2022年10月13日

ハヤシビーフ全粒粉パン〜資生堂パーラー編

毎週木曜日にパンを焼くのが我が家の週間ルーティーンです。

全粒粉強力粉100gを基準に、時には豆乳ヨーグルトのホエーだったり、ここ最近は賞味期限切れのノンアルコールビールだったりで生地を捏ねます。
前日の夕方にポリ袋で生地を捏ね、翌朝木曜日に焼き上げるオーバーナイト発酵の全粒粉パンがいつものスタイル。

今週はコロンッとした佇まい愛らしいこちらのパンです。

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強力粉100gを使用すると、大体パンが4つ焼き上がります。
当日のお昼にふたつを食べたら残りは冷凍。
週末に解凍して軽く焼き直し、主人が淹れてくれるコーヒーと共に軽い朝食とするのが常です。

先日解凍したカレーパン、日付を見ると随分寝かせたものと我ながら驚きました。
ですがそのカレーパンがあまりに美味しかったので、久しぶりにカレーパンなど焼いてみる気分になった、という訳です。

が、あれ?備蓄棚から発掘されたのは、賞味期限が切れた資生堂パーラーのレトルトカレーがふたつ。
しかもひとつはカレーでなくハヤシビーフ。

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と、いう訳で、今週のパンはちょっと贅沢とも言える『資生堂パーラーのハヤシビーフ全粒粉パン』と相成りました。

賞味期限切れのノンアルコールビールで捏ねた全粒粉生地の中には、粗くつぶした大豆と一緒に言わずと知れた伝統的な資生堂パーラーさんのハヤシビーフがたっぷり。
贅沢とも言えるでしょうが、少々罰当たりな気がしないでもない。

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先日解凍したカレーパンは実に上出来でした。
過去の成功に気を良くしたのでしょうね。
同じように成形出来ると駒を進めたところ、フィリングが上手く包めずケースを利用することに。
見栄えする画像を冒頭に持ってきた、というだけのお話でした。

ですが賞味期限切れメンバーがふたつ含まれているとは言え、美味しいことに変わりはないのです。


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◆材料(4つ分)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g
  • アジョワンシード 1g

  • ノンアルコールビール 80g
  • お塩 1g
  • オリーブオイル 10g


    ◆フィリングその他

  • ハヤシビーフ 適量
  • 蒸し大豆 適量

  • パン粉 適量
  • オリーブオイル 適量
  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイースト・アジョワンシードをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    計量したノンアルコールビールに、この半量を加えてよく混ぜ合わせます。
    ここにお塩・オリーブオイルも順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせましょう。

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  2. 半量残した生地に1を加えます。
    ビニール袋を振りながら、自然に生地がひとつにまとまるようなじませます。

    生地がまとまったらビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに入れ、40℃で1時間発酵を促しましょう。

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    少しふっくらとした温かな生地をヨーグルトメーカーから取り出します。

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  3. ビニール袋越しに手のひらで圧をかけてガス抜きをし、再度形を整えてビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れてしっかりと蓋をし、ひと晩ゆっくりと野菜室で発酵させましょう。

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  4. ひと晩野菜室で過ごした今朝の生地です。
    先ずは早めに野菜室から出して室温の戻してあげたら、ビニール袋越しに再度ガス抜きをしましょう。

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    ここでようやくビニール袋から出して形を整え、包丁で4等分します。
    生地をのばすようにしながらそれぞれを丸め直し、ビニール袋に戻して15分間のベンチタイム。

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  5. ベンチタイムの間にフィリングの準備をします。
    蒸し大豆をフォークで粗くつぶします。
    湯せんで軽く温めたハヤシビーフをここに加えて混ぜておきましょう。

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  6. ベンチタイムが終了したら成形へと進みます。

    ラップに挟んで生地をのばし、生地の縁につかないよう5をたっぷり中央に。
    生地を対角線上に合わせながらしっかりフィリングを閉じ込め、綴じ目を下にケースに収めます。

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    お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40度で45分間の最終発酵を促します。

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  7. 小鍋にパン粉と極少量のオリーブオイルを合わせ、軽く加熱しながらオリーブオイルをパン粉になじませます。
    焼き色をつける必要はありません。
    オリーブオイルがパン粉全体になじめばOK

    水溶き卵黄を刷毛で表面にぬり、パン粉を散らして予熱したオーブンへ。

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    設定温度を190度にして12分。
    賞味期限切れとは言え、資生堂パーラーと聞けば我々世代は心が躍るのです。

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たっぷりキャベツのクラムチャウダー風スープを添えましょう。
ストウブでじっくり焼いた大ぶりなキャベツにたっぷりのアサリ、そしてオーツミルク。
秋も深まるとやはりスープに和むのです。

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  1. 芯を残してくし形に切ったキャベツをオリーブオイルでじっくり蒸し焼きにします。
    人参も一緒に。

  2. 1にスープストックを注ぎ、小ぶりに切った里芋も加えます。
    やわらかくなるまで蓋をしてコトコト。

  3. 冷凍あさりを加え、オーツミルクも加えてひと煮たち。
    お塩・オイスターソース・極少量のナンプラーで味付けをし、最後に黒胡椒を挽いて出来上がり。

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ニキビの薬、忘れずに飲んでね。

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とにかく鰹が好きな主人。
朝食の干物を取り寄せる際、先日見慣れぬこんなものを一緒に購入しました。

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これね、『鰹のはらんぼ』と呼ばれる部位を塩干しにしたもの。
鮭で言えば『はらみ』の部分ってことかしら。

主人は相当期待していたようですが、どうも海なし県の我々にはなかなかなじみ辛い味。
なので考えた結果の竜田揚げにしてみました。




食べやすく切った鰹はらんぼを、お醤油・お酒・みりん・お酢・たっぷりのおろし生姜を合わせた中に漬け込みます。
もともと塩味がしっかり効いているので、お塩は省略、お醤油は控えめ。

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30分ほどしっかり漬け込んだら水気を軽く切って米粉をまぶし、太白胡麻油でカリッとするまで揚げるだけ。

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そのまま焼いて食べるよりはぐっと食べやすくなりました。
間違いなく日本酒、しかも昔ながらの昭和な日本酒に合う味です。

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残ったハヤシビーフを温泉卵と合わせて小さなハヤシビーフ丼に。
そして鰹はらんぼの竜田揚げ。

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いくら何でも、ハヤシビーフに珍味的存在なはらんぼは合わせ辛い。
だからと無理無理竜田揚げにしてはみましたが、この解決策もいかがなものかと今となっては思います。

主人が三角食べ反対派で良かった。
そして残しておいた竜田揚げは、当初の予定通り今宵昭和なお酒に合わせましょう。
5時からの宴会に向けてやり残した家事を片付けます。


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posted by しんさん at 14:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする