2022年09月08日

全粒粉バターロール〜ノンアルコールビールと枝豆・ドライトマト編

木曜日なのでパンを焼きました。

手作り豆乳ヨーグルトのホエーを有効利用して捏ねる全粒粉パンではなく、最近は『賞味期限切れのノンアルコールビール』のお片付けメニューとして定着してしまった木曜日のパン。

前日の夕方に生地を準備し、当日の朝に焼くいつものオーバーナイト発酵スタイル。
今週も、全粒粉の風味が素朴なバターロールですよ。

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以前は成形にもいろいろチャレンジしておりましたが、最近はバターロール一辺倒です。

バターを使用せず、時にはオリーブオイルやココナッツオイルを使ったテーブルロールとすることもありますが、成形の基本はバターロールスタイル。

細長い二等辺三角形にのばした全粒粉生地で、毎回毎回何を巻き込もうかと考えるのがまた楽しいのです。
先週は、小豆餡とお豆腐白玉団子の甘いバターロール編(☆彡)でした。
今週は、過ぎていく夏を偲んで夏野菜の代表選手を2種。

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冷凍保存してある自家製のセミドライトマトと、最近気に入ってイオンネットスーパーさんによく届けて頂く冷凍の『むき枝豆』
ノンアルコールビールで捏ねた全粒粉生地で、この2者をたっぷり巻いてみましたよ。

そして、表面にはフルール・ド・セルとエルブ・ド・プロヴァンスをちろり。

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いつもはオートミールを少しだけ混ぜることが多い全粒粉生地、今週は蕎麦の実を混ぜ込んでみました。
結果、焼き上がったバターロールの表面にポツポツと小さな穴が出現してしまったのですが、まぁこれも手作りのご愛敬。

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そして、パンの隙間からトマトがコロンッと転がり出てしまっているのも、同じくご愛敬なのです。

こうして毎週毎週、週に一回とは言え根気よくバターロールを焼いていれば、きっといつかは、多分いつかは、器量の良いバターロールがお家で焼けるまでに漕ぎ付くこともあるでしょう。

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◆材料(4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • 蕎麦の実 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ノンアルコールビール 85g

  • フルール・ド・セル 1g
  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしバターにしておきます) 10g


    ◆仕上げ用

  • 冷凍むき枝豆 適量
  • セミドライミニトマト(冷凍してあったものを凍ったまま使用します) 適量
  • フルール・ド・セル 適量
  • エルブ・ド・プロヴァンス 適量
  • 水溶き卵黄 適量



◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・蕎麦の実・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

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  2. 計量したノンアルコールビールに、この半量を加えてよく混ぜ合わせましょう。

    1にフルール・ド・セル、溶かしバターを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせます。
    残った半量の粉類にこれを加え、ビニール袋を振るようにしながらなじませます。

    生地がひとつにまとまったら形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間、発酵を促しましょう。

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  3. ヨーグルトメーカーから生地を出したら、ガス抜きの要領で軽く手のひらで生地をつぶします。
    ビニール袋越しなので、手も汚れず本当にお気楽です。

    再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩ゆっくりと野菜室で発酵を促しましょう。

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  4. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻してあげましょう。

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    室温に戻した生地を手のひらで圧しでガス抜きをしたら、形を整えて4分割。
    断面の生地をのばすように整えて丸め、ビニール袋に戻して15分間のベンチタイム。

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  5. 冷凍のむき枝豆は、ザルに入れてさっとお水を回しかけてから水気を抑えておきましょう。
    生地をラップで挟み、楕円にのばします。

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    二等辺三角形をイメージしながら折り込み、更にラップで挟んで厚さが均一になるようのばします。

    これを縦に折りたたみ、軽く両手で転がしてから出来るだけ生地がねじれないよう気を付けながらめん棒でそっとのばします。

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  6. 枝豆とセミドライトマトを生地の上に散らし、フィリングを包み込むように生地のひろい面から巻いていきましょう。
    巻き終わりをしっかりと綴じ、綴じ目を下にして並べます。

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    お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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  7. 水溶き卵黄をそっとぬり、フルール・ド・セルとエルブ・ド・プロヴァンスを散らします。
    予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして12〜13分。

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    セミドライトマトが転がり出てはおりますが、可愛い手作りのロールパンなのです。

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先ほど、月にいちどお願いしております旬野菜の定期便が届きました。
なので本日木曜日の食材は、月のなかでもいちばん貧相な状態です。

食材不足のなか、無理無理拵えた本日のスープ。

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何かで、梅干し・大根・昆布のデトックススープの生地を読みました。
幸いあります、大根が。

デトックスは今のところ別にして、これをちょっと都合よくアレンジしてどうにかこうにか拵えたスープ。

干し貝柱・昆布・干しシイタケでお出汁をとり、大根・梅干しと合わせて圧力鍋で加圧すること7分ほど。
軽く味付けをしたら、最後は葛粉でとろみを添えて出来上がり。

・・・豆乳を少し足したのはよくなかったかしら。

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主人には『優しい味』と評価されたスープ。
明日は具沢山なスープだってなんだって出来ますよ。

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木曜日の朝食は塩鯖が定番です。
気に入った塩鯖を箱買いして冷蔵保存してあるのですが、残念なことに目下のところ品切れ中。
いよいよ今朝の塩鯖が当面は最後となってしまいました。

最後に相応しい良い焼き色。
今朝は大根おろしも添えたりして別れを惜しみます。

塩鯖にはやっぱり白いご飯。
手作りのゆかりはとても美味しいのですが、今日の主役は塩鯖ですからね、ほんのちょっと。

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週末は十五夜。
今年は満月と重なるようですね。

明日のお弁当は、何かしらお月さまを想わせるメニューにしたいものです。

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posted by しんさん at 13:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする