2022年12月15日

ニゲラ風味・全粒粉テーブルロール〜たっぷりムングダル・グレイビーソース編

木曜日なのでパンを焼きました。

以前は手作りの豆乳ヨーグルトから出るホエー(水分)を有効利用するための全粒粉パンでしたが、最近はもっぱら賞味期限切れのノンアルコールビールを使い切るため、残りあと4〜5本かしら。
今週はニゲラの風味が特徴的な全粒粉テーブルロールです。

20221215 0005.png

バターでなくオリーブオイルを使いましたので、バターロールとは区別するためこう呼んでおります。

生地の表面に見える黒い粒々がニゲラです。
カロンジとかブラッククミンとも呼ばれるスパイスで、以前たまにお邪魔しておりましたインド料理のお店ではナンに使っていらっしゃいました。

そんなニゲラ香る全粒粉生地で、昨日のオートミールライスバーガー(☆彡)にも使ったムングダル グレイビーソース(☆彡)をたっぷり巻き込んでみましたよ。

20221215 0006.png

想像するのが困難ではありましょうが、うん、想像以上に好相性、うん、美味しい。

20221215 0001.png

器量の悪いのはいつものこと。

水曜日の夕方にビニール袋で生地を準備し、ひと晩ゆっくり野菜室で発酵を促す。
そして在庫の食材を有効利用しつつ焼く木曜日のパン、これが私の週間ルーティーンなのです。
今朝の課題は、そろそろムングダルグレイビーソースを使い切ること、これだけなのです。

20221215 0008.png





◆材料(全粒粉テーブルロール4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g
  • カロンジ 1g

  • ノンアルコールビール 85g

  • フルール・ド・セル 1g
  • オリーブオイル 10g


  • ムングダル グレイビーソース(☆彡) 適量
  • 水溶き卵黄 適量



◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。


    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイースト・カロンジをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    計量したノンアルコールビールに、この半量を加えてよく混ぜ合わせましょう。
    ここにお塩、オリーブオイルを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。

    半量残った粉類にこれを加えます。

    20221215 0009.png
    20221215 0010.png20221215 0011.png


  2. ビニール袋を空気で膨らませ、その中で振るようにしながら馴染ませます。
    自然にひとつにまとまります。

    まとまった生地の形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに入れ、40℃で1時間発酵を促しましょう。
    微かに膨らんだ生地を、ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをします。

    20221215 0012.png
    20221215 0013.png20221215 0015.png


    再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

    20221215 0014.png

  3. 今朝のスタートはここから。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。

    20221215 0016.png

    ガス抜きをしてビニール袋から生地を出し、形を整えてから4分割しましょう。
    断面の生地をのばすようにしながらそれぞれ丸め、ビニール袋に戻して15分間のベンチタイム。

    20221215 0017.png

  4. ベンチタイムの間に、ムングダルグレイビーソースを温めておきましょう。
    扱いやすいようオーツミルクで少しのばし、人肌程度に冷ましておきます。

  5. 成形します。

    ラップで生地を挟んで楕円にのばした生地を、2等辺三角形をイメージしながら3辺を折り込みます。
    再度ラップで挟んで均一の厚さに伸ばしたら、縦半分に折ります。

    20221215 0018.png
    20221215 0019.png20221215 0020.png


    生地をねじらないよう伸ばし、ムングダルグレイビーソースをたっぷり表面に。

    20221215 0007.png

  6. 幅のひろい方から巻き、巻き終わりをしっかり摘まんで閉じます。
    綴じ目を下にして並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけてオーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

    20221215 0021.png

    水溶き卵黄をぬり、予熱したオーブンへ。

    20221215 0022.png

    設定温度を190℃にして12〜15分。

    20221215 0023.png

    網の上で冷まして出来上がり。

    20221215 0024.png






il-plants125-thumbnail2.gif





今朝、パンを焼くのと同時進行で柚子胡椒の仕込みをしました。

柚子の表皮をピーラーで薄く剥いて、ミルで粉砕。
柚子の存在感が色濃く残るこのミルを使って、長芋のすり流し風スープ。
エスニックなテーブルロールに添えます。

20221215 0004.png





  1. 柚子の皮を粉砕した後のミルで、皮をむいた山芋と酒粕、出汁・白味噌を合わせてピュレ状に。

  2. 1をお鍋に移し、弱火でゆっくりと温めます。
    カボチャやヒラタケ、冷凍枝豆、お豆腐・・・火の通りやすい野菜も入れて加熱しましょう。

    お塩と白だし醤油で味付けをし、最後に溶いた卵(パンに使った卵黄の残りです)を加えてふわりと火を通して出来上がり。
    スープジャーに盛り、小口ネギと粗挽き黒胡椒を散らします。

    20221215 0025.png20221215 0026.png





酒粕の登場頻度が急上昇中。
お腹からポカポカと温まります。

20221215 0002.png





il-plants125-thumbnail2.gif





木曜日のお魚、塩鯖が帰ってきました。
赤酒をふってこんがり焼いた塩鯖、皮はパリパリ身はふっくらです。

そしてオートミールで嵩増ししたご飯を添えましょう。
塩鯖にはご飯、たとえオートミールが混ざっていてもご飯なのです。

20221215 0003.png

今シーズンはイオンネットスーパーさんに洋梨を頻繁に届けて頂きました。
こんな気軽にスーパーで買う洋梨、味に期待はしていなかったのですが本当に美味しい。
以前仰々しく長野から取り寄せていた洋梨の1/10程度のお値段でこれほど楽しめるとは。




木曜日なので今日はイオンネットスーパーさん発注の日。
これもまた週間ルーティーン。
そろそろお正月用品が増えて、イオンネットスーパーさんの画面もぐっと華やかになりました。

mono90-thumbnail2.gif


posted by しんさん at 14:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月14日

オートミールライスバーガー〜甘辛油揚げ・鰹のなまり節編

今日のお昼はオートミールライスバーガーです。

パンの代わりにご飯ではなくオートミール、そして挟まないオープンサンドスタイルが我が家の定番。
在庫食材のお片付けも兼ねたオートミールライスバーガー。
今週は、甘辛お醤油味をじっくり煮含めた油揚げもメンバーに加えた和風な仕上がりです。

20221214 0003.png

ちょうど先週、同じくオートミールライスバーガーを拵えた際、ソース代わりとして添えた『ムングダルグレイビーソース ☆彡
これがまだ残っておりましたので、いつもはオートミールに蒸し大豆を混ぜ込むところをあっさりムングダルソースに置換。
ボリューム満点なオートミールバンズになりました。

そしてフィリングは、前述の通りの甘辛お醤油味の油揚げ、塩麴でマリネしたしっとり厚切り鰹のなまり節、そして大葉。
うん、美味しい。

ヒラタケは繊維の関係でちょっと食べ辛くなってしまったかな、ここだけ要改善。

20221214 0004.png

以前はフライパンで焼き色をつけておりましたオートミールライスバンズ。

お魚焼きグリルとグリルパンで焼く知恵を身につけてから、オートミールライスバーガーが登場するのは朝食のお魚をグリルで焼く日に限ります。

となると月・水・木のいずれか。
ですが月曜日はご飯を炊く日、木曜日はパンを焼く日と決まっておりますので、自ずとオートミールライスバーガーは水曜日の週間ルーティーンと収まったという訳です。

20221214 0005.png





◆材料と作り方

  1. 油揚げは圧力鍋でちょちょいのちょい。
    電子レンジを使用していた頃もありましたが、火加減を終えたら基本放ったらかしの圧力鍋の方が私には好都合。

    後々の応用性も考えて袋に開いた油揚げを熱湯でさっと茹で、ザルにとって粗熱をとったら1枚1枚手のひらで挟んで水気をしっかり絞ります。

    ●お水 1カップ
    ●てんさい糖・お醤油・みりん・お酒 各大さじ1

    を圧力鍋に合わせ、軽く加熱してお砂糖を溶かしたら、油抜きした油揚げを放射線状に並べます。
    3分加圧して出来上がり。
    明日の朝はきつね蕎麦、それともきつねうどん?

    20221214 0007.png

  2. 圧力鍋が頑張っている間に、オートミールバンズの準備をします。

    ●オートミール 30g(クイックオーツとロールドオーツを各15g)
    ●蕎麦の実 10g
    ●お水 80g

    以上を耐熱ボールに合わせ、ふわりとラップをしてレンジ加熱1.5分。
    一旦レンジ庫内から取り出し、ムングダルグレイビーソース ☆彡(たっぷり100g)を混ぜます。
    再度ふんわりラップでレンジ加熱1.5分。

    目玉焼きリングにラップを敷き込んで成形しましょう。

    20221214 0008.png20221214 0009.png
    20221214 0010.png


  3. グリルパンにお魚焼きホイルを敷き、塩麴でマリネした鰹のなまり節・ほぐしたヒラタケと一緒に2をグリルします。

    20221214 0011.png

    油揚げの煮汁を自然に切って、これで準備は完了。

    20221214 0012.png

  4. ワックスペーパーの上にオートミールライスバンズを置き、程よく煮汁を切った油揚げを重ねます。

    20221214 0013.png

    厚切りなまり節を重ねたら、次はヒラタケ。

    20221214 0014.png

    大葉を乗せ、ワックスペーパーで包めば、はい、出来上がり。

    20221214 0006.png






onpuy.gif





今日のスープはカボチャ。

20221214 0015.png

カボチャのポタージュと言えばちょっと甘めの味付けが定番ですが、ピリッと辛めのカボチャのポタージュがあっても良いのでは?

なんて天邪鬼なカボチャのポタージュ。
生姜をしっかり使い、ガラムマサラにクミン、仕上げはカイエンペッパー、体がホカホカします。




  1. 圧力鍋に玉ねぎとたっぷりの千切り生姜、胡麻油で炒め合わせます。

  2. スープストックを注いだら、皮をむいて角切りにしたかぼちゃを加えてフルールドセルをひとつまみ。
    隠し味程度にホールのクミンを散らしたら、加圧すること3分間。

  3. オーツミルクを注ぎ、ガラムマサラ・隠し味の白味噌を加え、必要ならば追加のフルールドセルも足して温める程度に加熱します。
    バーミックスで撹拌したらスープジャーに盛り、カイエンペッパーをほんのひとつまみ。

    20221214 0016.png20221214 0017.png
    20221214 0018.png





今シーズン最後の鰹のなまり節。
2022年は例年より鰹のなまり節を食べる機会が多くありました。

20221214 0001.png





onpuy.gif





そして最後と言えば、今年初めて取り寄せた真妻わさびもいよいよ今日で最後。
今朝はネバリスターとあかもくを混ぜたとろろご飯に、おろしたての真妻わさびを添えます。

お魚は金太郎イワシ。
頂いたハタハタ寿司を脇に添えました。

20221214 0002.png

今年初めて取り寄せた会津若松 長門屋さんの香木実(かぐのきのみ)と是山(これやま)
ヨーグルト用に木匙に乗る朝の小さなおやつとして楽しんでおりましたが、双者も今日で最後になりました。

期待以上の美味しさでした。
また来年、秋になったら取り寄せると致しましょう。

2018-06-28T14_19_54-fb2ae-thumbnail2-78ff6-thumbnail2.gif



2022年12月13日

カボチャの全粒粉バウムクーヘン

ふと『cotta』さんで見かけた『かぼちゃのバウムクーヘン』のレシピ。
とてもお洒落で美味しそう、どうしても作ってみたいと思いつつ、材料を見てがっくり。

マジパンローマッセ(ローマジパンのことらしいです)?・・・ないなぁ。
粉糖?・・・ないなぁ。

あるのはゴールデングリーンさんから届いた愛おしいカボチャ、と言うより、このカボチャを活かしたくて辿り着いたそのレシピ。
在庫食材で焼いてしまえ、かぼちゃの全粒粉バームクーヘン。

20221213 0002.png

先週の木曜日、八ヶ岳の農場 ゴールデングリーンさんから届いた今シーズン最後の旬野菜定期便 ☆彡
今頃は日持ちする根菜が多いので、比較的のんびりお料理して楽しんでおります。

が、半分にカットされたカボチャは別。

先月は冷凍してみたものの、私の腕では煮ても焼いても今一歩な仕上がり。
色鮮やかなカボチャの断面を眺めながら、大好きな煮物ばかりではなく何かしら新しいレシピに挑戦したい。
そこで辿り着いたのが、cottaさんの『かぼちゃのバウムクーヘン』でした。

20221213 0006.png

オーブンで焼く過程が新鮮で、綺麗な断面、仕上げの慎ましやかなアイシング、朝の忙しさなど考慮せず試してみました。
何年も前、卵焼き器で焼いたそれ(日記として残っておりますが恥ずかしいのでリンクしません)とは全くの別物。

もちろん紹介されていたかぼちゃのバウムクーヘンとも全くの別物ですが、これはこれで素朴な仕上がり、私好み。
兎にも角にも『お家にあるもの』で焼き上げたカボチャのバウムクーヘンです。

20221213 0005.png





◆材料(野田琺瑯のホワイトシリーズ・レクタングル深型 Lサイズにひとつ分です)

  • アーモンドプードル 40g

  • てんさい糖(いつものてんさい糖より細かなものを使いました)100g

  • 卵(卵白と卵黄に分けておきます)3個

  • 蜂蜜 10g
  • ラム酒 18g

  • 無塩タイプの発酵バター(室温に戻しておきます)80g

  • カボチャ 皮つきの状態で140g弱

  • 全粒粉薄力粉 70g
  • コーンスターチ 20g
  • ベーキングパウダー 3g





◆作り方

  1. 粉糖がないのならミルで粉砕。
    ローマジパンがないなら、らしいものを作ってしまおうという目論見。

    先ずは分量のてんさい糖をミルで粉砕します。
    粉砕したてんさい糖を20g計量し、アーモンドプードルと合わせます。
    卵白から10g計量して合わせ、ミルで撹拌しましょう。

    インスタントローマジパンの出来上がり。
    室温に戻したバターと合わせておきます。

    20221213 0009.png20221213 0010.png
    20221213 0008.png


  2. カボチャは皮をむき、レンジでやわらかく加熱します。
    ザルに移して自然に水気をとばしてから、分量の蜂蜜と合わせてミルでピュレ状に。

  3. 卵白を軽く泡立てたところに、てんさい糖 60gを加えてメレンゲ状に泡立てます。
    出番まで冷蔵庫へ。

    20221213 0011.png

  4. メレンゲで使った泡だて器のアタッチメントはそのままで、室温に戻した発酵バター・ローマジパン・ラム酒・てんさい糖 20gを合わせて撹拌します。
    滑らかなクリーム状に撹拌したら、卵黄を1個ずつ加えてその都度しっかりと混ぜ合わせましょう。

    20221213 0013.png
    20221213 0014.png20221213 0015.png


    最後に2のカボチャを加えて撹拌します。

    20221213 0012.png

  5. 冷蔵庫からメレンゲを取り出し、カボチャ生地と合わせましょう。

    先ずはメレンゲを泡だて器でひとすくい、カボチャ生地に加えて泡だて器でしっかりと混ぜ合わせます。
    これをメレンゲのボールに戻し入れ、メレンゲをつぶさないよう底からすくうように合わせましょう。

    メレンゲの筋が残る状態で、全粒粉薄力粉・コーンスターチ・ベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、スパチュラでふわりと混ぜ込みます。

    20221213 0016.png20221213 0017.png
    20221213 0018.png


  6. オーブンシートを敷いた琺瑯容器に、生地を80g移して表面をならします。

    20221213 0019.png

    予熱したオーブンに移し、200℃で8〜10分焼いたら、また生地を80g移してならす、そして焼く、を生地がなくなるまで繰り返しましょう。

    20221213 0020.png

    熱いうちに容器から出し、網の上で冷まします。

    20221213 0021.png

    切り分けて出来上がり。

    20221213 0007.png






table_s.gif





スープは芽キャベツのクラムチャウダー風。
とろみは葛粉、白味噌とオーツミルクで仕上げます。

20221213 0003.png

言われなきゃきっと気づかない、断面の年輪模様とカボチャの風味。

20221213 0001.png





table_s.gif





朝食の主食は、旬野菜定期便の中にあったビタミン大根をすりおろして。
たっぷりの切り海苔と一緒に蕎麦に添えます。

20221213 0004.png

今朝の慌ただしさと同じく、備忘録までワタワタしてしまいました。
主人の仕事部屋、空くのを主人が文句も言わず待っていてくれますからね。


illust-moon-thumbnail2.gif



posted by しんさん at 14:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月12日

2022年・最後の真妻わさびご飯

今年初めて取り寄せた、正真正銘葉付きの真妻わさび ☆彡
真妻わさびの美味しさを堪能しようと、選りすぐりの蒲鉾を取り寄せたりして存分に楽しみました。

そしていよいよ。
2022年、最後の真妻生わさびご飯です。

20221212 0002.png

主人が山葵をすりおろしてくれている間に、私も苦手な鰹節を頑張って削りました。
少しはましになったのではないかしら。

20221212 0003.png

2022年は海苔と真妻わさびの相性を再確認した年でもありました。
真妻わさびは毎年取り寄せるそうなので、また来年まで。

20221212 0001.png





line60-thumbnail2.gif





そして2022年最後と言えば、北八ヶ岳のゴールデングリーンさんから届けられる『旬の野菜セット定期便』も先週の木曜日が最後の便となりました。

20221212 0008.png
最後の便には奥さまのお手紙が添えられておりました。
既に早くも来年初夏の第一便が楽しみで仕方がないのです。
最後の旬野菜は冬らしく根菜がたくさん。

ホウレン草と赤水菜は早々にお料理して、今朝はこの中から蕪とカボチャを手にとりました。
主人が大好きなカブの千枚漬け、そしてカボチャの色も鮮やかな定番中の定番、カボチャの煮物。

20221212 0005.png

醤油漬けにした真妻わさびの葉を刻んで、炊き立てご飯に混ぜ込んで小ぶりなお結びさんに。
今年久しぶりに漬けたキクイモの味噌漬けは、主人からどうしてもと懇願されたもの。
二日前に漬け込んだキクイモは、まだまだ塩味がきつくて尖がった味でした。

20221212 0006.png

月曜日の茶色がかったお弁当に心が和みます。

20221212 0007.png





line60-thumbnail2.gif




今年最後の山葵ご飯に添えるお魚は鯖のみりん干し。

キクイモの味噌漬け用に取り寄せた菊正宗の酒粕。
今日からお味噌汁がほんのり酒粕風味になりました。
ひと口でそれを見抜いた主人、恐るべし。

20221212 0004.png

週間天気予報でも、高山の方では雪マークが表示されるようになりました。

同じ岐阜でも、岐阜市内では雪が降る気配はまだまだ先のこと。
と、そう思っているうちにと、昨日のうちに我が家の車も冬用に履き替え完了致しました。

年にいちど冬用タイヤに履き替える時、そしてそれをノーマルタイヤに戻すとき、手際よく黙々とタイヤを替える主人の背を惚れ惚れ眺めるのであります。
えっちらおっちら使用済みのタイヤを地下室に運ぶ私の姿は、あまり彼には見せたくないのですが。
我ながら滑稽ですもの。


mono95-thumbnail2.gif










posted by しんさん at 13:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月09日

全粒粉マドレーヌ〜あり合わせ編

今朝は久しぶりにマドレーヌを焼いてみました。
晩秋らしく、生地に小さな甘栗を埋め込んだバターの風味豊かなマドレーヌです。

20221209 0002.png

表面の気泡なんて気にしません。
焼きたい、そう思った時に焼ける気楽なマドレーヌ、あり合わせで間に合わせる自分たちのためだけのマドレーヌです。

なのでもちろん小麦粉は全粒粉、お砂糖はてんさい糖。
レモンの表皮を加えたほんのりレモン風味のマドレーヌが好きなのですが、そこは常備してあるドライレモンで。
ドライレモンをミルで粉砕して全粒粉生地に加えました。

期待していたほどにはレモンを感じられませんでしたが、それもまた今後につながる良い知識。

20221209 0008.png

我が家では、週末土日の朝に限って朝食にコーヒーを飲みます。
簡易版なドリップコーヒーですが、主人がその都度その時の気分によって一生懸命淹れてくれるコーヒーが週末のお楽しみ。

先週、冷凍してあったマドレーヌがなくなってしまいましたので。
これでまた明日からコーヒーの脇にマドレーヌが添えられます。

20221209 0009.png





◆材料(松永製作所のマドレーヌパンに2枚分です)

  • 全粒粉薄力粉 90g
  • アーモンドプードル 20g
  • ベーキングパウダー 3g

  • 無塩タイプの発酵バター 110g
  • 卵 2個(常温に戻しておきます) 
  • てんさい糖 95g
    (本来ならばてんさい糖を110g使用しますが、今回はドライレモンの甘みに期待しました)

  • ドライレモン 2枚(10g弱)
  • ブランデー 小さじ1
  • バニラビーンズペースト 適量

  • 甘栗 適量




◆作り方

  1. 先ずは、マドレーヌパンに極々薄くバター(分量外)をぬり、茶こしを通して薄力粉(分量外)をふっておきます。
    余分な粉を叩き落したら、出番まで冷蔵庫へ。

    発酵バターは湯せんにかけて溶かしておき、人肌程度に保温しておきます。
    ドライレモンはミルで粉砕しておきましょう。

    20221209 0010.png
    20221209 0011.png20221209 0012.png
  2. 常温に戻しておいた卵を泡だて器で撹拌します。
    ふわりとしたところで、分量のてんさい糖を一気に加えて更に撹拌しましょう。

    もったりとするまで泡立てたら、粉砕したドライレモン・ブランデー・バニラビーンズペーストも加えます。

    よく混ぜたところで、全粒粉薄力粉・アーモンドプードル・ベーキングパウダーを合わせてふるい入れます。
    スパチュラで練らないように混ぜ込んだら、スパチュラを伝わせて溶かしバターを加えます。

    20221209 0013.png20221209 0014.png
    20221209 0015.png


  3. 溶かしバターが底に溜まらないようしっかり混ぜ込んだら生地は出来上がり。
    ラップをして室温で1時間寝かせます。

    20221209 0016.png

  4. 寝かせた生地を底からもう一度ざっと混ぜ、ビニール袋に移しましょう。
    冷蔵庫からマドレーヌパンを取り出し、オーブンの予熱もスタートします。

    20221209 0017.png

  5. ビニール袋の先をハサミで少し切り落として生地を絞り出しましょう。
    甘栗を適当に切って軽く生地に埋め込みます。

    予熱したオーブンへ移し、設定温度を180℃にして13〜15分。

    20221209 0007.png

    小さなマドレーヌの方はほんの少し早めに出して、網の上に移します。
    松永製作所のマドレーヌパン、裏返すだけでコロンッとマドレーヌが転がり出るのが嬉しい。

    20221209 0006.png







w-line81-thumbnail2.gif




焼いたマドレーヌは、前述の通り今日のお昼用と言うよりは、明日以降のコーヒー用です。
一応お昼用にひとつだけ主人には持たせますが、今日のお昼はスープがメイン。

ホロホロに煮込んだ牛すね肉のスープです。
圧力鍋とビール(ノンアルコールビールですが)で気楽に気軽にホロホロですよ。

20221209 0003.png





  1. 近所のマックスバリュで先日見つけた『タスマニアビーフのカレー用角切りすね肉』
    嬉しい半額でしたので早速カゴに入れ、昨晩まで冷凍しておきました。

    昨日のうちに冷蔵庫に移して自然解凍し、更に常温に戻しておきました。
    キッチンペーパーで水気をしっかり抑えてから、両面に軽く塩して下味をつけておきます。

  2. 圧力鍋は油をひいてからいちど空焼きしておきます。
    完全に冷めてから、お肉を並べて焼くと気持ち良いくらい全く鍋底にくっつきません。
    両面をしっかり焼き付けます。

    20221209 0018.png

  3. お肉がしっかり隠れる量のノンアルコールビールを注ぎ、強火で煮立てながら灰汁を丁寧にすくい取ります。

    薄切り生姜をたっぷり散らし、加圧すること20分。
    前回はお肉に小麦粉をはたいて焼いたこと、そして何よりビールの量が少なかったことが災いして焦がしてしまいました。

    今回は、うん、うん、良い感じ。
    鍋肌についた灰汁を綺麗に拭きとってから、お出汁を注いで赤酒・お醤油・オイスターソース・ナンプラー等を加えます。
    押し麦・厚切りとさいの目 2通りに切った根菜(大根・人参・ゴボウ)を加え、更に加圧すること5分間。

    20221209 0019.png20221209 0020.png


  4. 厚切りに切った根菜とお肉の一部を保存容器に移し、煮汁を上からたっぷり回しかけておきます。

    圧力鍋に残った分は今日のスープにします。
    お水で溶いた葛粉を加えて加熱し、全体が透き通ってきたら冷凍枝豆を加えてひと煮たち。
    スープジャーに盛り、小口ネギを粗挽き胡椒を散らします。

    20221209 0021.png




ほろほろすね肉のスープがお昼の主役です。

20221209 0001.png

そして今宵の主役はすね肉と大根の煮込み。
熱燗がよく合いそう。

20221209 0004.png





w-line81-thumbnail2.gif




金曜日の主食は伊勢うどん、そしてお魚はイオンさんが届けてくれるパックされたイワシの生姜煮。
新しくなったイワシの生姜煮にも慣れて、いつもの金曜日。

20221209 0005.png

と思いましたが、なんてこと、私、伊勢うどんに卵を添えるのを忘れておりました。
わたわたと食卓についてから、お椀をもってふたり卵を取りに戻ります。




ヨーグルトに添えた洋梨がよい感じに追熟されておりました。


col36-thumbnail2.gif



posted by しんさん at 13:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする