2022年09月15日

全粒粉テーブルロール〜切り餅生チョコ・ノンアルビール編

木曜日なので、今週もパンを焼きました。
3連休を週末に控えた木曜日は、たとえ今夜が禁酒曜日だと分かっていても心が躍ります。

今週のパンは、ノンアルコールビールで捏ねた粒粉テーブルロール。
バターを使わず、オリーブオイルやココナッツオイルを使用したロールパンを私はこう区別しております。

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表面のポツポツは、全粒粉生地に混ぜた蕎麦の実。
見た目は格段に悪くなるのですが、食感のアクセントと健康効果を期待して混ぜ込みます。
全粒粉の素朴な風味に加え、ふわりきな粉の香り。

そして、蕎麦の実入りの全粒粉生地の間には、先日拵えた『切り餅生チョコ ☆彡』

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切り餅とピカンナッツ入りのチョコレートで拵えたやわらかな生チョコ風。
二日間ほど冷蔵庫に入れたままですが、まだまだやわらかなままでした。

これをきな粉入り、ビール入り、蕎麦の実入りの全粒粉生地でくるりと巻いたテーブルロール。

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素朴なパン生地の間から、もっちりやわらかな切り餅生チョコがゴロゴロと顔を出しますよ。

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冒頭の画像からちょっと角度を変えると・・・
いつもの大変器量の悪い不器量な姿。

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ちょっと上達したと思えば、また思い通りにならないロールパンの成形。
せめて角度を変えて、粗は出来るだけ見せないよう。
お家で焼くパン、少なくとも私が焼くパンはこの程度で十分なのです。

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◆材料(テーブルロール4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 100g

  • スキムミルク 10g
  • きな粉 10g
  • 蕎麦の実 10g

  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g



  • フルール・ド・セル 1g
  • ココナツオイル 10g



  • ノンアルコールビール 90g



  • 切り餅生チョコ(☆彡)適量
  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・きな粉・蕎麦の実・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

    計量したノンアルコールビールに、この半量を加えてよく混ぜ合わせます。

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  2. フルール・ド・セルを加えてよく混ぜます。
    更にココナツオイル(液状)も加えてよく混ぜ合わせましょう。

    半量残った粉類にこれを加え、生地がひとつにまとまるよう振るようにしてなじませます。


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    生地がひとつにまとまったら形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。


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    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促しましょう。
    微かですが、生地が発酵してふっくらします。

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  3. ビニール袋越しに手の平でそっと圧をかけてガス抜きをします。
    同じくビニール袋越しに形を整えて丸め直し、再度ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。

    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  4. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻してあげましょう。

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    その後、ガス抜きをして丸め直した生地を4分割します。
    断面を伸ばすようにしながら丸め直し、ビニール袋に戻して15分間のベンチタイム。



  5. 成形しましょう。

    ラップで挟んだ生地を楕円にのばし、2等辺三角形をイメージして3辺を折り込みます。
    ラップで挟んで生地をのばし、縦半分に折りたたみます。

    綴じ目をしっかり閉じながら、両手で転がし長いしずく型に整えましょう。


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    そっと平らにならしたら、切り餅生チョコを並べます。

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    幅のひろい方から巻き、巻き終わりをしっかり閉じます。
    綴じ目を下にして並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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  6. 生地が派手に裂けました。
    無理無理な応急処置を施し、刷毛で水溶き卵黄をぬり、予熱したオーブンへ。

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    設定温度を190℃にして12〜13分。

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    最後はせめて綺麗な角度から。

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お菜はビーツとおからのサラダです。

今まで、手にしたビーツはピクルスにするのが常でした。
ですが昨日、ふとロシア人女性がビーツのサラダを紹介されている動画を見かけました。
マヨネーズとビーツの相性は抜群ですよ、とその女性。

パンの艶出しに使用した水溶き卵黄、その残りの卵黄(白身は冷凍してしまいました)を使ってマヨネーズを拵え、グリルしたビーツを和えます。
そして上には、昨日のおから稲荷寿司(☆彡)にしたおからの残り。

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昨日の動画の女性が、ビーツをどう下処理していたのかは見ておりません。
外国のレシピを見ても、多くがナイフでビーツの皮をむいていらっしゃるのですが、何だか勿体ない。

皮つきのままのビーツを、アルミホイルで2重に包んでオーブンへ。
180℃で60分グリルしたら冷めるまで放置、冷めたらキッチンペーパーで軽くこすって皮をむきます。
こんなガラス玉のような美しいビーツ、私でなくとも嬉しくなるかと思うのですが。

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  1. 残った卵黄にお塩と黒胡椒、お酢を加えてよく混ぜます。
    オリーブオイルを少しずつ加えながら、トロリとするまで撹拌を続ければ、手作りマヨネーズの出来上がり。

  2. ビーツは既にオーブンでグリルし、冷蔵庫で寝かせてあります。

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    皮をつるりとむいたら、一部はピクルス、細切りにした分を手作りマヨネーズで和えましょう。
    ふと思いついて、ドライフィグも混ぜてみました。

  3. 昨日のおから寿司のおから生地に、紫玉ねぎ、追加の枝豆、ベジミートそぼろ。
    ビーツのサラダの上に盛って出来上がり。

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ビーツとマヨネーズ、確かに好相性です。

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今朝の主食は、『ネバリスター』を使ったとろろご飯です。

新米を機に、在庫のお米・冷凍ご飯・震災時の備蓄レトルトご飯一掃計画を実施中です。
残り少ない冷凍ご飯を考慮し、そこはオートミールで嵩増しを。
温泉卵を添えて主人の気を惹きます。

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本当ならば、木曜日のお魚は塩鯖なのですが、只今在庫切れにつき調達不可能。
今朝は銀ひらすの西京漬けとなりました。

西京漬けの焼き方に苦戦しておりました。
今日の焼き色はまずまずなのではないでしょうか。



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posted by しんさん at 14:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする