15日の小正月も過ぎた本日は17日。
例年より少々遅れはしましたが、今年も拵えました『黒豆プリン』
以前は年末になると大鍋に煮ておりました黒豆ですが、今なおくすぶる新型コロナの影響もあり、人さまに配るのを断念して早1年?2年?それ以上?
イオンネットスーパーに届けて頂いた150gの黒豆を細々と煮るに止まってはおりますが、主人とふたり突く黒豆、それはそれで気楽で良いものです。
数回加熱を繰り返して今日まで楽しんでおりましたが、流石にそろそろ潮時、プリンにして煮汁まで完全お片付けと相成りました。
作り方はいつもと同じ。
ただ、その年によって合わせるミルクが豆乳だったり、オーツミルクだったりアーモンドミルクだったりと、当日の乳製品開封状況に因りけりではありますが。
◆材料と作り方(iwaki製 100mlのプリンカップに4つ分です)
- ●アーモンドミルク 200t
●黒豆の煮汁 100t
以上を小鍋に合わせ、煮立たせないよう中〜弱火でゆっくりと温めましょう。 - ●卵黄 2個分
●スキムミルク 大さじ2
以上を別ボールで合わせ、泡だて器でよく擂り混ぜます。
1を少しずつ加えながら、泡だて器で優しく混ぜ合わせましょう。 - ザルで2〜3回漉してから容器に分け注ぎます。
表面の泡をスプーンで丁寧に取り除き、ひとつひとつアルミホイルで蓋をしましょう。 - フライパンにキッチンペーパーを2枚重ねて敷き、3を並べます。
カップの高さ半分程度にまで熱湯を注ぎ、フライパンにぴったりと蓋をして極々弱火で10分間。
8分ほど経ったらアルミホイルをとってチェック。
ふるふるッとかたまっていたら、黒豆をトッピングしてまたアルミホイルで蓋をしましょう。
火を止め、時間の許す限り蒸らします。
少々スが立ちましたが気にしません。
冷めたら冷蔵庫に移し、ひんやり冷やして召し上がれ。
今回の黒豆プリンもそうですし、何かと卵黄だけを使うお料理、特にお菓子は多いもの。
そんな時の卵白は冷凍しておきます。
天ぷらやハンバーグ等のつなぎにはあるととても便利なのですが、それでも溜まっていってシフォンケーキ等でお片付けを図ること多々。
出来ればお砂糖を使わない『おかず系』で片付けたい卵白、今年は良いお知恵を拝借致しました。
『エッグホワイトマフィン』ですって。
小麦粉を使用せず、卵白だけで仕上げるマフィン。
『無理矢理感』がなくてお気に入りです。
- マフィンパンには、お水で湿らせたオーブンシートを敷き詰めておきます。
- フィリングの野菜は予め火を通しておきましょう。
みじん切りニンニク、粗みじんにした玉ねぎ、厚切りベーコン、さいの目にした人参、ひと口サイズに切った皮つきじゃが芋、縦半分に切った芽キャベツ等々、エルブ・ド・プロヴァンスと一緒に、極淡い塩味をつけてオリーブオイルで炒めておきましょう。 - 別ボールで卵白を泡立てます。
黒豆プリンで使った卵2個分に加え、冷凍してあった卵白2個も合わせて計4個の卵白を泡立てましょう。
少量のお塩と黒胡椒で下味をつけたら、粗熱をとった2、ついでに塩麴和えにしたブロッコリーの軸部分も刻んで加えましょう。
用意したマフィンパンにふわりと盛ります。
本当ならばすりおろしたチーズを塩味として加えたかったのですが、このためだけにミルを使うのが億劫だったのでマヨネーズで代用。
ちろりと絞り出して彩りのブロッコリーを添え、予熱したオーブンへ。 - 設定温度を180℃にして20分。
粗熱がとれたらマフィンパンから出して網の上で冷まします。
あら、これ、美味しい。
来年からは、黒豆プリンとエッグホワイトマフィンがセットになりそうです。
今朝の主食は、昨日赤酒で甘辛く煮た油揚げを使ってきつね蕎麦といたしましょう。
主人に懇願され、温泉卵と自家製柚子胡椒も添えました。
もはやきつね蕎麦ではありません。
火曜日のお魚はしめ鯖・アボカド・薄切り玉ねぎの組み合わせ。
お魚サイクルは2023年も変わりなさそう。
そして黒豆はいよいよ今日で最後。
少しずつ春に近づいていくのでしょう。
ラベル:黒豆プリン エッグホワイトマフィン