お待ちかねの金曜日。
我が家では、火曜・木曜と週たった2日の禁酒日を設けております。
主人と私、きっとどちらかが『飲んじゃおっか♪』と言えばあっさり揺らぐ頼りない休肝日。
これを乗り切った金曜日の晩酌は、我が家にとっては格段のお楽しみ。
今宵、少々飲み過ぎと並行する食べ過ぎも容易に想像出来ますもの。
本日のお昼は、罪悪感も最小限に抑えられる(であろう)オートミールライスバーガーと相成りました。
ご飯の代わりに、たっぷりと水分を吸収して米化したオートミールを使ったライスバーガー。
更なるカロリーダウンを期待して、オープンサンドスタイルが我が家風です。
フィリングは、年にいちど主人が取り寄せてくれる鰹の生節。
パサつきがちな鰹生節ですが、色々試した結果こちらの生節が我が家の定番となっております。
塩麴でマリネして照り焼き風に仕上げた生節は、しっとりした食感で大のお気に入り。
塩麴でマリネして照り焼き風に仕上げた生節は、しっとりした食感で大のお気に入り。
今日はほっこり長芋のソテーも一緒に。
やや黒ずんだ仕上がりなのは、味付けに『茄子の揚げびたし』の漬け汁を再利用したから。
我が家ではよくある、と言うより当然の流れです。
鰹生節のオートミールライスバーガー。
今宵の晩酌が待ち遠しい今週最後のお弁当です。
◆作り方と材料
- 先ずはオートミールのライスバンスを準備しましょう。
オートミールは30g。
クイックオーツとロールドオーツ、各15gを合わせます。
ここに蕎麦の実 10g・白胡麻 5gを加え、お水 100gを加えてざっと混ぜましょう。
ふわりとラップをし、600Wの電子レンジで1.5分。 - いちどレンジから出し、市販の蒸し大豆を加えてざっと混ぜます。
再度ふわりとラップをし、レンジ加熱 1.5分。 - ラップを敷き込んだ目玉焼きリングで成形しましょう。
胡麻油を熱したフライパンで両面カリリと焼いて取り出します。
網の上で冷ましておきましょう。 - 鰹の生節へと駒を進めます。
1cm弱厚さに切ったなまり節の両面に、極少量の塩麴をぬってしばらくおきます。
両面に薄く米粉をまぶし、胡麻油を足して熱したフライパンで両面色よく焼きましょう。
空いたところで、輪切りにした長芋も。
・・・生節、焼き過ぎましたね。 - 茄子の揚げびたしの漬け汁に、米粉を少し加えてよく混ぜます。
フライパンに流し入れ、全体がぽってりするまで絡めながら煮詰めましょう。 - 生節を煮汁ごと冷蔵庫で冷やして準備は完了。
冷えてぽってりとした煮汁は、スプレッドの如くオートミールライスバンズによくなじみます。
鰹生節・長芋・大葉をオートミールライスバンズの上に重ねましょう。
ワックスペーパーで食べやすく包んで出来上がり。
泡が寂しいビールのゼリー。
オートミールライスバーガーに添えるデザートです。
もちろん、昨今登場しております『賞味期限切れのノンアルコールビール』をアガーでかためたもの。
更に申し上げれば、昨日の全粒粉チョコチップテーブルロール(☆彡)に使用した開封済みのノンアルコールビールのお片付けが何よりの目的。
卵白を使用するとか、ゼリー液を頑張って泡立てるとか、よりビールらしく仕上げる手は多々ありますが、加齢に伴い最近は『余計なことをしないレシピ』に傾いていく傾向にあります。
私にとって、『映える料理』は見て愛でて感心して楽しむものと相成りました。
- 残っていたノンアルコールビールは250t。
小鍋に注ぎ入れて蜂蜜を40g。
アガー 5gを加えてよく混ぜます。 - 蜂蜜とアガーがよくなじんだところで、徐に中〜弱火にかけ絶えず混ぜながら加熱します。
開封済みとは言えよく泡立ちます。
煮立つ手前で火を止めましょう。 - 予め容器にはドライブルーベリー・ひと口サイズに切ったドライレモンを入れてあります。
そっと2を注ぎ入れるだけ。
出来るだけ上部の泡が消えないよう、氷水で冷やします。
辛うじて泡が残った状態ではありますが、まぁこんなものでしょう。
食材のお片付けを兼ねた金曜日のお弁当。
鰹生節・茄子の揚げびたしの漬け汁。
無理無理な照り焼き風ではありますが、相乗効果も手伝って本当にしっとり美味しいのです。
金曜日の主食は伊勢うどん。
そしてトップバリュブランドのイワシの生姜煮。
いつもの具沢山過ぎるお味噌汁は平日限定、明日と明後日はお休みです。
楽しい晩酌の前に、月にいちどの歯医者さんに行ってきましょう。
間もなく主人が帰宅します。