2023年02月03日

オートミールおはぎ〜『こし餡』と『胡桃』と『金柑』と

今日は2月3日、立春を明日に控えた春の節分、冬と春の分かれ目ということですね。
見慣れた豆まき風景が数年ぶりに開催されました、今日はそんな地方ニュースを見ながら今週最後のお弁当を開きました。

恵方巻はイオンネットスーパーさんに届けて頂きますので、何となく『おはぎ』など拵えてみましたよ。

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春のお彼岸にはまだ少々日がありますが、邪気を払うのであれば小豆だって十分有効。
そんな自分に都合の良い理屈を並べながら、ころころとまん丸で小ぶりなおはぎを拵えます。

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そしてもちろん、おはぎとは言っても在庫食材ありきのあり合わせおはぎ。

ご飯はもちろんもち米にあらず、お餅を混ぜ込んだご飯でもあらず、常備食材のひとつオートミールで。
こし餡は、大失敗した蒸し小豆を粗挽きにして有効利用したもの。
さっくりとした食感の胡桃と、控え過ぎたこし餡の甘さを補う蜂蜜漬け金柑、そして甘いきな粉。
オートミールに混ぜた蕎麦茶が、ふとした瞬間ふわりと存在感を放ちます。

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兎にも角にも手間がかからないオートミールおはぎ。
季節の変わり目におはぎが食べたくなるのは、私だけではないと思うのです。

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◆材料(小ぶりなオートミールおはぎ4つ分です)

  • ロールドオーツ 35g
  • 蕎麦茶 10g
  • オオバコパウダー 5g

  • お水 90g


  • こし餡 適量
  • 胡桃(予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきます) 適量
  • 金柑の蜂蜜漬け 適量
  • きな粉・てんさい糖 各適量




◆作り方

  1. ロールドオーツ・蕎麦茶・オオバコパウダー・お水を耐熱ボールに合わせ、ふわりとラップをして600Wの電子レンジで加熱すること1.5分。

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  2. よく混ぜて全体がもっちりしたところで、4つに丸めます。
    こし餡で包むふたつはやや小ぶりに。

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  3. こし餡も4つに分けて丸めます。
    オートミールで包んできな粉をまぶすふたつは小ぶりに。

    ローストした胡桃を粗く割って、冷蔵庫から金柑の蜂蜜漬けを出して、きな粉とてんさい糖をビニール袋に合わせて、はい準備は完了。

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  4. ラップの上に丸めたこし餡を乗せます。
    ざっくりひろげ、蜂蜜漬け金柑を中央に。

    丸めたオートミールに胡桃を押し込み、金柑の上にのせて包みましょう。

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  5. 次はラップの上に丸めたオートミールを乗せます。
    ざっくりひろげたら、丸めたこし餡に胡桃を押し込んでオートミールで包みます。

    きな粉とてんさい糖を合わせたビニール袋に移し、たっぷりときな粉をまぶしましょう。

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  6. ケースに詰めて、はい、出来上がり。
    縁起の良い小豆もあるし、節分にちなんだ大豆も使ってあるし、何となく節分気分が盛り上がってきました。

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寒さには温かなスープ、特に酒粕は体が温まります。
昨日は白味噌仕立ての酒粕スープでしたが、今日はお醤油仕立てにしましょうか。

常備してある蒸し大豆ですが、今日は有難みがぐんと増します。
大豆と根菜、ムール貝の酒粕仕立てのホカホカスープ。

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  1. イチョウ切りにした人参、大根、粗みじん玉ねぎを胡麻油で炒め合わせます。

  2. お出汁を注ぎ、酒粕をちぎり入れましょう。
    酒粕がモロッと崩れるまでことこと加熱します。

  3. ムール貝や蒸し大豆を加え、お塩、白だし醤油、少量のナンプラーとオイスターソースで味付けします。
    葛粉を溶いたアーモンドミルクを加え、とろみをつけて火を止めましょう。

    スープジャーに盛り、胡麻をひねって出来上がり。

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暦の上では春、節分を迎えた本日、思い出したようにレッグホットを引っ張り出しました。
主人の仕事机の下にセットし、只今両足を突っ込んで備忘録しております。

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金曜日の主食は釜玉風伊勢うどん。

イオンネットスーパーさんのイワシは品切れが続いております。
在庫のあったアジの南蛮漬けで今日はしのぎます。

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只今帰宅した主人とイザコザが起きました。
今年の恵方巻は自ずと無言になることでしょう。




なんてね。

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posted by しんさん at 13:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | オートミールを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月02日

きな粉ほんのり全粒粉あんぱん〜蜜金柑・胡桃・お豆腐白玉編

木曜日なのでパンを焼きました。
賞味期限の切れたノンアルコールビールと全粒粉をビニール袋に合わせ、ひと晩ゆっくりと野菜室で発酵させ当日焼き上げるいつもの全粒粉パンを。

今週のパンは、ふんわりきな粉が香るお気に入りの全粒粉パン。
トッピングは、こちらもまた最近のお気に入り食材、『韃靼そば茶』です。

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素朴な香りに艶やかな表面、随分と成形にも慣れたものよとひとり悦に入っております。
ずっしりした重みの訳は、ぎっしり詰まったフィリング。

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先日、蒸し小豆の工程で早々と失敗を確信した『ぬれ甘納豆』

圧力鍋で蒸した小豆は小石のようにカチカチで、Googleさんに尋ねるも、いちど加熱した小豆が加熱によりやわらかくなる可能性は低いとのご回答。

ならばとミルで粉砕して粗挽き小豆粉に。
そして更にそれをお砂糖と煮て、やわらかくなったところでバーミックスで『こし餡』風に。
力技なこし餡・冷凍してあったお豆腐白玉団子・蜂蜜漬けにしておいた金柑、そしてローストした胡桃を全粒粉生地で包みます。

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甘さ控えめのこし餡に、蜂蜜漬け金柑の華やかな風味、そして胡桃の食感、もっちり白玉。
在庫食材の寄せ集めが本当に楽しいと思える全粒粉あんぱんが焼き上がりましたよ。

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◆材料(4つ分)

  • 全粒粉強力粉 85g
  • きな粉 15g
  • スキムミルク 10g 
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ノンアルコールビール 85g
  • お塩 1g
  • 太白胡麻油 10g


  • こし餡
  • 蜂蜜漬け金柑
  • 胡桃(予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきます)
  • お豆腐白玉団子(この時のもの 2023年01月20日 ☆彡 を冷凍しておきました。自然解凍して使用 )
  • 水溶き卵黄
  • 韃靼そば茶(そのままでも食べられるもの)




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・きな粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    計量したノンアルコールビールに、この半量を加えてよく混ぜ合わせましょう。
    更にお塩・太白胡麻油を順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。

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  2. 合わせた粉類を半量残したビニール袋に、1を一気に加えます。
    ビニール袋に空気を入れて膨らませ、口をしっかり持って振り混ぜます。

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    やがて生地が自然とひとまとまりになります。
    軽く形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに入れ、40℃で1時間発酵を促しましょう。

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  3. 少しふっくらとした生地を、ビニール袋越しに手のひらで優しく圧してガス抜きをします。

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    ビニール袋越しに再度形を整え、同じようにビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  4. 同じく、昨日のうちに『粗挽き小豆粉』からこし餡を拵えておきました。

    粗挽き小豆粉・お好み量のてんさい糖を小鍋に合わせ、お水を注いで中〜弱火にかけます。
    少し加熱したところで、ハンドミキサーで滑らかに撹拌します。
    これを再度中〜弱火にかけて混ぜながら煮詰めれば、力技なこし餡の出来上がり。

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  5. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻しましょう。

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    ビニール袋から出してガス抜きをしたら、丸め直して4分割します。
    断面を伸ばすようにそれぞれ丸め、ビニール袋に戻して15分間のベンチタイム。
    その間に、こし餡を丸める等フィリングの準備をしておきます。

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  6. 成形に取り掛かります。
    先ずは生地をラップで挟み、丸くのばしましょう。

    フィリングを乗せてしっかりと包みます。

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  7. 天板に並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけてオーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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  8. ふっくらと膨らんだ生地に、刷毛でそっと水溶き卵黄をぬります。
    韃靼そば茶をたっぷりふり、予熱したオーブンへ。

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    設定温度を180℃にして13〜15分。
    きな粉が少し入るだけで、香りがぐっと魅力的になります。

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    網の上で冷ましましょう。

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優しい色合いのスープは酒粕風味。
酒粕とベーコン、なめこ、アーモンドミルク、異色の組み合わせではありますが、不思議なほどまとまっております。
まだまだ酒粕の温かみがお腹に嬉しい寒さです、存分に暖まりましょ。

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  1. 人参、粗みじん玉ねぎ、厚切りベーコンを胡麻油でさっと炒め合わせます。

  2. スープストックを注ぎ、酒粕を加え、酒粕がほろほろに溶けるまで加熱しましょう。

  3. アーモンドミルクを注ぎ、冷凍しておいたおろし山芋、冷凍むき枝豆、なめこを加えてひと煮たち。
    味付は白味噌、ほんのひとつまみのお塩、極少量のナンプラーとオイスターソースです。
    スープジャーに注ぎ、白胡椒を挽いて出来上がり。

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カチカチの蒸し小豆が有効利用出来そう。
これでまた失敗を恐れずぬれ甘納豆に挑戦できます。

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木曜日のお魚は、週でいちばんお楽しみな焼き鯖です。
焼鯖に白いご飯。
冷凍ご飯に加え、銀杏やサツマイモご飯が少々混ざっていても気にしません。

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そして最近、木曜日のお楽しみに加わったのがレギュラーメンバーでもある納豆。

いつも、チアシードと刻み玉ねぎ(先日から新玉ねぎになりました)、そして今の時期は手作りキムチを添えておりますが、木曜日だけは更に卵黄がここに加わります。

パンの艶出しに使用する水溶き卵黄。
卵白は冷凍し、残った卵黄は納豆に。
濃厚な納豆が木曜限定で楽しめるお気に入りの有効利用にようやく、今更ながらたどり着きました。





明日はイオンさんが恵方巻きを届けてくれますよ。
恵方巻の脇にはもちろん菊正宗ですよね、主人。

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posted by しんさん at 13:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする