ふと『cotta』さんで見かけた『かぼちゃのバウムクーヘン』のレシピ。
とてもお洒落で美味しそう、どうしても作ってみたいと思いつつ、材料を見てがっくり。
マジパンローマッセ(ローマジパンのことらしいです)?・・・ないなぁ。
粉糖?・・・ないなぁ。
あるのはゴールデングリーンさんから届いた愛おしいカボチャ、と言うより、このカボチャを活かしたくて辿り着いたそのレシピ。
在庫食材で焼いてしまえ、かぼちゃの全粒粉バームクーヘン。
先週の木曜日、八ヶ岳の農場 ゴールデングリーンさんから届いた今シーズン最後の旬野菜定期便 ☆彡
今頃は日持ちする根菜が多いので、比較的のんびりお料理して楽しんでおります。
が、半分にカットされたカボチャは別。
先月は冷凍してみたものの、私の腕では煮ても焼いても今一歩な仕上がり。
色鮮やかなカボチャの断面を眺めながら、大好きな煮物ばかりではなく何かしら新しいレシピに挑戦したい。
そこで辿り着いたのが、cottaさんの『かぼちゃのバウムクーヘン』でした。
オーブンで焼く過程が新鮮で、綺麗な断面、仕上げの慎ましやかなアイシング、朝の忙しさなど考慮せず試してみました。
何年も前、卵焼き器で焼いたそれ(日記として残っておりますが恥ずかしいのでリンクしません)とは全くの別物。
もちろん紹介されていたかぼちゃのバウムクーヘンとも全くの別物ですが、これはこれで素朴な仕上がり、私好み。
兎にも角にも『お家にあるもの』で焼き上げたカボチャのバウムクーヘンです。
◆材料(野田琺瑯のホワイトシリーズ・レクタングル深型 Lサイズにひとつ分です)
- アーモンドプードル 40g
- てんさい糖(いつものてんさい糖より細かなものを使いました)100g
- 卵(卵白と卵黄に分けておきます)3個
- 蜂蜜 10g
- ラム酒 18g
- 無塩タイプの発酵バター(室温に戻しておきます)80g
- カボチャ 皮つきの状態で140g弱
- 全粒粉薄力粉 70g
- コーンスターチ 20g
- ベーキングパウダー 3g
◆作り方
- 粉糖がないのならミルで粉砕。
ローマジパンがないなら、らしいものを作ってしまおうという目論見。
先ずは分量のてんさい糖をミルで粉砕します。
粉砕したてんさい糖を20g計量し、アーモンドプードルと合わせます。
卵白から10g計量して合わせ、ミルで撹拌しましょう。
インスタントローマジパンの出来上がり。
室温に戻したバターと合わせておきます。 - カボチャは皮をむき、レンジでやわらかく加熱します。
ザルに移して自然に水気をとばしてから、分量の蜂蜜と合わせてミルでピュレ状に。 - 卵白を軽く泡立てたところに、てんさい糖 60gを加えてメレンゲ状に泡立てます。
出番まで冷蔵庫へ。 - メレンゲで使った泡だて器のアタッチメントはそのままで、室温に戻した発酵バター・ローマジパン・ラム酒・てんさい糖 20gを合わせて撹拌します。
滑らかなクリーム状に撹拌したら、卵黄を1個ずつ加えてその都度しっかりと混ぜ合わせましょう。
最後に2のカボチャを加えて撹拌します。 - 冷蔵庫からメレンゲを取り出し、カボチャ生地と合わせましょう。
先ずはメレンゲを泡だて器でひとすくい、カボチャ生地に加えて泡だて器でしっかりと混ぜ合わせます。
これをメレンゲのボールに戻し入れ、メレンゲをつぶさないよう底からすくうように合わせましょう。
メレンゲの筋が残る状態で、全粒粉薄力粉・コーンスターチ・ベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、スパチュラでふわりと混ぜ込みます。 - オーブンシートを敷いた琺瑯容器に、生地を80g移して表面をならします。
予熱したオーブンに移し、200℃で8〜10分焼いたら、また生地を80g移してならす、そして焼く、を生地がなくなるまで繰り返しましょう。
熱いうちに容器から出し、網の上で冷まします。
切り分けて出来上がり。
スープは芽キャベツのクラムチャウダー風。
とろみは葛粉、白味噌とオーツミルクで仕上げます。
とろみは葛粉、白味噌とオーツミルクで仕上げます。
言われなきゃきっと気づかない、断面の年輪模様とカボチャの風味。
朝食の主食は、旬野菜定期便の中にあったビタミン大根をすりおろして。
たっぷりの切り海苔と一緒に蕎麦に添えます。
たっぷりの切り海苔と一緒に蕎麦に添えます。
今朝の慌ただしさと同じく、備忘録までワタワタしてしまいました。
主人の仕事部屋、空くのを主人が文句も言わず待っていてくれますからね。