昨日に引き続き、極寒の早朝キッチン。
普段ならば白湯を沸かせば部屋中ふんわりと温まるのですが、それでは全く効果のない室温は15℃。
素直にストーブを灯せば良いのですが、先ずはオーブンの稼動を考えて暖を取ろうとする性分。
オーブン加熱までミルにお任せのクランブルは我ながら賢明な選択だと思うのです。
胡桃とアーモンドを従えた全粒粉クランブル。
サクサクの食感にバターの風味、間違いなく主人の好きな味です。
そして全粒粉クランブルの下には、柚子カード ☆彡とお豆腐クリームの層。
言ったもの勝ちで『ティラミス』と表現してみました。
クランブルで使用したミルをそのまま使って、水切りした木綿豆腐を撹拌したお豆腐クリーム。
柚子カードの風味に引っ張られて、どうやら主人は最後までこれがお豆腐だとは気付かなかったようですよ。
簡単に出来て冷凍も可能、『柚子カード ☆彡』との相性もばっちりの全粒粉クランブル。
これでお部屋も温まるなんて言うことなし。
◆材料と作り方
- お豆腐は前日から水切りをしておきました。
木綿豆腐(もともと水分の少ないタイプです)を135g(1/3丁といったところ)
キッチンペーパーに包んで軽い重石をしてひと晩冷蔵庫へ。
135gの木綿豆腐が110gになっていました。 - 全粒粉クランブルに進みます。
● 全粒粉薄力粉 40g
● アーモンドプードル 30g
● てんさい糖 30g
●フルール・ド・セル ひとつまみ
以上をよく乾いたミルに合わせて振り混ぜます。
ここに、● 無塩タイプの発酵バター 30g をよく冷えた状態で1cm角程度に切って加えましょう。
ミルを小刻みに回転させて全体になじませます。
そぼろ状に馴染んだところで、オーブンシートをひろげた天板に移し、●胡桃とアーモンド 各20g をざっくり刻んで合わせます。
予熱したオーブンに移し、180℃で8分間。
そのままオーブン庫内に放置して冷ませば出来上がり。
サクサクで本当に美味しい。
今日使わない分は冷凍しておきました。 - ミルをそのまま使ってお豆腐クリームに進みます。
● 水切りしたお豆腐
● 蜂蜜 15g
● 酒粕 15g
● レモン汁 10g
● 白味噌 5g
以上を合わせて滑らかに撹拌するだけ。 - 後は組み合わせるだけ。
ジャーの底に柚子カードを少し垂らしたら、お豆腐クリームと柚子カードを交互に重ねて層にします。
少し冷蔵庫で冷やしてから、冷凍マンゴーを上に並べましょう。
柚子カードを更に冷凍マンゴーの上に。
クランブルが完全に冷えたのを確認して上にたっぷりと散らし、ドライレモンを添えて出来上がり。
今日もお昼には温かなスープを添えます。
材料はいつもと変わりませんが、今日は厚切りベーコンの旨味を添えてみました。
更に身体が温まる具沢山スープに仕上がりましたよ。
- オリーブオイル・粗みじん玉ねぎ・さいの目に切った人参・厚切りベーコンを合わせて炒め合わせます。
ここにさいの目に切った蓮根も加えて炒めたところで、スープストックを注いでお塩をひとつまみ加え、根菜に8分通り火を通します。
ゴールデングリーンさんから届いた人参は皮つきでお料理するのが常です。 - 赤芽芋や冷凍枝豆、蒸して冷凍しておいたひよこ豆等も加えます。
頂いた赤目芋は本当に火の通りが早い、カボチャくらいの加熱で十分。
葛粉をオーツミルクで溶いて加えます。
全体にとろみがついてきたら、極少量のナンプラーやオイスターソースで味付けをして出来上がり。
スープジャーに盛って黒胡椒を挽きます。
スープと言うより野菜の煮物。
我が家のスープがいかに具沢山か、画像でなかなか残せないのが少々不本意でもあるのです。
我が家のスープがいかに具沢山か、画像でなかなか残せないのが少々不本意でもあるのです。
金曜日の主食は伊勢うどん、そしてパッケージチェンジしたイオンさんのイワシの生姜煮。
イオンさんのイワシの生姜煮は随分と洗練された味になったのですが、3尾入りというのが我が家には少々不適合。
こんな小さなストレスでもストレスはストレス。
何か良い案を考えないと。
我が家では『ちねり豆』とお呼びしております、三重県は桑名市、多度町にあります『西大黒屋』さんの『八壺豆(やつぼまめ)』
鯉料理の大黒屋さんのすぐお隣にあるこちらの『八壺豆』が大好きで、同じ多度にある大和さんに行くときは、大抵こちらで八壺豆を買ってから目指す先へと向かいます。
90を過ぎた、そしてお話好きの女将がちねる、いえ、拵える八壺豆。
今週はこれが朝のおめざ。
主人が淹れてくれるほうじ茶、そして時々そば茶、どちらにもぴったりな素朴な味。
女将曰く、あまりに美味しくて作りながら食べてるの、と。
このおおらかな日常が早く戻ることだけが今の私の願いでしょうか。
今週はこれが朝のおめざ。
主人が淹れてくれるほうじ茶、そして時々そば茶、どちらにもぴったりな素朴な味。
女将曰く、あまりに美味しくて作りながら食べてるの、と。
このおおらかな日常が早く戻ることだけが今の私の願いでしょうか。