早朝4時、そして20分遅れて主人が4時20分。
これが長年続いております私と主人の起床時間です。
今朝リビングのカーテンを開けながら主人が言いました。
『今ね、サッカーのワールドカップやっているんだよ、心なしか灯りのついてる家が多いよ』
どれどれと主人の横から外を覗き、早朝から小さく盛り上がる我が家。
スペインに勝利し大いに盛り上がるサッカーワールドカップ、楽しみ方は多種多様ですね。
今朝はブラウニーを焼きましたよ。
今年の夏、長い夏休みを利用してカリフォルニアからやってきた甥っ子ふたり。
お料理上手な末っ子ケンちゃんにブラウニーのレシピをご伝授頂きました。
さぞやバターもベーキングパウダーもどっさり使用するのだろうと覚悟しておりましたら、意外や意外、想像していたよりぐっと量は控えめ。
但し、驚くほど大量のチョコレートは使用しておりましたが。
それでも彼らいわく『ブラウニーはチョコレートを楽しむものだから』というご意見に納得。
毎日食べるわけではないのだから、折角慣れないキッチンで、慣れないヘタな英語に付き合って教えてくれた彼のブラウニーレシピを私は大切にしたいのです。
・・・多少のデコは加えますが。
茶色一色のブラウニーを飾りたてたくて、在庫のドライフルーツやナッツを盛りに盛ってみました。
想像とは少々逸脱した焼き上がりではありましたが、ま、想定内と。
ですがそれが甘かった。
中力粉を使用したブラウニーはサクサクホロホロ、そしてじっくり加熱したドライフルーツとナッツはカリカリ、包丁を入れた途端崩れました。
主人が言います。
『写真送ってあげてよ、彼も喜ぶよ』
ええかっこしいの私です、もう少し美しいブラウニーが焼き上がりましたらそうさせていただきます。
本日の改善策を探るためにも備忘録。
◆材料
- チョコレート 270g
- 無塩タイプの発酵バター 25g
- アーモンドミルク 30g
- 卵(常温) 2個
- てんさい糖 70g
- バニラビーンズペースト 適量
- 中力粉 85g
- ベーキングパウダー 3g
- お塩 2g
- 胡桃 50g
- アーモンド 20g
- トッピング用にドライレモン・甘栗等 適量
作り方
- 胡桃とアーモンドは予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきます。
- バターを湯せんで溶かします。
しっかり溶けたところで刻んだチョコレートも加えます。
チョコレートが溶けたら滑らかに混ぜ合わせ、保温しておきます。 - 室温に戻しておいた卵とてんさい糖を合わせ、泡だて器で混ぜ合わせます。
ここに1のチョコレート生地、同時にアーモンドミルク(人肌程度に温めた方が良いかも)・バニラビーンズペーストも加えて混ぜ合わせます。
中力粉・ベーキングパウダー・お塩を合わせてふるい入れ、スパチュラでさっくりと混ぜ込みます。
粉っぽっさが残る状態で、胡桃(極少量トッピング用に残しておきます)も加えて混ぜ込みましょう。 - オーブンシートを敷いた琺瑯容器に生地を移します。
ケンちゃんは、ここ、頑なに否定するでしょう、バターと小麦粉を使え、と。
なので本人には言えません。
ドライレモンやナッツ類、トッピングをして予熱したオーブンへ。
設定温度を170℃にして30分。
改善点は山ほど。
先ずはトッピング。
加熱し過ぎてヒカヒカです。
そして何より重要なカット技法。
ケンちゃんに満足してもらえるブラウニー、チョコレートの在庫が切れるが先か、チョコレートの食べ過ぎで体調不良に陥るが先か。
主食がブラウニーですので、せめて副菜のスープで野菜をたっぷり摂取しましょう。
トマトベースの具沢山スープ。
トマトベースの具沢山スープ。
旬の根菜がごろごろ、散らしたゴーダチーズが良いアクセントです。
- 玉ねぎ・人参・蓮根・大根・・・
在庫野菜を圧力鍋に合わせ、オリーブオイルで炒め合わせます。 - スープストックを注ぎ、冷凍しておいた蒸しひよこ豆、エルブ・ド・プロヴァンス、ひとつまみのお塩を加えて加圧すること3分間。
- 圧が抜けたら蓋を開け、トマト缶を加えます。
戻し汁が欲しくて戻した干しシイタケも加えてしまいましょうか。
オイスターソースやナンプラー等で味を整えながらひと煮たち。
スープジャーに盛り、さいの目に切ったゴーダチーズを散らし、黒胡椒を挽いて出来上がり。
それでも明日はこのブラウニー、主人が淹れてくれるコーヒーの脇に添えましょう。
週末のコーヒー、楽しみなのです。
金曜日の主食は伊勢うどん。
そしてお魚はトップバリュブランドのイワシの生姜煮。
パッケージも中身も随分と変わりましたが、うん、良いのでは?
ただ、3尾パックというのが大変我が家にとっては不具合。
さ、週末です。
飲むよ。
ラベル:中力粉のブラウニー