2023年01月13日

オートミールクレープ〜甘酸っぱ辛にぎやか編

お正月休みが明け、翌週の3連休が明け、のらりくらりとやり過ごした1週間も何となく金曜日を迎えました。

週末になると翌週1週間分のメニューをざっくり文字にし、主人がふと寄り道して買ってくるお惣菜も考慮し、それに従いきっちりと1週間を過ごしていた自分をそろそろ取り戻す頃合いです。
ですがせっかくなのでもう少し今の体たらくを楽しみましょう。

今日のお昼は『思い付きオートミールクレープ』ですよ。

20220113 0004.png

キッチンに立つまで、残った中力粉を片付けるためのブラウニーにしようか、それともオートミールのクッキー? いえ、いっそ今日はお弁当なしと主人に宣言しようか、考えあぐねておりました。
ですが今日は金曜日。
今週は無計画に使った食材が少しずつ中途半端に残っております。

そんな時はオートミールクレープ。
和風洋風・酸いも甘いも全て包み込んでくれるオートミールクレープ生地の出番です。

20220113 0005.png

昨日スープに入れ忘れてしまったほんのひと切れの蒸し鶏はナッツや冷凍アボカドとサラダに。

昨晩お風呂上りに飲んだローズヒップティー、『実までお召し上がりいただけます』とありました。
お言葉に甘えて、みりんで煮て柚子ワタの黄金煮と一緒にクレープ生地の上に。

スライスしたペコリーノロマーノ、そしてビーツのピクルスを並べてクルクルッと巻きます。
うん、エルブ・ド・プロヴァンス風味のオートミールクレープ生地も上々、食材のお片付けも完了、そして美味しい。

今週も良い週末が迎えられそうです。

20220113 0006.png





◆作り方とざっくりとした材料(クレープ2枚分です)

  1. 先ずはオートミールクレープ生地から。

    ● オートミール(クイックオーツタイプ) 30g
    ● 葛粉 5g
    ● てんさい糖 3g
    ● フルール・ド・セル 1g
    ● エルブ・ド・プロヴァンス 1g
    ● 卵 1個
    ● ノンアルコールビール(開封済みのものがあったので。普段はオーツミルク等を使用します) 75g

    以上を合わせ、バーミックスで滑らかに撹拌します。

    20220113 0009.png

  2. フライパンに発酵タイプの無塩バターを溶かし、1/2量の生地を流してひろげます。

    破れやすい生地なので、裏返すことは場合に応じて諦めましょう。
    片面だけをしっかりと焼いて網の上に取り出し冷ましておきます。

    20220113 0008.png

  3. 冷ましている間に、フィリングの準備。

    ビーツのピクルスはキッチンペーパーの上に並べて水切りしておきます。
    ペコリーノロマーノはスライサーで薄切りに。

    ローズヒップティー(食べても大丈夫と明記してあるものです)はティーバッグから出し、みりんを合わせてとろりとするまで少し煮詰めます。

    20220113 0010.png

    アボカドは、使い切れない時にレモン汁を霧吹きで吹き、ラップで包んで冷凍しておいたもの。
    半解凍の状態で、ほぐした茹で鶏・スライス玉ねぎ・刻んだドライレモン・マヨネーズ・お塩・黒胡椒と合わせて和えておきます。

    20220113 0011.png

  4. クレープ生地がしっかり冷めたところで、半径1ヵ所に切り込みを入れましょう。

    20220113 0013.png

    4か所に分けてフィリングを並べます。
    最初は軽い生地に馴染むもの、最後のセルにアボカドサラダ等ばらばらになりやすいものを配置すると作業が楽かと存じます。

    20220113 0007.png

    ぱたぱたッと四つ折りにして出来上がり。
    ワックスペーパーを4つ折りにしてケースにします。

    20220113 0012.png






w-line81-thumbnail2.gif





今日のスープは、お豆腐と酒粕のポタージュです。
生姜を効かせた寒い季節にぴったりのスープ。
酒粕があまり得意でない主人も、しっかりと加熱したこの程度の酒粕感ならば受け入れてくれるのではないかしら。

20220113 0003.png




  1. 薄切り玉ねぎと生姜を胡麻油でじっくり炒め合わせます。

  2. 1にスープストックを注ぎ、崩した木綿豆腐と酒粕も加えてしばらく加熱しましょう。

  3. 一旦火を止め、白味噌を加えてバーミックスで撹拌します。

  4. オーツミルクを加えて再度火にかけ、煮立ったところで冷凍むきアサリと枝豆を加えてひと煮たち。
    お塩・オイスターソース・ナンプラー等で味付けをしてスープジャーに盛り、胡麻油をちろり、ピマンデスペレットをチロリで出来上がり。

    20220113 0014.png20220113 0015.png




寒い季節にぴったりのスープ。
今日は4月上旬の暖かさだそうですよ。

20220113 0001.png





w-line81-thumbnail2.gif





お待ちかねの金曜日。

金曜朝の主食は、イオンさんが届けてくれる伊勢うどんです。
以前出来合いしておりました1個ずつ個別包装の伊勢うどんが最近売り場に戻ってきました。
大変嬉しい。

20220113 0002.png

いつも通りのんびり備忘録してはいられません。
これから主人と入れ替えに、今年初めての美容院へ。




来週からはしばらく通常通り、祝日なしの週が続きます。
気を引き締めないと。

cup.gif


2023年01月12日

全粒粉クランブルパン〜発酵バターの風味とナッツ、ブルーベリー編

2023年も木曜日はパンを焼きます。

残り2本だか3本までにどうにか漕ぎ着けた『賞味期限切れのノンアルコールビール』を今年も使い、前日の夕方にビニール袋で生地を捏ね、ひと晩ゆっくり野菜室で発酵を促し、木曜の朝に焼く全粒粉パンを。
今年最初のパンは、甘さ程よいお菓子タイプの全粒粉パンです。

20220112 0005.png

焼成中、オーブンから漂う発酵バターの香りに振り返りました。

あれ?今日は発酵バター使っていないのだけど。

そして香りの素はあっさり判明、全粒粉生地で包んだ全粒粉クランブルです。
蕎麦茶入りの全粒粉生地で、ナッツ入りの全粒粉クランブル、ドライフィグ、そしてドライブルーベリーをたっぷり包みました。

20220112 0002.png

全粒粉クランブルは、昨年末に冷凍しておいたもの。
そうそうこの時、お豆腐と柚子カードのティラミス風にトッピングしたクランブルです ⇒ 2022年12月23日 ☆彡

今日は冷凍してあったこのクランブルを全粒粉パンに使用しました。

20220112 0007.png

相変わらず器量はとてもとても自慢出来るパンたちではありませんが、それもまた手作りならでは、我が家ならではのご愛敬と割り切って。
素朴な全粒粉パンに魅惑的な風味を添える発酵バターの風格に、改めて敬意を込めてかぶり付くのです。

20220112 0006.png




◆材料(やや小ぶりなクランブル全粒粉パン4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • 韃靼そば茶(そのままでも食べられるものです) 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ノンアルコールビール 85g

  • フルール・ド・セル 1g
  • ココナッツオイル(湯せんで液状にして使います) 10g



    ◆(トッピングその他用)

  • 全粒粉クランブル 50gほど
  • ドライフィグ 2個
  • ドライブルーベリー 適量
  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・韃靼そば茶・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    ノンアルコールビールを計量しておきましょう。



  2. ノンアルコールビールに、合わせた粉類の半量を加えてしっかりと混ぜ合わせます。
    ここにフルール・ド・セルとココナッツオイルを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせましょう。

    半量残した粉類にこれを加え、ビニール袋を膨らませてその中を躍らせるように振り混ぜます。
    自然にひとつにまとまったら、形を整えてビニール袋内の空気を抜き、端のほうで留めてヨーグルトメーカーへ。
    40℃で1時間発酵を促しましょう。


    20220112 0009.png20220112 0010.png


  3. 少しふっくらとした生地。

    20220112 0012.png

    ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをしたら、再度形を整えてビニール袋内の空気を抜き、端のほうで留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩ゆっくり野菜室で発酵を促しましょう。

    20220112 0013.png

  4. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻しましょう。

    20220112 0015.png

    室温に戻した生地をビニール袋から出してガス抜きをし、丸め直して4分割します。
    断面の生地をのばすようにしながらそれぞれ丸め、ビニール袋に戻して15分間のベンチタイム。

    20220112 0014.png

  5. ベンチタイムが終了したら成形へと進みましょう。
    ラップで生地を挟んで楕円に伸ばします。

    20220112 0016.png

    冷凍してあったクランブルは、冷凍庫から出してそのまま生地の上に散らします。
    ドライフィグも刻んで一緒に散らしましょう。

    生地を3つ折りにしてクランブルとドライフィグを包み込み、めん棒(すりこ木で代用しております)で軽くクランブルを崩しながら生地を平らにならします。

    20220112 0017.png

    包丁で生地に3本ほど切れ目を入れ、ドライブルーベリーを散らし、ブルーベリーを包むようにしながら生地をひねって円状に丸めます。

    20220112 0018.png

  6. 巻き終わりをしっかりと摘まんで閉じたら、間を十分に空けて天板の上に並べましょう。
    乾燥しないよう、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵を促します。

    20220112 0019.png

  7. ふっくらと膨らんだ生地に、刷毛でそっと水溶き卵黄をぬって予熱したオーブン庫内へ。

    20220112 0020.png

    設定温度を180℃にして12〜13分。

    20220112 0021.png

    網の上に並べて冷ましましょう。
    クランブル、また冷凍しておかなきゃ、そう思うほど美味しいパンでした。

    20220112 0022.png






table_s.gif





パンの仕上げに使った水溶き卵黄、その残りを使ってスープを拵えます。
在庫食材をたっぷり使ったいつもの具沢山スープ。
今日は干しシイタケの戻し汁、そして茹で鶏のスープストックを使っい、奥深いスープに仕上げました。

・・・なんて大層なものでもありませんが。

20220112 0004.png





  1. 圧力鍋にごま油を少量垂らし、粗みじんにした赤たまねぎ、さいの目に切った大根・人参・ゴボウを炒め合わせましょう。

  2. 干しシイタケの戻し汁を注ぎ、戻した干しシイタケ・もち麦・蒸しひよこ豆も加えて加圧すること3分間。
    鶏の茹で汁で葛粉を溶き、お鍋に加えてひと煮たち。
    とろみがついて全体が透き通ったら、溶いた卵を加えてふわりと火を通して出来上がり。

    スープジャーに盛り、韃靼そば茶を散らします。

    20220112 0023.png20220112 0024.png





昨年はバターロールの成形に凝りましたが、今日のこのタイプの成形もなかなか楽しそうです。

20220112 0001.png





table_s.gif




木曜日は焼き鯖の日。
そして週の中でいちばんのお気に入りの日でもあります。
焼鯖大好き。

20220112 0003.png

ずぶずぶと脂ささやく焼き立ての焼き鯖には、やはり白いご飯。
少々手間でも、やはり白いご飯、たとえそれが雑穀入りでも。




今朝は朝のメンバーに松風が加わっております。
カステラとはまた異なるもっちりとした素朴な生地、ちょっと濃いめのほうじ茶にまたよく合うのです。

2018-06-27T13_23_19-52bb8-thumbnail2-1d2f8-thumbnail2.gif




posted by しんさん at 13:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月11日

鏡開きの胡桃・甘栗大福〜とろけるクリーミィ編

そこかしこ(得に冷蔵庫)にまだまだお正月の名残は見受けられますが、1月11日、今日は鏡開きです。

イオンネットスーパーさんに届けて頂いた小さな小さな鏡餅、そして実家の母親が近所のバローで調達したであろう『ウサギさんマスコット』付きの可愛らしい鏡餅、年神さまのお下がりを頂いて2023年の無病息災をお祈りしましょう。

普通にぜんざいにしようとも思いましたが、今年もまたむくっと遊び心が顔を出しました。
鏡餅で拵える小ぶりな大福餅などいかがでしょう。

20220111 0010.png

お正月休み中、実家の母親が持たせてくれたぜんざい。
時々再加熱しては楽しんでおりましたが、最後は小豆餡にまで煮詰めて本日の大福でお片付け。

お餅からこぼれ落ちそうな甘栗は、年末のイオンネットスーパーさん開催のブラックマンデーバーゲンで購入したもの。
お徳用大袋を購入したので、しばらくは惜し気もなく甘栗料理を楽しめそうです。

20220111 0009.png

毎年毎年罪悪感を感じる充填鏡餅の鏡開きではありますが、最近はプラスチックケースの中に丸餅が詰まっているものもあるのですね。
母親が持たせてくれたウサギさん鏡餅がそうでした。

20220111 0011.png

極少量残っておりました生クリームを混ぜ込んで、今年はちょっとクリーミィな鏡餅大福に仕上がりました。
生クリーム入りのお餅生地にはたっぷりの胡桃を混ぜ込んであります。

生地を突き破った餡子もいつものご愛敬ですよ。

20220111 0007.png





◆作り方と大体の分量

  1. 先ずは下準備。
    胡桃 20gほどをざっくりと刻み、予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきます。

    小豆餡は30gずつ丸めておきます。

    バットに餅取り粉(年末、のし餅のおまけについてきたものです)をひろげておきましょう。

  2. 小さな充填鏡餅を3つ使いました。
    刃物を使う無礼を詫びつつ、ケースから出した鏡餅を刻んで耐熱ボールに移します。
    正味113gありました。

    てんさい糖を5g加え、お水をひたひたに注いだら、ふわりとラップをしてレンジ庫内へ。
    600Wの電子レンジで3分弱加熱します。

    20220111 0016.png

  3. 耐熱ボールの中のお水を別容器に取り、十分にやわらかくなったお餅を練ります。
    生クリームを少しずつ、様子を見ながら加えて滑らかに練り上げましょう。
    滑らかになったところで、ローストした胡桃を加えて混ぜ込みます。

    20220111 0012.png

  4. 餅取り粉の上にお餅を移し、キッチン鋏で4等分しましょう。

    20220111 0013.png

    用意しておいた小豆餡を包み、余分な粉をそっとたたいて落としましょう。

    20220111 0014.png

    おかずカップに詰めてキッチン鋏で切り込みを入れ、甘栗をたっぷり詰めて出来上がり。

    20220111 0015.png






鏡餅についておりましたウサギさんマスコットは、リビングのマグネットボードに仲間入りしました。
マグネットを仕込まれたウサギさん、これからは我が家のメモを支えてくれる頼もしい存在になることでしょう。

20220111 0002.png





il-plants125-thumbnail2.gif





数粒残った塩漬けオリーブ、使いかけの人参、開封済みの蒸し大豆等々。
冷蔵庫の中の在庫食材を全て合わせ、鶏の茹で汁でまとめたスープ。
葛粉のとろみも手伝って、これが身震いするほど美味しいのです。

20220111 0006.png





  1. 粗みじん玉ねぎ・人参・ゴボウ等々、根菜を胡麻油で炒め合わせたところに、鶏の茹で汁を注いで軽く加熱します。

  2. 種を除いた塩漬けオリーブ、冷凍枝豆、蒸し大豆、冷凍かぼちゃ、極少量残った生クリームを加えて味見。
    うん、味付けなしでも良い感じ。

    最後にお水で溶いた葛粉を加えてひと煮たち。
    スープジャーに盛り、そば茶を散らします。

    20220111 0017.png




ぜんざいではないけれど、同じ小豆ですもの、邪気払いは叶っていると思いましょう。
我が家の鏡開きはおおらかです。

20220111 0001.png





il-plants125-thumbnail2.gif





母親が持たせてくれた『切る』必要のない丸餅のお鏡餅。
大根おろしをたっぷり添えて、朝食の主食はからみ餅としましょう。

20220111 0005.png

こんがり焼いた丸餅に、たっぷりの大根おろし、そしてさっと炙ったたたみイワシ、そして海苔。
お醤油をちろりとかけて召し上がれ。

20220111 0003.png

火曜日のお魚は金太郎イワシ。
昨日、主人が買ってきてくれた『松風』を朝の小さなお菓子として添えます。




松風とそば茶の相性が最高なのです。


2019-06-11T17_38_00-dfb23-thumbnail2.gif





posted by しんさん at 14:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 お餅を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月10日

パリパリレタスのオートミールライスバーガー

お正月休み明けの週末三連休。
久しぶりに開催された三連休中日のワイン会。
そして止めは昨日、主人とふたりAmazonプライムビデオで見た『I Feel Pretty』観覧後の後味の良さ。

鎮まることのない高揚感を抱いたままの連休明けです。
浮き立つ心を鎮めようとはするものの、お花畑のような夢を途中で遮る左手首のバイブレーションに渋々起床してキッチンへ。
こんな朝に助かるのが、我が家の定番『オートミールライスバーガー』です。

20220110 0003.png

お正月休み中、サンドウィッチを拵えるために届けてもらったレタスがありました。
野菜の鮮度保持袋の効果も素晴らしく、端の端まで緑は鮮やか、艶もハリも全く問題なく野菜室に横たわっておりました。

胡麻油で風味付けしたオートミールのライスバンズを、パリパリレタスでくるりと巻いたオープンサンドスタイルのオートミールライスバーガーが我が家の定番。


20220110 0004.png

フィリングは、数日前にこしらえた『鯖缶とベジミートのそぼろ ☆彡』
そして鶏ささ身の茹で鶏、ピクルス、オリーブの塩漬けです。

昨年、初めて実を付けたオリーブを塩漬けにしておいたのですが、やや渋みが残る状態は月日が経っても解決せず。
お料理に使う分にはさほど気になりませんでしたので、こうして少しずつ使用しております。

20220110 0006.png

こうして備忘録を綴っておりましても、なぜだか今日が金曜日な気がするのはまだまだお正月気分が抜けていない証拠なのでしょうね。






◆作り方と材料

  1. オートミール 30g(クイックオーツとロールドオーツを各15gずつ)
    蕎麦の実 10g
    お水 85g

    以上を耐熱ボールに合わせ、ふわりとラップをして600Wの電子レンジで加熱すること1.5分。

  2. 一旦レンジ庫内から取り出し、蒸し大豆(市販品)を加えてざっと混ぜます。
    再度ふわりとラップをし、レンジ加熱1.5分。

    20220110 0008.png

  3. 目玉焼きリングにラップを敷き込んで成形します。

    20220110 0009.png

    表面に極少量の胡麻油をぬり、オーブントースターで軽く焼き色をつけましょう。

    20220110 0010.png

    朝食用のお餅も一緒に焼き上がりました。

    20220110 0011.png

  4. ワックスペーパーの上に、しっかり水気を切ったレタスを置きます。
    その上に冷ましたオートミールライスバンズ。

    20220110 0012.png

    鯖缶とベジミートのそぼろ(☆彡)をたっぷりその上に。

    20220110 0013.png

    ガーキンズのピクルスは小口に切り、オリーブの塩漬けは種を除いてから同じく小口切りに。

    茹で鶏(多めにお湯を沸かしたところに多めのお酒とお塩を適量、再度煮立ったところで、室温に戻したささ身を重ならないようここに加えてぴったりと蓋をし、ひと呼吸おいてから火を止めそのまま20分以上放置するだけ)をざっくりほぐして上に散らします。

    レタスで包み、ワックスペーパーで固定して出来上がり。

    20220110 0005.png






2018-07-06T15_39_09-c47b5-thumbnail2.gif





ワイン会に持参したフムスとグジェール。

渋みが残ったと言いつつ、ちゃっかりグジェールに刻んだオリーブを忍ばせました。
そしてフムスに使った生クリーム、極少量残った分は今日のスープに有効利用。
持参する料理は、頑張り過ぎないのが何よりだと思うのです。

仕上げに生クリームでコクを補った白菜と柚子のスープ、葛粉のおかげでお腹からポカポカですよ。

20220110 0007.png





  1. ざく切りにした白菜を胡麻油でさっと炒めます。

  2. スープストックを注ぎ、お塩・オイスターソース・ナンプラー等で軽く味付け。
    なめこ・柚子ワタの黄金煮・生クリームを加えてひと煮たち。

    最後にお水で溶いだ葛粉を加え、とろみがついたら火を止めます。
    スープジャーに盛り、生クリームをちろり、そば茶をパラリで出来上がり。

    20220110 0014.png20220110 0015.png





何より気楽なオートミールライスバーガー。
お魚を焼く時はお魚グリル、フライパンを使う日はフライパン、どちらでもない日はオーブントースター。
フィリングは大抵のもので応用可能、優秀でしかありません。

20220110 0002.png







2018-07-06T15_39_09-c47b5-thumbnail2.gif





鶏ささ身の茹で鶏を拵えた、ということは。
当然朝食の主食は鶏粥です。
久しぶりの鶏粥に、刻んだ奈良漬けと蕎麦の実をトッピング。

20220110 0001.png

2023年も、月曜日はみりん漬け系の甘いお魚、火曜日はアボカドとしめ鯖の組み合わせ、水曜日は金太郎、木曜日は焼き鯖、金曜日はイオンの生姜煮イワシ、このルーティーンが続きそうです。



illust-flower2-thumbnail2.gif





2023年01月06日

ふるふるアーモンドミルクゼリー〜お屠蘇シロップ編

主人のお正月休みが明けて二日目ともなると、ワイシャツのアイロンがけも始まります。
通常が戻ってきたと実感する間もなく次の3連休、なかなかお正月気分が抜けません。

お正月気分払拭の第一歩は冷蔵庫から。
甘さをぐっと控えたあっさりツルンのアーモンドミルクゼリーに、お屠蘇を煮詰めた甘いシロップを合わせてみましたよ。

20220106 0006.png

トッピングは、年末に根尾の伯母を訪ねた際に持たせてもらった干し柿。
伯母に教えてもらった、干し柿と柚子のコンビネーションが目下のところ大のお気に入りです。

そして我が家で秘かなブームとなっております『韃靼そば茶』をアクセントに。
お茶として購入したのですが、そのまま食べても香ばしくてとても美味しいのです。

20220106 0005.png

寒天やゼラチンとは少々食感を異なるアガーのアーモンドミルクゼリー。
ツルンと滑らかなミルクゼリーに、ほんのり屠蘇散が香るお屠蘇シロップ。

ふたり分で使ったお砂糖はわずか10g。
今年初めて赤酒でお屠蘇を仕込んでみたのですが、これで我が家のお屠蘇は赤酒と決まったも同然。
ただ煮詰めただけの赤酒が立派なシロップとなりました。

20220106 0003.png






耳馴染みのない赤酒、日本古来の製法を受け継いだ熊本地方に伝わるお酒だそうです。
昨年のうちに、いちど料理酒としての東肥赤酒を試しておりますので、今回は本伝東肥赤酒を取り寄せてお屠蘇に使用致しました。

20220106 0012.png
前日、大晦日の夜に赤酒と屠蘇散を合わせてひと晩ゆっくり浸します。
赤酒で仕込んだお屠蘇で祝った今年の元旦。
確かに甘いのですが、奥にほんのりカカオのような風味も感じられる複雑な赤酒のお屠蘇は、無病息災を約束してくれそうです。

20220106 0009.png





そうは言っても、不本意ながらお正月中に飲み切れなかったお屠蘇を使ってシロップを拵えます。
そしてあっさりアーモンドミルクゼリーにたっぷり添えます。

  1. 3日間程浸したままの屠蘇散。
    スパイスの風味も十二分に赤酒に移ったことでしょう。

    中〜弱火でとろりとするまで煮詰めます。

    20220106 0010.png20220106 0011.png


  2. 根尾の伯母に教わったこの組み合わせ。
    伯母は柚子の皮をそのまま干し柿に合わせておりましたが、我が家には年末に煮た柚子のワタ煮(☆彡)がありましたのでこれを使って。

    20220106 0008.png

  3. アーモンドミルクゼリーに進みます。

    乾いたお鍋に、アガー 5g・てんさい糖 10gを合わせてよく混ぜておきます。
    ここにアーモンドミルク 350gをダマにならないよう少しずつ加え、よく混ぜましょう。

    アガーとてんさい糖がしっかり溶けたところで、中〜弱火にかけて煮たたせないよう加熱します。
    容器にザルで漉しながら移し、表面の泡をそっとすくってから、ふるっと冷やしかためましょう。

    20220106 0015.png20220106 0016.png
    20220106 0017.png


  4. ふるっとかたまったアーモンドミルクゼリーに切れ目を入れ、干し柿を食べやすく切り、準備完了。
    アーモンドミルクゼリーとお屠蘇シロップを交互にジャーに詰めたら、干し柿をトッピングしてそば茶を散らします。

    20220106 0018.png

    抜群の美味しさ。

    20220106 0019.png






w-line81-thumbnail2.gif





炭水化物がゼロは感心致しません。
お正月中、サンドウィッチを作るつもりでイオンネットスーパーに届けてもらった食パンですが、使うことなく冷凍してありました。

久しぶりにホットサンドなど拵えてみましたよ。

20220106 0013.png

ひき肉に見えるのは、鯖缶とベジミート。

20220106 0007.png

これもお片付け料理で、アオヤギの佃煮の煮汁、そして昨日の主食にもした鰹のたたきの漬けの漬けダレを有効利用。
こってりとした鯖缶そぼろ、そしてやわらかな酸味のビーツのピクルスが好相性です。





  1. アオヤギの煮汁、そしてカツオを漬けてあった漬け汁、双方お鍋に合わせて少し煮詰めます。
    ここに鯖缶の水気を軽く切って加え、軽く崩しながらなじませましょう。

    熱湯を回しかけて水気を切ったベジミート、刻んだ胡桃も加えてほろりと炒りつければ出来上がり。

    20220106 0020.png20220106 0021.png
    20220106 0022.png


  2. バターとマヨネーズをぬった食パンに、レタスとビーツのピクルスを重ねます。

    20220106 0023.png

    鯖缶そぼろをたっぷり上に。

    20220106 0024.png

    食パンでサンドし、オーブンペーパーできっちり包んでホットサンドメーカーへ。

    20220106 0026.png

    こんがり焼き色がついたら、水蒸気でベショッとしないよう早々に網の上に移して冷まします。

    20220106 0014.png

    ワックスペーパーで包みなおし、半分に切って出来上がり。

    20220106 0025.png






煮汁をも有効利用する生活が戻ってきました。

20220106 0001.png





w-line81-thumbnail2.gif




金曜日の朝食は伊勢うどん。
嬉しいことに、以前届けて頂いておりましたひとり分梱包の伊勢うどんが、イオンネットスーパーに戻ってきました。

20220106 0002.png

直前の在庫切れコールもなく、先ほど無事届けて頂きましたよ。





お正月気分の和らぎも含め、少しづつ日常が戻りつつあります。
欲を言えば、円がもう少し落ち着いてくれると更にありがたいのですが。

2018-06-28T14_19_54-fb2ae-thumbnail2-78ff6-thumbnail2.gif



posted by しんさん at 14:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 リメイク料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする