昨日の朝、我が家の冬の風物詩でもある『柚子胡椒』の仕込みを致しました。
確か昨年からだったかな、柚子はメルカリで調達しております。
ポイント消費のために消去法でメルカリを選んだのですが、とても気分の良いお買い物にすっかりメルカリのイメージ向上。
今年は去年とは異なる出品者さんからの柚子でしたが、昨年同様とても気分良く、そして当日収穫したての柚子に恵まれました。
これだけ大きさを揃えるにはさぞご苦労されたことでしょう。
樹齢40年の柚子から収穫した器量の良い柚子。
涼しい玄関に置いてもう少し香りを楽しみたいところではありましたが、早速昨日早朝、柚子胡椒の仕込みに取り掛かりました。
お塩を揉み込んで綺麗に洗った柚子、ひとつひとつ丁寧にふき取ってピーラーで薄く表皮を剥きます。
詳しい手順は昔の日記にて ⇒2012年12月08日 ☆彡
ついでに、昨年の日記も ⇒2021年12月06日 ☆彡
詳しい手順は昔の日記にて ⇒2012年12月08日 ☆彡
ついでに、昨年の日記も ⇒2021年12月06日 ☆彡
剥いた表皮の重量を量るのですが、今年はぴったり100g。
なんだか嬉しい。
とても嬉しい。
『仕込み』とは言っても、『柚子胡椒の素』は既に何年も前から冷蔵庫にてスタンバイしております。
なので、ミルで粉砕した表皮と同量の『柚子胡椒の素』を合わせるだけで準備は完了。
なので、ミルで粉砕した表皮と同量の『柚子胡椒の素』を合わせるだけで準備は完了。
『2016年8月17日』そうラベルにある我が家の『柚子胡椒の素』
塩味の角がとれて本当に円やかです。
量だけを見ると、まだ数年は使えそう。
塩味の角がとれて本当に円やかです。
量だけを見ると、まだ数年は使えそう。
ぴったりとラップで落し蓋をして、時々全体を混ぜて2〜3日室温に置いたら保存瓶に移しかえます。
それで完成。
うちの柚子胡椒って本当に美味しいのです。
そして翌日、要するに今朝。
冷蔵庫を開けると、ラップなど何の威力も発揮せず柚子の香りにただうっとり。
表皮を剥かれた柚子の一団を手にします。
柚子ジャムにしようかとも思いましたが、表皮がないのがちょっと心残り。
冒険は出来ませんが、やはり定番の『柚子カード』に致しましょう。
半分に切った柚子の断面は艶々、今年もつくづく良い柚子に恵まれたと実感。
幾度となく処分しようかと思ったレモン絞り器。
収まりの不安定な形状な上、別になくてもそれほどのダメージはなさそう。
ですが年にいちど、柚子果汁を絞る時は大変重宝致します。
処分はまた先延ばしに。
処分はまた先延ばしに。
出来るだけ優しく、そっと果汁を絞って、果汁・種・その他に分けます。
瑞々しい柚子、果汁は175gとれました。
この中から100g分を柚子カード用に。
この中から100g分を柚子カード用に。
◆柚子カードの材料
- 卵 2個
- 柚子果汁 100g
- てんさい糖 80g
- 蜂蜜 10g
- 無塩タイプの発酵バター 100g
てんさい糖は100gが一般的ですが、作る側からしてみるとこの量が限界。
大量のお砂糖に躊躇するのです。
蜂蜜を少し加えてはみましたが、多分一般的な柚子カードより酸味が際立っているかと存じます。
大量のお砂糖に躊躇するのです。
蜂蜜を少し加えてはみましたが、多分一般的な柚子カードより酸味が際立っているかと存じます。
- 溶きほぐした卵にてんさい糖を足してよく混ぜ、ザルで漉しながら琺瑯容器に移します。
- フライパンにお湯を沸かします。
しっかりと沸騰したところで中〜弱火に火を落とし、コップ1〜2杯のお水を加えて70〜80℃程度に調節します。
1に発酵バター・蜂蜜・柚子果汁を加えます。
時々優しく混ぜながらポッテリするまで湯せん煮しましょう。
つまみ食いした主人の嬉しそうな顔。
歯がキュッとなりそうなナイジェルのレモンメレンゲパイ、作ってみようかしら。
初日は表皮、翌日は果汁、柚子しごとは1日1アイテム、無理はしません。
明日はこの表皮と少し残した果汁に挑みます。
柚子のわたを塩水に浸して。
時々柚子胡椒を混ぜて。
こうしてのらりくらり進める柚子しごとが私の性に合っているのです。
早朝からそんなことしておりますので、もちろんお弁当はちょっと手を抜かせてもらいます。
そのつもりで数日前、油揚げは甘辛お醤油味で煮ておきましたもの。
そのつもりで数日前、油揚げは甘辛お醤油味で煮ておきましたもの。
酢飯の代わりに、寿司酢で炒りつけたおからを詰めて、おから稲荷寿司。
醤油漬けにした真妻わさびの茎も刻んで加え、ほんのり山葵風味のおから稲荷に仕上げましたよ。
醤油漬けにした真妻わさびの茎も刻んで加え、ほんのり山葵風味のおから稲荷に仕上げましたよ。
金曜日の朝食は伊勢うどん、そしてイオンさんの生姜煮イワシ。
以前は2匹入りだったイワシが、最近はモデルチェンジして3匹になりました。
味付は洗練されて良いのですが、3匹は我が家にとっては少々の不具合を感じます。
良いけどね、半分こするので。
そしてこちらも我が家の冬の風物詩。
真っ黒に焼いたみかん、焼きみかん。
子供の頃は、父親がストーブの上で焼くみかんにそっぽを向いていたのですが。
今となっては、『焼かないとみかん食べない』そう主人に言う始末。
悪いことをしたと当時を振り返る、少し切ない焼きみかん。
金曜日に浮かれ、おそらくお魚屋さんで寄り道をしているであろう主人。
そろそろ帰ってくる頃合いです。