2022年09月22日

全粒粉レーズンバターロール〜ちょこっとレモンの風味編

三連休目前の木曜日。
ですが、週間ルーティーンに従いいつものようにパンを焼きました。
今週は全粒粉レーズンバターロールです。

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いつものように、前日の夕方にビニール袋で生地を準備し、翌朝当日の朝に焼き上げるオーバーナイト発酵の全粒粉パンです。
なかなかバターロールらしい佇まいに焼き上がったのではないかしら。


毎朝食べる豆乳ヨーグルトのホエーを有効利用するため、その為だけの木曜日のパン作りですが、最近は賞味期限切れのノンアルコールビールを有効利用するためだけに焼いております。

全粒粉生地にたっぷり混ぜ込んだレーズンの力でしょうか。
今週は特に元気な生地になりました。

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そうそう、ノンアルコールビールで捏ねたレーズン入りの全粒粉生地だけでは満足できず、刻んだドライレモンをたっぷりと。
全粒粉生地でくるりと巻き、上にはざらめ糖をちろり。

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と、冒頭の画像は、多方向から見ていちばんそれらしく見える角度を狙ったもの。
実際の姿は、いつもの器量の悪い、膨らむ方向もあっちこっちの自由気ままな焼き上がりです。

それでも楽しいのだから続くのでしょう。
それで良しと致しましょう。

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◆材料(ちょっと小ぶりなバターロール4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ノンアルコールビール 95g(レーズンが入るのでいつもより多めです)

  • フルール・ド・セル 1g
  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんにかけて溶かしておきます) 10g

  • レーズン 50g



    ◆トッピングその他

  • ドライレモン 適量
  • 水溶き卵黄 適量
  • ざらめ糖 適量



◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。


    先ずは全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    計量したノンアルコールビールに、合わせた粉類の半量を加えてよく混ぜ合わせましょう。
    お塩・溶かしバターを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせたら、この段階でレーズンも加えて混ぜ合わせます。

    残った粉類に加え、ビニール袋を振るようにしながらなじませましょう。

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  2. いつもよりずっと緩めの生地です。
    なので、ビニール袋越しに『捏ねる』というよりビニール袋を振りながら『なじませる』感じ。

    形を整えてビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めたら、いつものようにヨーグルトメーカーに移して40℃で1時間。
    いつもより発酵が進んでふっくらしていました。

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  3. ビニール袋越しに手のひらで圧をかけてガス抜きをしたら、再度形を整えます。
    ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留め、保存容器の蓋をしてひと晩野菜室へ。

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  4. 今朝はここからスタートです。

    汗をかいて幾分ふっくらした生地を、先ずは野菜室から出して室温に戻してあげましょう。

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    その後ビニール袋越しにガス抜きをしたら、ようやくビニール袋から出して形を整えます。
    包丁で4等分し、断面の生地をのばすようにしながら形を整え、ビニール袋に戻して15分間のベンチタイム。

    その間に、ドライレモンを刻んでおきます。

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  5. ベンチタイムが終了したら成形します。

    ラップで生地を挟んで楕円にのばし、2等辺三角形をイメージして3辺を折り込みます。
    この状態で、再度ラップで挟んで生地をのばしたら、縦半分に折って綴じ目をしっかりと綴じます。

    両手で転がしながら長いしずく型にのばします。
    生地をねじらないよう、厚みが均一になるよう、めん棒(小ぶりなすりこ木で代用)でのばします。

    刻んだドライレモンをたっぷり散らしましょう。

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  6. 幅のひろいほうから巻き、巻き終わりを閉じます。
    綴じ目をしたにして並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけます。

    オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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  7. 自由気ままに膨らんだ生地に、そっと水溶き卵黄をぬってざらめ糖を散らします。

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    予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして12〜13分。
    気楽で気ままな全粒粉バターロール、ドライフルーツをたっぷり従えての焼き上がりです。

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先日、小さな小さなカボチャを買いました。
坊ちゃんカボチャがソフトボールサイズなら、買ったカボチャはテニスボールサイズでしょうか。

顔なじみとなったレジの方に、『あら、これ食べられるのかしら?』なんてお声かけて頂いて。
・・・大丈夫、食べられました。

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在庫の食材、たまねぎや人参等と合わせ、クラムチャウダー風のスープにしましたよ。

むき身のアサリが冷凍庫に常備してあると、何かと頼りになるのです。
最近気に入っておりますのは、パンで残った卵黄と冷凍アサリを絡めてスープに入れてしまうもの。
仕上げにミルで粉砕したペコリーノロマーノをたっぷり添えます。






  1. 粗く刻んだ玉ねぎ、みじん切りニンニク、さいの目に切った人参を、胡麻油でじっくり炒め合わせます。

  2. スープストックを注ぎ、人参がやわらかくなるまで煮ます。
    カボチャと長芋も時間差で加え、オーツミルクも注ぎましょう。
    お塩、オイスターソース等で味付けをします。

  3. 冷凍アサリに卵黄を絡めておき、最後に加えてひと煮たち。
    スープジャーに盛り、ミルで粉砕したペコリーノロマーノと粗挽き黒胡椒を添えて出来上がり。

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パンの仕上げに使用した卵は、白身は冷凍、黄身の残りはこうしてお片付けするのが最近のお気に入り。
イオンのレーズンは、お手頃価格で油を使用していないのがお気に入り。
イオンのドライレモンも、最低3つは常備してあるほど最近気に入っているのです。

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明日から三連休ですので、今日は木曜日ですが伊勢うどんとイオンさんのイワシで朝食です。
連休中は雨空のようですが、イオンネットスーパーのおかげで何の不具合もありません。

先ほど、連休中用の『酒の肴セット』が届きましたよ。
主人の気合が見て取れます。

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今朝、どこからか綺麗な鳥の鳴き声が。
しかも相当近くで。
そろそろと窓に近づいてみましたら、いましたよいましたよ、我が家のベランダに。

我が家は相当鳥たちにとって都合の良い立地なようです。
スズメのぴこ太郎、出来の悪いツバメ兄弟の次は、鳴き声の美しい鳥がベランダに。

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まるでワルツでも踊っているかのような軽やかな鳴き声。
ベランダを去った後も、すぐ近くに止まってしばらく歌っておりました。

さ、三連休。



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2022年09月21日

みたらし餡のとろとろわらび餅〜サイリウム(オオバコ)とコーン茶編

就寝時から起床時間まで、稼働し続けておりました寝室のクーラーが昨日は出番なしでした。
そして今朝のリビングでは、お料理中さえもクーラーの出番はなし。

毎年2度思うのです。
今年こそは暑さ寒さも彼岸までとは言えないでしょうね、と。
ですがやはり今年の秋も、先人のおっしゃる通りになりました。
秋を迎えるにあたり夏の名残り、わらび餅など拵えてみましたよ。

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噂に聞いたことのある『飲むわらび餅』なるもの、一応少しは気になっておりました。

そこまでの奇抜を狙うつもりはありませんが、京都俵屋さんで頂くようなトロトロのわらび餅は大好きです。
なのでちょっとだけ奇をてらって、お箸ですくうのがやっとなくらいなわらび餅を目指してみましたよ。

わらび餅とは言いつつ、材料はサイリウム(オオバコ)とコーン茶ですけどね。

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主人のダイエットに何かしらの効果も期待して、先日の3連休に拵えたサイリウムのわらび餅が意外と口に合いました。

なので、本日は更にとろりと緩めの食感に。
ちょっと調子にのって、みたらし餡とナッツ入りのきな粉の組み合わせにしてみました。
もう少しみたらし餡が多めでも良かったかしら。

主人からの返信が何もなかったのが少々気にはなりますが、彼のことです、楽しんで食べてくれたことでしょう。

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◆材料(245tのメイソンジャーにふたつ分です)

  • サイリウム(オオバコ) 10g
  • 濃いめに淹れたコーン茶(無印のティーバッグをひとつ使用) 300g



    ◆みたらし餡(もう少し多めでも良かったかしら)

  • お水 30g
  • みりん 10g
  • お醤油 10g
  • 濃口しょうゆ(かめびしの3年醸造を使用) 1g
  • てんさい糖 10g
  • サイリウム 1g



    ◆仕上げ用

  • 胡桃 適量
  • アーモンド 適量
  • 蕎麦の実 適量
  • ココナッツチップ 適量
  • クコの実 適量
  • きな粉 適量
  • 和三盆 適量
  • お塩 ひとつまみ

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◆作り方

  1. コーン茶を濃いめに淹れて冷ましておきます。
    300t計量してお鍋に移し、サイリウムをふり入れましょう。

    ダマにならないようよく混ぜてから、中〜弱火にかけます。
    常に混ぜながら、ポッテリと練りあげます。

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  2. 1を氷水の中に移します。

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    手でちぎり、容器に分け入れおきましょう。

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  3. 空いたお鍋にみたらし餡の材料を合わせてよく混ぜ、同じく中〜弱火で混ぜながらゆるりと練りあげます。
    1の上に注いでおきます。

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  4. アーモンド・胡桃・蕎麦の実は、予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストします。
    アーモンドと胡桃を粗く刻み、蕎麦の実・きな粉・和三盆・お塩と合わせておきましょう。

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  5. みたらし餡の上にナッツ類と合わせたきな粉をたっぷり、クコの実とココナッツチップを散らして出来上がり。

    サイリウムの独特な食感。
    もう少しみたらし餡が甘め、多めだともっと良かったかしら。

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気に入った鯖缶は、イオンネットスーパーでなくロハコに届けて頂きます。
昨日届いた12缶、片付ける時にうっかりしてひとつ開封してしまいました。

使うつもりはなかった鯖缶、そぼろにして生春巻きにしましたよ。
鯖缶そぼろと長芋の生春巻きです。

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  1. 鯖缶の鯖の身、刻んだマイタケ、たっぷりのおろし生姜、後はお酒や味醂、お醤油(・・・はやめて、残っていた伊勢うどんのたれで)等を小鍋に合わせます。

    水分が飛んでそぼろ状になるまで中〜弱火で炒りつけます。

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  2. ぬるま湯に胡麻油をほんの1滴2滴落とし、ここにライスペーパーをさっとくぐらせます。

    大葉、塩してしんなりさせた千切り人参、山芋、アボカド、アボカドの変色防止の薄切り玉ねぎ、そして鯖缶そぼろ。
    ライスペーパーでくるりと巻いて出来上がり。

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生春巻きを3等分し、ビーツとコリンキーのピクルスと一緒に詰めます。

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鯖缶の身をほんのひと切れ残し、缶汁と共に朝食のお味噌汁に使います。
主人大喜びのお味噌汁。

今朝の主食は、ネバリスターと温泉卵、鯖缶そぼろを従えたお蕎麦です。
お魚は金太郎イワシ。

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そろそろ冷たいお蕎麦も幕引きでしょうか。
ゴーヤや茗荷の甘酢漬けもそろそろ残り少なくなってきました。

いつものエプロンを片付け、今朝はリネンの袖付きエプロンに衣替え。
昔では信じられない暑さを乗り切った今年も、やっぱりお彼岸まででした。

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2022年09月20日

お手軽磯辺団子〜お豆腐白玉編

主人とふたり、お家でゴロゴロとしかしなかった三連休明け、本日火曜日です。
今日はお彼岸の入りですね。

つい先日、四十九日を迎えた伯母の初彼岸です。
お世話になったしお世話もしたし、よく親子にも間違えられたし、亡くなった時には我が家のハンガーが急に音を立てて壊れたし、今年はちょっとだけ伯母を想いながらお彼岸を迎えてみましょうか。

なのでお彼岸団子・・・風の磯辺団子です。

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ちょうど連休中に、ふるさと納税の返礼品として立派な海苔が届きました。
主人が鰹だか何かのお刺身を狙っていたところを、私が考え直させた結果です。
私はお刺身、食べられませんからね。

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早速開封しようかとも思いましたが、先ずは在庫の海苔からと。

イオンネットスーパーさんに届けて頂いた標準的な海苔で、我が家の定番でもある“お豆腐白玉団子”を焼き団子風に。
焼き色をつけたお団子に焦がし醤油、食べやすく切れ目を入れた海苔でくるりと巻きます。

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お豆腐白玉団子なので、時間が経ってももっちり食感はそのまま。
小ぶりで、すっきりしたお醤油味の磯辺団子はとにかく簡単。

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特別な海苔を使わない、在庫の材料で間に合わせる、しかも簡略版で私を偲ぶとは・・・
呆れながらも伯母なら笑ってくれることでしょう。

・・・激怒していたとしたら、今度はハンガーを壊すどころではないかも。

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◆材料(小ぶりな磯辺団子4本分です)

  • 白玉粉 50g
  • 木綿豆腐 100g
  • 白胡麻 5g

  • だし醤油 適量
  • 濃い口しょうゆ(かめびしの3年醸造醤油を使用しました) 適量

  • 全形海苔 1枚




◆作り方

  1. 先ずはいつものお豆腐白玉団子を拵えます。

    ビニール袋には白玉粉と白胡麻。
    ここに木綿豆腐(特に水切りはしません)を加え、お豆腐を崩すようにしながらなじませましょう。

    生地がまとまったらビニール袋から出し、滑らかになるまで両手で捏ねます。

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  2. 棒状にのばして12等分して丸めます。
    多めにお湯を沸かし、ぐらぐらと煮立たせない程度に火を弱めて丸めたお豆腐白玉団子を茹でましょう。

    ふわりと浮いてきたら今しばらく待って冷水にとります。

    串もお水に晒しておき、水気を切ったお団子を3つずつ挿します。
    アルミホイルで持ち手部分を覆っておきましょう。


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  3. だし醤油と濃い口しょうゆを混ぜておきます。

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  4. オーブントースターで表面が乾く程度に焼いたら、一旦取り出してお醤油をたっぷり絡めます。

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    再度オーブントースターで焦げ色がつくまで焼き、最後にもう一度お醤油に絡めましょう。

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    全形海苔を4等分し、お団子の大きさに合わせて切り込みを入れます。
    くるりと巻いて出来上がり。

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余ったお醤油で、蓮根と人参、高野豆腐を煮ました。
そして、更に余った人参と蓮根で、ナムル風の和え物を。

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胡麻油で人参を炒め、更に蓮根を加え、だし汁・お酒・みりん・お団子で残った合わせ醤油を加えます。
落し蓋をしてコトコト煮たら、煮汁を吸わせるように高野豆腐を加えるだけ。

蓮根風のナムルは、近ごろ主人のお気に入りです。
酢水に晒したスライス蓮根をさっと塩入の熱湯で茹でたら、塩してしんなりさせた人参と乾燥あおさ。
おろしにんにく・胡麻油・お醤油で和えるだけ。
人参から出た水分が、程よくあおさに馴染むのです。

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お団子に添えて連休明けのお弁当と致します。

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火曜日のお魚はしめ鯖です。
アボカド・スライス玉ねぎのいつものメンバーで食卓へ。

主食は残り少ない冷凍ご飯。
すりおろした山芋・温泉卵・甘辛く煮含めた油揚げにあおさを添えました。

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主人が仕事部屋を使いたがっていますね。
今空けますからね。


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2022年09月16日

オートミールおはぎ〜『発酵小豆餡』と『サイリウム』編

来週末は秋分の日です。
なのでお彼岸には少々気が早いのですが、諸事情ありまして今朝は『おはぎ』など拵えてみましたよ。

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おはぎと言い切ってはみましたが、そこは材料ありきの私のお料理ですもの。

先日拵えた『切り餅生チョコとオートミールのプリン(2022年09月13日 ☆彡)』
その際に解凍した『発酵小豆餡』がまだ残っておりました。
そして、切り餅生チョコにまぶしたシナモン風味・きな粉入りのココアパウダーも。

週末ですもの。
これらを前に、食材お片付けの一環として候補に挙がったのは『おはぎ』

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ですが『もち米』はもちろん、新米を迎えるにあたり在庫のお米すらお片付け済み。
切り餅もなければ、冷凍ご飯の残りも僅か。

そこでオートミールの登場です。

以前拵えたオートミールのおはぎ(2022年03月25日 ☆彡)より更にヘルシーに、と、葛粉や片栗粉の代わりに、『オオバコ(サイリウム)』を使ってみましたら、なかなか良い食感に仕上がりましたよ。

お砂糖を使用しない、甘さをぐっと抑えた発酵小豆餡の控えめな甘さともよく合います。
そして作り方はとっても簡単なのです。

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◆作り方(小ぶりなオートミールおはぎ 4つ分です)

  • オートミール(ロールドオーツを使用しました) 35g
  • 蕎麦の実 10g
  • オオバコ(サイリウム) 5g

  • お水 85g(もう少し多めでも良かったかも)


  • 発酵小豆餡(☆彡) 120g程度
  • きな粉・ココアパウダー・シナモンパウダーを混ぜたもの(☆彡) 適量
  • 胡桃(予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきます) 適量


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◆作り方

  1. オートミール・蕎麦の実・サイリウムを耐熱ボールに合わせます。
    お水を注いでよく混ぜたら、ふわりとラップをして600Wの電子レンジで1.5分加圧しましょう。

    へらをお水で湿らせながら、もっちりとなるまで練ります。

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  2. ラップを使って、オートミール生地で小ぶりなお団子を4つ拵えましょう。
    28gがふたつ、36gがふたつ、で4つ拵えました。

    発酵小豆餡、きな粉とココアパウダーのブレンドは既に冷蔵庫でスタンバイしております。

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  3. 発酵小豆餡を(33gと25gのお団子 )×2 にざっくり丸めて、はい、準備は完了。

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  4. ちょっと大きめの発酵小豆餡をラップにひろげ、ちょっと小ぶりなオートミールお団子を乗せて包みましょう。

    ちょっと大ぶりなオートミールお団子をラップにひろげ、ちょっと小ぶりな発酵小豆餡+ローストした胡桃を上に。
    オートミール生地で発酵小豆を包みます。
    ビニール袋に入った『きな粉とココアパウダーのブレンド』の中にこれを移し、たっぷりまぶして出来上がり。

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    お彼岸にはちょっと早いオートミールとサイリウムのおはぎ。
    発酵小豆餡の穏やかな甘み、毎朝主人が淹れてくれるほうじ茶が欲しくなります。

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週末ですからね。
オートミールおはぎに合う副菜、なんて言いません。
ある食材で形にする、これが私の使命です。

野菜室にあったのは長芋。
間もなく、ふるさと納税で主人が選んでくれた『海苔』が届きます。
在庫の海苔をお片付けするのも兼ねて、長芋の磯部揚げなど。

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  1. すりおろした山芋に、冷凍枝豆・刻んだ紫玉ねぎを合わせます。
    ついでに、極少量残ったロースト胡桃、昨日から残っております『おからのサラダ(もとはおから寿司)』も加えてしまいましょう。
    少量のお塩と白だし醤油で味付けを。

  2. 山芋がゆるいので、ここでもサイリウムの力をお借りします。
    少量加えてよく混ぜると、ゆるい山芋生地でも、箸でつまめる程もっちりとなります。

  3. 海苔でくるりと巻き、太白胡麻油で揚げれば出来上がり。

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    今宵の日本酒のお供にも良いのではないかしら。

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金曜日の主食は、釜玉風の伊勢うどん。
この伊勢うどんのやわらかな、それでいてもっちりとした食感、甘めのたれ、和みます。

お魚はイオンネットスーパーさんに毎週届けて頂く『イワシの生姜煮』
食材片付けが進む金曜日は洗い物も多いですからね。
ちょっと楽をさせてもらうルーティーンなのです。

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今日は主人の帰りがいつもより遅め。

三連休を前に、どこで寄り道をしているのやら。
今宵の日本酒用のお刺身でしょうか、それとも要の日本酒でしょうか。
ライフ360を見れば文字通り一目瞭然なのですが。



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2022年09月15日

全粒粉テーブルロール〜切り餅生チョコ・ノンアルビール編

木曜日なので、今週もパンを焼きました。
3連休を週末に控えた木曜日は、たとえ今夜が禁酒曜日だと分かっていても心が躍ります。

今週のパンは、ノンアルコールビールで捏ねた粒粉テーブルロール。
バターを使わず、オリーブオイルやココナッツオイルを使用したロールパンを私はこう区別しております。

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表面のポツポツは、全粒粉生地に混ぜた蕎麦の実。
見た目は格段に悪くなるのですが、食感のアクセントと健康効果を期待して混ぜ込みます。
全粒粉の素朴な風味に加え、ふわりきな粉の香り。

そして、蕎麦の実入りの全粒粉生地の間には、先日拵えた『切り餅生チョコ ☆彡』

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切り餅とピカンナッツ入りのチョコレートで拵えたやわらかな生チョコ風。
二日間ほど冷蔵庫に入れたままですが、まだまだやわらかなままでした。

これをきな粉入り、ビール入り、蕎麦の実入りの全粒粉生地でくるりと巻いたテーブルロール。

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素朴なパン生地の間から、もっちりやわらかな切り餅生チョコがゴロゴロと顔を出しますよ。

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冒頭の画像からちょっと角度を変えると・・・
いつもの大変器量の悪い不器量な姿。

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ちょっと上達したと思えば、また思い通りにならないロールパンの成形。
せめて角度を変えて、粗は出来るだけ見せないよう。
お家で焼くパン、少なくとも私が焼くパンはこの程度で十分なのです。

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◆材料(テーブルロール4つ分です)

  • 全粒粉強力粉 100g

  • スキムミルク 10g
  • きな粉 10g
  • 蕎麦の実 10g

  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g



  • フルール・ド・セル 1g
  • ココナツオイル 10g



  • ノンアルコールビール 90g



  • 切り餅生チョコ(☆彡)適量
  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・きな粉・蕎麦の実・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

    計量したノンアルコールビールに、この半量を加えてよく混ぜ合わせます。

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  2. フルール・ド・セルを加えてよく混ぜます。
    更にココナツオイル(液状)も加えてよく混ぜ合わせましょう。

    半量残った粉類にこれを加え、生地がひとつにまとまるよう振るようにしてなじませます。


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    生地がひとつにまとまったら形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。


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    ヨーグルトメーカーに移し、40℃で1時間発酵を促しましょう。
    微かですが、生地が発酵してふっくらします。

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  3. ビニール袋越しに手の平でそっと圧をかけてガス抜きをします。
    同じくビニール袋越しに形を整えて丸め直し、再度ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。

    保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  4. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻してあげましょう。

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    その後、ガス抜きをして丸め直した生地を4分割します。
    断面を伸ばすようにしながら丸め直し、ビニール袋に戻して15分間のベンチタイム。



  5. 成形しましょう。

    ラップで挟んだ生地を楕円にのばし、2等辺三角形をイメージして3辺を折り込みます。
    ラップで挟んで生地をのばし、縦半分に折りたたみます。

    綴じ目をしっかり閉じながら、両手で転がし長いしずく型に整えましょう。


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    そっと平らにならしたら、切り餅生チョコを並べます。

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    幅のひろい方から巻き、巻き終わりをしっかり閉じます。
    綴じ目を下にして並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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  6. 生地が派手に裂けました。
    無理無理な応急処置を施し、刷毛で水溶き卵黄をぬり、予熱したオーブンへ。

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    設定温度を190℃にして12〜13分。

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    最後はせめて綺麗な角度から。

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お菜はビーツとおからのサラダです。

今まで、手にしたビーツはピクルスにするのが常でした。
ですが昨日、ふとロシア人女性がビーツのサラダを紹介されている動画を見かけました。
マヨネーズとビーツの相性は抜群ですよ、とその女性。

パンの艶出しに使用した水溶き卵黄、その残りの卵黄(白身は冷凍してしまいました)を使ってマヨネーズを拵え、グリルしたビーツを和えます。
そして上には、昨日のおから稲荷寿司(☆彡)にしたおからの残り。

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昨日の動画の女性が、ビーツをどう下処理していたのかは見ておりません。
外国のレシピを見ても、多くがナイフでビーツの皮をむいていらっしゃるのですが、何だか勿体ない。

皮つきのままのビーツを、アルミホイルで2重に包んでオーブンへ。
180℃で60分グリルしたら冷めるまで放置、冷めたらキッチンペーパーで軽くこすって皮をむきます。
こんなガラス玉のような美しいビーツ、私でなくとも嬉しくなるかと思うのですが。

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  1. 残った卵黄にお塩と黒胡椒、お酢を加えてよく混ぜます。
    オリーブオイルを少しずつ加えながら、トロリとするまで撹拌を続ければ、手作りマヨネーズの出来上がり。

  2. ビーツは既にオーブンでグリルし、冷蔵庫で寝かせてあります。

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    皮をつるりとむいたら、一部はピクルス、細切りにした分を手作りマヨネーズで和えましょう。
    ふと思いついて、ドライフィグも混ぜてみました。

  3. 昨日のおから寿司のおから生地に、紫玉ねぎ、追加の枝豆、ベジミートそぼろ。
    ビーツのサラダの上に盛って出来上がり。

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ビーツとマヨネーズ、確かに好相性です。

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今朝の主食は、『ネバリスター』を使ったとろろご飯です。

新米を機に、在庫のお米・冷凍ご飯・震災時の備蓄レトルトご飯一掃計画を実施中です。
残り少ない冷凍ご飯を考慮し、そこはオートミールで嵩増しを。
温泉卵を添えて主人の気を惹きます。

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本当ならば、木曜日のお魚は塩鯖なのですが、只今在庫切れにつき調達不可能。
今朝は銀ひらすの西京漬けとなりました。

西京漬けの焼き方に苦戦しておりました。
今日の焼き色はまずまずなのではないでしょうか。



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posted by しんさん at 14:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする