2022年11月15日

茶殻のかき揚げ〜オートミールライスバーガー編

いつまで続くかは分かりませんが、木曜日の全粒粉パンに続く我が家の新たな週間ルーティーン。
『火曜日は茶殻料理の日』
お茶を淹れた後の茶葉、茶殻をお料理にして食べてしまおうという企画です。

今日のお昼は茶殻をたっぷり使ったオートミールライスバーガーと致しましょう。

20221115 0007.png

週に2日定めたノンアルコールディではありますが、主人と私、どちらからということもなくあっさり破られること多々。
そこで思いついた強硬手段がお茶。

週末を経て、ついアルコールに伸びてしまう手をちょっと高価なお茶とお茶菓子で阻止します。
煎茶堂東京産の透明急須をふたつ、そして月曜日は晩酌を取りやめてお茶の飲み比べを楽しみます。

ここ最近は、京都柳桜園茶舗の水出し玉露高瀬川、そして三重野マルシゲ清水製茶のとびきりかぶせ、双方をじっくり水出しで飲み比べを楽しんでおります。
昨晩は、無理を申し上げて分けて頂いた青梅煮をお茶のお供に。
季節外れの青梅煮、売り物にならないつぶれてしまったものですが、と分けて頂きました。

20221115 0008.png

飛び切り美味しい青梅煮と、飛び切り美味しい玉露とかぶせ茶の余韻にまだまだ浸りたくて、今朝は昨日のお茶殻をかき揚げに。

山芋、ラディッシュ、アサリのむき身、そして枝豆をお茶殻に合わせ、米粉の衣でさっくり揚げます。
なまり節の佃煮と一緒に、オートミールライスバーガーのフィリングに。

20221115 0004.png

我が家のオートミールライスバーガーは、ボトムだけのオープンサンドスタイルです。
汁漏れ防止と食べやすさを期待した葉野菜も必須。
今回は赤水菜をたっぷりかき揚げの上に盛ってみましたよ。

正直、おお茶葉!という風味はこれっぽっちも感じられません。
ただの自己満足です。
ですが楽しいのです、これが。

20221115 0005.png





◆材料と作り方

  1. 茶葉はオーブンでカラカラに乾燥させます。

    お茶殻をオーブンシートを敷いた天板にひろげ、予熱なしの110℃で1時間。
    そのまま朝までオーブン庫内に放置します。

    20221115 0009.png20221115 0010.png


  2. オートミールライスバーガーのバンズに取り掛かりましょう。

    クイックオーツとロールドオーツをそれぞれ15g、計30g
    蕎麦の実 10g
    ノンアルコールビール(もちろんお水でOKです) 80g

    を耐熱ボールに合わせ、ふわりとラップをして600Wの電子レンジで1.5分。


  3. 一旦レンジ庫内から取り出してザッと混ぜたら、冷凍保存してある水煮ひよこ豆(約45g)・白胡麻 5gを加え、再度ふわりとラップをして1.5分のレンジ加熱。

    目玉焼きリングにラップを敷き込んで成形します。

    20221115 0011.png20221115 0012.png
    20221115 0001.png


  4. 表面に胡麻油をぬります。
    オーブントースターで表面にうっすら焼き色がつくまで焼きましょう。

    20221115 0013.png

  5. お茶殻のかき揚げへと駒を進めます。

    長芋は皮をむいてさいの目に。
    ラディッシュは薄切り。
    冷凍のむき枝豆、アサリのむき身と合わせ、米粉を加えて全体にまぶします。

  6. 別ボール(コーヒーカップですが)に冷凍卵白、ノンアルコールビール、お塩を合わせてよく混ぜます。
    ここに米粉を加え、パンケーキ生地よりややかためになるよう混ぜ合わせます。

    干したお茶殻と一緒に、5のボールに加えてよく混ぜましょう。

    20221115 0015.png20221115 0016.png
    20221115 0014.png


  7. 目玉焼きリングの大きさに合わせてオーブンシートをカットします。
    これを目玉焼きリングの下に敷いて6を成形し、オーブンシートに乗せたまま熱した太白胡麻油の中にそっと滑らせましょう。

    20221115 0017.png

    低温でじっくりと揚げます。

    20221115 0018.png

    やがてオーブンシートがはらりと剥がれるので、それを合図に裏返します。

    20221115 0019.png

    こんがり両面揚げたら網の上にとり、熱々のうちになまり節の佃煮(☆彡)を煮汁と一緒にたっぷり回しかけましょう。

    20221115 0020.png

    これで準備は完了。

    20221115 0021.png

    ワックスペーパーの上にオートミールライスバンズを置き、佃煮の甘辛お醤油味をたっぷりしみ込ませた茶殻のかき揚げをその上に。

    20221115 0022.png

    たっぷりと赤水菜を盛ったら、ワックスペーパーでくるりと包んで出来上がり。

    20221115 0023.png






w-line81-thumbnail2.gif





お弁当のお菜に困ったらスープ、これ、意外と助かります。
困ったので早速スープ。
干し貝柱のお出汁を効かせた赤カブとなめことあおさのスープです。

20221115 0002.png




ゴールデングリーンさんの旬野菜定期便に、今月は赤カブが入っていました。
早速甘酢漬けにし、スライスした端っこ部分をお弁当のスープに有効利用。

ざっとほぐした干し貝柱にお水・お酒・お塩ひとつまみ、縦6等分した小ぶりな蕪を合わせて中火にかけます。
蕪がやわらかくなったら白だし醤油やオイスターソース、ナンプラー等で味を整え、なめこと千切りにした赤カブの端っこを加えてひと煮たち。

水で溶いた葛粉でとろみをつけてスープジャーに盛り、乾燥あおさをたっぷり加えて胡麻をひねります。





想像以上にボリューム満点のお昼ご飯と相成りました。
今夜はプロテイン、このお腹の満腹感を考えると適正です。

20221115 0006.png





w-line81-thumbnail2.gif





今朝の主食は、山芋と温泉卵を添えたお蕎麦。
お魚はしめ鯖とアボカド、たっぷりの薄切り玉ねぎの組み合わせ。

20221115 0003.png

ヨーグルトに添えた柿が熟してクリーム化しておりました。
先ほど、念願の葉付き山葵が華々しく届けられました。
明日の朝は山葵ご飯ですね。

2018-06-27T13_23_19-52bb8-thumbnail2-1d2f8-thumbnail2.gif


posted by しんさん at 13:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | お茶殻有効利用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月14日

晩秋の鱧懐石〜春日井の日比野さん

近頃、主人のお気に入りのお店は、地元でも京都でも、ましてや海外でもなくお隣の愛知県。
愛知県は北西部、名古屋のベッドタウンとしても名高い春日井市にあります『和食の日比野さん』です。

秋も深まる先週の金曜日、主人待望の『晩秋の鱧』を頂きに参りました。
日比野さんの鱧懐石コース、いえ、晩秋の鱧、鱧づくしの始まりです。
先ずはノンアルコールビールで逸る心を静めましょう。

20221114 0010.png

木の蓋を開けると秋真っ盛り。
前菜から鱧づくしです。
夏の名残り、子持ち鮎の山椒煮が秋を更に深めます。

南蛮漬けに添えられた色鮮やかな食用菊、『もって菊』とか『もってのほか』なんて愛称で親しまれているのですって。
Googleさんで調べてみると、正式名称は『延命楽』なんてありがたいお名前の持ち主。
日比野さん、お料理は言うまでもなく接客係さんのお話も楽しいのです。

鱧の子にそっと添えられた松葉は、ほんのりお塩の効いた茶そば。
美味しい。

20221114 0011.png

お出汁を存分にまとった大根の上に鱧。

20221114 0012.png

鱧のおとしと焼き霜。

20221114 0001.png

鱧の源平焼き。
同じ食材で2通りの焼きをご披露するお料理をこう呼ぶのですって。
晩秋の鱧は肉厚でふわふわです。

20221114 0002.png

松茸を鱧でくるりと巻いて。
稲穂の白く弾けたお米、日本酒があればこれを摘まみながらいつまででもちまちま飲んでいられそう。

20221114 0003.png

焼いた鱧の骨でお出汁をとった鱧しゃぶ。
お部屋中がお出汁の良い香りに満ち満ちております。

20221114 0004.png

ご主人自ら美しく盛り付けて下さいました。
鱧の肝、鱧の浮袋、初めての部位の美味しさに目尻も頬も下がります。

20221114 0005.png

おかわり。
折角なので梅ポン酢も使いたいと思いつつ、鱧の骨のお出汁はそれだけで十二分の美味しさ。

20221114 0006.png

鱧茶漬けか雑炊か。
散々迷って、お部屋に満ちたお出汁の香りには勝てず。
雑炊を選びました。

そしてこの選択は正しかったと実感。

20221114 0007.png

帰りの道中、経った今頂いた日比野さんの鱧懐石のお話で持ち切り。
お漬物まで美味しい鱧懐石の幕引きです。

20221114 0008.png

いえ、日比野さんは最後の最後、デザートまで裏切ることはありません。
洋梨とイチジクのコンポート。
すっきりとした甘さが美しく食材を包んでおります。

当然お家で、素人にこの味は出せませんので、せめてものお近づきの念を込めてデザート用カトラリーを、おそらくこれだろう、同じものだろうというものを検索して購入致しました。

20221114 0009.png

ちょっと肌寒い晩秋の風。
車の窓を少し空けて、少し遠回りしながら帰途につきました。





次回お邪魔するのはお節料理の受け取りに。
日比野さんのお節とからすみ、そしてこの時ばかりは日本酒を添えて新年を迎えるのです。





posted by しんさん at 14:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行とお出かけの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月10日

あかもくと白胡麻のちびベーグル〜なまり節サンド編

以前は余儀なく利用しておりましたイオンネットスーパーですが、目下のところ我が家ではすっかり食料・雑貨類調達の要。
ソファに座ってお買い物・注文変更、なんの不満もないどころか感謝しかありません。

品切れが多いとのお声も耳にしますが、頻繁に品切れ表示となる食材その他を見かけた時のあの高揚感。
実店舗でのお買い物は、日曜の早朝に主人と行く近所のマックスバリュで十分です。

そんなイオンネットスーパーで、品切れ頻度の高い食材のひとつ『味付あかもく』を今週は手に入れることが出来ました。
白いご飯やお蕎麦、おうどんに添えると抜群に美味しい、ちょっと味付け濃いめのこのあかもく。

ふと出来心で全粒粉ベーグル生地に加えてみましたよ。
今日のお昼はアカモク入り全粒粉ベーグルのベーグルサンドです。

20221110 0003.png

アカモクと白胡麻がたっぷり入った全粒粉ベーグル。
不器量なのはいつものことですが、実はこのベーグル、直径7〜8センチの小さな小さなちびベーグルなのです。

バターや油を使用していないベーグル生地なので、いつもより扱い辛い上に成形が大変。
もちろん主人の目にはこれが『ベーグル』だとは認識されなかったようです。

20221110 0005.png

小さな小さなあかもく入り全粒粉ベーグルに、先日拵えたなまり節の佃煮をサンドします。

お醤油味の佃煮が妙にしっくりとくるあかもく全粒粉ベーグル。
食感は確かにベーグルなのに、お醤油味と白胡麻の食感、そしてどことなく海藻感漂うこのオリジナリティ。

20221110 0004.png

全粒粉生地は、いつも通り賞味期限切れのノンアルコールビールで捏ね、前日の夕方に生地を準備するオーバーナイト発酵スタイルです。

20221110 0008.png



◆材料(直径7〜8センチ程度のちびベーグル4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • 白胡麻 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g
  • ノンアルコールビール 70g

  • 味付あかもく 30g入りの1パック

  • オリーブオイル(仕上げ用)
  • ケトリング用の上白糖 大さじ2程
  • マヨネーズ・大葉・なまり節(☆彡)等のフィリング


    20221110 0009.png






◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・白胡麻・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

    計量したノンアルコールビールに、この半量を加えてよく混ぜ合わせます。
    いつもならば油分とお塩をここで加えるのですが、今日はアカモクを加えてよく混ぜ合わせます。

  2. 残った半量の粉類に1を加え、ビニール袋を振って生地をひとつにまとめます。

    20221110 0011.png
    20221110 0012.png20221110 0013.png


  3. まとまった生地の形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れてヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促しましょう。

    20221110 0014.png

  4. ふくらんだ生地をビニール袋越しに手のひらで圧してガスを抜きます。

    油分がない分、いつものようにビニール袋離れが悪くまとめ辛い生地です。
    ビニール袋越しに菜箸でしごきながら形を無理無理整え、保存容器に入れて蓋をして野菜室へ。

    ひと晩ゆっくりと発酵を促します。

    20221110 0015.png20221110 0016.png
    20221110 0010.png


  5. 本日のスタートはここから。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。

    20221110 0018.png

    室温に戻した生地のガス抜きをし、4分割して断面の生地をのばすようにしながら丸めます。
    ビニール袋に戻し、15分間のベンチタイム。

    20221110 0019.png

  6. 生地をラップで挟んで楕円にのばし、手前からきつめに巻いて棒状にします。
    片方の端を少し平らにし、生地をひねりながらリング状にし、平らにした端でもう片方の端をしっかりと包みましょう。

    お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

    20221110 0020.png20221110 0021.png
    20221110 0017.png


  7. 自由気ままに膨らんだ生地。

    20221110 0022.png

    たっぷりの熱湯に上白糖を溶かし、片面30秒程度ずつケトリングして天板に並べ直します。

    20221110 0023.png

    予熱したオーブンに移し、設定温度210℃で18分。
    網の上で冷ましましょう。

    20221110 0007.png

    冷めたら厚さを半分にカットし、断面にマヨネーズをぬり、大葉・なまり節の佃煮(☆彡)を重ねます。
    サンドして出来上がり。

    20221110 0024.png






table_s.gif





最近、スープジャーに盛りつけたスープのこの真上からの画像が何だかお気に入り。
毎日スープを拵えてこの画像に和みたい気分。
うん、それも良いかも。

今日は在庫食材のクラムチャウダー風。
葛粉の穏やかなとろみに温まります。

20221110 0006.png





  1. さいの目に切った蓮根・ゴボウ・人参・粗みじんにした玉ねぎ等をバターでじっくり炒め合わせます。

  2. 1にスープストックを控えめ量注ぎ、やわらかくなるまでしばらく加熱します。
    十分やわらかくなったところで、葛粉・白味噌・オーツミルクをよく混ぜ合わせてから加えます。

  3. とろみがついてスープが透き通ってきたら、オイスターソースやナンプラー、お塩等で味を整えます。
    さいの目に切った長芋・冷凍アサリのむき身も加えてひと煮たち。

    ブロッコリーのお浸しを刻んで加え、火を止めます。
    スープジャーに盛り、黒胡椒を挽いて出来上がり。

    20221110 0025.png20221110 0026.png
    20221110 0027.png





うん、毎日スープ、それ良いかも。

20221110 0001.png





table_s.gif





主人がその評判を耳にして是非にと取り寄せた『カツオのはらんぼ』
初めて口にしたその感想は、???でした。
何しろ今までに食べたことのない味で、美味しいとも不味いとも言えない不思議な味。

それを踏まえ、もういちどチャレンジ。
今度はやり過ぎなぐらいしっかりと火を通してみました。
そして自家製柚子胡椒を添えてみました。

20221110 0002.png

やっぱりよく分かりません。
白いご飯に梅干しの副産物、『ゆかり』が抜群に美味しい朝でした。


kitchen1-thumbnail2.gif




posted by しんさん at 14:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月09日

オートミールライスバーガー〜山芋サラダと和食材編

東の空に欠ける月、そしてその数時間後の赤黒いミステリアスな月、昨晩主人とふたりで見ました。

月の欠け始め時刻は我が家における入浴時間でしたので、お風呂上りでホカホカ顔の主人に手を引きマンションの階段の踊り場へ。
たまたまご帰宅された上階のご婦人と鉢合わせし、パジャマ姿の主人をご披露してしまいましたが、少しとは言え久しぶりに住居者と交わした何気ない会話に安堵致しました。

そして数時間後は私もお風呂上り。
自宅のベランダから赤黒いお月さまを拝みました。

早朝は西のお空に真ん丸なお月様。
いつもの姿に戻ったお月さまが、ストレッチする私の目の端に穏やかな光を放っておりました。
早起きってお得。
さ、今日のお昼はオートミールライスバーガーですよ。

20221109 0004.png

米化したオートミールで拵えるオートミールライスバーガーは、週にいちど登場するルーティンメニュー。
ライスバンスでサンドしないオープンサンドスタイルが我が家の定番です。

本日のフィリングは、最近気に入って頻繁に拵える『山芋のポテトサラダ風』
ほっくりと加熱した山芋を粗くマッシュし、ハムやマヨネーズ等を加えてポテトサラダ風に。
これは主人もお気に入り。

・・・もちろん本当のポテトサラダの方をお好みであることは重々承知の上ですけどね。

20221109 0006.png

ほんのり焦がし醤油風味にグリルしたオートミールライスバンズの上に、ポテトサラダより幾分あっさりした山芋ポテトサラダ風、そして風味豊かな海苔と大葉。

オートミールライスバーガーに海苔、これ、なかなか良い組み合わせだと思うのです。

20221109 0005.png





いつもは蒸し大豆を加えるオートミールライスバンズですが、最近イオンネットスーパーで蒸し大豆の品切れが続いております。
今回は冷凍保存してあった茹でひよこ豆・そして胡桃をオートミールに合わせてみました。
うん、この組み合わせもお気に入り。



◆材料と作り方

  1. 先ずはオートミールライスバンズの準備から。

    ・オートミール 30g(クイックオーツとロールドオーツを各15gずつ)
    ・蕎麦の実 10g
    ・水茹でひよこ豆(茹で汁も合わせて冷凍した状態で45g)
    ・お水 65g

    以上を耐熱ボールに合わせ、ふわりとラップをして600Wの電子レンジで1.5分加熱しましょう。

  2. 1を一旦レンジから出し、胡桃(15g)を合わせてざっと混ぜます。
    再度ふわりとラップをし、レンジ加熱1.5分。

    20221109 0008.png20221109 0009.png
  3. 目玉焼きリングにラップを敷いて、2を1/2ずつ詰めて成形します。

    20221109 0010.png

    グリルパンにお魚ホイルを敷いて並べ、表面にむらなく胡麻油とお醤油をぬりましょう。

    20221109 0011.png

    予熱したお魚グリフに移し、グリルパンの蓋をして強火で5分、弱火で2分。
    網の上に移して冷ましておきます。

    20221109 0012.png

  4. 耐熱ボールをそのまま使って、山芋サラダへと駒を進めます。

    皮をむいて厚めの半月に切った山芋を耐熱ボールに移し、極少量のお水とお塩をほんのひとつまみ。
    ざっと混ぜたらふわりとラップをし、2分ほどレンジ加熱しましょう。

    一旦取り出してボールの底に溜まったお水を捨てます。
    むき枝豆を加えたら、再度レンジ加熱2分弱。
    様子を見てラップを途中で外し、水気を程よくとばします。

    ほっこり火が通った山芋をマッシャーでつぶします。
    枝豆も多少つぶれますが気にしません。

  5. 玉ねぎはスライスしてお水に晒した後、キッチンペーパーで包んでしっかりと水気を絞ります。
    ハムはさいの目に切ります。

    4のボールに加え、マヨネーズ・粒マスタード・少量のライム果汁と一緒に和えれば出来上がり。

    20221109 0015.png20221109 0014.png
    20221109 0013.png


  6. 大葉を洗って水気を抑え、準備は完了。
    組み立てます。

    20221109 0016.png

    ワックスペーパーの上に半分に切った海苔を置き、その上にオートミールライスバンズを乗せましょう。

    20221109 0017.png

    山芋サラダをアイスクリームディッシャーで盛り、黒胡椒を挽きます。

    20221109 0018.png

    大葉を重ね、海苔で全体をふわりと包みましょう。

    20221109 0019.png

    ワックスペーパーでふわりと巻いて出来上がり。

    20221109 0007.png






table_s.gif





在庫食材を合わせるだけの葛粉のスープ。

葛粉を最初からスープストックに加えると、白濁していたスープが、温かみのある透明なとろみを備えたスープに変化します。
この工程が大好き。
今回は、ブロッコリーの茎部分とキノコ、たっぷりのアオサのスープです。

20221109 0003.png





  1. ブロッコリーの茎は作り置き料理としてお浸しにしてあるもの。
    適当に切ってお鍋に移し、葛粉を加えます。

    スープストックを注いでよく混ぜ、葛粉のかたまりをしっかり溶かしてから火にかけましょう。

  2. ゆっくり優しく混ぜながら加熱し、赤酒・白だし醤油・きのこミックス(なめこ・えのき・茶えのきを食べやすく切ってひと袋に合わせて冷凍してあります、お味噌汁用に)を加えます。
    やがてスープが透き通ってとろみがついてきたら、オイスターソースやナンプラー、お塩で味を整えましょう。

  3. スープジャーに盛り、あおさと刻みネギを添え、胡麻をひねって出来上がり。

    20221109 0020.png20221109 0021.png





温かなスープの登場頻度がぐっと高まる昨今。
スープジャーも誇らし気です。

20221109 0001.png





table_s.gif





今朝の主食は釜玉うどん。
以前ほどの登場頻度ではありませんがやはり美味しい、今朝はおろし生姜を添えて。

お魚は金太郎イワシ。
最近、日本酒でなく赤酒を振りかけて焼くのがお気に入りなのですが、今朝は焼き過ぎましたね、明らかに。

20221109 0002.png

にわか天体ファンになってささやかに盛り上がった昨晩の皆既月食。
442年ぶりの天体ショーも良いけれど、いつもの姿に和みます。





明朝のお月さま、今朝はいちだんと美しく輝いておりました。
障子を開ける前から月の明かりを感じた今朝のお月さま。
また明日の明朝は位置が少し変わり、ヨガマットに寝転ぶちょうど私の目の高さで輝くのでしょう。
たった10分間のストレッチが楽しくなるのです。


illust-flower2-thumbnail2.gif



2022年11月08日

お茶殻たっぷり全粒粉クッキー

今朝はクッキーを焼いてみましたよ。

発酵バターをたっぷり使った全粒粉生地にアーモンドプードルを少々、蕎麦の実も少々。
ベーキングパウダー不使用ですがさっくりとした焼き上がり、そして蕎麦の実のアクセント、うん、美味しい。

20221108 0006.png

そして目を惹く表面のコレ。
茶葉、いえ、お茶殻をたっぷりと生地に混ぜ込んでみましたよ。

20221108 0005.png

週末から週明けの月曜日にかけ、つい羽目を外して飲み過ぎてしまうこと多々。
本当に楽しいのです、お家で主人とふたり飲むお酒は。
ですがそろそろ勢いだけで済ますことも出来ない年齢ですしね、飲み過ぎは何より格好悪い。

そこで思いついた対策が、火曜・木曜たった週2回だけの休肝日に加え、月曜日のお茶会。
よいお茶をふたりで飲み比べ、お茶に合った美味しいお菓子を頂き、あーだこーだと素面で宴会気分。

昨日のお茶菓子は大好きな岐阜の老舗和菓子松花堂さんの銀杏餅。
そしてお茶は、京都柳桜園茶舗の水出し玉露高瀬川、そして三重野マルシゲ清水製茶のとびきりかぶせ、双方水出しで飲み比べ。
ひとつしか買えなかった銀杏餅を主人が当然のように私に譲ってくれました。
嬉しい。

20221108 0008.png

で、この水出しした後の茶葉、お茶殻をたっぷり、この量を全てクッキーに有効利用、という訳です。

品質の良い茶葉ってね、お茶殻の状態でチョイッと摘まむと美味しいの。
分かってもらえなくても良いのですが、私は好きなのです。

この月曜のお茶会、週間ルーティーンとして翌日火曜日のお弁当はお茶殻メニューというもの楽しそう。

20221108 0009.png

お抹茶を風味付けに加えようかとも思いましたが、ふたりで気に入っていただいているお茶2銘柄ですからね。
お茶殻とは言え、脇役に格下げさせてしまうのもこれ可哀そう。

オーブンでカリッと乾燥させたお茶殻をそのままたっぷり混ぜ込みましたよ。
しっかりバターを使用したのが功を奏したのでしょうか、上々の焼き上がりです。

20221108 0004.png





◆材料

  • 茶葉 10g×2銘柄の茶葉(計20g)をお茶として楽しんだ後、全て使用しました

  • 全粒粉薄力粉 150g
  • アーモンドプードル 30g
  • 蕎麦の実 10g

  • 無塩タイプの発酵バター(室温に戻しておきます)100g
  • てんさい糖 50g

  • 卵(室温に戻しておきます)1個




◆作り方

  1. 先ずは前日、使用済みの茶葉(お茶殻)をオーブンで乾燥させます。
    オーブンシートを敷いた天板に上にザッとひろげ、予熱なしのオーブン 110℃で1時間。

    20221108 0010.png

    そのまま朝までオーブン庫内に放置しておきました。
    今朝の状態です。

    20221108 0011.png

  2. 全粒粉薄力粉・アーモンドプードル・蕎麦の実・1の茶葉をビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

    20221108 0012.png

  3. 予め室温に戻しておいたバターをクリーム状になるまで撹拌します。
    ここに分量のてんさい糖を加え、滑らかなクリーム状になるまで撹拌します。

    同じく予め室温に戻しておいた卵を軽く溶きほぐし、少しずつ分離しないようバター生地に加えて撹拌を続けます。

    20221108 0013.png20221108 0014.png


  4. ビニール袋に合わせておいた粉類を、数回に分けて加えては練らないようスパチュラで混ぜ込みます。

    20221108 0015.png

    大きめにカットしたラップの上に移し、形を整えながらぴったりと包み冷蔵庫へ。
    30分以上冷やしておきます。

    20221108 0016.png

  5. よく冷えた状態で生地を切り分けて並べます。

    20221108 0017.png

    予熱したオーブンに移し、設定温度を170℃にして15〜18分。
    焦がすことだけは回避するのがよろしいかと。

    20221108 0018.png

    網の上で冷まして出来上がり。
    週末は、主人が淹れてくれる濃いめのコーヒーと合わせましょう。

    20221108 0007.png






line77-thumbnail2.gif





昨日、時間がなくて途中で断念した甘酢漬け野菜。
鰹のなまり節を塩麴漬けにするところで昨日は中断、今日は野菜の甘酢漬けを拵えて合体させましょう。

そしてサラダ風に。

20221108 0003.png






  1. 人参は千切りにしてお塩を少々。
    全体になじませたらしんなりするまでしばらくおきます。

  2. 蓮根は皮をむいて薄切りにし、お酢を加えた熱湯でさっと茹でてザルにとります。
    エリンギはざっくりと縦に裂いてオーブントースターでグリルしましょう。
    2色の玉ねぎはそれぞれスライサーで薄切りに。

  3. 人参がしんなりしたら、お酢 大さじ4・てんさい糖 大さじ2.5・白だし醤油 大さじ1弱・鷹の爪を加えて和えます。
    2の野菜を加えて和えましょう。

    エリンギは火を通した方が細かく裂きやすいので、ざっくり裂いて加熱した後、少し冷まして更に細かく裂いて和えます。

  4. 和えた野菜をちょちょいと端に寄せ、底に塩麴漬けにしたなまり節を並べます。
    甘酢野菜で覆い、味がなじむまでしばらくおいて出来上がり。
    出来るだけ洗い物を出したくない横着な一品でした。

    20221108 0019.png20221108 0020.png
    20221108 0021.png




味をなじませた甘酢漬けとなまり節を、ブロッコリーのお浸しやアボカドと共にジャーに盛りつけます。
胡麻をひねって出来上がり。

20221108 0001.png





line77-thumbnail2.gif





甘酢野菜で少し残った人参を、胡麻油でさっと炒めて朝食のお味噌汁に。
主食はとろろ蕎麦にしましょう。
あかもくと温泉卵を添えます。

20221108 0002.png

昨日は朝食抜きでしょんぼり自宅を後にした主人。
おかげで1キロ近く体重が劇的に減ってはいたのですが、朝食はやはり二人揃うのが気分良し。

隣で嬉しそうにお口いっぱいの幸せを噛みしめる主人。
これがこの人のいちばんの健康なのではないかしら。


mono137-thumbnail2.gif



posted by しんさん at 13:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | お茶殻有効利用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする