんだ生地をビニール袋越しに手の平で圧してガス抜きをします。
    再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  5. 今朝のスタートはここから。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。

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    室温に戻した生地のガス抜きをしたら、4分割して丸め直します。
    ビニール袋に戻して15分間のベンチタイム、ゆるゆるな生地です。

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  6. いつもならば打ち粉を使用せず、ラップで挟んで生地をのばすのですが、今日のゆるゆる生地でそれは無理。
    全粒粉強力粉で打ち粉をして成形します。

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  7. 綴じ目を下にして並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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    ふっくら発酵した生地に刷毛でそっと水溶き卵黄をぬりましょう。

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  8. 予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして13〜14分。

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    網の上で冷まします。

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パンの艶出しのために使用した極少量の卵黄。
残った卵にもうひとつ卵を足して、そしてパンを焼いた後の予熱をそのまま引き継いで、合理的な具沢山オムレツ(風)をお菜にしましょう。

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  1. 残った卵にもう一つ卵を足して、オーツミルク・トマト缶・すりおろしたペコリーノロマーノ・刻んだアンチョビ・ほんのひとつまみのフルールドセルを合わせてよく混ぜましょう。

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  2. 粗みじんにした玉ねぎ・さいの目に切った人参・なめこ・アボカド等々、要は在庫野菜を合わせます。
    ここに1を加えてざっと混ぜましょう。

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  3. 薄くバターをぬった琺瑯容器に移し、200℃のオーブンで20分ほど。
    持ち運びも可能で、直火オーブンOKの琺瑯容器って本当に便利。

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でも、本音を言えばもう少し器量の良いパンが焼ければもっと嬉しい。
画像を見なおして、いつもそうこっそり思うのです。

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木曜日のお魚は大好きな塩鯖。
なのですが、冷凍庫の混雑事情により今週はサンマのみりん干しとなりました。

赤酒をふってこんがりと焼き上がったサンマ、皮はパリパリで身はふっくらなのです。

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今週は炊き粥の頻度が多い週でした。
炊き粥、良いですよ。

わずかスプーン2杯のお米に、蕎麦の実・十六雑穀・押し麦・もち麦をブレンドしてストウブでことこと炊きます。
鶏の茹で汁を使って鶏粥にしたり、昨日は干し貝柱のお出汁を使いましたし、意外と応用も自在。

今朝は仕上げにたっぷりのおぼろ昆布と豆板醤を効かせた韮の醤油漬け。
今の時期、少しだけお買い得な韮はやわらかくて美味しいのです。

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2023年03月28日

ポヨポヨよもぎ大福 〜ミルクと 緑豆餡と切り餅編

気持ちの良い青空がひろがっています。
真夏や真冬の深い青でない、少し霞がかった白っぽい春の青空が。

こんな時期にどうしても作ってみたかった『よもぎ大福』を今朝は拵えましたよ。

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どこかおっとりした雰囲気漂う春の空みたいな、味も佇まいも素朴なよもぎ大福。
冷凍してあった切り餅を使ったいつもの簡略版な大福ではありますが、ほろ苦いよもぎの風味は正に目覚めの春の味。

実は、彼岸の明けに合わせて先週24日にも拵えたのですが、その際は成形すら不可能なほどの大失敗。
今回は緑豆餡もしっかり詰まったやわらかな大福に仕上がりましたよ。

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いつだったか。
テレビのお料理番組でふと見かけた、和菓子職人さんが紹介する切り餅大福の手順に興味深々。

早速とばかり試したのが前回で大撃沈。
その後様々な動画で手順を確認してから本日の再挑戦、今後はこの手順と分量で参りましょう。

時間が経ってもお餅はポヨポヨ。
オーツミルクを使うのも、お砂糖をぐっと控えるのも、さほど効果的でないかもと思いつつ気に入っているのです。




◆材料(4つ分)

  • 切り餅 2切れ/約100g(手作りのお餅ですので微妙に足りない98gでしたが)
  • オーツミルク 50g

  • よもぎ粉 4g
  • てんさい糖 5g

  • 緑豆餡(ココナッツシュガーで甘みを添えました) 120g
  • コーンスターチ 適量




◆作り方

  1. お餅はそれぞれ包丁で4〜6等分程度に切って耐熱ボールへ。
    オーツミルクを注ぎ、ラップをして600Wの電子レンジで加熱すること1.5分強。

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    やわらかくなったお餅を木べらで滑らかに練り上げます。

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  2. 滑らかに練り上げたお餅に、よもぎ粉とてんさい糖を加えます。
    木べらで更に練り上げましょう。

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  3. お餅生地がゆるければ、ラップなしで1分強レンジ加熱するつもりでしたが、まあ大丈夫そうなのでレンジ加熱は中止。
    このまま粗熱をとります。

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  4. お餅生地を冷ましている間に、緑豆餡を30gずつ丸めます。
    そしてバッドには、お餅生地を迎えるために茶こしを通してコーンスターチを多めにひろげておきましょう。

    冷めて更に扱いやすくなったお餅生地をカードでまとめ、コーンスターチの上に移します。

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  5. お餅生地の表面だけにコーンスターチを満遍なくまぶすつもりで、お餅をパタンと半分に折りたたみます。

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    内側を触らないようにしながら、表面にコーンスターチをまぶしながら、お餅生地をのばしながら、親指と人差し指で押し出すようにしながら(やったことはありませんが搾乳な感じかしら)4つに分けましょう。

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    さっと形を整え、表面のコーンスターチを刷毛で落とし、緑豆餡をのせます。
    上下を返し、お餅の流れに逆らうことなく緑豆餡を包みましょう。
    余分な粉を刷毛で落として出来上がり。

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大福がお昼の主食というもの我が家らしいお話です。
そして具沢山なおからのサラダを添えれば、更に我が家らしいお昼ご飯になります。

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主人が大好きなポテトサラダではありませんが、主材料がおからとは言え、マヨネーズを多少なりとも使用しましたもの、きっと主人好みの味に仕上がっております。
ツナ缶や茹で卵がなくても、それなりに満足してくれるのではないかしら。





  1. 生おから・冷凍むき枝豆・蒸しひよこ豆(蒸して冷凍してあるひよこ豆を凍ったまま使用します)を耐熱ボールに合わせます。
    オーツミルクを回しかけ、ラップをしてレンジ加熱1分強。

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  2. アボカド・粗くほぐした鶏ささ身の茹で鶏・お水に晒してしっかり絞った2色の新玉ねぎ・塩してしっかり絞った薄切り人参・ローストして粗く刻んだアーモンド・さいの目に切ったドライフィグ・マヨネーズ・オリーブオイル・すりおろしたペコリーノロマーノ・レモン汁・ディジョンマスタード・極少量のフルール・ド・セル・・・

    ・・・要は在庫食材を見繕って加えて和えれば出来上がり、

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そして数時間後、主人からは想像通りのメッセージが届きました。
おからサラダ、お気に召したようですよ。

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そして朝食。

今朝は久しぶりに鶏粥を炊いてみました。
しっとり茹でた鶏のささ身、そしてその茹で汁を使ってことこと炊く鶏粥に韃靼そば茶をトッピング。

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火曜日のお魚はしめ鯖・アボカド・スライス玉ねぎの組み合わせです。

香酢をたっぷり回しかけた新玉ねぎにアボカドとしめ鯖。
しめ鯖が苦手だった私が毎週これを食べるようになるとは。




SNSで知った『ジルスチュアート ディープ ヘッドクレンズ ホワイトフローラル』
髪のパサつきが気になる50代も半ば、先日試してみて、あらま、なかなか良い感じと秘かに自己満足に浸っております。
そして今宵、主人にもと計画中。
主人、おそらく人生で初めてであろう髪の集中ケアにどう思うのでしょう。


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posted by しんさん at 13:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 お餅を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月27日

大豆ミートのそぼろご飯

週明け月曜日は、慣らし運転のつもりで何気なく楽をさせてもらいます。
朝食用とお昼用、2食分×2人分のご飯を炊いて、時にはそれを小ぶりな三角お結びさんにして、主人に持たせるのが月曜日のルーティーン。

今週は、玉露の茶葉を炊き込んだ茶飯の上に2色のそぼろをたっぷりと。

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主人は挽肉だと思ったようですが、いつもの通りにこれは大豆ミート、いわゆるベジミートです。





面取りした人参の切れ端や、戻した干しシイタケの端を切り落として刻みます。
ザルにキッチンペーパーを重ねて乾燥したベジミートを入れ、熱湯に少しだけ浸して戻してから、しっかり水気を切って刻み野菜と合わせます。

お酒(最近は赤酒がお気に入り)・みりん・お醤油・お酢(ウソです、甘酢らっきょうの漬け汁を有効利用しております)・オイスターソース・たっぷりのすりおろし生姜等を合わせて煮立てた中にベジミートその他を加え、中〜弱火で炒りつけましょう。

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水分がなくなってきたら、粗く刻んだ胡桃を加えてもうひと加熱。
多めに作っておくと何かと重宝するのです。

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今週分の作り置き料理を準備するのも、これまた月曜日のルーティーン。

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ネットスーパーでも店頭でも、今頃はそそられる野菜を見かけることがあまりないのですが、それでもイオンネットスーパーさんがぷくっとふくよかなスナップエンドウを届けてくれました。
高野豆腐と一緒に煮びたしにしましょうか。

お味噌汁の彩りに、あれば葱の代わりに分葱を添えるのが気に入っています。
葱より幾分風味がマイルドで、それでいて葱に負けず劣らず華やかな演出。
ふっくらとした根元部分は、さっと焼き色がつく程度にグリルして、高野豆腐たちの煮汁に加えて焼きびたしに。

日曜の早朝、セルフレジが楽しくて主人と出かける近所のマックスバリュでは、お値打ち価格なブロッコリーを見かけました。
胡麻油とお塩を加えた熱湯でさっと茹でて、根菜の煮物と合わせればブロッコリーのお浸し完成。

韮とゴボウはそれぞれ醤油漬けにしました。
韮は胡麻油を効かせて。
ゴボウはかためにさっと茹でて、お酢と豆板醤を加えた合わせ醤油に漬けこみます。
このゴボウの醤油漬けは、主人最近いちばんのお気に入り。





お気に入りと言えば。
長らくの課題だった高野豆腐の煮物が一歩前進したようです。

どう煮てもパサパサ。
主人は『僕、口の中の水分が持っていかれるような高野豆腐の煮物が好きだから』なんて言ってくれてはいましたが、そんな訳はない。
必要以上甘くはしたくないし、かと言ってパサパサ。

ほんのひとつまみ、いえ、ひとつまみ以下の重曹でほぼ解決しました。
調味料を合わせて煮立てたところに、一旦火を止めて極々々少量の重曹。
再度煮立てたところに、熱湯で戻してからしっかり水気を絞って切った高野豆腐。
落し蓋をしてコトコト弱火で10分間。

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直火可の琺瑯容器は本当に便利です。






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朝食です。
玉露の風味に食欲が触発されます。

いつも通りの具沢山お味噌汁、月曜日は特に具沢山。
胡麻油で炒めた人参とゴボウを筆頭に、ワカメにお豆腐、マイタケにネギ。
明日からはネギの代わりに分葱がメンバー入りします。

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今朝のお魚は鮭の西京漬け。
ちょっと皮に焼き色をつけすぎましたね。

主人の淹れてくれる蕎麦茶にうっとりしながら、徐に食事が始まるのです。
お隣の桜が間もなく満開です。

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posted by しんさん at 13:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月23日

全粒粉・酒粕パン〜緑豆餡とお豆腐・抹茶白玉団子

毎週木曜日はパンを焼く日、それが我が家の週間ルーティーンです。

手作りの豆乳ヨーグルトから出た水分、いわゆるホエーで全粒粉生地を捏ねます。
捏ねると言っても、前日の夕方にビニール袋で捏ねることなく生地を準備し、木曜当日の朝に成形して焼き上げる『オーバーナイト発酵』スタイルが常。

最近よく使用する材料は『酒粕』
今週の全粒粉酒粕あんぱんは、先週より更に酒粕の量を増やしてみましたよ。

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先週は玉露の茶葉を生地に練り込んだので、全体的に緑がかった焼き上がりでした。
今週は玉露なし、艶々の焼き上がりです。

そして先週と同じく、今週も全粒粉生地の中央にはココナッツシュガーで甘みを添えた緑豆餡。

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緑豆餡に加え、お抹茶風味のもちもちお豆腐白玉団子入りです。

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先週の酒粕あんぱんは、加えた玉露のせいか酒粕の存在感が薄らいでおりました。
そして今週は、と言うと、今度は太白胡麻油の代わりに加えた香りの強い色つきの胡麻油の存在感が強すぎて、やはり酒粕の存在感がおぼろ。

酒粕風味の全粒粉あんぱん、私の望み通りに焼き上がるのはまだまだ先のようです。
それでもその日のために備忘録は欠かせません。

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◆材料(4つ分)

  • 酒粕 40g
  • 熱湯 適量

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g(うそ、ちょうど使い切り量だったので13g加えました)
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(豆乳ヨーグルトから出た水分です) 31g
  • オーツミルク(開封状況によってアーモンドミルクの時も) ホエーと合わせて70g

  • お塩 1g
  • 胡麻油 10g(今後は香りのない油を使用します)

  • 緑豆餡 140g(35gずつ丸めておきます)
  • お抹茶風味のお豆腐白玉 4つ(この時のものを冷凍しておきました ☆彡
  • 水溶き卵黄 適量







◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。
    容器に酒粕を適当にちぎり入れ、縁からそっと熱湯を注いでふやかしておきます。

    酒粕がやわらかくなったらお湯を捨てます。
    酒粕を滑らかに練ったところに、ホエーとオーツミルクを計量して合わせましょう。
    よく混ぜ合わせておきます。

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  2. 全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

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    1にこの半量を加えてよく混ぜ合わせます。
    お塩と胡麻油も順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせましょう。

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  3. ビニール袋に半量残しておいた粉類に、2のホエー液を加えます。
    ビニール袋を膨らませて、その中で生地が躍るように振り混ぜながら生地をひとつにまとめます。
    意外とあっさりまとまってくれるものです。

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    形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    この状態でヨーグルトメーカーに入れ、40℃で1時間発酵を促しましょう。

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  4. 微かにふっくらした生地を、ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをします。

    再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  5. 今朝のスタートはここから。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻しましょう。

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    室温に戻した生地をビニール袋から出してガス抜きをし、丸め直して4分割します。
    それぞれ丸め、ビニール袋に戻して15分間のベンチタイム。

  6. ベンチタイムの間に、自然解凍した白玉団子を緑豆餡で包んでおきます。
    ラップで挟んで生地をのばし、白玉団子を包んだ緑豆餡を中央に置いてきっちりと包みましょう。

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  7. 綴じ目を下にして並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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    ふっくらとした生地に刷毛で水溶き卵黄をぬり、予熱したオーブンに移します。

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    設定温度を190℃にして12〜13分。

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    網の上で冷まします。
    艶々で良い佇まいではありますが、香りが胡麻油一色です。

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リメイクも兼ねたロールキャベツをお菜として添えます。

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小さな小さなひと口サイズのロールキャベツは、作り置き料理として活躍してくれた『ひじきの炒り煮』のリメイク。

葉っぱをどんどんめくられて随分と小ぶりになった春キャベツを極少量のお水で蒸した後、取り出して冷まします。
冷ましている間に、ひじきに卵白やらアサリやらを加えて混ぜ、キャベツで包んでお鍋に戻します。
キャベツも蒸し汁ですら無駄にせず、後はトマト缶やらなにやら加えて軽く煮て出来上がり。




来週も酒粕パンかしら。

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朝食です。
ランチョンマットが代わっただけなのにこの違和感、しばらくはこの違和感とのお付き合いになりそう。

木曜日のお魚は塩鯖なのですが、今日も諸事情によりサンマのみりん干しとなりました。
主食はとろろご飯。
炊き立てのご飯はやはり美味しいのです。

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しばらくは雨空が続きそうです。

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posted by しんさん at 13:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする