昨日のオートミールクレープ(☆彡)に続き、本日のお昼もオートミールを使いましょう。
我が家には珍しく、オートミールのライスパンズの上にはたっぷりのお肉。
コールドヴェニソンをたっぷり並べたオートミールライスバーガーです。
立派な鹿もも肉のブロックを頂きました。
お店で頂くような、断面がしっとり仕上がったローストヴェニソンをと思ったのですが、普段お肉の料理には滅多に携わることのない私ですもの、そうそう上手くいく訳もありません。
幸いふたつ頂いたので、送り主さまに直接そのお料理方法を詳しく、本当に詳しくご伝授頂きました。
残りひとつのブロック肉を前に、失敗するわけにはいかぬと躊躇する私。
結果、業を煮やしたのか、それとも冷凍庫のスペースを確保したかったのか、週末主人がその鹿肉をお料理してくれることと相成りました。
じっくりと低温で加熱し、見事断面ロゼ色のローストヴェニソンを仕上げた主人。
ふた切れ残しておいたその時のローストヴェニソン、以降、お肉を焼くのは主人に任せるとここに断言致します。
しっとりやわらかなコールドヴェニソンの下は、ソース代わりのムングダル。
圧力鍋でやわらかく煮こんだ挽き割りムングダルに、いつぞや拵えた『牛すね肉のビール煮込み ☆彡』を煮汁ごとほぐして加えました。
ヴェニソン本人の肉汁ではないけれど、そんな訳ですからグレイビーソースと称しても良いのではないかしら。
まだまだ低温調理に対しての意識も知識も底辺な私ですから、この断面には少々戸惑いました。
当日はまだしも、数日冷蔵庫で寝かせたこのコールドヴェニソンをそのままお昼にして良いのかしら、と。
『大丈夫、大丈夫、しっかり火は通っているから』
そう出かけに靴紐を結びながら話す主人に、お昼恐る恐るのひと口。
・・・なんてしっとり、なんてやわらか、そしてなんて美味しいのでしょう。
◆材料と作り方
- 牛すね肉のビール煮込み、コールドヴェニソンは既に冷蔵庫でスタンバイ。
アルミホイルで包んで保存してあったコールドヴェニソンは、ぎりぎりまで冷蔵庫で冷やしておきました。
牛すね肉のビール煮込みは、軽く温めてから木べらで叩いて繊維を崩し、更にほぐしておきます。 - 挽き割りムングダル・牛すね肉のビール煮込みを合わせ、あり合わせのソースを作ります。
圧力鍋に、オリーブオイル・玉ねぎ・にんにく・クズ冷凍野菜(面取り等で出た切れ端野菜を冷凍しておいたもの、人参、蓮根、大根、干しシイタケまで入っていました)・イエローマスタード・エルブ ド プロヴァンスを合わせ、じっくりと炒め合わせましょう。
ここにスープストックを注ぎ、洗って水切りをした挽き割りムングダルを加えます。
フルール・ド・セルもひとつまみ加え、加圧すること15分。 - 初めて自身で塩漬けにしたオリーブは、えぐみの残る残念な仕上がり。
ですが捨てるには忍びないので、料理のアクセントにソースに加える等して少しずつ使っていきます。
ピッターで種を除いて刻み、圧が抜けた圧力鍋に、ほぐした牛すね肉のビール煮込みと一緒に加えます。
加熱しながらよくなじませ、必要ならばフルール・ド・セルを足してぽってりソースに仕上げます。 - オートミールライスバンズはもう慣れたもの。
耐熱ボールにオートミール(クイックオーツとロールドオーツを各15gずつ)・蕎麦の実(10g)・ホエーとお水を足して80gを合わせ、ふわりとラップをして600Wの電子レンジで1.5分。
一旦レンジ庫内から取り出してざっと全体を混ぜ、アボカド・白胡麻を加え、再度ふわりとラップをして1.5分。
目玉焼きリングにラップを敷いて成形します。 - 今日は朝食にお魚を焼く日なので、グリルパンを使ってオートミールライスバンスを焼きます。
グリルパンにお魚焼きホイルを敷き、表面にオリーブオイルをぬってお魚焼きグリルへ。 - はい、これでメンバーが揃いました。
コールドヴェニソンは冷たい状態でカットします。
オートミールライスバンズの上にたっぷりとムングダルのグレイビーソースを盛り、カットしたコールドヴェニソンをたっぷり。
ガーキンスのピクルスを小口に切ってたっぷり散らしましょう。
ワックスペーパーでくるりと包んで出来上がり。
主人のローストヴェニソン、本当に美味しかった。
地味なスープですが、主人に懇願されて拵えたキクイモのポタージュです。
以前は畑の端でキクイモも育てておりましたので、その有難みが全く分かっておりませんでしたが、今こうして畑を卒業して振り返るとお料理しやすい野菜でした。
以前は畑の端でキクイモも育てておりましたので、その有難みが全く分かっておりませんでしたが、今こうして畑を卒業して振り返るとお料理しやすい野菜でした。
ですが、あの泥を落とす手間を想うと、うーん、今の方が良いかな。
ポタージュはキクイモとカリフラワーの主に軸部分を使って。
マイタケとヒラタケの、やはり主に軸部分も使ってコクを添えました。
マイタケとヒラタケの、やはり主に軸部分も使ってコクを添えました。
- 薄切り玉ねぎとニンニクをバターでじっくり炒め合わせます。
- スープストックを控えめに注ぎ、カリフラワーの軸部分、皮つきのまま輪切りにしたキクイモ、ヒラタケとマイタケの軸部分を加えます。
お塩をひとつまみ加え、加圧すること3分間。 - 圧が抜けたら蓋を開け、オーツミルクと白味噌を加えます。
軽く温め、バーミックスで滑らかに撹拌して出来上がり。
スープジャーに盛り、黒胡椒を挽きます。
久しぶりにフライパンを握った主人。
薔薇色の断面にまんざらでもないご様子でした。
朝食はネバリスターのとろろご飯。
たっぷりすりおろしたネバリスターに、味付けのあかもくを混ぜるのがお気に入り。
主人がおろしてくれた真妻山葵と、抜群の相性を誇る海苔、そしてとろり温泉卵。
主人がおろしてくれた真妻山葵と、抜群の相性を誇る海苔、そしてとろり温泉卵。
小ぶりな金太郎イワシが火曜日のお魚です。
今宵は日本酒。
鴨肉に真妻山葵。
お酒を控える日はそれはそれで楽しいのだけれど、やはり週の中日の日本酒はまた別格。
5時きっかりにスタートできるよう、それまでに雑用を済ませてしまいましょう。