2023年02月10日

抹茶風味のお豆腐白玉〜和素材パフェ

雨の金曜日です。

ここしばらく暖かい日が続いておりました。
主人がアラジンの灯油を買いに行くのもこれが最後かしらと思っていた矢先、雪になっても不思議でないくらいの寒さなのですが雨。
節分過ぎの三寒四温といったところなのでしょうか。

今日の主役は、お抹茶風味のお豆腐白玉団子ですよ。

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週末を心置きなく楽しむため、金曜日のお昼は在庫食材一掃メニューがいつもの流れです。

極少量残ったきな粉、毎週中途半端に残る木綿豆腐、多めに拵えた粗挽き小豆のペースト、金柑の蜂蜜煮。
そして、年末に母親が持たせてくれたやわらかな干し柿は未だ冷凍庫のなか。
これらを全部小ぶりなジャーにまとめて、和素材のパフェに仕上げましたよ。

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小豆ペーストと干し柿、きな粉の地味な色合いに、金柑が映えます。
控えめに抹茶の風味をそえたお豆腐白玉団子が、干し柿と良い具合に馴染んでいるのではないでしょうか。

それにしても、2022年の母の干し柿は上々の出来栄えでした。

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小豆ペーストも金柑の蜂蜜煮も既に準備済みですので、今朝作るのはお豆腐白玉団子だけ。

  1. 木綿豆腐と白玉粉は、大体2:1の割合で。
    ビニール袋に合わせたら、今日はここにお抹茶も少々。

    生地がひとつにまとまるまで軽く捏ねたら、ビニール袋から出して滑らかになるまで更に捏ねます。

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  2. 棒状にのばした生地を包丁で切ります。

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    真ん丸に丸めて煮立ったお湯の中へ。
    ぐらぐらと煮立たせない程度の火加減で、ふわりと浮いてきたらひと呼吸おいて冷水へ移しましょう。

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    冷えた白玉団子は、多めのお水で湿らせたキッチンペーパーの上に並べておきます。
    今日使用しない分は、小分けにして冷凍保存。

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  3. ジャーの底に小豆ペーストを敷き、その上に金柑の蜂蜜煮、一緒に煮たアーモンドやドライフィグも隙間埋めに。
    色合いが綺麗だという理由だけで、冷凍マンゴーも加えましょうか。


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    干し柿はヘタと種を除きながらひと口大に切り分けて。
    小豆ペースト、きな粉、お抹茶お豆腐白玉団子を盛り合わせて出来上がり。

    小豆ペーストの甘さが控えめなので、デーツシロップを間にたっぷり絞っても良かったかしら。

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圧力鍋を使って豚バラ肉を煮るついでに、今週は油揚げを甘辛お醤油味で煮含めておきました。

袋状に開いたこの油揚げ、お蕎麦や稲荷寿司等に重宝はするのですが、その機会を逃すと宝の持ち腐れ。
脚も早めですし早々に使わないと、と焦る反面、週末に出番が期待できないのも事実。
在庫食材一掃も兼ねて、気楽なオートミール稲荷寿司と参りましょう。

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  1. オートミールと水分の割合は、定番のオートミールライスバーガーの時とほぼ同じ。

    ロールドオーツ 15g
    クイックオーツ 15g
    蕎麦の実 10g
    お水・・・は、開封済みのノンアルコールビールで代用、85g

    以上を耐熱ボールに合わせ、ふわりとラップをして600Wのレンジで1.5分。

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  2. いちどレンジ庫内から取り出し、冷凍むき枝豆を加えて更に1.5分。

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  3. 最後に、甘酢の代用も兼ねて人参サラダを刻んで加えます。

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  4. 丸めて準備は完了。
    甘辛く煮た油揚げを破らないようそっと詰めて、出来上がり。

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千枚漬けを仕切りにして、奈良漬けとキクイモの味噌漬けを詰めます。
奈良漬けと母の干し柿、佇まいがそっくりです。

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雨降りで外がいつもより薄暗いからでしょうか。
朝食がなんだかどんよりした色合い、いつもの金曜日と同じメニューなのに。

主食は釜玉風伊勢うどん、そしてお魚はイオンネットスーパーさんに届けて頂く生姜煮イワシ・・・

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・・・が金曜日の定番だったのですが、イオンさん、生姜煮イワシの在庫切れが続いております。





だったらと、主人が取り寄せてくれた常温保存可のイワシの生姜煮は宮城県産の嬉しい無添加。

うん、在庫切れのページを見てハラハラするのは性に合いませんものね。
備蓄用にも多めに取り寄せて、今後我が家の金曜朝食はこちらの三陸真いわしと致しましょう。




作り置き料理も随分すっきり片付いたことですし、間もなく主人が今宵のお刺身を手に帰宅することでしょう。

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posted by しんさん at 13:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月09日

全粒粉ほろにが抹茶パン〜小豆ロールパン編

木曜日なのでパンを焼きました。
賞味期限切れのノンアルコールビールを使用した全粒粉パンも、いよいよ今回で最終回、最後のノンアルコールビールの缶を開封致しました。

ノンアルコールビールで捏ねる最後の全粒粉パンは、抹茶の存在感顕著なほろにが抹茶全粒粉パンです。
粗挽きの小豆餡をたっぷり巻いた『全粒粉ほろにが抹茶ロールあんぱん』ですよ。

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全くやわらかくならなかった蒸し小豆 ☆彡 を使って、無理無理なこし餡を作ったのはつい先週のこと 2023年02月02日☆彡

今回は少し粒を残した小豆ペーストにし、抹茶風味の全粒粉生地に合わせてみました。
濃すぎる抹茶色したパンの断面には、くっきり小豆ペーストの渦巻き模様。

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全粒粉100%なのでどうしても色黒。

よくある美しい抹茶色のパンにはほど遠い焼き上がりではありますが、ま、これが我が家のパン、主人が気に入ってくれているパンだと割り切って参りましょう。

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この色合いに艶々の表面というのも少々躊躇するので、今回は水溶き卵黄の代わりに、プロテインを粉代わりにふってみました。
うーん、な焼き上がりではありますが、ま、いいか。

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◆材料(4つ分9

  • 全粒粉強力粉 95g
  • 抹茶 5g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g


  • ノンアルコールビール 85g
  • お塩 1g
  • 太白胡麻油 10g

  • 丸めた小豆ペースト(てんさい糖使用です) @35g×4つ

  • プロテイン(バニラ味) 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・抹茶・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    計量したノンアルコールビールに、この半量を加えてよく混ぜ合わせましょう。
    お塩と太白胡麻油も順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。

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  2. ビニール袋に半量残った粉類に1を加えます。

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    ビニール袋に空気を入れ、口をしっかり持って振りながらなじませましょう。
    いつもより緩めの生地ではありますが、いつも通り自然にひとつにまとまりました。

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    形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに移して40℃で1時間発酵させましょう。

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  3. 微かに膨らんだ生地を、ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをします。

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    再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩ゆっくりと野菜室で発酵を促しましょう。

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  4. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。

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    室温に戻した生地をビニール袋から出し、ガス抜きをして丸め直したら包丁で4分割しましょう。
    断面を伸ばすようにしながらそれぞれ丸め、ビニール袋に戻して15分間のベンチタイム。

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  5. 成形します。

    生地をラップで挟んで楕円に伸ばします。
    2等辺三角形を意識して3辺を折り込み、再度ラップで挟んでのばしましょう。

    これを縦半分に折り、両手で転がしながら細長いしずく型に整えます。

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    生地をねじらないよう伸ばし、何となくしずく型に整えた生地を上に置いて一体化させます。


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    幅のひろい方から程よい力加減で巻き、巻き終わりをしっかり摘まんで閉じましょう。
    綴じ目を下にして並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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  6. ふわりと膨らんだ生地に、茶こしを通してプロテインを振りかけましょう。
    予熱したオーブン庫内に移し、設定温度を180℃にして12〜15分。

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    網の上で冷まします。

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ちょっと今日は暖かいかな、そう思うと今朝はお布団から這い出すのを躊躇する寝室の冷気。

各部屋に設置してある温度計を見ると、一時ほどの低温でもないのに寒さを感じるのは、体がいち早く察知した春の気温を記憶しているからなのでしょうか。
まだまだ温かい具沢山スープが嬉しい。

在庫野菜に厚切りベーコンを合わせ、残ったノンアルコールビールをひたひたに注いで煮込んでみました。

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  1. 粗みじん玉ねぎ、いちょう切りにした人参、厚切りベーコンを合わせてオリーブオイルで炒めましょう。

  2. ひたひたにノンアルコールビールを注いで加熱し、人参に火が通ったところでオーツミルク・縦半分に切った芽キャベツ・蒸しひよこ豆・おろして冷凍しておいた山芋・ひらたけ等を加えてひと煮たち。

    白味噌・ナンプラー・オイスターソースで味付けをします。
    数日前にも登場したシジミの紹興酒漬け(☆彡)の漬け汁が隠し味。

    スープジャーに盛り、黒胡椒をカリッと挽いて出来上がり。

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シジミの紹興酒漬けが功を奏したのか、兎に角主人は今日のこのスープがお気に召したようです。

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木曜日のお魚は、私がいちばんお気に入りの塩鯖。
赤酒を吹きかけて表面はカリカリ、身はふっくら焼き上げます。

主食は、昨日久しぶりに拵えてその良さを再確認した炊き粥。
今日は自家製の梅干を添えてみました。

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長らく、賞味期限の切れたノンアルコールビールを使って木曜日のパンを焼いて参りました。

そしてようやく、ノンアルコールビールの賞味期限が切れてどれだけの日が経ったのか、そんなことはどうでも良くなった今、今朝、いえ、正確には昨日の夕方、最後のノンアルコールビールを開封致しました。
来週からは、以前のように手作りの豆乳ヨーグルトから出るホエーを有効利用する、本来あるべく木曜日のパン作りが帰ってきます。

そして今朝の大惨事。
開封したノンアルコールビール、1回のパン作りでひと缶全て使用するわけではありません。
開封した缶にラップをかけて冷蔵庫で保存。

ちびちびスープ等に使用するのですが、今朝、しかも運の悪いことに、冷蔵庫のいちばん上の棚にあった開封済みのビールが、刻みネギを取り出した勢いで転がり落ちました。
いちばん上の棚から、開封済みのビールが。





後の想わぬ冷蔵庫内大掃除。
すぐ横で食器洗いを手伝っていてくれた主人に悟られることなく対処した自分が少し誇らしかった朝のうっかりミスでした。



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2023年02月08日

プンパニッケルのサンドウィッチ

久しぶりに、実に何年かぶりに、主人がふと『プンパニッケル』を取り寄せてくれました。
以前は定期便をお願いしていたほど、お気に入りで頻繁に口にしておりましたプンパニッケル。

週末は久しぶりにプンパニッケルとチーズ、ドライフルーツでシンプルにワインを楽しみました。
少し残ったプンパニッケルで、今日のお昼はサンドウィッチと致しましょう。

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現在は冬季休暇中のGOLDEN GREENさんのビーツは、ピクルスにして長期保存してあります。
蜂蜜と白ワインで煮た金柑、ドライフィグ、アーモンドと一緒に、トーストしたプンパニッケルにたっぷり挟みます。

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隙間なくびっしりと並べたフィリングがなんだか可愛らしい。
ここにクリームチーズの白が加わると完璧なのですが、ないものは仕方がありません。
イオンネットスーパーさんに今週末届けて頂くと致しましょう。

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まろやかな酸味のビーツのピクルス、清涼感ある金柑の蜂蜜煮、フィグとアーモンドのツプっとした食感、そしてプンパニッケルの重量感。
うん、私好みのサンドウィッチです。

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  1. 金柑の蜂蜜煮は気楽に。

    週末、ドライフィグを白ワインに漬けておきました。
    そして前回拵えた金柑の蜂蜜煮が少し残っておりました。
    これらも使ってしまいましょう。

    お塩を揉み込んで綺麗に洗った金柑をふたつに切り、種を除いてお鍋に移します。
    前回は金柑の種を除かず煮てしまったのですが、どうも主人が種を気にしますので。

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    ドライフィグの白ワイン漬けは4等分、ドライレモンは適当に切って加えます。
    アーモンドも加え、蜂蜜を上に絞りましょう。

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  2. ぴったりと蓋をして中〜弱火で煮立てます。
    煮立ったら極々弱火にして5分弱。

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    たっぷりと水が上がってきたのを確認したら、蓋を外して5分弱、計10分弱加熱して出来上がり。

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    保存容器に移しましょう。

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  3. プンパニッケルはトーストして冷ましておきます。

    ビーツのピクルスはキッチンペーパーの上に並べて水気を抑えておきましょう。
    金柑その他の蜂蜜煮と一緒にプンパニッケルでたっぷりサンドし、ラップできっちりと包みます。

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    ラップごとパンナイフで2等分して出来上がり。
    色鮮やかな金柑、料理していても楽しい華やかさです。

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金柑に比例して地味なサラダ。
温泉卵と切り干し大根、合鴨ローストのサラダです。
地味ですが抜群に美味しいのです。

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切り干し大根は、お水を張ったボールでさっと洗ってザルにとります。
これを軽く揉んで、合鴨ロースト・アボカド・みじん切り玉ねぎ・炒り豆(節分の名残です)・刻んだ大徳寺納豆と合わせましょう。

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胡麻油をちろりと回しかけ、極少量のだし醤油で和えます。

ジャーの半分強の高さまでこれを詰め、その上にそっと温泉卵を割り入れます。
卵黄が崩れないようそっと残りのサラダを盛って出来上がり。

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久しぶりにスープではないお菜。
寒さも随分と和らいできましたが、今日はとにかく風が強い。
まさか早くも春一番ではないでしょうね。

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今朝の主食は久しぶりの炊き粥です。
干し貝柱のお出汁でお粥を炊いて、合鴨ローストの端っこをトッピング。
主人は相当お気に入りのご様子。

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お魚は、本来ですと金太郎イワシが水曜日のメンバーではありますが、先日近所のマックスバリュで最終価格になっておりましたイワシの丸干しが登場。

いつもの金太郎イワシ1尾分の値段で、今朝のイワシが5〜6水曜日分買えました。
節分イワシの名残なのでしょう。





我が家にも久しぶりにお出掛けの計画がもち上がりました。
何となく気分が春めいてきましたよ。

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2023年02月07日

春キャベツのオートミールライスバーガー〜とろとろ塩豚ブロックの煮込み編

今日のお昼はオートミールライスバーガーにしました。

千切りと言うには少々太めの春キャベツをたっぷり、そして塩漬けにした豚バラブロックをフィリングに、いつものオープンサンドスタイルのオートミールライスバーガーです。

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圧力鍋でやわらかく煮た豚バラブロックの下には、作り置き料理として目下活躍中の極細きんぴらごぼう。
きんぴらごぼうには胡桃を入れるのが我が家の定番、細切りのゴボウとサクッとした食感の胡桃が美味しいのです。

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ちょっと甘めの味付けにした豚バラブロック。

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実はこれ、いつぞや漬け込んだ『根菜のビール漬け』のリメイク料理です。

木曜日のパン作りにも有効利用しております『賞味期限切れのノンアルコールビール』ですが、それだけでは利用が追い付かずビール漬けにすることしばしば。
ですがビール漬けって、思いのほかお砂糖を多用するのです。
ビールにお酢、お砂糖とお塩が材料ならば、煮物にしても良いでしょう、塩漬けにした豚バラブロックと一緒に圧力鍋に注いでお片付け。

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明日はこの豚バラブロックに練り辛子を添えて、菊正宗の熱燗ですね。

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  1. 豚バラブロックは、先日のうちに塩漬けにしておきます。

    あくまでも下味程度の気楽な塩漬け。
    豚バラブロックをビニール袋に入れ、1%量のお塩を全体にすり込んでぴったり包み、ひと晩冷蔵庫へ。
    お肉が480gでしたので、お塩は5g弱。

    当日、キッチンペーパーに包んで水気をしっかり抑えます。
    イオンネットスーパーさんに届けて頂く豚バラブロック、美しい。

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  2. 圧力鍋は予め極々少量の胡麻油をすり込み、軽く空焼きして冷ましておきます。
    こうしておくとお肉が鍋底にくっつきません、気持ちが良いのです。

    ひと口大に切った豚バラブロックをしっかりと焼き付けましょう。

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  3. 鍋底にたっぷり溜まった油をふき取り、根菜を漬け込んであったビール漬けの漬け汁を注ぎます。
    面取りして下茹でしておいた大根も一緒に。

    強火で煮立てて灰汁をすくったら、少量のお酒・お醤油・オイスターソース等を加え、加圧すること10分弱。

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  4. 圧が抜けるのを待つ間に、オートミールライスバンズに進みましょう。

    クイックオーツ 15g・ロールドオーツ 15g・蕎麦の実 10g・お水 85g

    以上を耐熱ボールに合わせ、ふわりとラップをして600Wの電子レンジで加熱1.5分。
    一旦レンジ庫内から取り出し、冷凍むき枝豆を加えて更に加熱1.5分。

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  5. 目玉焼きリングにラップを敷き込んで成形します。

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    豚バラブロックの煮汁を少し表面にぬってオーブントースターでこんがり焼きましょう。

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  6. ワックスペーパーの上に焼き色をつけたオートミールライスバンズを移し、きんぴらゴボウをたっぷり。
    キッチンペーパーの上で煮汁を抑えた豚バラブロックを乗せて、千切りにした春キャベツをたっぷり。

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    明日の菊正宗が楽しみね、主人。

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折角圧力鍋を出したことですし、ついでにキャベツも多めに剥がしたことですし、ロールキャベツを拵えましょう。
面取り野菜の切れ端を刻んで、お豆腐でひき肉の嵩増しをして、トマト缶と一緒に圧力鍋で2分強。

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欲張って油揚げまで煮込むものだから、朝食の支度がワタワタです。

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主人の協力も得て、いつも通りの朝食タイム。

火曜日のお魚はしめ鯖・アボカド・そして今の時期は特別新玉ねぎの組み合わせ。
香酢をたっぷり回しかけた新玉ねぎが、鯖とアボカドに華を添えます。

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主食は温泉卵と合鴨燻製を添えたお蕎麦。
いつもの具沢山お味噌汁に今日はご遠慮願い、おぼろ昆布を従えたしじみ汁にしましたよ。





主人が帰宅しました。
オートミールライスバーガー、美味しかったそうですよ。


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2023年02月06日

春を待ち侘びる『大和しじみの紹興酒漬け』〜2023

今年もこの季節になりました。
早春の風物詩として、すっかり我が家に根付いた『宍道湖産大和しじみの紹興酒漬け 2023』

60℃のお湯にさっと通し、ほんの少し口を開けた状態の大和しじみを、紹興酒とお醤油を合わせた中に漬け込みます。

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2ミリほど開いたしじみの口から、しじみの意思などお構いなしに紹興酒を注いで酔わせる。
パワフル紛いのこのお料理が我が家の早春の風物詩、そしてふたり揃って大のお気に入り。

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主人曰く、『去年は確か特大がなかったんだよ』
いえ、備忘録にはちゃんと移っておりましたよ、特大の誇らし気な表示が ☆彡2022年01月31日

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今年は、紹興酒にもちょっと拘って。
いつもならばイオンネットスーパーさんに届けて頂く極々標準的な紹興酒を使用するのですが、今年は15年ものの紹興酒を惜し気もなく使用。

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例年より心なしかマイルドな気がしたのは、単に気のせいなのか紹興酒の成せる業なのか。
兎にも角にも今年の紹興酒づけも大変美味しかったのです。

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作り方はいつもと同じ ☆彡

砂抜き済みのしじみですので、軽く洗って下処理は完了。
お水で湿らせたキッチンペーパーに挟み、1時間ほど冷蔵庫でしじみを休ませます。

その間に漬け汁の準備。
紹興酒とお醤油を各1カップ。
お醤油のうち1/4量程度を出汁醤油、大さじ1程度をナンプラーに置換してみました。
千切り生姜、薄切りニンニク、小口に切った鷹の爪を合わせれば、漬けだれの出来上がり。

お鍋にたっぷりのお湯を沸かし、60℃に冷まします。
ここに平ザルに入れたしじみをザルごと沈め、2mmほど口を開けたところで引き上げ、漬けだれに漬け込む。
1日冷蔵庫で寝かせて出来上がり。





フィンガーボールを用意し、燗にした紹興酒を脇に置き、ツルンっとすするのです。

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そして翌日、今朝のお楽しみはしじみの炊き込みご飯。

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ふと、マツタケの香りにも似たしじみの炊き込みご飯、いえ、しじみの紹興酒漬けの炊き込みご飯。



紹興酒を効かせた漬けだれと一緒に、漬け込んだしじみをひと煮たち。

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漬け汁としじみに分け、しじみを殻から外します。

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漬け汁にお水を足してご飯を炊きましょう。

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炊き上がったご飯にしじみを散らして出来上がり。

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暦の上で迎える春より、この春のご飯に本能が一気に目覚めます。

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野菜室の中の食材はまだまだ冬を想わせるものが過半数ですが、それでも春キャベツや芽キャベツが仲間入りしています。

根菜の煮物には芽キャベツが彩りを添えております。
蓮根は久しぶりの煮なますに。
ホウレン草は定番の胡麻和えにしました。

ゴボウは極細のきんぴらにし、蕎麦の実を散らします。
我が家のきんぴらゴボウは胡桃入り、美味しいのです。

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お昼ご飯用に、しじみの炊き込みご飯を小ぶりな三角にむすびました。

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お焦げ多めの香ばしいお結びさん。

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作り置き料理と一緒にお弁当箱に詰めて主人に持たせます。

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しじみの紹興酒漬けの炊き込みご飯、我が家の早春の味です。
月曜日のお魚、長く楽しんだ鯖のみりん漬けは今日で最後。
以降はアジとサンマが続きます。

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気のせいか、お布団から出るのを拒む寒さも和らいだ今朝。
西の高い位置に真ん丸なお月様が綺麗でした。


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